№669回 思いやりの心

僭越ながら、夫婦の私事を語らせていただきます。

50年間、夫婦として喜怒哀楽を伴にし、愛しき子、そして孫にも恵まれてここまでやってこられたのはお互いに思いやりの心と耐え忍ぶ力があったからではないでしょうか・・・

そこに居なくてはならない存在として、これからの日々をいかに永く、楽しく、快適な老後を送れることが家族の願いでもあります。そんな至福な時間を過ごせることに感謝しております。

 

お互いに歳をとり経年劣化のわが身をいたわりながらも思いも寄らないアクシデントが先日、起きてしまいました。!!
 風呂場から出て脱衣所で足を滑らせ転倒してしまったのです。 横腹と頭を痛打して一瞬、「これで終わったかな」と観念したのですが・・・

幸いにも、頭の方は問題なかったのですが、肋骨にひびがはいって全治1か月という診断が下ったのです。当日の晩はそんな痛みを感じなかったのですが、その翌朝は激痛でベットから起き上がることが出来ず寝たままの状態になって、まさしく、一日にして介護老人に化してしまいました。

この年代になると、平素は罵り合っていても、もしも”相方”が突然体の不自由に襲われたならば、その”相方”への親身な思いやり、いたわりが生まれることは至極当然、夫婦の自然な心情なのだと思い知ったのですが・・・・ ハイ!!

 

 

 

 

 


№668回 クルマ買取 アップル店 オープン!!

予てより開設に取り組んでいました、買取フランチャイズ『アップル』の弊社第一号店が遂に9月23日にオープンの運びとなりました。
相模原市の 「 スタシオン城山 SS店 」店舗に併設『 アップル相模原城山店 』として買取、販売を促進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今や大手「買取」専門店が乱立して過当競争に陥っている ”クルマ買取” に敢えて本格的に参入することになりました。
先ずは全国的なフランチャイズの冠(ブランド)を付けて来店誘導を促進することが第一の戦略として最も信頼と実績を誇る『 アップル 』を選択したのです。

弊社シブヤエネックス拠点の中から第一号店として最も適した市場拠点(相模原城山)が先陣を飾ることになりました。
数カ月にわたる資格研修を修了した精鋭なる買取専門スタッフがお客様に親切、丁寧な応対にあたっております。

愛車工房 カードック大和店も声援を送り、その多大なる成果を期待しております。  ハイ!!

 

 


№667回    車検の建前と本音

2年に一度の車検(乗用車)はカーオーナーにとっては責任と義務であり、誰もがその時期になると躊躇なくマイカーを整備工場その他のカーショップに持ち込みます。

車検は2年に一度(乗用車) 24か月法定点検事項(91箇所)をチェックして不具合箇所があれば修理、交換を行います。その後、2年間の安全と、安心の運転を担保されます。

カーオーナーであればこの2年に一回の車検出費(車検整備代プラス法定費用等々)は家計の必要経費として用意しておかなければなりません。

 

お客様の車検をお請けする側としては、現在、街の整備工場から大型カーショップ店、SS等の参入によって、ユーザー獲得商戦への様々な戦略が過当競争の様を呈して、ユーザーにとっては好ましい環境となってきています。
一方、従来の町の ”整備工場さん” はその領域を徐々に浸食されて厳しい環境下に置かれています。

それに加えて、新車ディラーでは販売時に囲い込み戦略として”定期点検” ”車検” は欠かせないユーザー管理アイテムとして繰り込まれていて、おそらく、5年間はディーラーへの車検入庫が当たり前のようになってきています。

 

ここから、本筋の車検の建前と本音を語らせていただきます。
従来の整備工場は国から認証工場の資格を取得して、当該車の点検、整備をしたのちに管轄の陸運支局にに持ち込んで検査を受けていました。 
現況は、国の指定工場認定を取得して自社において検査員資格(国家2級整備士による検査員合格者)を取得して ”検査” を代行する民間指定工場へと移行した複合的カーショップ店(大型カーショップ、集中車検整備センター)での車検が 主流になりつつあります。

民間指定工場の”検査員”はみなし公務員として、当該社員でありながら検査業務のみを専任とさせて、車検点検及び整備等には携わることはできません。よって、陸運支局の検査員並みの厳格な検査チェックと承認の権限を与えられています。
検査員は特に足回り関係については厳しくチェックを怠りません。
ドライブシャフトインナーブーツ、スタビライザーリンクロット、ショックアブソーバーなどと言う普段聞き慣れない部品箇所の油漏等で、ブーツとかシール交換はその説明を受けて交換等は余儀なくされます。

 

車検を受けようとする方々は、”車検” は責任と義務においてきちっと点検整備して今後2年間は安心して運転をしたいという方々から、とりあえず、車検が通ればいいにので極力安く上げてもらいたいという方々まで様々です。
本来の車検の建前からすると ”前者”の方々の意思に沿って作業にあたれば、かなりスムーズに業務が進行できるのですが・・・

 

車検を受付する際のフロントマンの役割がここで重要となります。
まずは、事前にお客様よりの不具合箇所指摘があれば明記して現場スタッフに伝えなければなりません。
また、この車検の際にオイル関係、エレメント類、エアコン機器等のチェック、点検等もオプション事項としてお薦めしてより快適なドライブをお約束をすることができます。

車検を受けようとするお客様は一様ではないと述べたように、それぞれの意向をもって来店なさいます。それに沿った対応をしなければなりませんが、先ほどのような不具合箇所の指摘があれば、どんな事情に拘わらずそれなりの交換、修理の措置を施すことへの説明、そして了解を得なければなりません。

フロントマンはユーザーサイド、現場整備スタッフの両サイドに立って公正な判断で、車検整備、追加整備、プラス、オプショ追加作業も含めた ”事前見積” をご提示するわけですが、これが一様には行かないことが多々あるのです。

 

以上のように2年に一回の車検は、ユーザーの意向、希望を最優先にしながらも、そのクルマの実情を、専門的見解で分かり易く丁寧に説明して理解していただくことの難しさを ”本音” として語らせていただきました。  ハイ!!

 


№666回    怒り!!

通勤時に愛聴している音楽番組『 かけるクラシック』 本日は「喜怒哀楽✖クラシック」』テーマでした。
その中で『怒り』を表現した過去のクラシックの数々の名曲を紹介していたのです。
現在、様々の人々が殺伐とした生活環境の中で些細な事でも『怒り』を生じる時があります。
聴く人によっては ”その曲” がその『怒り』を表したり、”その曲” でその『怒り』をやわらげる効果もあることも知りました。

視聴者からの『怒り』のエピソードに添えて、”その曲”が合うというリクエストに応えて何曲かが紹介されて、大変興味深く聴かせていただきました。(あんまり、よくわかりませんでいたが・・)

そのリクエスト曲の中にに普段、いとも紳士的な行動を自他ともに認めているという男性からのコメントに同感致しましたので、 ちょっと書き込んでみました。

「 クルマを運転中にマナーに欠けたドライバー、歩行者等に遭遇する時が多々あります。あまりにも運転に支障をきたしたり危険を感じた時は、普段は絶対に口にしない”言葉”を発することがあります。もちろん、一人で運転をしている時だけですけど・・・」

その発する言葉の数々を聴いて爆笑をしたのですが・・・・・、もちろん、ドライバーであれば男女問わずとも、その地方訛りも交えて丁々発止してる同士がいるはずですが・・・

『 モタモタしてないで 早う行け!! 』 『どこ見てんのや バカたれが!!」 
『 なんで そうする!!? 』 『 この-ど阿保!!何をしてんのや・・』 『この 糞たれが!!』 『 なぜ? そう死を急ぐの・・』  ・・・・・

まあ、この程度なら容認できますが、もっと強烈な ”怒鳴り言葉” は挙げたら限りありませんが くれぐれもその際は、ウインドウを閉め切って相手に聞こえないように、ご注意をおねがいいたします。 ハイ!!

 


№665回     愛車事故 てん末記

先日、20年来のお付き合いのシニアのお客様より久しぶりにお電話いただきました。

愛車をを自損事故によって左側面を大きく損傷させてしまい、近くの修理工場に入庫したのですが、1か月たっても修理のメドが立っていないとのこと。・・・・・?
弊社でも当該車は何度も車検、修復作業等も行っていたので、ご相談を受けた訳です。

車両保険では ”全損扱い” になり保険限度額が支払されますが、”見積額” がこれを大きく上回るようで、当該修理工場の方も手のつけようがない状況で、お客様との対応に困惑しているようです。  当該車が高級外車と言うこともあって、部品代、工賃等々が国産車みたいに明確に算出されないことがネックとなっている訳です。お客様は車両保険限度額内で復元したい意向を電話で伝えてきたのです。

車両保険限度額もかなりの ”高額” です。 すでにお客様の口座に振り込まれており、あとは限度額内で修復復元するかはお客様の判断に委ねられたということです。 もちろん、支払される限度額で他車への乗替えることも選択肢にあり、その判断を相談に乗って欲しいということになったのです。

 

現車も拝見していない状況で即答はできず、とりあえず、現車を診て判断するこいうこと当該修理工場へお客様と伴に赴いたのです。  事前にお客様から工場担当者へ連絡をしてもらい、弊社でこの仕事を請け負うことになれば、その場で当該車引取も了解をしてもらっていただきました。

確かに、現車はフロントバンバーから左側面パネルすべて、そしてリヤバンバーまで交換を要する損傷大の予想外の状態でした。 特にクォータパネル(リヤフェンダー)の交換は難解であり鈑金スタッフの了解を得ないと請けることができないことになります。
とりあえず、弊社まで搬送して現場スタッフに再見積をかけてもらい、修復復元するか、他車へ乗換するかどうかを検討することにしました。

外車関係の専用見積ソフトは無いため国産車の同類車を見立てて工賃見積をして、部品は部品商で調べてもらうため時間がかなり要しましたが、この方式での見積では限度額内での”数字”に収まりますが、追加部品、工賃(外車)の割り増しがどれだけプラスになるかが問題となります。

現場スタッフからすると、あまり積極的に取組もうという姿勢ではなく、年式、走行距離、そして車両損傷状態からして修復復元は合理的ではないとの見解が示されました。

以上の現場スタッフの見解を踏まえてお客様へその旨を説明をするため、ご自宅にお伺いしました。
ご夫婦ともカーマニアでそれぞれ愛車には確たる思入れをもっていて、それなりの知識と持論を持っていらっしゃいます。

見積額の提示と追加額が不明であり限度額内での修復を確約することができない事由からして、すでに入金済の車両保険限度額での車両乗換えの線で検討をなさった方が宜しいのではお薦めしたのです。

事故を起こしてから2か月近くも経過して、当初のご自身の気持ちも少しづつ変化して、奥様の助言もあって当該車の復元にこだわる気持ちも変わってきました。
この愛車に対する思い入れは小生も十分承知しておりましたのでお気持ちはよくわかります。

お客様はご高齢ではありますが、この大きな車体の”当該車”をいとも簡単にガレージに出し入れに感心をしていたのですが、この際、もうすこし小さなクルマで小回りよく安易に運転できる方を優先して考えるようにしようとなったのです。(同感です!!)
それでも、”外車” へのこだわり強く、早速、新しいクルマ探しに奥様とともに気持ちを切り替えその相談にのることになったのです。

小生がご自宅にお伺いするときの小生の愛車(BMWミニ)をみて、「このクルマもいいね・・・」と奥様とともに囁いたのですが・・・・ ハイ!!

 

 


№664回    料理をする人

この話を語らせると、経緯からしてかなりの長くなりますが・・・・

長女が3人目の子供(女子)をめざして誕生したのは、ナント!!  双子の姉妹でダブルの幸運に恵まれたのです。 一気に6人家族となり上は小学2年生、幼稚園の男子に双子の姉妹が加わって家の中はてんてこ舞いになりました。

そんな長女の子育て奮闘を見つめながら、何とか手助けしたいという親心から、妻がしばらくの間家事手伝いで通うことになりました。そして、小生は火曜日の定休日には出張料理人として夕食を作りに出向いて行くことになったのです。 たまには、長男の家族(3人)もご相伴にあずかるということで11人分の料理を作ることもありました。

当日は、午前中から食材の買い出しに行って何とか美味い夕食を食わせようと張り切っていました。そんな ”じじ” の奮闘ぶりを見て、おそらく、娘と妻は孫たちに「じいじいの料理は美味しいよ!!」と言わせるように仕向けていたのでは・・・・

孫たちからの ”好評” に気をよくして、約10年間に亘り殆ど毎週火曜日には ”出張料理人” は続けてきました。

ここ2年程、コロナ禍の影響もあり、また、男子孫たちも大学生、高校生と成長して夕食時に家族全員が揃うことがなくなり出張料理人の出動もめっきりと減りました。もちろん、10年も歳をとれば、体力、気力も低下して以前のような意欲が沸いてこなくなってきたのも実情です。

この間に、料理人としての腕はかなり上達したようで、自宅でいろいろな料理のレシピを取り入れてレパートリーも増えてきました。
現在はラインで「何かをつくったよー」伝えると、”我が家”に娘、息子が孫たちを伴ってが訪れてその料理を食べたり、持ち帰ったりしています。

人に食べてもらって美味しいと喜んでいただけることは快感であり有難いことです。
本当にその料理を美味しく味わったのか・・・?、なかば押しつけがましく迷惑しているのではないか?と、感じる時もありますが、今後とも、趣味と実益を兼ねて美味しい料理への挑戦を続けようと思っております。

 


№663回     SMSにも関心・・

どうしても、シニア世代の話題になってしまいますが、
小生は、ネット関係の仕事に多少関わっていますが、未だにパソコンを駆使した数々の業務は苦手で上達もしません。 同年代の同胞の方々でもSMSなどを活用した時代の流れにマッチした仕事ぶりには羨ましく思っています。

今朝、テレビを観ていて、和菓子を若者世代に斬新なアイデアで注目してもらおうと様々なお店の取組み方を紹介していました。 まさに和菓子人気ブームを巻き起こそうとする一つの手段としてSMSを上手に活用したアピール方法でした。

 

一見のお客様に店頭で冴えない老人営業マンがいくら誠意ある正当なトークを述べても本意が伝わらないような気がするのです。
メール問合せなどで、文章でのやり取りであれば相手方はその回答内容がしっかりとした文面であればかなりの確率で返信、来店まで繋がることができます。
 もちろん、店頭で対面したした時の違和感をどう対処するかは問題点は残りますが・・・

SMSを意識したのは、そんな他愛もない発想からなんです。
50年間に亘って、クルマ一筋の仕事に携わってきたものにとって、その数々の経験、成功、失敗を貴重な体験談として伝える方法、手段としてSMSが利用できたらと思ったのです。

今後、”仕事”としての領域を超えて、少しでも愛車ユーザーに親身に語りあえる存在感をイメージして一歩踏み込んだチャレンジにしようと考えております。

此の歳になっても、何かチャレンジする意欲が沸いてくるのは、まだ”ボケ”てはいない証かもしれなと勝手に思い込んでいますが・・・  ハイ!!

 

 

 

 


№662回  ヘッドライト

ヘッドライトについては、何度かブログで語らせていただいております。
このところ、夜間運転の際に感じる、対向車ヘッドライトの眩しさには閉口しております。

クルマのヘッドライトはハロゲンライトからディスチャージ(HID)ライト,さらにLEDライトに替わりつつあります。 HIDの広角な明るさ(高輝度放電装置)は夜間運転するドライバーには視認性向上に大いに役立っています。

反面、ハロゲンライト装着車がHID対向車との対面時にはこの明るさに困惑している方が少なくない状況で、小生もその対向車の眩しさに一瞬視野を失うこともあります。
もちろん、高齢化している小生の視力、視認性が劣ってきていることは否めません。

ハロゲンライトが出す光は電球色(淡い黄色)の優しい光で、走行中の対向車にとっても眩しく感じさせることは少ないですが、HID装着車からの発光する広角な明るさは、対向車には眩しさを感じさせてしまうものあるのです。

時たま、すれ違うハイビームのような視界を遮るような極端な光度(爆光)を発しているのは、
自動車メーカー純正のHID装置ではなく、高輝度を競うように色温度(K(ケルビン))高めた社外品ヘッドライトバルブは誰でもネット販売等で容易に購入できます。

自動車メーカー純正装着HIDヘッドランプでは最も運転中の視認性が高いとされる4000-4500K程度に設定(白色光)されることが多いようです。また、蛍光灯程度の白色光なので路面の白線が見やすく晴天時には視認性が高まります。
一方、色温度10,000Kを超えた極端に青白光を発するHIDライトは雨天時や悪天候時などでは路面の白線などの視認性が悪いとの評価をされています。
車検対応は一般的には6000K(白色)までとされていますが、製品の差や検査官の判断によっては青色とされ合格しないことがあるそうです。

 

最近、自らもネットで調べていたら、LEDライトの最新モデルで6500K(白色)ZES LEDチップ搭載のバルブが、ハロゲンの3倍の明るさ、・・・等々の触れ込みで掲載されていました。
果たして、自分のクルマに適応できるかを調べてもらったところ、適応可であり、簡単に交換、取付が出来るということで購入することにしました。

先日、社の整備士にお願いして、その LEDライトバルブ に交換してもらったのです。
確かに、ハロゲンの淡い黄色光から白色光になって視界が明るくなって視認性も良くなりました。
ただ、他車に迷惑を及ぼすほどの爆光のイメージもあったので、この”明るさ”が対向車に悪影響を及ぼしていないかとちょっと心配をしましたが、問題はないようです。

夜間の運転走行、ヘッドライトの明るさと対向車が発する眩しさに困惑していたので、この度のLEDライトバルブの装着はちょっと躊躇しがらも、かなりの良好な結果となり、ひとまずほっといたしました。  ハイ!!

 

 

 

 


№661回  声

年を取るごとに、他人の言動、行為が気になって批判的な言葉に発する度に妻から叱られます。

人の声というものは、その人の人格を表すように思われます。正対して会話する、電話での会話、そして、ラジオ、テレビ等で聴くその人物の ”音色” によって人物像をイメージしてしまいます。

日曜日の今朝、毎週、愉しみにしているワイドショー番組のスポーツコーナーがあります。
週刊のスポーツニュース(特に野球)のダイジェストを解説を交えてタップリと伝えてくれる番組です。(MLBの大谷選手のその週間の活躍を余すことなく伝えてくれる特別なコーナーもあります。)
そのスポーツコーナーを担当する女性アナンサーの声がどうしても気になるのです。

毎週、そのことをテレビを見ながら独り言のように漏らすと、「黙って観ていなさい!!」と叱られますが、・・・
”スポーツコーナー”ということで、その活発な高いキーは合っているのですが、なにか、癇に障るような” その声” に自分だけが違和感を感じているようです。(恐らく、年のせいでしょう・・)

同じ日、通勤のクルマのなかで、これも毎週、愛聴している薬師丸ひろ子がMCを務めるラジオ番組で彼女の爽やかな ”声” が流れてきます。言葉遣いも丁寧で優しさが溢れています。
なぜか、毎週聴く対照的な その”二つの声” を敢えてブログで語らせていただきました。

年をとるたびに、体感が鈍化してきているハズですが、どうゆう訳か、変に敏感なところは困ったもんです。     ハイ!!

 

 

 

 


№660回 ゴールデンウイーク!!

今年のゴールデンウイークは 5月1日~5日 まで休ませていただきます。

永い間、サービス業の仕事に就いていると、人々が休日、祭日には店を開いて営業することは当たり前だと思っていました。

しかし、近年、サービス業でも一般の方々と同様に休日、祭日の連休をしっかり取るという傾向にあるようです。
小生などは、この”期間中”はどこへ行っても混雑しているので行楽は避けようと考えている方です。 家の周りをウオーキングしたり、読書と大好きな映画鑑賞三昧で愉しむことにいたします。   ハイ!!

 


№659回   一瞬にして惨劇を招く  

平成31年4月19日の午後0時20分すぎ、都心の池袋で起きた「池袋暴走母子死亡事故」他に9人の重軽傷者をもだした大惨事は、まだ記憶に新しく残っています。
90歳の被告ドライバーは禁固5年の実刑判決をうけて収監中です。
この一瞬の過失事故でその被告人、そして被害者、その家族の平穏な生活を崩壊させてしまう悲劇となったのです。

私たち、日常、ハンドルを握り、アクセルを吹かし、ブレーキを踏む動作を何気なく行っていますが、その一瞬の”状況無視”が取り返しのつかない惨事を招く危険な要因となりうるのです。 
状況無視=信号無視、速度制限無視、左右前後確認無視、予測運転無視・・・)

ドライバー(小生ももちろん)であれば、日常の”運転”でこのような”状況無視”はだれでも経験していることです。それが ”事故” に幸いにも繋がらなかったことと思わなければなりません。

 

この池袋の事故は起こるべきして起きた事故ではないかと推察するのです。
まずは、超高齢者ドライバーであること、レストランの予約時間に間に合うようにとスピードオーバーもしていたこと、予測運転を怠り集中力を欠いていたこと。(その一瞬に魔が差すということ) この3つの要因がかみ合って、このような惨事が起きてしまった訳です。 もちろん、そこに、運、不運が存在しています。

超高齢者であっても、時間にゆとりをもって、冷静に予測運転を心がけ集中力を保っていればれこのような惨事は避けられたハズです。

 

運転中に横暴かつ無謀運転をしているドライバーに遭うことが多々あります。
その一瞬の状況無視不幸なタイミングが重なれば大事故に繋がる可能性大です。
全てのドライバーたちは、その無謀な運転によってもたらされる想定外の事態と不幸な惨劇を予測する意識と責任をもってハンドルを握るべきではないでしょうか。

 


№658回  納得できない事・・・

理不尽という言葉はちょっと大袈裟な言い方になるかもしれませんが・・・

先日、鈑金/塗装でご入庫のお客様に”代車”をお貸ししましたが、工事現場の駐車場でバックしてきた軽トラック(荷台に足場用のパイプ搭載)がその”代車”のバックゲートとバックゲートガラスを損傷させてしまったのです。
相手方の軽トラックがバックして、積荷の足場パイプが代車に当たって破損させたのですが、当該トラック本体には損傷はなく、この”代車”だけが大きな損害を被ったのです。

代車ということで、弊社にまず事故の一報が入りました。
お客様の事故状況をお聴きすると、軽トラックがバックしてこちらが側に向かってくるので、まず、エンジンをかけて前方へ回避しよと前進する間もなく、その軽トラックはバックしてきて衝突したとういうことです。
エンジンをかけてオートマチックのシフトチェンジ(P⇒R⇒N⇒D)にチェンジ行った。

当然、当該相手側ドライバーもそのことは認めていて謝罪をして、保険での対応ということになった訳です。
お客様は当然、自分に過失が生じるとは無く相手方の保険で”代車”の損害賠償は行われると思っていたのです。

 

翌日、弊社に相手方(軽トラック)の保険担当者(女性)から電話が入り、今回の事故の保険担当者としての挨拶をした後に、この案件に対して双方に ”過失割合” が生じることを伝えてきたのです。??

この女性担当者はあまり人の話を聞かずに一方的にこの案件の状況の見解を説明し始めたのです。「このお客様のクルマ(代車)はエンジンがかかっていてバックギヤ(R)、すなわちバックランプ点灯していた段階で相手方(軽トラック)がバックしてきての衝突であるので、お客様にも過失が生じます。」という見解でした。???
お客様の事故報告の内容とかなり相違があるので、お客様に確認をしてからと言うことで保留にして、お客様に電話をいれたのです。

お客様は、「そんなバカなことはないので、すぐに、相手方のドライバーに連絡を入れてその時の事故状況を”その”担当者”に直接説明してもらうようにする。」と答えて、その結果報告を弊社に連絡をくれることになったのです。

その後、お客様、保険担当者よりも連絡来ないので、こちらから、保険担当者へ連絡を入れたのです。
「双方に過失の問題が生じたので?・・、その辺の事情が明確にならないと弊社の代車の修復作業がスタートできないので、早急に当事者(お客様と担当者)で談判を行って、その結論を”担当者”より報告してほしいと伝えたのです。
翌日、その担当者からいかにも事務的に、この案件は過失割合はどうしても生じてきますので、「このことをお客様に説明して納得していただきます。」 と言うことで、担当者とお客様との談判結果を待つことになったのです。

肝心のお客様のクルマが修復完了して明後日、納車できるようになったので、それまでにこの問題を解決しなければなりません。

翌日、まず、お客様より連絡が入りました。
電話口でかなり興奮した口調で、「まったく話になりません。 一方的に、こちらの過失は4割で相手方が6割過失ということで話をまとめなければならない結果となりました。」明日の納車時にその詳細は説明しますということでした。
そこで、その当該代車を本日中にこちらへ返車するので、その”損傷個所”見積をしてほしいということになりました。

翌日、修理完了したお客様のクルマの納車の際にその見積書が工場より届きました。
バックゲート鈑金/塗装、バックゲートガラス交換、ハイマウントストップランプ交換ということで 合計156,013円 と言う見積額になりました。
まったく、不本意ながら、その40%の過失割合分(62,404円)を納車する修理代に添えてお支払いいただいたくことになったのです。(保険会社との最終協定額は150,118となりましたので、お客様からは60,000円いただきました。)

 

お客様の事故現場での状況説明が”事実”であれば、この度の保険担当者の判断は一方的で大変誤った措置であることになります。お客様は、担当者が自分の状況説明を誠意ををもって聴こうともせず、お客様の過失を認めさせようとする言葉に、反論するのを諦めて、その大きな憤慨を言葉にしてやむなく妥協したかたちとなったのです。(担当者は納得していただきました。と語っていましたが・・・)

この度のお客様担当者双方の記述した言葉に多少の齟齬があるかもしれませんが、お客様側の立場、心情を察すると『納得できない事』として書き込みをさせていただきました。 ハイ!!

 

 

 

 

 

 


№657回    前時代的な侵攻

先日、ある友人から『楽毅』(亜卿)という中国戦国時代の武将の本を奨められて読み始めました。
日本の史書はかなり興味をもって読み込んでいますが、中国のこの時代の史書に触れるのは久しぶりのことです。

この本(全4巻)読み終えて、その友人が、現在、全世界を震撼させているロシアのウクライナ侵攻侵略を意識し、意図的に、この本を奨めてくれたかどうか真意は判りませんが、紀元前295年頃の超前時代の戦国の世の時代に舞い戻ったようなこの信じ難い愚劣な蛮行が現在、行われているのです。

この時代、主人公である武将、宰相でもある『楽毅』をはじめとする、歴史に名を残す名将、名宰相も、また愚将、愚宰相も出現しています。 この戦乱渦巻く時代、東に秦、西に斉という戦国最強国に挟まれた弱小国を隙あれば侵攻侵略して属国として併呑して領域を拡大、この2大国が競って中華の覇権をめざしているという時代の物語です。

いつの時代でも、このような大国の暴君たちに仕える重臣には才覚と器量ある賢明な宰相が付かず、暴君の独善的支配欲と傲慢で恫喝的”国政”に諌言すらできない愚臣が多いようです。

その一方の大国 ”斉”の国王『湣王』は隣国の”燕国”に多年にわたり虐奪的侵略を続け、亡国の憂き目にあって、その辛酸な”仕打ち”に耐え抜いた”燕国”『昭王』が『楽毅』というこの戦国時代に傑出した武将を招聘して、4つの小国を率いた連合国によって奇跡的に”斉”の王国を滅ぼして首都を陥落させてその偉業を成すのです。
『楽毅』は、この戦いにの宰相、将軍として4国同盟の謀略企て連合国の指揮を執って、冷静、かつ奇想天外な戦略をもちいて奇跡の勝利をもたらしたのです。

斉の『湣王』は首都から逃亡を図り、流浪して遂にその愚臣たちにも裏切られて、余りにもあっけない悲惨な最期を遂げるのです。

今、この本を読むと、プーチン大統領が現在、起こしている愚劣で非人道的な”戦争”がの国との国のように思えてくるのです。 まさしく、前時代的の再現であり、この斉の国王と同様な末路を辿るような思いをダブらせてしまうのです。

勇敢に命を賭して国を守ろうとするゼレンスキー大統領は世界の人々は英雄と称えられ、一方、歴史上最も恥べき卑劣な存在としてプーチン大統領は永遠に蔑まれれるでしょう。・・・・

 

 


№656回 爽やか 93歳!!

先月、お孫さんからの紹介で祖父の方のクルマキズ直しの話をいたしました。
そのクルマが再度入庫ということになりました。

御年93歳という高齢でありますが、背筋もきりっとして、何よりもご自身が話すこと、そして、小生が話すことがお互いに明確に通じあえることです。ご年齢をお聞きしてよもやと驚くばかりでした。

おそらく、いままでご入庫いただいたお客様で現役で愛車を運転しつづける最高齢者だと思っております。言うまでもなく、ご家族からは、心配するコールが幾度となく届くそうですが、ご自身はこの愛車は無くてはならない自分の足として役目を果たしてくれていると話されていました。

このクルマを引取に行った際、この点についてちょっと触れてみたのです。
今回はご自分の100%ミス(過失)で相手の方のクルマも傷つけてしまった事故です。 これがかなりのショックだったそうで、ご自身の運転に対する動作劣化を自覚なされ、人身事故におよぶ大事故に至らなかったことに安堵なされたご様子でした。

今年の12月に免許更新時期が迫っており、ここが決断の拠りどころにすると語っていらっしゃました。
全く年齢を感じさせない言語、行動の 93歳爽やか紳士 に接すれば、年齢偏見で周りの人々が心配するまでもなくご自身の決断が一番正しい判断だと思ったのですが・・・・ハイ!!

 


№655回  サービスの価値

一日のご来店数は3~5人程度の鈑金/塗装のお客様で占められています。その貴重なお客様をいかに ”受注” に導くかを日々研鑽努力しているのですが・・・・

””見積”しても受注できない日々が続くことがありますが、そんな時、弊店をなぜ選んでくれないんだろと詮索するのです。
見積額なのか、作業日数の問題なのか、担当者(小生)の対応にあるのか、店構え、此処に工場設備等が無いからなのか、・・・そう考えるとその要因はいくらでもあるように思えるのです。

 

見積額については、お客様の表情、言葉から読み取ることができます。思っていたより高額であったとしても、それなりの説明で納得なされて受注となりますが、「予想外に安いですね・・?」と言葉にする方々の方が意外と受注率は低いのです。  見積額での差ではないと思っております。

作業日数においては、以前のカーコンビニ倶楽部の極力安く、そして早急に(45分仕上げ)というイメージでの来店なされ方々には、期待に応えられないことも度々あります。 修復内容のクォリティー、信頼性を重んじれば、格安、早急仕上げとは矛盾してしまいます。
そこは、フロントマン(受付担当者)の腕の見せ所です。出来るだけお客様側に意向に沿えば、現場スタッフからのクレームも生まれます。フロントと現場スタッフとはすべての面で葛藤しています。

年老いた頼りのないおじいちゃんがフロントマンということもハンディだと思っています。
全ての所作に不安を感じ信頼を損ねているかもしれません。これを、誠意と永年のキャリアでカバーできればと鋭意努力致しております。

 

弊店はサテライト店ということで見積、受付受注して、作業は一貫して集中工場で行っています。修理完了後の仕上げ、洗車等を行い納車することが小生(フロントマン)にとって大切な仕事だと思っております。それを独自の ”サービス” として継続してきました。 それは単なる自己満足であるかもしれませんが・・・・

この ”サービス” を分かって頂けるお客様は僅かではありますが、それなりの”反応”を感じ、そのお客様がリピーターとして長いお付き合いをさせていただいております。
お預かりした”愛車”を納車する際、少しでもその”変化”を気づかれて感謝の一言をいただけることがあります。 
このサービスの価値をわかってもらえるお客様がいることが唯一の励みになっております。  ハイ!!

 

 


№654回  ガソリン値上げ

ロシアのウクライナ侵攻の報道が駆け巡ると、何を察したのかガソリンスタンドで給油待ちの人々が増えたような気がします。
どこのスタンドでも今のところ値上がりの気運(情報)がないのに、その敏感な反応は驚くべきです。

そこで、ガソリン価格の付加されるガソリン税、石油税について考えてみたのです。

ガソリン税 53.8円(揮発油税48.6円+地方揮発油税5.2円)+ 石油税 2.8円=56.6円
※ ガソリン税・石油税は、本体価格に影響されず常に同一の金額 となっています。
さらに、消費税は 本体価格とガソリン税・石油税を足した価格に10% をかけます。

石油税・ガソリン税にも、消費税10%がかかっていることから「二重課税では?」という議論がなされています。ただし、石油税・ガソリン税は石油会社に納税の義務があり、消費税は消費者が納税するため、二重課税には当たらないという見解もあります。

ところで、以前は
ガソリン税の税率には、本則税率とされる税率がありまして、道路財源の不足を理由にしてさらに上乗せされた臨時の税金があり、それがガソリンの暫定税率と呼ばれるものです。

ガソリン税の暫定税率は、継続して、道路特定財源として道路を作り続けるしくみとなっていました。《 本則課税28.7円 + 暫定税額25.1円 + 石油税2.8円= 56.6円 》
しかし、いつまでガソリン税の暫定税率を続けるかについての見なおしにより、2010年4月に廃止されました。

クルマのガソリン、軽油などは世界の情勢によってその本体価格は敏感に反応します。
しかし、ガソリン税、石油税はどんなに”本体価格”が上がってもこの税額の変動が無いことにちょっと違和感を感じています。

民主党政権時代に「トリガー条項」が成立して、ガソリン価格が連続3カ月160円/ℓを上回ったら暫定税率ぶんの課税を停止する仕組みだけができましたが、東日本大震災復興財源確保のため無期限凍結されています。 今こそ発動されてもおかしくない。・・・という機運があり

つい最近、国民民主党玉木代表がこの「トリガー条項」凍結解除を求めて岸田首相に迫るというニュースが流れました。
政府の2022年度予算案を自民、公明両党と野党の国民民主党などの賛成多数で可決させた”見返り”として突きつけたものですが、ここまで高騰し続けるガソリン価格にこの暫定税率なるものが注目され、世論に火が付けばと期待はせずに思っているところです。・・・  ハイ!!

 

 


№653回  不幸な侵攻 

ついに、ウクライナへの侵攻が現実となってしまいました。
近況のメディア報道では近々の”侵攻”はあり得ると伝えていたが、プーチン大統領の宣戦布告ともに空陸軍の砲撃が夜明けのウクライナ主要都市へ一斉発射がなされたのです。

世界中の人々がこの衝撃の報道をうけて様々な想いを抱いたことでしょう。
我々の世代は戦争を体験せずに平和な世でのここまでの ”人生” を顧みれば、最たる幸せはとは、なんであるかを再認識せざるを得ないのです。

平和ボケしたどこの国民も、この ”悲惨な現実” の捉えかたは様々ですが、少なくとも日本人は倒幕して明治維新の新興国日本がその30数年後にロシアの脅威に晒されてやむなく戦火を交えた ”日露戦争” を思うはずです。
世界の誰もが勝ち目のない無謀な戦いに挑んど日本国を侮蔑と悲哀の眼差で注視されていたのです。
負ければ占領されてロシアの属国となり、現在の繁栄と豊かで自由な民主主義国家、日本は果たして存在したでしょうか・・・・。

武力で侵略、略奪して弱国を属国にするというような前時代的な侵略行為は否定され、それなりの制裁と圧力がかけられます。国際社会はこのような理不尽な行為を見過ごすようなことはせず、どこの国の市民感情も反対の異を唱えて世論となって世界に席巻するハズです。

ロシアの政府系メディアが行ったこの度の”侵攻”についての世論調査は国民の60%以上が賛同しているという報道発表も、ネット系某調査機関による結果では10%に満たないという数字は
真の良識ある市民感情として捉えていると思うのです。 ハイ!!

 

 


№652回  顧客満足

いろいろな分野で ”職人” さんという方々がいます。(今の時代ではあまり使わない呼称ですが)
それぞれの匠の技をもってそれなりの誇りとプライドを持つ方々です。

匠の技ほどでは無いにしても鈑金、塗装、整備の分野でも職人としての自覚とプライドをもっている人は、長年に亘ってその経験を積み重ね、職人の域に達したその技術、仕上り度(完成品)は当然、顧客満足させるものとなります。

職人さんは自身が行なう作業の行程、段取り、その仕様は妥協しない頑固さはどの分野、職域でも同じではないでしょうか。

 

何度もこのブログでも紹介している ある”チェーン理容店”、があります。
1時間待ちが当たり前で、午前9時より開店ですがすでに8時ごろから整理券をもらって駐車場にはクルマが何台も・・・・

シニア割引でシャンプー、顔剃りまでして”1,650円”ですが、約20分ほどで手際よく心地よいサービスをいつも同じように受けられることが ”顧客満足” となってこの盛況となっているでしょう。  
 

ここで、クルマの ”鈑金/塗装” と比較するのはちょっとお門違いと思いますが、日常生活において、修復、修繕、そして、おしゃれ等の技術サービスもそれなりの卓越した専門スキルを身につけた職人さんです。

その専門スキルに対する対価はそれぞれの価値観(高度技術)の相違によってきめられ、ユーザー側はその”価値”を認め納得のうえでその技術サービス料金を支払う訳です。  鈑金、塗装などはそれなりの作業工場、設備、工具、部品(材料)、そして 高度技術の”工程指数”(時間) によってその料金が明確に提示されています。

アクシデントによって損傷した愛車を修復せざるを得ない場合の支払う対価と、定期的に身なりを整えるために散髪する際の支払う対価の意味合いは当然大きな相違がありますが、それぞれの技術サービスの価値観に対しての顧客満足あることを言いたかったのです。

 

毎月1回の散髪代は年12回分でも2万円前後のところ、ドア1パネル、些細なスリキズを負っても鈑金/塗装では5~6万円と高額な修理代となります。愛車を復元するその高等技術に対する価値観をお客様は認めてその”仕上がり”に 顧客満足 をいただきますが、もう二度と繰り返したくないと自戒の念と後悔の言葉を語りながらお帰りになるのですが・・・・。 ハイ!!

 

 

 


№651回 最後は明るく・・

感動、感激,驚嘆、無念、失意・・・ 観戦する人々を様々場面で注目、興奮させた冬季オリッピックが幕を閉じようとしています。
日本人、史上初の決勝進出を果たした女子カーリングが最後の競技として誰もが期待をよせて観戦応援をしました。

カーリング競技のルール、用語も余り知らない小生もこの大会での試合の観戦を重ねながらやっとその要領を掴んできたことで、この決勝戦はより一層興味深く観戦できました。
特に競技内容もさることながら、全ての試合で日本選手の底抜けの明るさと笑顔は、世界中の人々に好感もたらしたでしょう。

惜しくも栄光へのメダルには届きませんでしたが、チームジャパンとしては、疑惑判定、予期せぬミス等で期待に応えられなかった選手の”無念さ”も、最後にチーム『ロコ・ソラーレ』の明るい笑顔と涙がそれを払拭して有終の美を飾ってくれました。

2週間余りの期間中、コロナ過で憂鬱な日々の余儀無い生活送る人々に、一時の爽やかな心温まる時間をもたらしてくれました。全ての選手に心からのその健闘を称えて感謝したいと思います。

 

 


№650回  自己満足!?

お客様から”愛車”をお預かりしてキズ、ヘコミ等の修復作業行程で、何人かの人々の手を経て”完了”したクルマが戻ってきます。

工場での作業(鈑金、塗装・・)などで、その ”修復箇所” は完璧な仕上がりを見せている反面、その作業に伴う汚れ、匂い等がクルマ全体を覆ってしまいます。この汚れ、匂い等々も完璧に拭い去ることも大切な”仕事”だと思っています。
職人さんによる巧みな技が映える否かは、この”仕事”にかかっていると勝手に自負しておりますが・・・ ( ちょっと大袈裟な言い方ですが・・・・)

 

入庫時、当該車を見てその愛車オーナーの思い入れがわかります。
当然、入庫時の内外装状態に戻して”納車”することがと当然ですが、仕上がった”修復箇所”はもちろん、当該車全体の状態が明らかにリフレッシュさせて、より満足度を高めることを常に心がけております。

納車時、お客様の反応は様々ですが、まずはその”修復箇所”をじっくりと確認して、「 大変、綺麗に直りましたね 」と満足げに微笑んでいただきますが、その ”変化” には気づかれずに帰られる方々がほとんどです。
お客様を送り出して、無事に納車できたことにほっとして、いつものように自己満足に浸っているところです。  ハイ!!

 


№649回  栄光の陰に

連日、冬季オリンピック、日本選手の活躍,奮闘に感激と感動をいただいております。
テレビ中継映像は、勝者と敗者の陽と陰を対比させて映し出しますが、称えられる勝者よりも、悔い悲しむ無念の敗者へ向けて、その健闘を称え、同情と励ましのエールを贈りたい気持ちになるのですが・・・・

今大会では、各競技で様々なアクシデントが起こりました。
ノルディックスキージャンプ 混合団体決勝で高梨沙羅選手らの疑惑の失格問題、 フィギュアスケート男子の羽生結弦選手の4回転半に賭けた挑戦、スピードスケート女子団体パシュートでの高木美帆選手のゴール寸前での2連覇を逸する脱落、そして、フィギュアスケート女子のカミラ ワリエワ選手のドーピング疑惑による容赦ない中傷に遭い、予想を反しての4位の転落などが特に強い印象として残っています。

どの選手、チームも自国の期待を一身に背負って挑んでいたことでしょう。その重圧に応えられなかった事への悔しさと無念の責は想像を絶するものがあります。

以前、オリンピックにおける ”敗者” だけをクローズアップしたドキュメンタリー映画を観たことがあります。
映像がその敗者のオリンピック出場までの苦難の道のりから始まり、無念の涙までのストーリーをリアルに描かれた逸作でした。

僅かな差、不運にも勝者の栄冠(ゴールドメダル)を取り逃したアスリート達にもスポットを当てて心からの称賛と労いの言葉を贈りたいと思うのです。

 

 

 


№648回  Drアドバイス

歩行者として横断歩道を渡るとき、”ドライバー意識”からか、停止してくれている相手に軽い会釈をして早々に渡ります。相手への思いやり、気配りをする方もされる方も爽やかなものです。

 ”ドライバー意識”は運転をしない方々にはわからない点があると思います。
歩行者、自転車、オートバイの方々の中にはクルマを意識しない無配慮さがドライバーを苛立たせることもあります。 また、逆にドライバーが歩行者らに同じ思いをさせていることもありますが・・・・

最近、横断歩道で歩行を譲るための停止するクルマが多くなったような気がするのですが、如何にも当然のごとくスマフォを見ながらゆっくりと横断していく歩行者も見かけます。

お客様がお帰りになる時、幹線道路へ出る誘導の際に歩道を横切る人を止めたり、譲ったりしますが、意外と学生さんや幼い子供たちは恐縮し会釈して足早に通り過ぎていきます。
ドライバー、そして歩行者、双方の気配りや思いやり、マナーが事故防止やスムーズな交通の流れに繋がること明白なことです。 Drアドバイスには、いつもこれが最も大切な事として強調して語らせてもらっています。。 ハイ!!

 

 

 

 


№647回  経年劣化

車検に来店するユーザーには見積段階での問診で愛車の不具合箇所の有無などをお尋ねいたします。
弊店ではその場で立会検査(その場でリフトアップして不具合箇所をチェックすること)は行いません。 工場に入庫後、大きな不具合箇所があり費用が大の場合には整備士から連絡が入ります。

低年式で走行距離も伸びていないクルマ(2年間において5,000㎞も走行していない)でも”車検”を受けなければなりません。
高年齢のユーザーの方々は近所への買い物に使用する程度で走行距離が延びていないケースが多いようです。当然、ユーザーも特に不具合はないのでできるだけ安く上げてほしいと要望なされます。

ここで経年劣化による自然消耗パーツ等を交換を要する場合があります。ドライブシャフトのロットブーツ、その他ベルト、パッキン類などが破損、硬化劣化しているためです。そして、走行距離が延びていなくともエンジンオイル、ブレーキオイル等も交換をお勧め致します。
工場入庫の際には、そのユーザーの意向をできるだけ沿うようにと”受付伝票”にはその旨を伝えますが・・・・

先日、93歳のお客様がお孫さんのご紹介でキズ凹みでの入庫記事をお伝えしましたが、ご高齢者の身体も経年劣化によって腰や足の痛み等が生じてきます。これを例えてクルマの経年劣化のパーツ交換もやむを得ないことを説明すると、「なるほど、そうだね・・・」とご理解を得ることもあります。 ハイ!!

 

 


№646回  時価額

何らかなアクシデントで損傷してご入庫いただく”愛車”にはそれぞれの事由、経緯、があります。
入庫車の多くは、自損事故での軽い凹み、スリキズ程度のもので、保険は使わず自費での費用負担となります。

今回は、対物事故(出会い頭事故)で相手側がトラック、当該車はベンツで左側面は損壊状態にあるということと、”過失割合” が生じる可能性を含め最初から難儀を予感させるものでした。

 

ベンツのお客様は温和で気さくな方で、弊社とは長いお付き合いをさせていただいております。
まずは、事故状況をお聴きして凡その経緯、事由は把握したのですが、お客様は多分に相手方(トラック)の一方的な過失(100:0)を主張されており、その”トラックドライバー”も自分の非を認めて真摯に謝罪をしているということです。
もちろん、警察の現場検証、相互の保険会社への事故調査を経て、当事者は今後、各々保険会社に過失割合を委ねることになります。

 
ここで第一の問題は、過失割合を保険会社の見解として当時者”双方”が了承すれば折衝はスムーズにいくのですが・・・ (トラックドライバー側は専門の担当者が交渉にあたるそうです。)
この過失割合決定しないと、このベンツの修復作業は着工することができません。(車両保険は未加入)

早速、相手方の保険会社より当該ベンツの損害状態の立会調査に来られました。
当該車の損傷個所を写真に収めて持ち帰り概算見積額を算出後、連絡をしてくれることになりました。
本来、当方の工場側が先ず見積額を算出して保険会社にその見積額をアジャストしてもらうのが通常なやり方ですが、当該ベンツの左側面は損壊状態のため保険会社に概算見積を依頼したのです。

保険会社の概算見積は、交換パーツだけでも凡そ100万円を超える額となり工賃、塗装代を加えると200万円近い見積となってしまいました。その他、左リヤエアサスペンション辺りから時たま異音が発せらということです。(このエアサスの見積は別途となるそうです。)

 

第二の問題は、この概算見積額からすると相手方保険会社は ”全損扱い”にする可能性が出てくるということです。
当該ベンツの年式、グレード、走行距離数、流通相場等から ”時価額” が導き出されます。
見積額がこの時価額を上回った場合、全損扱いとしてその上限を設定するということです。 
 過失割合、全損扱い、そして時価額と当該ベンツのお客様には3つの問題に直面したのです。
 (お客様としては、聞き慣れない言葉に戸惑ってしまいます。)

 

お客様は、過失割合の決定を待たずに、正式な見積額がでれば、一時立替払いするゆえ、早々に着工してほしい旨を要望なされました。

全損扱いとなった場合、最終見積額が出た段階で相手側保険会社へ何とか”時価額の調整”をしてもらい、”超過分”の軽減を図るしかありません。
このようなケースでは対物賠償保険に「全損時修理差額特約(対物超過特約)」が付加されていれば、プラス500,000円までは”超過分”修理費用としてのみ認められることもあります。

 

当該ベンツの時価額は保険会社の調整と配慮もあって意外と高額な提示となったのです。
お客様は当該ベンツには特別な思い入れがあり修復することが先行していましたが、事故当時よりも冷静になって考えると、その時価額での範囲で同車種、同年式、同グレードのベンツの買い替えも検討するようになったのです。

早速、ネット検索で調べてみると、同色(黒色)を外して”シルバー色” であれば年式、グレードも同じで走行距離数も少なく極めて良好なベンツが一台見つかったのです。
お客様は、今の損壊状態からどこまで修復、復元されるかは不安であり、当該事故に伴う追加作業(左リヤエアサスペンション辺りからの異音)の可能性があることも考慮して、買い替えを選択なされたのです。

 

数日後、そのベンツはオークションによって首尾よく落札されました。
事故翌日、無残な姿でレッカー搬送されてきたベンツは、難儀抱えての折衝スタートでしたが、一連の経緯のなかで相手側ドライバー、保険会社担当者等々の好意と積極的な事後処理で円満な解決がなされたのです。
ちなみに、過失割合は90:10ということで示談されることになりました。

このようなケースの事故処理には多大な時間を要するのが常ですが、今回のように双方が納得、満足いく形で解決に至ったことに一先ず安堵したのです。 今回は 時価額 の評価が大きなポイントとなったのではないかと思うのです。  ハイ!!

 

 

 

 

 

 


№645回  映画鑑賞

映画鑑賞は最たる趣味で、現在はコロナ禍で劇場には行けませんが、テレビのWOWOWシネマを録画して、週に10本程度は観ています。休日などは2,3本は必ず観ています。
例の ”メモ帳”には日本映画、洋画のベスト20が書き込まれています。
小生のベスト20はその映画の鑑賞回数で順位を決めており、ちなみに、日本映画のがのベストワンは『幸せの黄色いハンケチ』、『フラガール」と続きます。洋画は『ゴットファザー』、『プライベート ライアン』です。

映画、ドラマのウンチクは長くなりますので省略いたしますが、最近の映画、ドラマはちょっと違和感を感じています。若手の製作者が多くなり何か感性の違いを感じております。
黒沢 明、山田洋次、降旗康男、市川 昆監督等々の名監督の作品は何度観てもその感銘は変わりません。

最近、観た映画で特異な感動と衝撃を受けた作品があります。
2012年10月 周防正行監督 『 終の信託 』です。
草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信らの出演者による異色の作品です。
余りお薦めできる作品ではありませんが、作品に登場する夫婦、家族の葛藤を同年代の”ご夫婦”がどう捉えてどう解釈していくかは個々の見解となる微妙な後味を残した映画です。

好きな監督、役者で作品を選ぶ傾向がありますが、新作映画よりも何度も観た映画の方が何か安心してじっくりと感動を味わいながら愉しんでおります。 ハイ!!

 


№644回  運転免許証

春休みに入った学生が運転免許証を取得するために自動車運転教習所は多変の混みようです。
ここ2年ほど、新型コロナ禍の影響で”合宿教習所”の規制の関係からか一般教習所へでの予約は大変困難のようです。

小生も、16歳でオートバイ免許をとり、18歳の誕生日を迎えてすぐに自動車免許を取得いたしました。そして、21歳にして、ブルーバード(初代ダットサン・ブルーバード 310型)を50,000円の大枚をはたいて初のマイカーオーナーとなったのです。
現代では若年層のマイカードライバーは年々減少してきて、”自動車免許”も親に勧められたり、就職の際に有利だからということでの ”取得” へと様変わりしてきたのです。

30万円前後もかかるという取得までの費用も親が支払う学生さんもいて、免許取得してもクルマまで購入とは考えておらず、ペーパードライバーとして入社する方々が多いようです。
弊店での入庫年代層は圧倒的に高齢者、次に子育て世代の主婦、そして、新入社員らしき”青年”の営業車の凹みキズ直し と続くのです。

 

若者はマイカーを持つことが夢で、一つのステータスとも考えていた時代が推移して、現代は何が夢で、何が生きがいなのかを知る由もなく、その世代との感覚の相違を感じさせられます。

高齢者(70歳以上)が運転免許証更新に伴い、特別教習で教習所へ向かい、孫の世代が免許取得のために教習所で学ぶという対比した光景に何か滑稽さを感じたのですが・・・・ハイ!!

 

 

 


№643回  お孫さんより紹介

昨日、一本の電話が入りました。 
「以前、孫娘がそちらでクルマのヘコミを直していただき、大変綺麗に直してもらったと聞いておりました。実は自分のクルマが当て逃げにあって、フロントのフェンダーが大きく凹んでしまったのです。  そこで、孫がそちらで直してもらうようにと”名刺”を渡されて、この電話をさせていただいた訳です。・・・ 」

電話のお声からしてご年配の方と察しました。当店の場所もご存じで今からそちらへ持って行きたいと話されましたが、 ご自宅から30分ほどの距離になりますので、「もし、よろしければ、こちらからお伺いして見積をいたしましょうか?」と尋ねると、「それは大変助かります」と言うことで”出張見積”となったのです。

 

現車を拝見いたしました。  左のフロントフェンダーが確かにかなりのヘコミがあり、フロントドアにも凹み、キズがあり、サイドスポイラーにはスリキズも入っていました。その他、前後バンバーにもスリキズがありましたが、今回はフェンダーとドアの見積だけをということで、現車をお預かりしてまいりました。

フェンダーはヘコミ具合からして”交換”とし、フロントドアは”鈑金/塗装”でいけそうで、ドア下のサイドスポイラーは多少磨いてタッチペイントを施す程度いうことですが、かなりの高額見積となりました。 電話でこの見積内容を説明すると、「それでは是非、その線でお願いいたします。」と言うことで”受注”いただきました。
前後バンバーの他にも小傷のすり傷はご自身がタッチペイントで補修なされていますが、それを一度取り除いて、新たにタッチペンイントを施すことによって多少見栄えが違ってくることを伝えてそのご了解も得ました。

本日、お孫さんのご自宅にも御礼の電話を入れて大変喜んでいただきました。 ハイ!!

 

 

 

 


№642回  Drアドバイス

今まで掲載させていただいた ”Drアドバイス” は至極当たり前のことですが、普段の運転においてはどれだけ励行されているでしょうか・・・

今回はドライバーの2重人格について語らせていただきます。
ハンドルを握ると人格がかわるとよく言われています。冷静、沈着な紳士的な方でも運転中、意にそぐわない事態に遭うとその人格が豹変する方もいるようです。

信号待ちで前車の発進がかなり遅れたり、一車線道路の右折車が道路の中央で停車していて後続車が先に進めない時、急に横道から飛び出してきたオートバイ、自転車、そして無理な割込み運転などで、ムカッとして大声で怒鳴ったり、ホーンを鳴らしたりしたことありませんか・・。??
意外にも、普段、温厚で心優しいお父さんでもついその気持ちが抑えられなかったするのです。

これも、やはり時間的余裕があって目先の小事にこだわらない鷹揚な気持ちでいれば、そのいらだちも起こらないのではと思うのですが・・・

運転する上でお互いが、常に相手への気配り、思いやり、そして譲り合う心をもっている優良ドライバーばかりであればそのような事態が起こらないのです。かく言う小生も、そのような事態に遭えばその気持ちを抑えられずに人格が変わる一人ですが・・・   ハイ!!

 

 

 


№641回  『クチコミ』なるもの   

先日、ご来店のお客様からタイヤ交換とコーティング(KeePer ダイヤモンドキーパー)の見積を承りました。 トータルでかなりの高額の見積となりますが、一見のお客様では珍しいことだと思っておりました。

”コーティング” となるとつい拙いウンチクを述べてしまいますが、快く聴いていただいた後に、お客様から「当店の『クチコミ』がかなり評判よいのでこちらに来させてもらいました。」と話されたのです。

今まで、親類、ご友人等から奨められご来店いただくことはありますが、ネットの『クチコミ』をご覧いただいてのご来店は珍しいことです。

恥ずかしながら、ネット ”クチコミ” なるもの小生は一度も見たことがありません。お客様にその見かた教えていただき初めて見た次第です。
つい最近起きた、あるお客様との”やり取りのミス”がネットに掲載されたいたことなどもお客様に言われて初めて知りました。

様々のお客様と長年にわたって接してまいりました。 案外、其の辺は無頓着なので気にせずにいることが ”この仕事” をここまで続けてこられたのではないでしょうか?
ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 


№640回  疑惑の失格!?

一昨日のオリンピックの一競技のアクシデントを後々まで記憶に残そうと、敢えて、ブログに記することにしたのです。

2022年 2月7日 北京オリンピック ノルディックスキージャンプ 混合団体決勝で想定外の疑惑の判定が行われました。
試合を観戦していた世界の誰しもがこの突然の異変ジャッジに驚きと不信感を抱いたことでしょう。

日本女子エースジャンパー高梨沙羅をはじめ世界の女子トップジャンパー5人がジャンプ終了後にラんダムに異例な手順で検査が行われたそうです。
そして、競技スーツの太もも部分が2cm以上規定寸法に違反しているということで容赦なく失格とされてしまったのです。(高梨沙羅の場合)

混合団体競技ということで、一選手(第一滑走者)の失格、無得点はチームの全体のメダルへの”失望”へと繋がります。
その責任を全身で表した沙羅ちゃんの失意の表情がカメラに何度も何度も映し出されていました。

4日の女子個人ノルディック決勝では悲願の金メダルは果たせず4位に終わり、この混合団体に賭ける意気込みは並々ならぬものであったでしょう。
1回目、103メートルの”最長シャンプ”を決めて控えめの笑顔がテレビ画面に映し出されて、久しぶりの沙羅スマイールに日本中が沸き上がった、その12分前後に衝撃の判定が下ったのです。

その後、ドイツ、ノルウエー、オーストリアと同様なスーツ規定違反として女子選手が失格とされて、前代未聞の決勝ジャンプ模様となってしまったのです。
チームジャパンは小林選手、佐藤選手、伊藤選手が沙羅ちゃんの失格の無念を晴らすかのような素晴らしいジャンプで奇跡の4位まで押し上げたのです。

 

沙羅ちゃんには、どんな慰め、励まし、そして癒す言葉は見つかりませんが、今朝のNHK朝ドラ「カムカム エヴリバディ」で放映された一シーンのセリフ(母親から娘に語る言葉)を是非、贈りたいと、ふと思ったのです。  ハイ!!

『   心配せんでもいい 今は暗闇の人生でも、いつかきっと輝く時がくる 』・・・・