№683回  WBC侍ジャパンに想う

4年に一度のWBCの戦いが遂に始まりました。
緊迫した予選リーグ戦を熱狂と興奮の渦に巻きあげながら4戦全勝で突破しました。そして負けたら終わりでアメリカには行けないという緊張した準々決勝戦ではイタリアを相手に9対3で圧勝となりました。

当初から栗山監督は 侍ジャパン代表選手 でWBCランキング世界1位の日本の名誉にかけて絶対”優勝”を奪還する決意のもとに秘策の選考をしました。 その選手たちは一応に快諾して集結してくれたのです。まさにドリームジャパンチームです。

ダルビッシュ有(パドレス)、大谷翔平(エンゼルス)、吉田正尚(レッドソックス)のメジャー組を筆頭に山本由伸(オリックス)、今永昇太(DeNA)、佐々木朗希(ロッテ)など日本のトップを誇る投手陣、 昨季、最年少三冠王に輝いた村上宗隆(ヤクルト)、3年連続30本塁打 岡本和真(巨人)守備陣の要、源田壮亮(西武)打撃センスNO1、近藤健介(ソフトバンク)等々の日本のベストメンバーに加え、栗山監督が異色のアメリカ生まれ日本人2世のムートバー選手の意外な選抜などがことごとく功を奏しました。

本来ならば、このメンバーを擁して世界のどこのチームに挑んでも確実に勝てると誰もがイメージするのですが、そこは過去にWBC戦歴が物語っているように、何が起こるかわからいない一発勝負のスリルと驚嘆が潜んでいるのです。
侍ジャパン代表選手たちの毎試合における、日の丸を背負った その ”プレッシャー” がテレビ画面を通して必死必死と感じられ、我々も選手とともに戦っているかのような熱烈な声援を送ってきました。

いよいよ、あと2試合を勝ち上がれば頂点、『 優勝 』が見えてきました。
先程、メキシコがプエルトリコを5対4の ”逆転勝ち” で準決勝の相手として名乗りを上げました。 強敵チームであることは間違いありません。

WBC, 第1、2回大会で2連覇を果たした後、第3、4回大会はともに準決勝で敗退している日本。
この“壁”を14年ぶりに越えられるだろうか。決勝進出をかけた大一番が21日になりました。

3月9日から21日迄、WBC日本の一戦、一戦は野球ファンのみならず、全ての人々に夢のような至福の時間をプレゼントしてくれています。
この時間を少しでも長く、緊張と期待を込めて優勝に向かってペッパーミルパフォーマンス何度も繰り返しながら楽しみたいと思っております。・・ハイ!!

 

 

 

 

 


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