№636回  Drアドバイス

今年3回目のDrアドバイスとなります。
毎回、意識してシニアドライバーに向けてのアドバイスとなっており、これで、何か”頷ける”ところがあれば是非、日頃の運転にご採用いただければこれ幸いと思っております。

今回は、アクセル、ブレーキペダルの踏み加減についてお話です。

皆様の愛車には”エンジン回転メーター”がスピードメーターの横についているかと思います。
エンジンのアイドリングは通常は700~900回転の間が正常回転です。冬の朝の始動時などは一時的には1000~1200位まで上がりますがエンジンが暖まれば通常回転に戻るはずです。

特に、冬の寒気時期には始動してからの”暖気運転”は愛車にとって大切な思いやりの一つです。
小生は朝の通勤時、スタート時のエンジン回転数アイドリング1,000~1200回転の状態でアクセルは踏まず走行を2-3分間続けます。(これも、時間に余裕をもっていないとできないことです。もちろん、道路の状況、前後のクルマの状況も十分考慮してのことです。)

エンジンが暖まっても、朝の通勤帯はどこの道でも渋滞しています。この時間帯で2,000回転以上に上げて走行することはほとんどないハズです。 よって、右足はアクセルペダルに載せている程度の感覚で踏み込むようなことはありません。当然、前車のストップランプが点いても右足のフットブレーキの移行も余裕をもって軽く押してスムーズな停止となります。

 

幹線道路(制限速度40~50km)でも2,000回転以上の回転を上げて運転することはほとんどありません。
信号、前方を走るクルマ等の間隔からして回転を上げる間もなくブレーキを踏まざるを得ないからです。 発進時に一気にアクセルを踏み込むようなことは、無駄なことでスムーズな運転とはいえないと思います。

結論から申し上げると、アクセル、ブレーキはソフトなタッチ(女性の素肌を優しくタッチする感覚)で走ることが安全でスムーズな運転につながることだと思っております。
特に、交差点で信号待ちをしていて左折、もしくは右折する場合はアクセルはタッチ程度でゆっくり前後左右の状況を確認しながらの”進行”が大切です。
交差点での発生事故が一番であることは言うまでもありません。

 

かく言うも、帰宅する道すがら二車線の直線道路が2km程続くところでは、前後のクルマの様子次第では、一気に回転を上げて一日のうっ憤を晴らすかのように突っ走ることもあります。 いまだに、年甲斐もなくその快感は魅せられて・・・ ハイ!!

 

 

 

 

 


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