№678回    危険と隣合せ

日常の運転中に、”ハットとするような瞬間” に出遭ったことありませんか?
幸いにして事故に至らなかったにせよ、その瞬時の戦慄はドライバーにとって自らの戒めとして記憶にとどめておきたいものです。

事故多発地域、・・・やはり交差点内でのアクシデントです。
交差点内では常に危険との隣合せを感じて、その意識を強めてハンドルを握ってほしいものです。

* 交差点での左折、右折時での死角。

自らの体験から語らせていただきます。(日常の運転中に度々あるケースです。)
片側1車線(幹線道路)の信号のある交差点で右折をしようと対向車線の直進車が途切れるのを待っている状況です。 当該車は意識をしてセンターライン上をまたいでウインカーを出しています。 後続のドライバーは苛立ちを感じながらその左側をすり抜けていきます。(その時点での各々ドライバー心理というものは様々です。)

この状況をイメージしてこの右折時のドライバーの心理を考えると、何かで急いでいる時と、時間的ゆとりがある時では右折ドライバーの”行動”が違ってくるということです。

ここで、反対車線の車が左折のウインカーを点滅させているとき、その対向車の後方のバイクが死角になっている場合があり、さらに反対車線の右側道を自転車、人がその交差点を横断する場合もあります。(歩行者信号は青なので右側の横断歩道を当たり前のように横断します)

単なる、右折する際にも、以上2点のことを意識していないと大きなアクシデントに遭う可能性は大です。 特に急いでいる時には見誤ることがあります。

 

* 住宅街での一時停止表示板がない交差点での走行中のアクシデント

幹線道路での渋滞を避けるために、抜け道(住宅街)を通過して一刻も早く目的地に向かいたい気持ちはどのドライバーも思うことです。
抜け道は交通量も少なく渋滞時はかなり時間的優位になりますが、多くの危険が潜んでいます。
こちらが優先道路だと思い込んでいても、一時停止表示板がない交差点では突如、出会い頭のアクシデントに遭遇する可能性はあります。( 宝くじが当たる確率で不運な人になります。)

50年以上のドライバー歴で一度だけ、その不運にもこのアクシデントに遭ってしまいました。
その瞬間の衝撃とその戦慄は今も鮮やかに記憶の中に焼け付いています。
そのトラウマがこのような抜け道を走行する際には倍以上の危険意識をするので、時間のゆとりがあるときは幹線道路でいきます。

 

* 対向車線が渋滞列をなしていて、本車線がスムーズに走行できる時の渋滞列からの飛び出し

これも日常の運転時にはよくあることで、反対車線が渋滞列していてその車間から人が飛び出してくるという予測は、どれだけのドライバーが意識しているでしょうか?。  本車線が空いていれば50~60km以上のスピードで走り抜けていくクルマを何度も見ます。( これも宝くじが当たる確率ですが・・・)

 

* 車間隔を十分にとる習性はドライバーにとって身に着けたいマナーである

最後に車間隔を十分にとるということについて自論を申し上げます。
ドライバーそれぞれの運転感覚が違いその基準となるものはありません。
その車間隔が空き過ぎれば様々の弊害を起こす可能性も生じます。 
例えば、交差点対向車線の右折車、横道からの進入車は その車間隔 に躊躇させたり、強引に右折、または進入してくるクルマも出てきます。、その車間隔 は後車に続くクルマのイライラを招くことにもなります。

走行速度にもよりますが、通常、小生は15メートルから20メートルの間隔を空ける習性となってしまいました。年を取るごとにこの間隔は増すようです。
先日、前方を走行するクルマが3~5メートルの車間隔で前のクルマを煽るかのような走行をしていました。結局、信号停止によってどんなに焦っても後方を走行するクルマが追いついてその時間は変わらないのです。

車間隔は人それぞれですが、前車の走行するドライバーに威圧をかけるような運転は慎むべきです。小生は ”前項” で述べた片側車線が渋滞列をなしている時などは必然と速度を落とし、その予測すべき対応を意識した運転になります。 その車間隔 に後車からの苛立ちを感じることは多々あります。

 

この度挙げた4つの事例は日常運転するドライバーにとっては何気ないことかもしれません。
常に危険と隣合せているという意識はハンドルを握っている間は忘れてはならないことだと思っております。そして、時間的ゆとりある運転が事故回避になることを再確信して、この長文のブログを閉めます。 お付き合い ありがとうございました。 ハイ!!

 

 

 

 

 

「事故多発地域です。注意して下さい」とナビゲーションから

 


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