No. 537回   理不尽なこと・・・

仕事始め早々、多くのお客様のご来店をいただきました。
例年、年末、正月にキズ、凹みを負った愛車が正月休み明けを待ってのご来店は通例となっています。

その中で、2重追突事故に巻き込まれたお客様より電話でのご相談の ”一件” があります。
トラックの一方的追突によって”前車”にまで追突させられ、前後の” パネル” を大きく損壊してしまった事故です。 当該車は当面、ディーラー工場へ搬送されたそうです。
一方的追突事故で100%のトラックドライバーの過失割合が認定され、保険会社よりその損害賠償をうけるべき措置対応となっているということです。

ディーラーからは、”見積額” をだす前に ”全損扱い” になる見込みとの見解をうけたそうです。 お客様よりこの経緯説明をお聞きした後に、その当該車の損傷状態、車種、年式、走行距離数のこともお聞きしたのです。

軽自動車のミニバン 20年式 走行130,000km 車検は32年11月まであり、つい最近エンジンのOH済みのクルマであるということです。 損傷状態は明日、画像で拝見するということで大まかな当該車の損害状況は理解できるとおもいます。

 

お客様の懸念なさっている点は、”全損扱い” になった場合、現車と”同様のクルマ” が損害賠償額の範囲で” 代替え” 出来るかということです。 
この当該車は購入時、いろいろの利用、用途面でターボエンジン、4WD、寒冷地仕様という ”仕様” にこだわったそうで、年式、走行距離数も含めて同様なクルマが戻ってくるかということを心配しているのです。
問題は保険会社が算出する現車に対する ”全損時の時価額”査定の評価です。

お客様は出来ることなら、この当該車を ”修復作業” によって元通りに甦らせて欲しいというのが要望であるのです。 ・・・・・・・・
翌日、当該車の画像を拝見したのですが、バックドアゲートはリヤーガラスともども損壊の状態であり、左右のスライドドアまでその衝撃で変形、歪みも生じています。
フロントパネルも同様に大きく損傷している状態でした。

現車をまだ拝見していませんが、ディーラーの担当者の見解同様、”全損扱い”という可能性が高いように思われるのです。 ここからは保険会社担当者との掛け合いとなる訳ですが、いかに誠意をもって対処してもらえるかにかかってきます。

 

このようなケースのご相談、ご入庫は何度も経験しておりますが、基本的には、その当該車が元通りに修復できればベストですが、”修復作業見積” の段階で車種、年式、走行距離数等々からすると、相手方の対物損害賠償額は時価額 範囲以内という原則に突き当たります。 
一般的には対物損害賠償保険には「全損時修理差額特約(対物超過特約)」が付加されている場合が多く ”全損時時価額” にプラス500,000円までは修復修理費用としてのみ認められることもあります。

ただし、そこまでの 修復修理費用 が保険捻出されても、この状態のクルマの ”修理作業” を請負う工場があるかという問題になるのです。
この”損壊状態”であり年式、走行距離数からして、修復完了した後に今まで同様な走行やそれに関連した不具合が生じないかということを懸念するのが工場側の一般的な考えです。

 

結論は保険会社と被害者が、”誠意ある解決” に向けてをどこまで 妥協、納得 するかが問題になるということです。
何の落ち度もなく、不具合も無く乗用していた愛車が突然一方的アクシデントによって失なわれようとしている状況下で、不安と焦燥感を打ち明けられたのです。
お客様いわく、この”妥協、納得” に「 こんな理不尽なことがあっていいのか・・・」 と言う′憤懣やり方がない言葉が強く印象に残った ”一件” でした。

 

 

 


No. 536回  疑心暗鬼になりがち・・・

本日のニュースで老夫婦の一軒家に深夜、3人組が押し入り90代の自営業の男性と80代女性の夫婦を縛って現金数千万円などを奪い逃走したという ”強盗事件” を伝えていました。
事前に振込詐欺まがいの電話応対があったそうで、自宅に多額の現金があることを聞き出しているかもしれず、新たな手口での”強盗事件”として注目されています。

 

お客様に電話連絡をする際に、コールのあとに受話器をとる相手方(ご家族を含めご本人)が最初に発する言葉がなにか警戒心を感じさせるところが度々あります。
こちらの会社名と氏名を伝えた時点で、安堵したように普段の ”応対” に切り替えて用件を聞いて頂くという大変不自然な様子は、やはり、上記のような迷惑千万な不審電話が余りにも多いので致し方ない事かもしれません。

このような事件が日常生活で度々に報道されるたびに、電話応対、見知らぬ訪問者への警戒心は募り疑心暗鬼になりがちな様はちょっと寂しいことですが、ないよりも ”この手” の被害者にならない事がまず大切なことと思うのです。 ご注意の程・・・  ハイ!!

 

 


No. 535回    今年もよろしく お付き合いの程・・・

新年 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。

本日、4日より、2019年度の仕事始めと致しました。

年末、YAHOOニュースを読んでいて目にとまった記事がありました。 「 靴磨き45年 足元からみた平成 」 というタイトルです。
小生、靴職人の長男坊として、オヤジの靴職人としての生きざまを見てきて、絶対に靴屋にはなれないと思っていました。  昭和40年代、20,000円以上もする手造りのオーダーメイド靴を仕上るまでの ”技” は自分にはないし、その匠の技を継承する意欲もなく、結局、靴屋家業はオヤジ一代で終わってしまったのです。

この記事を読んで、 靴ではなく、クルマを磨きながら50年近くもクルマの商売に携わってきた自分の人生とと重なるところがあったので、今年のブログ書き初めといたいました。

記事内容はそのまま掲載させていただきました。


「 靴磨き45年 足元からみた平成 」

どんなに古くても磨けばきれいになる

靴磨き 中村幸子さん(87) 東京・新橋

中村幸子さん。平日は毎日電車に乗って新橋へ

かつて都内には、路上で靴磨きをする人が多くいた。平成に入ってその数は減り続け、今ではほとんど見掛けない。中村幸子さんは47年間も新橋駅前に座り、靴を磨いてきた。

「朝はね、9時半くらいからよ。午前中はパーッとお客来るんです。1日そうね、30人くらいは来るね。なんだかんだで夜までね。新橋でご飯食べて、家着くともう9時半か10時ごろになっちゃう。寝るのは、いつも11時過ぎだもん。マツコ見て寝るの。テレビでやってるでしょ? 何番だったかな。あれ面白いわね」

「人の流れが速いわねぇ。みんな、足が速くなったわね。ゆっくりする暇がないんだか、ちゃっちゃちゃっちゃ通りますよ。前はね、この辺で、3人くらいで並んでしゃべっている女の人もいたけど、もうね、じっとしてる人を見なくなった。ゆったりしてるところがないの。一生懸命だから足も速くなるのかね」

大勢のサラリーマンが急ぎ足で通り過ぎていく

「今はみんないい靴履いてるわね。イタリーとかスペインの靴とかね。きれいよ。昔は違うの。汚れてるから来るの。悪い靴でも磨いたんだけど、今はいい靴ばっかり。いい靴履いてるけど、もっとよく見せたいっていう人が多いのね」

「女性のお客、増えたわね、最近。10年くらい前から。でもひとりもんが多いの。30でも40でも結婚したことないっていう人が多いわね。なんでかしらね。今、男の人はね、『奥さんが(靴)磨いてくれない』って。『外で磨いてらっしゃい』って言われるんだって。磨いてくれる奥さんもいるみたいね。でも『きれいに磨かないんだよ』って言うから、『それ言っちゃダメよ』って。奥さんがっかりして磨かなくなるから。『きれいになった』って言っときなさい、って言うの」

料金は500円

客から悩みを聞くことも多いという。

「子供ができないだの、借金だらけだのってね。よくね、電車ね、毎日のように人身事故あるでしょ? 暮れになると必ずあるもの。人間ね、やっぱり死んだらいいことないんだからね。『生きてね』って言うの。『コツコツ、一生懸命生きてね』って。私だって苦労したんだよ。今でも苦労だよ、ふふふ。他人は良く見えるのよ、他人は。でもみんなそれぞれね、悩みがあるの。私はこんなとこ座ってね、みじめだなと思ったけど、今は思ってない」

「靴はね、大事に履きなさいって私言うの。どんなに古くても、磨けばきれいになるから。まだ履けるから。底が大丈夫なうちはね、少し破れたって、磨けばね、元通りに近いようになるんだから」

靴墨で汚れた手。長年の仕事で、指紋は薄くなった

中村さんは靴墨を素手で塗り込む。手は真っ黒だ。

「黒くなんなきゃ商売になんないでしょ。こんなのね、洗えば落ちるのよ。手の汚れは洗えば落ちるけど、人の心の汚れは落ちないのよ。お客さんがきれいになれば、私は汚れようがなんだっていいのよ。私の名前は幸子。幸せな子。だから、幸せにしたいの。みんなを幸せにして、自分が幸せになる。みんなが幸せにならなかったら、私も幸せになれない。平成終わったって、仕事やりますよ。いつまでって? 死ぬまでよ」



 

文中の ”靴” を ”クルマ” に置き換えてみると、幸子さんの語りと重なる部分があってとても共感いたしました。

 みんなを幸せにして、自分が幸せになる。みんなが幸せにならなかったら、私も幸せになれない。
 幸子さんに負けずに、平成終わっても、ずっと仕事続けたいですね。  いつまでも そう、死ぬまでかな・・・・     

オヤジが50年前に男3兄弟に作ってくれた形見の 靴 を自分は今も大切にしています。 いつか、新橋の ”幸子”さんの処へいって磨いてもらおうと思います。   ハイ!!

 

 


No. 534回   今年もお世話になりました。!!

本日、27日で仕事納めとなります。 今年も皆様には大変お世話になりました。
今年1年間を振り返りますと、気候の異常変動による多くの災害を体験いたしました。
多くの被害者に方々は予期もしなかった苦難の試練を被うことなりました。心よりご衷心とお見舞い申し上げます。
幸いにも、私たち住むこの地域はその大きな被害も受けずに年を越すことが出来ること何よりも幸運と感謝いたしております。

一年間、拙い”語り”を続けてまいりましたが、何か皆様の心に残るようなことがあったならばこれ幸いと思います。 
来る年が皆様にとって良い年であることを祈念して今年の締めといたします。

 

来年は1月 4日より ”仕事始め”とさせていただきます。 宜しくお願い致します。 ハイ!!

 

 

 


No. 533回   繁盛している店・・・

以前にも、繁盛している ”理容店” として紹介をしました。毎朝、通勤時、店舗前にはすでに駐車場に4~5台のクルマが開店(9:00)前に整理券を受取って待っている光景を目にするのです。

これも、定期的にブログに登場する ”ラオシャン”(老卿)もいつも繁盛しているお店です。 先日、久しぶりにそのタンメンの味を堪能しようと”平塚”まで足を延ばしましたが、なんと休店でした。!!、たいへん惜しいことをしました。


いずれの ”繁盛店”も共通する特別なサービス、味、クォリティは一過性の流行りモノではなく、研鑽、努力によって築きあげたことで ”顧客満足” へとつながっているようです。

繁盛店といっても、全てのお客様に受け容れられるのではなく、地域、年代層、ユーザー嗜好など様々な観点、評価によって限定的なお客さんによって ”繁盛店”の名声を得るではないでしょうか

これら繁盛店と比べると、弊店はあまりにも拙劣で他愛も無い”店”であり、そして老いた”店員”では流行るハズはないのですが、なぜか、一度、二度と来店を重ねる度にそれなりの良さを感じていただけるのか、よいお客様に恵まれております。 卑下しているのか、自負しているのかわかりませんが・・・ ハイ!!   

  

 

 


No. 532回   カーシェアリングーの現況

カーシェアリングとは、一般に登録を行った ”会員” が特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステムのことと謳っています。
自動車を借りるという面ではレンタカーに近い存在でありますが、一般にレンタカーよりもごく短時間の利用を想定しており、利用者にとってはレンタカーよりも利便性が高く、安価になるように設定されていることが多いようです。

現在、タイムズ カープラス、 カレコ、 オリコ カーシェア、 dカーシェア などが有名です。
”4大カーシェアと呼ばれ各社それぞれの特長” を出しています。
各ホームページで利用目的、時間に応じた”料金シミレーション”もできて、マイカー、レンタカー等との比較も参考になります。

 

昨今、カーシェアリング に関する情報が身近に感じられるようになりました。
異業種の大手企業も進出して、メルセデス ベンツ 「Aクラス」 などもシェアリングサービスに登場して注目を集めております。

このサービスの特徴は、今までの ”マイカー感覚” としての 管理、維持等(点検整備、保険、税金、ガソリン代 そして駐車料金等) をすべてお任せできる合理的なシステムとなっています。
クルマの予約からドアの開・施錠までをケータイでできるサービスや、近くの時間貸し駐車場、マンション、スーパー、コンビニの駐車場など、身近な場所でこのサービスが利用できる環境が整いつつあるのです。
主要都市では”ステーション検索” すれば一番近い設置場所が表示されます。

以前、このサービスの一端を請負って、何台かのシェアカーの管理の仕事をしたことがありました。
1週間のサイクルで10台前後のシェアカーを清掃、メカ機能テェック、データー入力等々徹底管理が行われているのです。

 

こうしてシステム化した ”カーシェアリングサービス” がユーザーに受け入れられるようになると、従来の車販システムには少なからず影響を及ぼすことになるでしょう。
現在、若年層のマイカー離れが進む要因として、クルマを所有するための 維持管理費 が一因と挙げられています。 必要な時に、その時間帯に安価な料金でシェアされたクルマが使用できることで利用者が徐々にふえてきている傾向にあります。

 

このような ”カーシェアリングシステム” をヒントに、シニア層へ向けた新たなサービス展開も想定されます。   
高齢者ドライバーの運転事故多発化が社会問題となっていますが、地域ごとにこのサービスシステムをもう一歩進化させて、カーシェアリング、と ”運転代行サービス”( *ライドシェアリグ がコラボ出来ないかということです。

高齢者ドライバーの運転能力低下による様々なトラブルはご本人以外の家族が危機感を募らせています。しかし、クルマは生活に欠かせない ”足” と考えると、たとえ、月に何度かのマイカー使用であってもその”管理維持費” と ”危険” が伴うことは止む無いという固定観念があります。

現在、弊社で シニア倶楽部 に登録されているお客様は500名以上にも及びます。
90歳以上の方から60歳まで、元気ハツラツに愛車を乗りこなしていらっしゃいます。  自ら ”その時期” を悟られて”相談”にこられる方もいます。 しかし、家族の”心配” をいじめと捉えて無視しながら乗り続ける方もいて、様々なシニア層の運転事情を窺うことができます。

 

カーシェアリングの現況から、近いうちに カーシェアリング、と ”運転代行サービス( *ライドシェアリグ  のコラボシステムを構築して実現することを期待している一人ですが、・・・・  シニアドライバーの皆様いかがでしょうか    ハイ!!

 

*注 ライドシェアリングは、自動車の個人所有者・運転者と、移動手段として自動車の乗りたいユーザーをマッチングさせるため、モバイルアプリを通じて配車等のサービスを提供する事業者がいます。
端末のGPS機能を通じて現在位置が発信され、付近の迎車可能なドライバー(その自動車オーナーもしくはプロドライバー)が手配されます。乗りたいユーザーは手軽に迅速に自動車を利用することができるシステムです。

”愛車”を手放すことなく、その愛車を”活用”して自動車を乗りたいユーザーにカーシェア、ライドシェアする相互の利便性が生まれるのではないかと想定される。  


 No. 531回   鈑金の達人!!

過去に、”鈑金” 職人を ”サムライ” だと思っていた時がありました。
その一瞬の間も許さない ”技” (ワザ) に挑む冷徹な眼差は、正に”サムライ”のような威厳を感じたのです。
この時代の職人さんたちは、長年、”鈑金/修理” を重ねて、「我、達人なり」 と思い込んでいる方々が多いようでした。 そして、排他主義的な頑固一徹な方々ほど寡黙でそばに近寄りがたい殺気を感じたものです。 ( ちょっと、飛躍した表現となりましたが・・・・)
 
クルマの鈑金/修理で卓越した技術を極めても”達人”と称されるような ”評価基準” などはないのですが、それぞれの職場で、信念と誇りを込めた ”仕上り” が、お客様から、高い評価が得られれば、その職場においては 「達人」 として讃えて上げるべきだと思っています。 
 
 
自動車販売から鈑金塗装業に参入した経緯からして、”鈑金/塗装職人さん” に全てお任せざるをえない”状況”であったのです。それゆえ、過去に10数人以上のバリバリの鈑金職人との出会いを繰り返してきました。  その中に、正に ”達人” と讃えるべき職人に出逢えたのです。
 

25年にもわたって弊社の鈑金部を支えてきた功労者であり、 そして、この人こそが ”鈑金/修理術” の達人だと誰もが認め信任されていました。
技術面においてももちろんのことですが、前述したような、本人自身が「我、達人なり」 という素振りは見せず、常に謙虚な人間性が何よりもその証だといえるのです。
どんな破損状態のクルマでも、まず、鈑金/修理によって修復をトライする姿勢を貫き、それが彼自身のスピリットであり職人として誇りのようにみえました。

 
 
本来、鈑金とは、エクボ程度の凹み、スリキズをから、大破して原型をとどめない車両を復元するまで多岐にわたって行います。 どんな状態のクルマでも彼の手に係ったならば必ず復元して”戻してくれと思っていたのです。
 
 
達人” としての”エピソード” ”自慢話”は数々ありますが、どんな困難な仕事でも妥協せず完璧な仕上り めざすことを長年にわたり頑固一徹を貫いていました。
小生と同年代であり、現在は現役を退いていますが、彼のよう ”鈑金” の ”技” を継承するような若き“職人” たちが育っていないのが現状です。
 
車体整備の現況は、些少のキズ、凹みでも交換作業とする傾向となってきています。 クルマの材質、構造上の特質から交換せざるをえないケースもありますが、この時代の流れは職人が ”” をもって修復していこうとする意欲、気力を徐々に削いでいくような気がして、一抹の寂しさを感じるのですが・・・・・・

No. 530回    クルマの買取!!

何の広告宣伝は打っていません。 店頭看板、のぼり旗等で クルマの買取 を謳っている程度ですが、  
弊社ホームページ  ≪ 愛車工房 ≫ をご覧いただければ、私共の買取に対する ”姿勢” が伝わることと思うのですが・・・・

ラジオ、テレビ、そしてネット等のメディア通して 買取(クルマに限らず全てのもの) に関する広告訴求は日々私たちに響いています。 その効果として的確な営利を生んでいることはその裏返しでもあります。

弊社、買取に対する本義は、 過去にカーコンビニ倶楽部 スタシオン大和にご来店、ご入庫いただいたお客さんには ”特別優待” としての意識を掲げていることです。 特に シニアのお客様 には、愛車を手放す際の ”諸事情” も玩味したサービスを享けていただけると自負しております。

 

此処のところ、”その試み” にご理解いただいたお客様からのお問合せが徐々に増えてきております。
30年、40年とお付合いいただいたお客様が、やむなく、”愛車”を手放す時、 ふと、私共のことに思いつき
お問合せいただく度に、この仕事を長年携わってきたことへの意義を感じるのです。  ハイ!!

 


No. 529回    急がば回れ!!

朝の通勤時、時間に追われていると渋滞する道路を避けて近道(抜け道)を走る場合があります。
何分間は早く着けるかもしれませんが、その間、狭い道路を抜けて行くうえで ”危険” が伴います。

ブログでも以前から、急がずメイン道路(幹線道路)を走行したほうがより安全であると説いていますが、
かく言う小生も、急いでいる時は抜け道 ”常習犯” となります。 意識して2~3倍以上の慎重な運転” を心がけ、その分、ムダな神経もつかい血圧もあがり良いことはありません。

先日、雨の中の通勤時、渋滞に巻き込まれました。   クルマも人通りも少ない抜け道ですが、この抜け道やたら十字路、曲がり角多いのですが、”その箇所ごとに”コーナーミラー設置されているので必ず確認しながらの運転となります。
雨が降っていて視界も決してよくない状況では敢えてヘッドライトを点けての走行にします。 これは対車、対人にも効果的なシグナルになると思い、抜け道走行では常に励行していることです。 (抜け道走行を奨励しているわけではありませんが・・)

 

長い前置きとなりましたが、要は時間の使い方だと思うのです。 10分、15分早くでれば大渋滞に巻き込まれない限り目的地に十分余裕をもって到着できるのです。
何度も何度も語っていますが、時間に余裕のない ”運転” から事故が生まれるのです。

息子が毎朝、通勤時に渋滞にあうことを避けて渋滞時間帯の約一時間前に家をでて会社の前でひと眠りしているそうです。  人それぞれの運転スタイル、またその信条とする “走り方” があると思いますが、時には 急がば回れ の意識をもっていただければ幸いかと思っている次第です。  ハイ!!

 

 


No. 528回    人とのふれあい

 東名高速で昨年6月、「あおり運転」 をされたワゴン車の夫婦2人が死亡した事故で、危険運転致死傷罪などに問われている ”裁判”が注目されています。
ドライバーにとっては一度や二度は体験した、また常に起こりうるアクシデントがこのような悲惨な事故に繋がった事例です。

なぜかハンドルを握ると ”人” は二重人格者になるのではないでしょうか?  だれもが、その状況、時間に迫られ、ネガティブな心理状態のときには ”あおり運転 ”的心境になる可能性を秘めていると思うのです。
常人であれば、理性と冷静な思考でその心を抑えることができるでしょう。 だが一方の人格は、激高して抑えきれなくなった時、クルマの中だからできる、 「 バカヤロー なにをしてんだ!! 」と、ホーンを鳴らし怒鳴なるくらいは経験しているハズです。 

 

殺伐とした人間関係になってきている現代社会で、”人とのふれあい” が希薄になっていることを誰もが感じています。
朝の散歩している時、小学生の通学する学童たちに出会います。 孫と同年代の子たちについ 「 おはよう! 行ってらっしゃい 」 と声かけしたいのですが、妻からストップをかけられます。  ”不審な老人” に思われるというのです。 
人とのふれあいがいつの間にか、今の社会環境に合わせなければならなくなっているのです。

来店したお客様が見積を依頼してその間、スマホからは目を離さずその応対に戸惑う時があります。
 時代が進化して何もかもが便利になる一方、人と人のコミニケーションと思いやりが失われつつあることに大変違和感を覚えます。

 

時間に追われ、何もかもが世知辛い時代の潮流が迫りくる予感がするのは小生だけでしょうか・・・
素朴でゆったりとした時間のなかで常に笑顔を絶やさない人と人との ”ふれあい” が何よりも勝る幸福感だと信じているのですが・・・・・。  ハイ!!

 

 

 


No. 527回    奥様を笑わせていますか・・・?

『 クルマのちょっといい話をしましょう 』 というタイトルで始まるこのブログ、此処のところ、ちょっと脱線ぎみです。 ふと思いついたことを何の躊躇もなく書き込んでしまいますので、 ご容赦の程・・・・・

 

突然ですが、ご同輩の旦那様方々にに問いかけます。 普段、愛妻と称している奥様を笑わせていますか?
何気ない所作、しっかり見られたボケ気味の所作・・・・・2人だけしか語れられない ”珍談” も夫婦だからこそ笑って過ごせば ”生活の潤い” になりませんか・・・・?

 

お互いに老いて無味乾燥な日常生活で、ちょっとした何気ない所作、会話でも相方に笑ってもらえるという ”快感” をお互い味わえること。 その ”お相手” が居ることは幸せの極みではないでしょうか
あえて笑いをとろうするのではなく、自然と笑いが起こるような生活環境とふれあい、思いやりがなければ笑いは生まれてこないと思います。

孫の話題、仕事の失敗談、体の不具合のことでもポジティブに捉えれば 笑い で愉快な時間にすることができます。  夫の、妻の仏頂ヅラを見ていても不愉快になるだけで ”生活の潤い” にはなりません。

 

毎日、毎日、夫婦間の珍談は絶えることがありませんが、  先日、小生と孫の会話を聞いていた妻がなぜか笑いが止まらなくなり、孫は何のことやら戸惑いながら、”その訳” は聞かずとも、その妻の笑いにつられて皆が大笑いをしたという、何とも 幸せなひと時がありました。   ハイ!!

 

 

 

 


No. 526回   愛車を修理する様々な思惑・・・

愛車を破損なされて好んで来店する方はいません。 誰もが、後悔なされて様々な思惑と不安をいだいてのご来店となります。

待ち望んでいた ”新車” が納車されて早々にキズ付けていまった。・・・・・  旦那様には絶対に内緒で ”今回” は直してしまわないと・・・・ 会社の社用車を凹ましてしまった。・・・・・ 対物自損事故で保険は使いたくはない・・・・等々様々な原因、理由があり、そして、その修理費用は突然降ってわいた災難であり予期していなかった出費と、そして作業日数も問題になるわけです。

殆んどの方々は、とりあえず、”目立たない程度” になればよいので極力安く、早急に上げてほしいと望むのです。 なかには、シニアの方のなかには、先日の “ブログ” でも語ったように、丁寧に元通りに修復を望む方もおりますが・・・

 

一方、修復作業をする現場の職人さんに、そんな、お客様とのやりとり、その思惑を伝えて、それ相応な作業で対処して下さる鷹揚な人物は残念ながらいないようです。 ( 頑なに完璧主義を唱えます。)

”フロント側” と ”現場で作業する側” とのやりとりとなる訳ですが、・・・・・意外とディーラーでのフロント対応はお客様への忖度することなく現場側(会社側)の意向に沿ったマニュアル通りのカタチでスンナリ見積を作成して、あとはお客様の意向次第となるようです。 

そしてその ”思惑” に叶わなかった方々が当店並びに専門店へ訪れることになるのですが・・・・
 お客様の思惑通りというか、 小生の 親身なる応対? がアダとなって現場作業側との掛け合いが生じいつも後悔するのですが・・・・・・

いっそうの事、現場側に従順してマニュアル通りの見積で一方的にお客様を説き伏せる方がまるく収まるように思うのです。 しかし お客様の来店時の表情と事情を察するとそうはいかなくなるので・・・・・、誠に困ったもんです。 ハイ!!、

 

 


No. 525回    中国人経営者の手腕で復活したHONMA

我々がメデイアを通して知る中国(中国人)に対するイメージは、邪険な偏見に満ちているものが多いように思うのです。 ニュースになる一握りの人間、企業であっても13.9億人もの中の一握りであるので半端ではない数になるのです。

今回、場違いな題材を思いたったのは、先日、日経ビジネスに載っていた記事のタイトルに興味を引いて読んだコラムからです。 
 『 “復活”本間ゴルフ、劉流M&A経営の巧みさ 』  著者 財部 誠一
  ( 長文になりますが、全文をそのままコピーさせていただきました。) 

    よろしかったらお読みください。


 

“復活”本間ゴルフ、劉流M&A経営の巧みさ
「モノづくりはエルメス、マーケティングはヴィトン」

経営破綻から13年、かつての名門ゴルフクラブメーカー、本間ゴルフが快調に飛ばしている。そのドライビングフォースは中国人オーナーの劉建国会長だ。

 2010年6⽉に劉⽒が本間ゴルフの会⻑になった当時、業界内では「HONMAのブランドを⼿に⼊れてしまえば、いずれ酒⽥⼯場は閉鎖され、⽣産拠点は中国に移転される」と噂され、多くの社員が動揺した。 だが劉氏はHONMAブランドの価値の源泉が山形県酒田市の工場にこそあることを確信していた。

「本間はゴルフ界のエルメスだ」。劉氏が筆者に語ったこの一言に、本間ゴルフ買収のすべてが集約されている。

 日本国内でのHONMAブランドは地に落ちていたが、ゴルフ後進国の中国ではHONMAは今なお憧れで、中国人の劉氏はそのブランド価値を誰より高く評価していたのである。
名門クラブメーカーとして本間ゴルフが一世を風靡したのは1980年代だ。当時はドライバーなどウッドクラブのヘッド素材は反発力のある「パーシモン(柿の木)」が最良とされていた。ただしその加工工程で丁寧にオイルをしみ込ませるなど手間暇がかかり、大量生産には不向きな素材でもあった。それだけに「パーシモンのHONMA」と言われた本間ゴルフのウッドクラブは、リッチで腕に覚えのあるゴルファーのアイコンだった。しかしどんな業界にもテクノロジーの変化の波はやって来る。

 90年代になるとウッドクラブの素材はパーシモンからメタルやカーボンへと急速に変わっていったのにもかかわらず、この素材革命に本間ゴルフは完全に乗り遅れてしまった。成功体験が変化に対する硬直化を招いた典型的な例だが、本間ゴルフの不運は“素材革命”が“バブル崩壊”と重なってしまったことである。

 バブル景気に乗って始めたゴルフ場経営が、バブルの崩壊によってあっという間に頓挫、資金繰りに窮して2006年に経営破綻。本間ゴルフは民事再生手続きを経て、日興コーディアル証券系列のベンチャーキャピタル、日興アントファクトリー(現在のアント・キャピタル・パートナーズ)の傘下となり、創業一族は一掃され、同社から経営者が送り込まれた。

 再生企業を安く買って高く売り抜けるバイアウト・ファンドにとっておいしい物件だ。人員削減や資産売却でてっとり早く利益をあげるのが彼らの常とう手段だが、まともな中長期的な成長戦略を描き、買収先の社員たちとの信頼関係を構築できなければ企業価値の向上にはつながらない。安く買いさえすれば必ず儲かるというものでもないのだ。

 買収後、本間ゴルフはファンド出身の社長が3代続き、それなりの経営努力はなされたが、はかばかしい成果はなく、止血が精一杯という状態が続いていた。
転機は2009年だ。中国の起業家グループが訪日し、東京で日中経営者による交流会が開かれた。その席で劉氏たちの耳に「本間ゴルフの経営権を握っている日本のファンドが株式を売りたがっている」という情報が入ったのだ。

 中国の起業家グループのメンバーは海南航空のCEO(最高経営責任者)をはじめ、著名なオーナー経営者たちが顔をそろえ、皆ゴルフ好きだったこともあり、この売却話に即座に反応した。交流会の翌日の晩、帝国ホテルのラウンジで劉氏たちはアント・キャピタル・パートナーズの経営陣と接触。即座に買い取りを決めた。

この話に乗ったオーナー経営者は5人。本間ゴルフの全株式の20%ずつを購入することになったのだが、本気だったのは「私だけだった」と劉氏は言う。
「大会社のオーナーたちは多忙で『劉さん、あとはよろしく』ということになってしまいました」
2010年2月、彼らが共同出資する持ち株会社のマーライオン・ホールディングスがアント・キャピタル・パートナーズから本間ゴルフの過半数の株式を譲り受け、劉氏が会長に就任。そして2年後の2012年6月、劉氏は本間ゴルフの発行済み株式の100%を手に入れ、名実ともに本間ゴルフのオーナー経営者となった。

 それ以後、業績は右肩上がりとなり、2016年には遂に香港市場に上場も果たした。

 いったい劉建国とはどんな人物なのか。共通の知人である、日本に帰化している中国人ビジネスマンの仲介で劉氏に会うことになった。

 劉氏は背丈が180センチはあろうかという堂々たる体躯ながら、人懐こそうな笑顔で現れた。フランクで率直に受け答えをしてくれる人である。私は買収直後、本間ゴルフの社員たちとどう向き合ったのか、尋ねてみた。
「会長に就任直後、酒田工場に行き、生産にかかわる人たちとまず話しました。私が新しいオーナーだというような態度ではなく、あくまでも皆さんと共にやっていくパートナーとして振る舞おうと考えていました。その際、私は真っ先に本間を買収した理由を告げました。『私は本間ゴルフのモノづくりの姿勢に惚れ込んでいるから買った』と言ったのです」

 山形県の北西部にある酒田工場には300人ほどの従業員がおり、その大半が地元出身者で、寡黙な人たちだ。以前からファンド出身者が社長を務めてきたから「よそ者」経営者には慣れていたが、今度ばかりは勝手が違った。それまでは「よそ者」であっても日本語は話せた。しかし突然目の前に現れた中国人オーナーはまったく日本語が話せなかった。通訳を通じて外国人とコミュニケーションしなければならない。それは、酒田工場の工員たちにとって未体験のことだった。

 しかも「生産拠点の中国移転は時間の問題だ」という噂が流れていた時だ。中国人は拝金主義で、圧倒的な品質だけにこだわってきた不器用な職人集団とはまったく違う人種だと思い込んでいただけに、本間ゴルフのモノづくりの姿勢に強い共感を抱いているという、スピーチ冒頭で劉氏が語った買収理由の表明は職人たちの心にもさぞや響いたことだろう。巧みなやり方ではあるが、それは単なるパフォーマンスではなく、その言葉に偽りはなかった。

 劉氏と話していると、彼が根っからのゴルフ好きであり、本間ゴルフという買収対象のバリューを熟知していたばかりか、日本の文化そのものに強い想いを抱いていることが伝わってくる。買収の成否では買収相手の事業内容を正確に理解していることが絶対条件であり、その点、劉氏の本間ゴルフに対する理解は当初から相当に深いものがあった。

 「本間はゴルフ界のエルメスだ」
冒頭でも紹介した通り、劉氏は筆者にそう言ったが、どこがどうエルメスなのか尋ねた。

「エルメスと似ているところは3つあります。第1に匠の技術によって製品がつくられていること、第2に製品に最高の素材を使用していること、第3に最高の価格で販売していることです。ファンドは転売目的だから止血ばかりを考えるが、私はファンドとは真逆のことをやっています。本間はエルメスなのだからマーケティングさえしっかりやれば売上げは必ず増えるはずだと初めから考えていました」

「モノづくりはエルメス、マーケティングはヴィトン」

 しかしエルメスのままでは本間ゴルフの発展はなかったと劉氏はいう。
「モノづくりの姿勢はエルメスでいい。しかしマーケティングはルイ・ヴィトンに学ばなければいけない。たとえばエルメスは本革にこだわり続けるが、ルイ・ヴィトンは本革と人工皮革の取り合わせなど様々な素材でバッグを作る。それを本間も見習うべきだと言いました」

 酒田工場での初スピーチで劉氏は本間ゴルフが経営破綻したこと、さらに民事再生を経て再建に取り組んでなお業績が回復していない現状を、社員それぞれの立場で考えるようにも迫った。
「ここまで業績が悪くなったことには原因があります。販売の仕方や生産効率に問題がある。またこれからは実力主義でいきます。頑張った人には報酬で報いていきます」

 明快だ。劉氏は本間ゴルフのモノづくりに対して誰よりもリスペクトしていることをまず伝え、その上で経営上の問題点を指摘し、頑張った人には報酬で報いることを宣言したのである。

「誠心誠意を尽くせば必ず日本人社員に伝わる」

しかし何よりも私が驚かされたことは会長就任から8年、今日にいたるまで劉氏がただの一人も中国人スタッフを日本に送り込んでこないことだ。

 「国をまたいだM&Aは失敗例が多い。中国の企業は必ず買収先に中国人幹部を送り込むが、私はそれをしなかった。一番難しいのはカルチャーの違いです。日本人と中国人は文化が違うし、考え方や感じ方が違う。そこに配慮することが不可欠だ。日本には『以心伝心』という言葉がある。『誠心誠意』を尽くせば必ず日本人社員に伝わります。それが私の信念です」

 現在、本間ゴルフは持ち株会社の傘下となり、本社の所在地は香港で日本の本間ゴルフはその子会社という位置づけであるが、日本の本間ゴルフで働く社員の環境は何も変わっていない。変わったことと言えば、日本の本社がお洒落な六本木ヒルズに移転したことくらいである。もちろん酒田工場は不変だ。こうした構図のなかで戦略は劉氏、執行は日本本社という役割分担が徹底して貫かれている。

 こんな経緯をへて本間ゴルフは、HONMA品質にこだわりを続けながらも、製品ラインナップや販売チャンネルは劇的に変えてきた。「リッチで巧いおじさんゴルファー」のブランドではなく、少しでも上達しようと真摯にゴルフに取り組んでいる「熱意系ゴルファー」へと、ターゲットを明確にしたのである。技量の異なる「熱意系ゴルファー」の誰からも支持してもらえるように、複数のモデルを揃えた。

 また従来は直営店だけでの販売だったが、量販店などにも門戸を開き、販売チャンネルを大きく広げた。要するに製品の品質にも販売手法にもこだわりを持ちすぎ、誤ったプライドで凝り固まっていた本間ゴルフに、大きな風穴を開けたプロのマーケッターが、劉建国という中国人経営者だったのである。

 本間ゴルフの社員たちの反応が興味深い。買収されたという感覚があまりないというのだ。

「会長(劉氏)は尊敬できる経営者だが、仲間意識もある。もちろん数字には厳しいが、その数字を作るための方法には一切制約をつけない。我々の判断を尊重してくれます」

 その具体例がプロゴルファーとのプロ契約だ。

「フィーリング」は3Dキャドでは分からない

 「食品メーカーや家電メーカーならタレントを使ってテレビCMを流すが、ゴルフ業界は勝てるプロとどれだけ契約して、ツアーでの露出がどれだけあるかがベンチマークになる。業績も良くなってわが社もプロ契約を結べるようになり、その中から賞金王も生まれているが、選手選びには会長は一切口を出さない」

 具体的な数字は明かしてくれなかったが、契約金額は1人あたり数千万円、なかには1億円を超えるケースもあるだろう。女子ゴルファーではユ・ソヨン、ホン・シャンシャン、イ・ボミ、キム・ハヌルそして笠りつ子らと契約している。プロの意向を聞きながら徹底的にクラブの形状を調整していくことは、酒田工場の匠たちが最も得意とするところで、契約プロがツアーで優勝したり、賞金王になったりすれば、本間ゴルフの社員たちにとって最高の喜びにもなる。
本間ゴルフはかつてパーシモンという素材にこだわり続けて、メタルウッドの素材革命で致命的に出遅れた過去がある、と冒頭に書いた。ところが今でも酒田工場ではクラブ開発のプロセスでパーシモンを使っている。
いまやゴルフクラブは3Dキャドで設計するのが常識だが、いくら3次元といってもコンピューターの画面で見ている以上、限界がある。ゴルフクラブをかまえた時の微妙なフィーリングまではわからない。

 戦略は親会社、実行は子会社

 だから酒田工場ではクラブ開発はまずパーシモンでモックアップ(模型)を作り、実際に職人がかまえた時に感じる僅かな誤差を、削ったり、粉を吹きかけたりしながら微調整をするのだ。そして完成したモデルのデータを3Dキャドに落とし込んでいくのである。こんなクラブ開発をしているのは「世界だけでも本間だけだ」と、本間ゴルフの中堅社員は胸を張る。

 中国人経営者の手腕で復活したHONMAだが、そのモノづくりの伝統は見事に息づいている。

 M&Aの成否はそれを仕掛けていく側の見識によって大きく左右されてしまう。金融業界屈指のM&A巧者によれば、買収は成立後の統合プロセスが最も重要で、「強固な信頼関係を構築できるか否か」がカギになるという。

 「戦略は親会社、事業計画の実行は子会社という役割分担になるが、親会社は『任せきり』でも『過剰介入』でもないバランスのとれた経営管理体制を早期に確立しなくてはならない。そのためには強固な相互の信頼関係の構築が不可欠だ」    至言だ。

 それを劉建国氏は本間ゴルフで実現できているということだろう。

 

日本人の匠な技術を 『以心伝心』していく、これを『誠心誠意』の心で、そのまま”事業経営”に重んじて臨んだ中国人オーナーの劉建国氏は異色の経営者に映ったのです。

 


No. 524回   『中古車ひろば』への ”パスワード”

先日も『 中古車ひろば』より”ベンツC180 カブリオレクーペ” を検索、落札、成約となりましたが、このサイトを開くには ID パスワードが必要となります。

弊社HPの 「 ベストなクルマ探し 」 からお問合わせいただければ ”フルネーム” だけで早速に ID パスワードを発行しております。 (メールチェックを忘れてかなり時間を要することもありますが・・・)

 

メール、ライン、ツイッター、・・・等でのコミニケーションが当たり前の時代に、小生もこの時代の潮流に戸惑いながら遅々としてその一端を担わしてもらっています。 ( まだまだ、そこまでいってないですが・・・)

メールで届くお客様からの ID パスワードの依頼はここのところ増えてきていますが、その中で 件名も記せず”、フルネーム” だけを書きつけたメールもあります。

毎日、迷惑メールも多数紛れ込んでいるなか、それも同類とみなして返信を控えております。 
コミニケーションがスピード化して端的な表現が、礼儀、思いやりを追いやってしまったような気がするのは小生だけでしょうか・・・・・

そこから、身も知らぬお客様との ”対話” が始まるかもしれませんが、・・・・時にはお客様を選ぶという不遜な応対もありかもしれません。   何卒 ご容赦の程を・・・・・ハイ!!

 

 


No. 523回     特別な1日!!

音痴で、だみ声、人前で歌うなんて夢にも思っていなかったのに、なぜか大胆にもNHKのど自慢大会 ”予選会” に出場することに・・・・

綾瀬市で ”NHKのど自慢大会”が行われるという広報が届いたのは9月下旬でした。 11月17日(土)”予選会” を通過すれば、20組の選ばれし合格者は翌日の18日(日)生中継で全国に放映されるスケジュールという応募要領が掲載されていたのです。

この”予選会”出場するにも、応募者多数の為、抽選によって250名にまでに絞られると言うことです。 まあ無いだろうという軽い気持ちで所定の往復はがきを投函してしまったのです。

 

何年か前に、吉 幾三の 『 ありがとうの唄 』 という曲を聴いてこの ”歌詞” に自分の人生を思い浮かべて口ずさむようになりました。 いつか、家族の前でこの曲の最後のフレーズ 「 ♪ ありがとう 言えるような最後であればいい おまえにも、子供にも、すべての人たちに ♪ 」 熱唱しようと秘かに と思っていたのです。

ナント、これを予選会出場への ”応募欄” に書き込んだのです。 幸か不幸・・・ナント! ”当選ハガキ” が送られてきたのです。!?   それから一カ月余り、この曲を朝に晩にクルマの中、トイレ、寝床に入っても唄い込んできました。

 

”予選会”当日、妻、子供、そして孫たち総勢7名の応援団も会場に駆けつけてくれました。 
 250名の出場者らは本番さながらの満員の観客の声援をうけ、華やかなステージに上がりバックバンドの演奏で、わずか、”約1分程度” の持ち時間で思い思いのパフォーマンスで熱唱いたしました。 

緊張しまくりながら自分の番になり、想いを込めて 「 ありがとうの唄 」 を唄いました。
1分間の持ち時間では、熱唱したかった最後のサビのフレーズに行く前に 「  ハイ、ありがとうございました。!! 」 というアナンンスであっけなく終了となりました。・・・・・・・

 

もちろん、”予選通過発表” を待つまでもなく応援してくれた家族ととも記念写真をとって会場を後にしました。  めったに経験できない 特別な一日 は笑いこけながら慰労の食事会で締めくくりました。
ハイ!!

 

 

 

 

 

 


No. 522回     後悔すること・・

何事も後で考えると、なぜあの時・・・・・・と悔いることがあります。
思い返してみれば、もう少し冷静であったならばこんなことにはならなかったハズですが・・・・・

特にハンドルを握っている時のドライバーは、なぜか、一時、その冷静さを失ってしまうことがあるようです。
他車の横暴な運転に腹をたてたり、前をいくノロノロ運転にいらいらしたり、・・・・ そんな時、罵声を浴びせたり、ホーンなど鳴らしたりしませんか?  クルマの中にいるから, という意識だからできる行為 だと思えるのですが・・・・・

 

先日、左の前廻りを大きく破損した ”レクサス” が来店してまいりました。
お客様から、”その事故 ”に至るまでの経緯をきくと、  相手の強引な運転で自車の左フェンダーに接触してきて、左側から自車の前方に割り込んできた、そのクルマに追突してしまったということです。・・・・・・・
 相手のクルマは ”ベンツ” ということで双方とも高級車でありその損傷も大きく両ドライバーのショックは想像するとなんとも切ないことです。

警察の事故検証を経て、保険会社の過失割合が問題になってきます。 お互いの言い分、主張がスンナリ収まればいいですが、過失割合が決まるまで修復作業等も着工ができないと思います。 
多大な時間と費用そしてショックとストレス・・・・、振り返って事の顛末を考えると後悔の念に浸ることになります。

クルマの運転は愉しく爽快なものです。 運、不運もありますがアクシデントに遭うこともあります。 そんな時には冷静、沈着に対処し、相手を思いやる余裕ももちたいものです。  ”身におよぶ”危機”に直面したときこそ、大切な” 心がけ” だと思っております。  ハイ!!

 

 

 


No. 521回   ”終”のクルマとして・・・

シニアのお客様が ”新車” に乗り換えられて、「これが ”終のクルマ” と思って・・・・」 と言われながらも、早速に ”キズ” をつけて来店なされる方々が多いようです。・・・・・・

この年代の同朋の方々は、「終の住まいとして・・・」、「終の贅沢をして・・・」 「終の旅行になるかも・・・」と言うフレーズをなんの寂しげなく語られますが、まあ、体のいい方便みたいにも聞こえますが・・・・・・ともあれ、それだけの気力、意欲、財力があればこそ行えることなので実に羨ましい限りです。

先日、入庫した ”そのクルマ” はほんのスリキズ程度でしたが、やはり、終のクルマ” ということで完璧に直してほしいという旨 、現場にも伝えご丁重に修復させていただきました。 

どちらの方々の ”終”のクルマ も拝見しても内外装、大変に綺麗に、そして丁寧に愛着を込めてお乗りになっているのが印象的です。  ハイ!!

 

 


No. 520回    愛車への想い、感性・・・・      

以前にも語りましたが、(特別な意識≪478回≫) お客様に ”納車” する時に いつも感じていることがあります。
入庫時、愛車の内外装がとても綺麗にしてあるクルマと、まあ、ここまでよく汚したなーという両極端のクルマがあります。 
前車の方はその被ったキズ、ヘコミが小さくとも早々に直したいことはわかります。 後車の方も、もちろん綺麗に修復したいのですが、、それぞれ、オーナーとして愛車への想い、感性が違うようです。

「大きなお世話だ」 と言われそうですが、・・・・
愛車に関するオーナーへの想いは、その人の性格も反映しているように思えるのです。 おそらく、何事も大切に、丁寧に扱うという性格とその感性はおそらく日常生活にも顕われているのではないかと推察いたします。
もちろん、後車のオーナーの方々を非難、中傷するわけではありませんが、繊細な心遣い、思いやりが少し足らないことは感じられます。

どちらのクルマも完璧な ”仕上げ” をして納車するのですが、入庫時と内外装に大きく様変わりしてない前車でも、そのオーナーは微妙な変化を感じていただき感謝の気持ちを言葉にしてくれる方もいます。
 一方、内外装が大きく変身したハズの後車のオーナーは、まず、依頼された修復箇所だけをしっかりと確認して何の反応を示さない方のほうが多いようですが・・・・・・    自己満足と勝手な思い込みで誠に恐縮です。

 

クルマの運転は、常に冷静で沈着、そして繊細な心遣い、思いやりがなければいけません。 そのことを自ら戒めながら、いつもの運転を心がけているのですが、 皆様はいかがでしょうか・・・・      ハイ!!

 

 

 

 


No. 519回    ベンツC180クーペ・・・・・ 

中古車ひろば” ご覧いただくためのID.パスワードの依頼がありました。
このID・パスワード発行依頼は月に7~8件ほどあります。 その中でも”お探しクルマ” の具体的なご相談を受けるの3~4件ですが、首尾よく””成約” までいくのは月間にして1~2台位です。

今回は、ベンツC180 のサンルーフ付クーペスポーツ もしくはカブリオレスポーツ、そして色はブラックもしくはダイヤモンドホワイト(パールホワイト)に限定して、年式は29~30年式という具体的な意向でかなり気合のはいったお客様です。
ID.パスワード発行後、出品車リストを毎日のようにチェックなされて意中の”ベンツ”を探されておりました。

早速、当該車が見つかり、中古車ひろば のサイトからお客様より ”お問合せ” が入りました。
お客様がご覧なれる出品車リストからは詳細な内容まで掲示せれておりませんので、その当該車の出品日時、会場、車両状態説明、そして予想価格等々をメールで回答返信いたしました。

 

ベンツC180 サンルーフ クーペスポーツ もしくはカブリオレスポーツ そして色はブラックパールホワイトと限定となると相当な希少車になり、かなりの ”セリ合い” になることは必至です。 過去の数少ない相場情報を基に予想価格を推測したのです。

かなり高額ななることを予想して、見積書をメール送信してから最終打合せはオークション前日にご本人と直接行いました。  今回、群馬会場ということもあって、ネットによる” Web入札” となりました。
お客様より ”予算限度額” をかなりアップしてもらい ”その額” まではポス応札すること確認してオークションに臨みました。

 

29年式 MベンツC180 カブリオレスポーツ クロ 走行5,400km 評価点6・・・・ のクルマです。
”400万円” を超えてもセリ合いは続き、惜しくも初回の”チャレンジ” は降りることになりました。

その後、30年式 クーペスポーツ サンルーフ クロ 走行230km 評価点5
29年式 カブリオレスポーツ クロ 走行3,700km 評価点5  と3回のチャレンジを行いましたが”予算限度額”を大きく上回ってしまい断念・・・・・

クロ色以外では、ホワイト(149)ではなくダイヤモンドホワイト(799)ということですのでこれも希少車です。
そのダイヤモンドホワイトカブリオレスポーツ が今週2台も出品されることになったのです。
ちなみに新車において、このダイヤモンドホワイトはオプション仕様で193,000円プラスで受注生産となり半年以上もかかるという特別仕様車です。

28年式 カブリオレスポーツ ダイヤモンドホワイト 走行11,328km 評価点 5
もう一台は 29年式 カブリオレスポーツ ダイヤモンドホワイト 走行6,365km 評価点 5
この希少なクルマ2台が同日、東京会場での出品です。

年式を落とし確実な線で、28年式車に絞って今回は絶対にセリ勝つという意気込みで臨みました。
・・・・・4回目にして当初の ”予算限度額” 下回る額での 落札 をすることができました。!!

 

オークションのセリ応札で落札することは、当然、同様な思いをもって挑む ”セリ相手”(業者) がいます。 
どこまでセリ上げるかは、事前にお客さんとの綿密なコミニケーションが必要となります。 この度のような高額車になると相場情報等々で詳細の説明、打合せをして、お客様の全幅の信頼をいただいてセリ応札となります。
ちょっと時間を要しましたが、ほぼ期待通りの ” クルマ” をご提供できたことにお客様と伴に喜びを分かち合いました。   ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No. 518回    誤字、誤文・・・

時間がある時に自らのブログを読み返してみると、なんと誤字、誤文には呆れます。
赤面しつつ早々に訂正をすることが多々あります。 ”公開” 前には何度もチェック、修正しているのですが・・・・

時間が経って読み返してみると、その題材、表現に疑問を感じるものもあり後悔することもあります。
500回以上のこの拙いブログをよく懲りもせず続けられたことは、自分なりに勝手に自負しているところがあるかもしれません。

先日、ある方から、「 毎回、読んでいるよ・・・ 」 というお言葉をいただき大変恐縮いたしました。 
その様な言葉をいただくたびに、ブログの ”回数” は積み重ねていかなければという責務に駆られるのですが・・・・  ハイ!!


No. 517回   ドライバーの自衛処置?

以前から何度も、ドライバー、そして歩行者としてのマナーについてお話してきました。
今回、ドライバーの中でも、自転車の”運転者”にもスポットを当ててみようと思います。

最近、自転車のマナーの悪さと危険な運転が目立っています。 クルマのドライバー、そして歩行者にとって自転車の存在感がクローズアップされて、その”運転” によっては安全を脅かす存在となっています。

信号の無視、横道から一旦停止せずの飛び出し、スピードの出し過ぎ等々、一部の運転者に限りますがその横暴さは目に余ります。

クルマ、自転車ともに運転する人の運動神経、そして操作技術とその感覚は様々です。 運転する側(ドライバー)からすると何の問題意識が無いというその感覚のズレが危険な事態を招いています。
そこに、相手に対する思いやり、気配りがあれば、自然と自重した譲りあう気持ちがが生まれてくるのですが・・・・・・

 

先日、朝の通勤途中の出来ごとですが、 誰もが時間に追われてせわしなく動いている時間帯です。
住宅地の信号のない十字路を突然、学生が運転する自転車が猛スピードで横切っていきました。 ブレーキを踏む間もなく唖然としてその瞬間は見守りましたが・・・・ (その十字路にはコーナーミラーはありません。)

自転車の ”ドライバー”はそれなりの安全確認の上での行動だと思いますが、万一、自動車の当方(70歳のドライバー)がそこで衝突事故でも起こせば誰もが老ドライバーの非を責めることでしょう。・・・・・・

常にそのような ”場所” での可能性はあることを前提に予測運転を身に付けて自衛処置をする事も肝心ではないでしょうか・・・・     ハイ!!

 

 

 


No. 516回   改めて”ハイブリッドカー”は優れもの・・・

「 ハイブリッド車はオイルが汚れないだよ・・・・ 」 と、あるお客様から言われて、確かにエンジン(ガソリン)とモーター(電気)を併用して走行する構造上、エンジンが可動している時のみ、循環して潤滑、清浄等の作用を発揮するハイブリットシステムからすれば頷けます。

ハイブリッドカーといっても燃費性能を重視するタイプ、さらなるパワーアップの為の付加装置として搭載しているタイプ、さらには中低速をメインにエンジンをアシストする市街地走行タイプ、中高速で力強くアシストするスポーツハイブリッドカー等々で “モーター” がアシスト(介在)する仕方も多種多様なんです。
ハイブリッドカーのエンジンオイルもそのスペックによって様々なオイル粘度を選んで使用することをメーカーは奨めているようです。 

 

それと、もう一つハイブリッドカー( または電気自動車)には ” 回生ブレーキシステム” という優れた機能があるのです。
これも同じお客様から、 「 ハイブリッドはブレーキパットも減らないんだよ・・・・ 」 と、言われてこの回生ブレーキのことだと思ったのです。

まさにハイブリッド 「 異なった要素を混ぜ合わせたもの・組合わせたもの 」 ですね
油圧による制動力(摩擦熱) とモーターによる制動力( エンルギー回収 )をうまく組み合わせて、モーターの特性をを生かして電気エネルギーを作りだす再利用システムなんです。  ちょっと、よくわかりませんが・・・・・・

回生ブレーキは、ダイナモの要領で 回転エネルギー電力エネルギーに変換して減速を実現するのです。  さらに減速と同時に発電も行い、この電気を車両走行に活用する仕組みなのです。(低燃費作用)

自転車のダイナモ式ライトの場合、スイッチをONにするとペダルが重くなって、下り坂もスピードが落ち易くなります。  これと同じことが回生ブレーキを使用中の自転車に起きており、この発電による抵抗で速度を減速させます。

自動車の回生ブレーキは、アクセルペダルを離した時やフットブレーキ軽く踏んだ時に作動するようになっているので、普通に運転しているだけでは気付かない方もいるかもしれません。しかし、裏では回生ブレーキフットブレーキが巧みに切り替わっているのです。

通常のフットブレーキは、、タイヤと共に回転するディスクやドラムにパッドを押し当てることで摩擦熱を発生させます。 これによって 回転エネルギー熱エネルギーに変換させた後、減速を実現しています。

通常の自動車のブレーキは、回転エネルギーで減速を実現した熱エネルギーはその後大気に放出されます。  この捨てていた熱エネルギーを、電気エネルギーとして使用できるため燃費が良くなるのです。
回生とは生き返ることを意味しますので、正に 「エネルギー再生装置」 と言って良いでしょう。

 

何だかよくわからないかもしれませんが、 要約すると ”ハイブリッド” したことで通常のフットブレーキに回生ブレーキシステムが機能して、ブレーキパットの消耗、燃費の向上に繋がったということではないでしょうか・・・・・
ちなみに、小生はマイカーとして乗用したことはありませんが、当店に入庫するクルマの20%以上がハイブリッドカーであることは時代の推移を感じさせるところです。   ハイ!!

 


No. 515回   本庶佑先生のノーベル賞受賞の解説文

ニュースで毎日のように ”受賞報道 ”がなされております。
科学、医学分野においてはまったく無頓着な小生でも、本庶先生のノーベル科学賞の受賞がいかに偉大な功績であるかを、おぼろげながらも解ってきました。

その中で本日、郡山市にある総合南東北病院の外科医長の中山 祐次郎氏のコラムを読ませていただきました。  『 本庶先生のノーベル賞受賞の中身を解説 』 というタイトルで大変わかりやすく語っています。  恐縮ですが、 本文の一部を原文のまま掲載させていただきます。


 

先日、受賞なされた本庶佑(ほんじょ・たすく)先生は京都大学医学部の出身で、その後京都大学医学部の教授、そして医学部長を長く務めておられました。

本庶氏がなぜノーベル賞を受賞したのか、その功績はどんなものか。その解説をする前に、こんな未公開エピソードをお披露目しておきましょう。

本庶氏が医学部長時代に医学生に語った「幸せの定義」です。本庶氏いわく、
 ・物に満たされていること
 ・自分の将来に不安がないこと
それに加え、
 ・人の役に立っていると思えることで、 初めて幸せを感じられるのだそう。
物質と精神が満たされても、人の役に立っていると実感できることが大切なのですね

中略

体内の警察~刑務所システムを免疫という

 さて、本庶氏がノーベル賞を受賞したのは、「PD-1」という物質の発見という功績によります。なぜこれが画期的な発見だったのか、解説します。まず人間のシステムからお話しし、その後、PD-1についてお話しいたしましょう。

 人間の体は、もともと外的から自らを守るためのシステムが存在します。マクロで言えば集団行動をして自衛するというものもそうですが、ミクロには細菌やウイルスなどの小さい敵から身を護る「免疫(めんえき)」というシステムがあるのです。この言葉は、疫(=病気)から免(まぬか)れるという意味があります。

 あまり知られていませんが、ミクロのレベルでも人間は常に外敵にさらされています。例えばこんな具合です。

食事の中は、基本的に細菌・ウイルスだらけです。大学時代の寄生虫実習は、グループに分かれてその辺のスーパーでサバを買ってきてアニサキスという寄生虫を見つけるもので、もちろん全グループのサバから寄生虫が出てきました。トイレの後、手を洗わずにご飯を食べると、自分や他人の便が口に入ります。風疹の人とすれ違えば感染する可能性がありますし、初めてキスをすればEBウイルスに感染して伝染性単核球症になる可能性があり、セックスではヒトパピローマウイルスなどが感染する可能性があります。隣の人が咳をしていたら、多くのウイルスを吸い込むことになります。

 こういった環境から体を守るためのシステムが、免疫なのです。

 もう少し具体的に言うと、免疫はヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞など多くの種類の細胞がその役割を担っています。これらの細胞が、全体を統括したり、実際に外敵を攻撃したり、悪いやつがいるという情報を伝達するなどして免疫担当細胞チームとして体を守っているのです。まるで警察、検察、裁判所、刑務所が一体になっているかのようです。

 

もう一つ重要な「自己と他者を見分ける機能」

 さらに言えば、「自己と他者を見分ける機能」も免疫の主要なものになります。なぜなら、免疫には攻撃する機能があるため、間違って自分本来の細胞を攻撃してしまうと病気になってしまうからです。実際にこういう病気はあり、自己免疫性疾患と呼ばれています。その代表的なものである関節リウマチは関節の軟骨や骨、そして滑膜という膜を他者と見誤って攻撃し破壊する結果、関節が曲がり動かなくなってしまいます。

 それ以外の自己免疫性疾患には全身性エリテマトーデス、バセドウ病などがありますが、多くは治療がとても難しいのです。さらに、自己免疫性疾患の多くは、詳細な発病のメカニズムがいまだ不明です。

 そういうわけで、「自己と他者を見分ける機能」は非常に重要になります。まず他者と見分けた上で、攻撃を始める必要があるのですね。

 

がん細胞という他者の狡猾さ

 さて、ここで本庶氏の功績に話が近づきます。先程から言っている「他者」には、がん細胞も含まれます。がん細胞は基本的に細胞の中にある指令センター「遺伝子」をおかしくします。遺伝子は細胞の働きやその寿命を規定しますから、遺伝子が変になった結果、細胞のいろいろなふるまいも異常になるのです。いちばん困る異常なふるまいは、「どんどん勝手に増えていくこと」です。無秩序な増殖は、人間の正常な機能を破壊します。例えば胃の出口にできたらご飯が通りづらくなりますし、脳にできたら狭いスペースにある脳全体が圧迫されて症状が出ます。

 こういったがん細胞は、免疫チームから当然他者として認識されます。しかし、ここからががん細胞の狡猾なところ。がん細胞は、なんと自分が異物であるというマーク(がん抗原と呼ばれます)を隠し、攻撃されにくくするのです。さらには、がん細胞は免疫細胞のある部分に結合してその機能にブレーキをかけるのです。まるで犯罪者集団が警察署の電源を爆破し全ての出口をロックしているようです。

 がん細胞PD-L1という手を出して、免疫細胞PD-1という手と握手します。この握手が成立すると、免疫細胞はブレーキがかかり正常に作用しなくなってしまうのです。このブレーキをかけるために結合している部分のことを、免疫チェックポイントと呼びます。
 本庶氏が発見したのはPD-1というタンパク質で、1992年、氏が40歳の時のことでした。この功績により、今回のノーベル賞受賞となったのです。

 

そしてオプジーボの開発へ

 このシステムを逆手にとり、ブレーキをかけさせなくするための薬が免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬で、オプジーボが代表的です。

 オプジーボは非常にたちの悪い皮膚がんである悪性黒色腫や肺がんに高い効果を示しましたが、どちらかというとそのあまりの価格の高さで話題になりました。平成27(2015)年12月の肺がん承認当時、1カ月で300万円を超える額が設定されたのです。この衝撃に、国内の多くの医師が危機感をあらわにし、反発しました。

 その結果、徐々に値段は下がり半額以下になりました。それでも、小さな1瓶が約30万円もするので、病院の薬剤師さんは落っことして割らないようヒヤヒヤしながら扱っていました。

 薬価の設定についてはまた別の議論になりますので、またいつか。

 今回は、ノーベル賞受賞の本庶氏の研究とその成果について解説しました。

 


 

  以上が、中山 祐次郎氏のコラムの一部です。
 科学オンチの小生でもわかりやすい解説でしたので、 是非、皆様にも読んでいただければと思いまして・・・・・  ハイ!!          

 


No. 514回   70歳のドライバー!?

先日も、72歳のドライバーが運転するRV車がガードレールに激突して7m下の線路に落下したというニュースが流れていました。 幸いにもドライバーは軽傷で済んだそうですが・・・・・

同様なニュースが流れるたびに、同年代のドライバーは複雑な思いにかられることでしょう。
何を隠そう小生もバリバリの70歳のドライバーです。 自分はそんなことはあり得ないと思いつつも日々の運転にはその意識は強く感じています。

確かに、年々その運転感覚が衰え、一つ一つの動作が緩慢になり迅速な判断力が低下していることは否めません。 その ”自覚” が意識できれば自らの運転もそれなりの動態に応じた運転操作ができるのではないでしょうか

まず、時間に余裕をもって絶対に慌てない事、スピードは常に抑えて、アクセルペダルにはタッチ感覚での操作を ”心がけ” ています。 なにか前方をゆくノロノロ運転のように思われますが決してそうではありません。   この運転でも他車との走行の流れに沿って十分いけます。

タッチ感覚と申上げましたが、幹線道路、一般道でアクセルを 踏み込むこと はめったにありません。
通常50km/h制限道路では、アクセルペダルの上に軽く載せている感覚を心がけております。

先日、”常連” のお客さんに駐車場内、または狭い道路でのアクセル動作についてお尋ねしました。
このブログでも何度も語っていることですが、このような場所、状況においては一見緩慢のようですが、フードブレーキの加減 だけで充分対応できるということです。  このお客様もいつも意識せずに 「足は ”アクセルペダル” のっている」 と言われました。 アクセルペダルの加減を誤ると冒頭に挙げた大きな事故につがることを認識するべきでしょう。

 
常に安全運転を ”心がけ” て、同朋ドライバーに対する世間の偏見に反発しながらも、謙虚に、そして冷静にハンドルを握っております。      ハイ!!

 

 


No. 513回    45分~車キズ直し

カーコンが誕生した18年前にキャッチコピーとして使われた 『 45分~車キズ直し 』 が未だに店頭の電飾看板に謳われています。 ( 新しいバージョンはこのコピーは謳われておりません。 )
このキャッチコピーに誘われてご来店いただくお客様がおります。

特に、営業車、社用車、・・・・そして旦那様、 または奥様には決して知られたくないという・・・等々それぞれ”緊急”を要する類のお客様です。

そのお気持ちはよくわかりますが、 45分~以内で直せる ”その損傷” には程度があります。
何か、魔法のタクトでもふればその箇所が元に戻るような、そんな願いと期待を寄せてくるのですが・・・・・

 

昨日たまたま、類した2台のクルマが来店してきました。
1台は、工具類、材料等を満載したハイエースバンです。 クォータパネルにスリキズを負ってヘコミもあります。 一見して即日に直るものではないと伝えました。
 「 この看板を見てきたのですが・・・・ 」 と、ちょっとガッカリした表情でしたが、 同色に近いタッチペイントを”調合”してその箇所にペイントするくらいなら・・・・、と言うことでお客様が自らその場でタッチペイントを行いました。 
何とか ”さび止め”くらいにはなりそうでしたが、その形状はしっかりと残っています。 後日改めて入庫して頂くと言うことで、その際の ”作業日数” はどのくらいかかりますかと聞かれましたが、最短でも3~4日位は頂かないと言うと、 えっ!!、そんなに預けられないと言う表情でお帰りになりました。

もう1台は大型の宅配便のクルマです。 なにか宅配の荷でも下ろしに入って来たのか思いましたが・・・・・
アルミのパネルバンのかなり上方に横に1.5mほどの深いセンキズが負われています。 
 困り果てたドライバーとその”センキズ”を見つめながら、「 これはいくらなんでも何とか出来るものではないねー・・・」、と呟いたのです。

 

この手のお客様とやり取りするたびに、この罪づくりの ”キャッチコピー” はそろそろ消去しないといけないなー と思っている次第ですが・・・・・   ハイ!!
 

 

 


No. 512回    褒め上手・・・

先日、入庫したクルマのお客様は何度か当店をご利用いただいております。
「 此処の ”仕事” はいつも丁寧に仕上げてくれるので安心して預けられるよ 」 その ”一言” に大変恐縮いたしました。 その分プレッシャーもかかりますが・・・・

本日、納車になりましたが、 現場にもその ”一言” を伝えて、仕上ったクルマにもちょっと意識してチェックとクリーニングを気合いを込めて行いましたが・・・ ちょっとした褒め言葉でもいただくと、いい気分になって更により良いサービスをしたくなるという心理をついた”お客様”のうまい褒め言葉だと思います。

 

昨晩、”出張食事” に訪れて際に、双子の孫娘の妹の方が少し体調が良くないということで、妻がその孫にさりげなく、「何か、最近すごく可愛くなったね」 と褒めたら、凄くうれしそうな顔をして 「さすが おばあちゃん見る目があるねー 」 と還してきたそうです。 

孫も小生も単純な素直な人間にはこの褒め言葉はよく効くのです。  ハイ!!

 

 

 


No. 511回   愛車との別れ、そして出逢い・・・

新車から乗っている11年式の ”カローラワゴン”、 今回で9回目の車検となります。
毎年、盆暮れには田舎への帰省で家族を乗せていく”この愛車”, 帰りには故郷のおみやげを満載して戻ってきたそうです。

お客様とは 縁あって20年以上のお付き合いで何台ものクルマをお世話させていただいております。

ご夫婦とも ”シニア”クラス”になりましたがご健在で、今はこのカローラワゴン一台だけですが大切にのっていらっしゃいます。 近年はクルマで帰郷することはなくなり近隣での買いものに乗る程度です。

前回の車検時には、150,000km走行距離でした。 自動車税、重量税等の割増額、そして年式、走行距離からくる経年劣化の問題もあって、継続して車検をとるかどうか迷われていらっしゃいましたが、なつかしい思い出がいっぱいに詰まったカローラワゴン”にはご家族の歴史も刻まれています。

今回も、愛車を手放すという決心がつかず、もう”一度だけ”車検を受けようということになったのですが、・・・諸経費、交換部品等を含めるとかなり高額な見積額となりました。 

 

 たまたま、ご高齢でご家族の運転に対する心配もあり、今年の免許証更新時に愛車を手放そうと決心なされたご婦人が相談にお見えになりました。 やはり、弊社で平成19年に新車で購入なされたワゴンRです。 走行距離いまだ7,800kmです。

定期点検、車検すべてお任せいただいて、ご自宅の車庫入れの際のスリキズ、凹みも”定期的”に修復させていただいておりました。 やはり、愛車への愛着はすてきれず迷われておりましたが、9月の車検切れを契機に手放すことになったのです。

 

このタイミングでカローラワゴンのお客様にこのワゴンRのお話をしたところ、大変気に入っていただきワゴンRの車検を2年とって、遂にカローラワゴンとの別れを決心なされたのです。
 最初は普通車から軽自動車への乗り換えは抵抗を示していらしゃいましたが、現車(ワゴンR)をみてその走行距離に見合う程度の良さにご夫婦そろって納得していただきました。
綺麗に磨き上げたワゴンRは新しいオーナーの愛車として今後も大切に乗られていくでしょう。  ハイ!!

 

 

 

 

 


No. 510回   日本女子 20歳の快挙!!

早朝から興奮のシーンに感動とそして衝撃を覚えながら、歴史的快挙の瞬間に涙しました。
この異様とも思えるニューヨーク アーサー・アッシュスタジアムの雰囲気の中、女子のUSオープンファイナルゲームを制した、まだ、あどけない20歳の大坂なおみのとてつもない心身のタフさには驚きと称賛の言葉を送りたいとおもいます。

卓球、バトミントン、そしてテニスと常に世界レベルの壁に阻まれて、その悔しさを糧に努力してきたアスリート達が、世界に向けて遂に ”日ノ丸” を高々と掲げるレベルまで到達するに至ったことに一日本人として誇りに思っている次第です。   ハイ!!
 

 

 

 

 


No. 509回   お客様側に立って考えると・・・・     

猛暑の8月が過ぎて、台風の影響もあってか9月に入ってからは心地よい涼しさが続いています。

8月は夏休み取ったので実働日数は少なかったのですが、例年にないBP(鈑金、塗装)関係のお客様の入庫が多かったのは意外でした。 おそらく、異常気象の猛暑が正常なドライバー感覚を失わせたのではないかと推察するのですが・・・・・・?

 

何度も語っていますが、・・・・ディーラーでのBP修理での ”見積” で大きな相違点があるというお話です。
8月での入庫ではかなり大きな修復(高費用)を要するクルマが多かったようにおもいます。

その中でも、29年式の高年式車で左スライドドア、クォータパネル(リヤフェンダー)、そしてリヤバンバーの3パネルが損傷したミニバンクラス車の入庫見積です。

高年式ですので、まず、ディーラーで見積してもらい、”車両保険” を利用しての”見積額”は350,000円を超えるというものでした。 当然、3パネルはほとんど交換修理作業の見積です。
しかし、車両保険を”適用される個所”がリヤバンバーが除外されるかもしれないということで、別途、リヤバンバーの修復分については実費支払となるかもしれないということです。

ここで問題になるのはこの3パネルの”損傷状態”です。 ご来店時、現車を拝見した時点でこの3ハネルはBPでいけるとイメージしました。 見積をしている時にお客様から 「実は、ディーラーでの見積をすでに取っている・・・・・」 とのお話をききその見積書も拝見いたしました。

各社見積担当者(フロントマン)の見解、また会社としての方針はあるので一概には言いきれるものではありませんが、この”見積書”はユーザーの側のことを考えると、ちょっと思いやりを欠いたように思えます。

いままでに”クォータパネルの交換についての説明は何度もしてきましたが、・・・・ 車体の骨格部分の一部を切断して熔接する作業ということです。 ( NO351 も参照 )

費用面でもそうですが、高年式車の”愛車”のことを考えると”保険作業”ということでも簡単に”交換”をすることは賢明な判断ではないと思います。
もし損傷度合が微妙なケースでも、現場(鈑金担当者)と意見の相違でぶつかることも多々ありますが、ユーザーの側にたつと鈑金作業でなんとか行けないかと現場を説き伏せることもあります。
もちろん、修復完了後の仕上り度合について云々という問題の可能性は現場を信頼するしかありません。
( 保険修理だからと言って、何もかも交換でいくという考えは理解できないのですが・・・・・ )

 

結局、このクルマはユーザーが何度もディーラーと当店を行き来して悩んだ末に、BP見積を選択したのです。  ”車両保険”を使用するにあたって、前回使用歴があるため今後5年間にわたって保険料割り増額を発生すること、(3年更新契約の為)その割増総額を考えると、実費用170,000円前後であがるというBPでの選択は賢明な判断だと思われます。

もちろん、ディーラー担当者から指摘されたというその ”仕上り度合” についてはかなりのプレッシャーのかかるところとなりましたが・・・・・・・   ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 

 


No. 508回   ”ベルト” は意識する点検事項

(前回 7月 9日から)、約1カ月以上もサボっていますので、このブログを読んで下さる方から具合でも悪いんじゃないかとご心配いただきましたが、”熱中症”にもならず至って元気でやっております。 ハイ
この間、” ブログネタ ” はたくさんありましたが、いったん間が空くとズルズルとここまできてしまいました。   この猛暑の夏は忙しかったことはその理由の一つかもしれませんが・・・・・

 

エンジンについているベルト類には、エンジンの内部に組み込まれているタイミングベルトを除くと、ファンベルトやオルタネーターベルト、エアコンベルト、パワーステアリングベルトなどがあります。ただし、エンジンの種類によっては、1本のベルトでエアコンやパワステなどをすべて駆動しているものもあれば、2~3本のベルトが、それぞれ必要な補機類を回転させているものもあります。

こうしたベルト類は、もし切れてしまうと、それぞれ駆動している機構が作動しなくなります。たとえば冷却用のウォーターポンプを駆動しているベルトが切れるとエンジンはオーバーヒートしてしまいます。また、発電用のベルトが切れると充電できなくなり、バッテリーが上がってしまいます。

そのなかでも、もっとも運転に直結するものがパワーステアリングベルトです。切れることは非常にまれですし、万が一切れた場合でもステアリングの操作は可能です。しかし、実際に切れた瞬間は、突然驚くほどハンドルが重くなりますので、危険度はかなり高いといえるのです。従って、定期点検時にはきちんとゆるみをチェックし、状態に応じて適宜交換することが必要です。

 

先日、夏休み前の猛暑の日に一本の電話が入りました。
ご婦人からで、「静岡県の下田から大和に向かう高速道路走行中に突然破裂したような音がして、その後、急にハンドルが重くなって、そしてエアコンも効かなくなったのです。 驚きと恐怖で訳もわからず何とかインターを降りて大和市内のホテルまで辿りついた」 ということです。

電話でのお話で、おそらくベルト関係が切れたのではないかと診断して、とりあえず、車検証をメールで送ってもらい夏休み前だったので部品が調達できるかを確認したのです。 幸い部品は間に合うということで現車を翌日に入庫してもらうこととなりました。

翌日にはどうしても下田へ帰りたいと言うことで、部品と整備スタッフを急遽、大和店で待機させての特別な措置をとってそのファンベルト、パワーステ、エアコンベルト一体型の”ベルト”交換となったわけです。

16年式で走行距離数も90,000kmを超えているクルマですが、やはり、このような事態になりうる可能性が高いので、定期点検、オイル交換等はを怠らずに受けることが大切であることをお勧めしたのですが・・・
ハイ!!