№670回    目立たない程度に・・・

ちょっとしたスリキズ、エクボ程度の凹み、・・・・・お客様は「 目立たない程度に直ればいいですから・・・ 」 と言われる方が多いようです。
これが、一番厄介な修復依頼なのです。
そのお客様の言う 「 目立たない程度 」 のイメージとは様々で当然その満足度に相違が生じます。

”費用面”と”時間的” にはベターな方法だとおもわれますが、具体的には、”タッチペイント” か、 ”磨き作業” という応急的処置となってしまいます。
これでお客様の満足がいただければベストなんですが、もちろん、お客様のイメージしている、「目立たない程度」 とはいかないようです。 ”そのスリキズ” はしっかりと目立っています。

 

プロの職人さんであれば、そのくらいのことが出来るのではないかと思われがちですが・・・・
プロ意識の高い職人さんほど中途半端な仕事はしないようで、その仕上り の完璧度にこだわっています。 

費用面、時間的でもちろん ”タッチペイント、磨き” と ”完璧な仕上げ” では大きな差がでてきます。 結論的にはこの ”中間” がないということです。

フロント(受付人)側からすれば、お客様サイドの意向に応えて、現場の職人さんがもっと臨機応変な”仕上げ方” もできる・・・??  これぞ本物の プロ意識 をもってもらいたいと、常々おもっているいるのですが・・・・・  ハイ!!

 

 


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