№674回    ウオーターポンプ

カタールW杯、ドイツ戦に勝利の歓喜に酔いしれて、次戦のコスタリカ戦では痛恨の敗戦にもめげずに、いちずの望みを託したスペイン戦で正に奇跡の勝利をもたらしたのです。
結局、誰もが予想しえなかった欧州の強豪スペイン、ドイツを破って死の『グループE』を1位で通過して決勝トーナメント進出のチケットを手にいれたのです。

本来のブログ主旨から逸脱して申し訳ございません。・・・・

ここのところ、車検入庫のクルマで連続して、”ウオターポンプ交換” ということでユーザーにとっては大きな追加費用の負担を余儀なくされています。

両当該車とも走行距離数が100,000kmをオーバーしていることもあってやもう得ないことかもしれませんが、ディスクブレーキパットやドライブシャフトブーツみたいな分かり易い消耗パーツの交換ですと、その説明にも理解、ご了承をいただけますが、こと ”ウオターポンプ交換 ”となりますとその説明にも困惑すこともあります。

リフトアップして下廻り点検でウオターポンプからの異音、水漏れ、滲みを確認すると検査員の資格で交換を指摘されます。

車のエンジンに搭載されているウォーターポンプの役割は、エンジンの過熱を防ぐことです。
クーラント(冷却水)はエンジンの熱によって高温になり、ラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されています。ウォーターポンプはエンジンとラジエーターの間に設置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトによって動かされることでクーラントを強制的に循環させる役割を担っているのです。
ウォーターポンプが故障したり、うまく動作しなくなったりすると、エンジンを冷やすことができないので、エンジンがダメージを受けてしまいます。

ウオターポンプ交換によって、関連するタイミングベルト、ファンベルト、パッキン類等のパーツ、そして、クーラントも交換しなければなりません。
その大まかな費用(工賃を含む)は60,000円~80,000円にも及ぶこともあります。

低年式、多走行距離のクルマの車検入庫の際には、あらかじめ、その可能性があることを説明をして工場入庫後、担当整備士からのチェック診断の回答を待つことになります。

今回のお客様も、ウオターポンプ交換のほかに、フロントディスクブレーキパット交換等々で200,000円近い車検となってしまいました。
通常な運転をしていても、低年式、多走行車はその経年劣化により、同様な消耗パーツも随時交換を余儀なくされると、ユーザーにとってはその車検時における大きな費用負担をも覚悟しなければなりません。 ハイ!!

 


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