№685回 愛車 『セラ』

平成2年 新車『 セラ 』をご購入頂いて今年で33年にもなります。
以来、点検、車検等々すべてをお任せいただいており、本年も”16回目”の車検でご入庫いただきました。

累計走行距離数が僅か14,400㎞、前回車検から1,000㎞未満の走行距離です。 ほとんどがガレージで眠っている状態ということになります。

エンジンオイル交換もせずに車検はパスするもののと思っておりましたが、意外にも担当整備士から連絡が入り、ラジエーターからの”水漏れ” タイヤの経年劣化による側面のひび割れ等々を指摘され、かなりの”追加費用”がかかるゆえ、お客様への確認をしてからということになりました。

年式が古く走行距離数が極端に少ないクルマにはよくあるケースですが、ラジエーターの水漏れは意外でしたが、お客様にその状況を伝えたところ、継続して車検を受けたいとのことで”指摘”された箇所はすべてクリアーして車検を終了いたしました。

 

左右ドア、ウイングのように開く独特なスタイルは現在では希少なクルマです。
日々乗用するのではなくガレージに保管してその存在価値を愉しむという”愛車主義”、『セラ』に対するそのお客様の感覚は以前から周知しておりますので、お客様の意向に沿って『セラ』の特別な取扱いも違和感はありません。

2年ごとに出会う度に、その『 セラ 』を愛しく想えるのですが・・
人もクルマも歳を取るという現実を実感しているところです。  ハイ!!

 

 


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