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No. 418回     二つの事が出来ない?

本日も、BP(鈑金/塗装)、車検等で3名のご来店がありました。 すべて、”シニア倶楽部” の方々です。
本日納車するクルマも70歳以上のシニアの方です。

かく言う小生も、しっかりとシニアの一員でして、 当然、この方々との会話も共通の話題として付いていけます。 
どういう訳か、その話題(失敗談・・・)には共感できることが多く 、「自分だけではなかったんだ・・・」 という
安堵感と親近感も湧いてきますが・・・・・

最近、よく打ち明けられる ”話題” があります。 
 走行中は一つの事しかできなくなったということです。 ( 日常生活の中での同様なことが・・・・・ )
たとえば、運転中の携帯通話(違法ですが)、オーディオ、カーナビ等の操作、ドアミラー等の調整等々、そして助手席にいる人との会話などもあります。

今までは、運転に支障をきたすとは思わなかったことも、二つの事を同時に行うと、ハンドル操作が疎かになること感じてきています。 
まして運転中のことです。 もしも、重大な事故に繋がったらと思うと、運転のみに集中しょうと意識はしているのですが。  
すべて安全運転のために・・・・  ハイ!!

 

 

 

 


No. 417回     ウォーキングでの風景

早朝のウォーキングで見る風景は様々ですが、木立、草花の季節ごとの変り様は自然の絶え間ない営みを感じさせられます。
小生の ”ウォーキングコース” はこの地に住まう者にとっては真に贅沢な環境と、いつも感謝しております。

綾瀬の光綾公園⇒ 長峰自然の森⇒ 市民スポーツセンター⇒ 城山こみち⇒ 城山公園までの約5kmのまさに至福のウォーキングコースです。 よろしければ 画像 をご覧ください。

 

このウォーキングの途中で見た ”風景” を前々から思っていました。
職業柄、家々に駐車している ”クルマ” は気になるところです。 早朝ですから、アパートの駐車スペースには何台ものクルマが停まっています。

あるアパートの歩道に面した駐車場で、5台のクルマ全てが、”輝き” を競うかのようにいつも磨き上げた状態で停まっているのです。

本当に嬉しくなります。 気持ちのいいものです。 とくに、黒色のクルマの輝きは際立っていました。
毎日のことです。 いつ、洗車したり磨きあげるのでしょか? それぞれのオーナーの面々が競うように磨き上げる姿を想像すると愉しくなります。

ご自宅の駐車スペースにある ”クルマ” もそれぞれオーナー意識が表れています。
あるクルマは羨ましくなるような寵愛をうけて輝きを放っています。 また、一方、みじめな姿でオーナーから見放されたようなクルマも毎回同じような状態で停まっています。

 「大きなお世話だ」 と、言われるかもしれませんが、・・・・愛車はオーナーによって様々な存在価値感があると思います。 その ”クルマ” の価値観も時代の推移によって変ってきている様な感じもすのですが・・・   
  ハイ!!

 

 

 

 

 

 


No. 291  気になるナンバープレートのビス ??  

気にはなっているのですが・・・・?
小生はこのナンバープレートの留めている” ビス ”と” タイヤ ”はどうしても気になりますね・・・・

とくに、ナンバービスが赤く錆びてその錆色がナンバー下方まで垂れているなんて何とも見逃せないのですが・・・・
大きなお世話と言われても、そのビスは取外してナンバープレートに付着した錆色はみがき取除きます。
 ” 修理箇所 ”が完了して納車時に気付かれる方と、そうではない方といますが、自身、勝手に自己満足しております。   ハイ!!

 


『差額特約』は付けていますか?!

停車中のクルマに”追突”というケースは過失100%の賠償責任となるのはご存知だと思いますが
相手側(被害者)のクルマの損害賠償は対物保険で支払われます。
対物賠償責任保険は一事故1000万円~無制限の保険額が一般的です。
ですから、加害者はこのような”事故”の場合でも100%保険額内で賠償できるものと思っているのですが・・・・・

ところが、相手(被害者)のクルマが高年式の超高級外車ならわかりますが、低年式のクルマとなると”問題”が起きる場合があるのです。?? そのクルマの破損がひどく損害額がかなりの金額になると、保険会社はその損害額に対して、そのクルマの車両価値(時価額)との比較検討ということになるのです。

被害者のクルマが低年式のため、時価額より損害見積額が大幅に上回ってしまうときには、保険会社はそのクルマを”全損”という扱にして、そのクルマの時価額を算出(新車購入価格の10%位・・・)してその額が損害賠償支払額にする場合があるのです。  実際にかかる修理見積額を損害賠償額としては支払ってもらえないのです。すると、その差額分は誰が支払うことになるのでしょうか???

加害者も被害者もこんな不条理な話はないだろうと問題になります。
特に被害者は低年式であろうとも、なんの不具合もなく快適に走る”愛車”に満足していたのに突然のアクシデントで無残な姿に化してしまった訳ですから、元通りして返して欲しいというのが本音だと思うのです。一方、加害者の方も保険に入っているのに、その差額分を支払わなければならないケースになりうるのです。

そこで、対物賠償責任保険には『対物差額修理費用補償特約』(保険会社によって名称が違います。)を付けることによってこの差額分の補償がなされます。この差額補償にも限度がありますので詳細は保険会社にお問合せ下さい。

この特約の保険料は小額ですので、ぜひとも付けておいた方がよろしいかと思います。


チョット一言が・・・?!!

先日、車検に入庫なされたお客様に、”余計なお世話かと・・・”思われましたが、チョット一言、「納車時には綺麗に洗車をさせていただきますが、ポリッシャーで磨上げたら素晴らしく見違えるになりますよ。」とオススメしたのです。

すべてのクルマに、この一言は当てはまりません。そのクルマの色、塗装の状態(汚れの蓄積度合)
普段の手入れ具合等を拝見して、明らかに変身(変車)しうるクルマには、「2年に1度ぐらい愛車に贅沢させてあげてはいかがですか・・・・」と、いう気持ちでオススメするのです。

今回、気持ち良くそのご提案を受けていただき、車検も終了、ポリッシャーでの磨上げも完了しました。  本日、納車時に愛車にご対面したとき、お客様から予想以上の感激、感謝の言葉をいただきました。  ”チョット一言”で喜んでいただいたことに私共も大いに感激いたしました。


3人目を授かり、クルマを乗り換え!!

当店の永いお付き合いをいただいているお客様が最近、3人目のお子様が誕生しました。
現在のクルマでは親子5人の移動にはちょっと窮屈ということで乗り換えを希望しておりました。

この度、ご希望に叶ったクルマが見つかり、本日納車の運びとなりました。
車検、修理、鈑金塗装、保険、そしてクルマの乗り換えとクルマに関するトータルなお付き合いをさせていただいております。  大切なお客様でございます。 ハイ


”入庫車”の傾向が大きく変化!!

現在の混迷する経済危機を反映して、我々サービス業種にもその影響はでてきています。
バンバーのコーナーのカスリキズ、ヘコミ等は修理を我慢できる範囲として見送られようになりました。
反面、低年式の愛車を我慢できないほど、大きく数箇所に損傷したクルマでも交換することなく修理費用をかけて永く乗り継いでいこうという傾向に変わってきたのです。

今年になって、入庫台数的には多少減りつつありますが、売上的には上昇しつつあるのが現況です。愛車を大切に永く乗っていこうという傾向が鮮明に出てきているように思われます。


”デントリペア”で上出来!!

画像ではその箇所を写しだせないほど小さなエクボ程度のヘコミ、しかし、肉眼で角度によってははっきりとわかる気になるヘコミ。  知らない間に付いていたということありませんか・・・?

来店なされて、その箇所を探すように見つけて 「これを綺麗に元通りに直してほしいのですが・・・」  愛車のオーナーも修理をする側も迷うところなんです。 このエクボ程度のヘコミに”キズ”がなければ、ヘコミだけを戻し出す作業でいい訳です。≪デントリペア≫

鈑金塗装とするか、デントリペアでいくかの選択となる訳ですが・・・・最近、このデント工法を取り入れ何台かをリペアで仕上げました。パネルにあるヘコミ箇所によっては修復不可能なものもあり、たとえ修復可能であっても長時間かかるものもありました。初段でデント専門スタッフがそのヘコミを拝見して、いけると判断したものは完璧な仕上りをお約束いたします。
お客様からも「上出来!!」と大変満足いただきました。

料金的には、”塗装”を施さないため、鈑金塗装作業より40%から50%の割安となります。ただし、ヘコミ箇所によっては修復不可能、もしくは追加料金がかかる場合もあります。

高年式のクルマにおいては”塗装”をすることで価値減価が生じることから、デントリペアは料金的にもお奨めできる修復作業といえます。


No. 33回     もう勘弁してよ・・・・??

テレビ、ラジオ、新聞等々マスメディアが未曾有の株価暴落、金融不安、連鎖的景気低迷を連日唱えております。この状況の中では誰もが消費、購買意欲に躊躇し消極的になるのはよくわかります。

今月の中旬ごろになって、当店にもその不景気風が少しずつ漂ってきました。見積来店はあれども即受注入庫というのが少なくなりました。せっかく受注、予約いただいても突然キャンセルというのが何台かありました。この1週間ほど、今までにない悪循環に苦戦を強いられました。この状況を肌で感じたということです。

ところが、今週21日の金曜日のこと、AM11時頃からPM2時ごろまでの3時間の間に5台の見積来店、電話問い合わせ、ネット見積が集中して入り、其のうちの4台が即受注となったのです。 
ところが、4台ともが23、24日の”納車”が希望、受注条件なのです。

カーコンの”仕事”はアクシデントによって損傷した愛車がお客様の希望、条件を満たさなければ受注できないケースも多々あるのです。 それは1台、2台くらいは大歓迎です。それが4台で2~3日に仕上げるということになると、「それはないよ・・・勘弁してよ」 となるのです。(もちろん、お客様はこの状況を知る由もないのですが・・・)

「何をこの罰当たりな!!」 その数日前のことを思い、現在の市場環境を思えば、感謝、感謝、感謝してスタッフには鞭打ってでもやってもらはなければならないのです。 ハイ・・・・・・


No. 32回    今年もカレンダーを・・・・

恒例となっております、”健康メモカレンダー”が今年も刷り上ってまいりました。24年連続して同じパターンの”健康アドバイス”を基調としたカレンダーです。お客様には、トイレに飾っていただいき日毎にあるワンポイントアドバイスを読まれることをお勧めしております。大変好評で毎年愉しみにしているお客様がおります。

20081118今年ご来店いただきました、カーコンビニ倶楽部DMCのお客様にもDMでお知らせいたしました。数に限りがございますのでお早めにご応募下さる様ご案内いたします。


No. 31回    幸いにも・・・・?

大切に「 永く乗ろうと思って・・・・」と、いう考えから、わずかなキズ、チョットした凹みなどを全て直したいとの見積ご相談にご夫婦でお見えになりました。 最近、このようなお考えのお客様が増えております。

BMW 320 走行26260km 大変綺麗に乗っていらっしゃる正に”愛車”であります。

明らかなスリキズは塗装、エクボ程度の凹みはデントリペア、全体的ある薄いキズはポリマーコーティング加工で研磨して磨き上げコーティングするというようなご提案と見積をいたしました。
お客様も快く了解なされてクルマをお預かりすることになりました。

後日、前後バンバーは塗装、ボンネット、フェンダーの4箇所のエクボはデントリペア、全体のポリマーコーティング、そしてガラスはGPコーティングという作業を完了して納車という段階になりました。    いつものように”自画自賛”に浸っていたところなんですが・・・・・・

ところが納車日の当日、インパネルのエンジンのチェックマークが点燈したまま消えないのです。入庫してから何度かエンジンを始動させていましたが、点燈はしていなかったのです。せっかくここまで完璧に仕上げたのにこれは大問題です。

お客様には事情をお話して、近くにあるBMWディーラーに診てもらうことになりました。今回の一連の作業でエンジンに関わる作業をしておりませんのでその原因が思い当たらなかった訳です。

電話でディーラーのサービスフロントマンと連絡をとり、すぐに診て貰えることになりクルマを持ち込むことになりました。
”チェックエンジン”の点燈の原因は、「BMW診断ディフェクトメモリーコール」ですぐに解りました。エンジンのミスファイヤーということでの”点燈”でした。

そして、 このチェック、診断中にメカニックが他の箇所に異変を感じたのです。
ファンベルトのディフレクションローラーのカバー(ファンベルトの張りをアジャストするもの)が脱落していてエンジンのアンダーカバーの上に落ちていたのです。

このまま乗っていたら大変な”エンジントラブル”を引き起こす可能性があるというわけです。チェックエンジンの点燈によって、幸いにも大事に至らなかったのです。
 お客様(主に奥様が運転なさるので)はこの説明をきいて大変びっくりなされて、きちっと修理がなされたことに安心と感謝をなさっておりました。 ハイ!!


No. 30回    ”送り出し”

お客様、”送り出し”誘導は各店様々です。 近くにあるカーディーラーでは幹線道路に送り出す際に2人が立ち会って誘導と走行中のクルマに停止してもらう一連の行動をマニュアル通りに完璧にこなしています。これはお客様に対するサービスとその時、その周辺を通り合わせた人々へのパフォーマンスにもなっていると思います。

当店も交通量のある幹線道路へ送り出す時には誘導はいたしますが、出入り口の手前が信号機のある交差点になっているため赤信号になるまで待っていただき誘導すようにしています。
青信号中でも車両の間隔がかなりあいている時には素早く道路にでてお客様(ドライバー)誘導するのですがこのタイミングがむずかしい・・・・・・・、お客様の発進のタイミングが少し遅れると、遠く先方にあったクルマも迫ってきてしまう時があるのです。

つい最近、誘導するまもなく、お客様のクルマがスルスル出口の方へ向かっていって、歩道にまで出て左右の車線のクルマの流れにタイミングを計っているうちに反対側車線に飛び出して行ってしまったのです。 その「なんと素早い動き」にびっくりしてしまいました。
ちなみに、このお客様は当店の大切な”メンバーであることに納得はしたのですが・・・・??


No. 29回    アクセルへの意識

当店にキズ、凹みを負った”愛車”を持ち込まれるお客様の”運転の動作”に関心をもっているのです。
前々回、にも記しました 『 ブレーキ&アクセル 』(11月5日付)の続編となります。

愛車が損傷を負う事故の原因たるもの多種多様あります。
自損事故から始まり、当て逃げ、イタズラ、衝突、追突、・・・・・と、これらの事故で当店に来店なされるケースは圧倒的に自損事故が多いのです。
自損事故ということは自分の運転ミスで起きた事故ですから、その”運転ミス”がなければ起きないということになるのですが・・・

お客様は愛車を入庫して”代車”でお帰りになるケースが多いのですが、その後、修理が完了して愛車で帰られる時の2回、お客様の”運転の動作”を拝見することができるのです。(勝手に拝見するな、と言われるかもしれませんが・・・)
愛車を発進させるまでの”動作”に十分時間をかけられる慎重派から、乗車してすぐに発進するせっかち派まで様々です。 そのアクセルの踏み方でその方の運転の動向、そして性格もわかるような気がするのですが・・・・?

以前にも記したように、現在はほとんどがオートマチック車です。”クラッチ”操作で発進の調整をすることができません。アクセルの踏み方次第でどんな発進でも可能であり、また十分危険性もあるのです。
当店から幹線道路に出て行くとき、できるだけ誘導してお送りするのですが、この時、一気にアクセルを踏み込んで道路に飛び出していく方と、ゆっくりとフットブレーキを離した後、間をおいてからアクセルを踏むという方もいらっしゃいます。

右足がフットブレーキからアクセルへ移行、”踏み込み” までの ””(1秒前後)をもつことが大切であることを伝えたいのです。 踏み込みという表現は適切ではありません。 アクセルに触れていくのほうが正しいかもしれません。  そのくらいデリケートな ”アクセル操作” がスムーズな安全運転につながるのです。

ふだん意識せずに運転しているなかで、このワンポイントを身につけるだけでかなりの自損事故、いや大きな悲惨な事故も防げると思っているのですが、皆様、いかがでしょう・・・・・  ハイ!!


No. 28回    初段の対応が・・・?

先日、夜の9時30分頃に接触事故に遭われた女性のお客様の話です。
片側2車線道路を走行中、右側車線を走行中のMさんは150m前方より車線が1車線になることに気づき左側車線に車線変更をしようと思ったのです。左側車線はクルマが続いていてなかなか車線変更が出来なかったのです。1車線道路が間近に迫ってきて、やむなく左側にウインカーを出しながら寄ったのです。その時、左車線の後方から来たクルマは車線を譲ることなく直進してMさんのクルマと接触事故を起こしたのです。

ちなみに、Mさんのクルマの損傷箇所は左フロントバンバーと左フェンダーで左フロントタイヤは”バスしてしまいました。そして、相手のクルマの損傷箇所は右側のリヤバンバーとリヤフェンダーパネルの1部だったそうです。

事故の状況をお聞きした上ではお互いに過失責任が生じるケースだと思われます。当然警察に連絡して現場検証をしてもらうため事故係りの警察官が到着するまで待っていたわけです。
事故当時、Mさんは一人で、相手方は若い男性ドライバーと男性の同乗者が一人いたそうです。警察官を待っている間、何かその二人の挙動がおかしく感じて、そのドライバーと事故での口論をしているときにもアルコールの匂いがしたそうです。そして、ドライバーはトイレに行くトといってその場をはなれていなくなり、数分後に缶コーヒーを飲みながら現われたそうです。

最初は、相手ドライバーは全面的にMさんの非を主張して譲らなかったそうですが、アルコールの匂いのことに触れると、同乗者の人と相談しながら、急に態度を変えてきたのです。そして 「損害額は自分が全額支払う」、自分のクルマの方は大した損傷ではないので 「自分で直すからいい」 と言い出したのです。

そのうちに警察官が到着してお互い別々になって現場検証を始めたそうです。その間にMさんは担当官に相手方のアルコール検査をお願いしたのです。別々に離れた場所で事情を聞かれていたため相手側の様子はよくわからなかったそうですが、アルコール検査はしていただいたものだと思っていたそうです。
その当日は相手側が交わした「貴女のクルマの損害額の全額負担するいう」”言葉”を信用して別れたそうです。

事故の翌日に当店にご来店なさって以上の”事故”の経緯を詳しく話されたのです。  
このお話をじっくりおき聞いて二点ほど疑問が生じたのです。
一つは警察の担当官に飲酒運転の疑いがあるアルコール検査の結果を確認したかということです。
もう一つは相手方に全額賠償を実費(保険請求ではなく)で支払っていただくことを文章等で確約してもらったかということです。この二点はこの事故状況からすると大変大切なことだと思われたのです。

事故の状況は客観的に考えると、また保険事故取扱いの判例からみてもこのケースはいくぶん彼女のほうが不利なように思われます。にもかかわらず相手側が急に態度をかえて来たこと自体が不自然に感じたのです。

この現場での”二点の確認”が後に折衝する上で重要ポイントとなるはずだったのです。 しかし、若い女性が一人事故現場で冷静なって行動すること自体、無理なことだったと思います。

後日、当の担当官に相手側の飲酒運転の有無を確認したところ、その”検査”すらしなかったはという回答でした。そして、相手側に当店の”見積額”を電話で伝えたところ、保険での対応を考えているのでもう少し待ってほしいとのことでした。・・・??
保険での賠償取扱いということになると、当然、過失割合という問題が生じお互いの主張を述べて、最終てきには保険会社の見解を参考に割合の決定に納得しなければ示談まで至らないということです。   

 初段の対応、確認が大変悔やまれます。  お客様が後悔なされた一事例として、ご了解のもとにブログで紹介させていただきました。

その後、Mさんの損傷を負った愛車は相手方の保険対応(示談)を待たずに修理完了して、実費立て替払いをしていただき納車いたしました。 ハイ!!


No. 27回    ブレーキ&アクセル

当店の”メンバー”と言ったら大変失礼になるかもしれません。 ご容赦ください。特に女性の方々にお尋ねして驚いたことなんです。(何の気なくお尋ねしたらほとんどの方が同じ回答でした。)

「 オートマチック車を運転している方が、”車庫入れ”、”狭い道路でのすれ違い”、”駐車場での入れ替え”等々でのフットブレーキの扱い方 」をお尋ねしたのです。

オートマッチック車は”Dレンジ”に入れるとフットブレーキを離すと動き出します。このブレーキの離し加減 だけで十分”動き”を操作できるのですが、・・・・・お尋ねをした方々のほとんどの方は、ブレーキを離した後、その右足はアクセルペダルに移し、アクセルの踏込み加減 で”動き”を操作するという勘違いをなさっているのです。     

 この狭いスペースでの、微妙な動きが要求される時、”ブレーキの離し加減”と、”アクセルの踏込み加減” で操作するのでは動作的には大きな差がでてくると思いませんか??

アクセルペダルの上に”右足”が乗っているというこは、その 踏み加減 によっては当然ハンドリングにもつながります。 慌てると両脇、前後の注意がおろそかになり、擦り、凹みの小事故から大事故にも繋がります。

狭い場所での運転操作は”ブレーキの離し加減” でいけばまず事故は90%防げます。要するにゆっくりとした動きでのハンドリングが安全運転の基本だということです。 ハイ!!

 

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No. 26回    職人さんとの人間関係・・・!!?

鈑金・塗装ショップ(敢えて工場とはいいません。)におけるこの3者の関係は非常に微妙なものなんですよ・・・・
まず、お客様がご来店、その愛車の見積をさせていただくのがフロントマン(女性もいます。)の役割です。
その店によってこのフロントマンの役割をする人物が違います。

① いかにも”鈑金/塗装工場”という感じのお店ではそのオーナーであり親方(鈑金/塗装の職人さん)や、熟練の経験者がフロントをする場合。 
②オーナー(鈑金/塗装未経験の社長さん)や営業マンがフロントする場合。 
そして、③専門職のフロントマンが行うお店が”ショップ”という感じになると思いますが・・・・・・
この他、④フロントマンを特別おかずに、鈑金、塗装の職人さんが兼ねてやるお店もあります。 カーコンビニ倶楽部のお店はおそらく③になると思いますが

フロントマン VS 現場の職人さん
フロントマンが見積/受注したクルマは作業指示書となって現場の職人さんのもとに送られます。
通常の入庫状況であれば問題はないのですが、急激に入庫台数が増えたり、緊急依頼の車両が入庫した時などに、フロントマンVS現場の職人さんとの微妙な”温度差”が生じてきます。 ①のフロントマンの場合は問題ないようですが、②③では納期の問題でお互いの立場、言い分があり、その調整で苦労することがあります。程よく定期的に入庫してくればいいのにといつも思っている次第です。ハイ

 次に鈑金職人さん VS 塗装職人さん
その指示書を見てまず鈑金職人さんが動きます。
その”現車”のその箇所をみてどのように直すかをイメージするのです。工具、材料等を駆使して原型に復元する作業を行うのですが、 どこで塗装職人さんにバトンタッチするかの問題です。

その店によって違うのです。ちょっと専門的になりますが、 鈑金作業で原型に復元した箇所に”塗装パテ”を塗布します。一定時間乾燥後、その箇所に研ぎ作業を行います。この第一研ぎ作業後にバトンタッチをするケースと、 次の、サフェサー塗装(下地塗装)にすぐにかかれるよう、もう一度、入念な研ぎ作業を行います。 この第二研ぎ作業まで終了してからバトンタッチという2つのケースがあるようです。

これはその店のシステムと言うか、決まりと言うか、伝統というか、ずーっと受け継がれているものなので、新たに職人さんが加わってもそのやり方に変えないようです。

バトンタッチした塗装職人さんはその研ぎ終わった箇所にサフェサー塗装をほどこし、乾燥後にやはり入念な”研ぎ”を行います。この研ぎ次第で最終仕上りに影響することは言うまでもありません。
この研ぎ終了後、ここでやっと調色された”色”が入るのです。塗装している時間はほんの数分だけです。この後にクリアー塗装(透明)をして、最後の”磨き”作業に入るのです。 鈑金/塗装とはこの”研ぎ、磨き”に大半の時間を費やしていること、そして職人さんによって、その技巧、使用する材料(研磨剤、ペーパー類)、道具等々が様々であることは一般の方々にはあまり知られていないようです

話が少し横道に逸れましたが、修理完了したクルマが完璧に修復されていることは当然ではありますが、何か不具合箇所が生じた場合、両職人さんにクレーム修正をもとめることは止む得ないことです。
両職人さんがその ”要因” がどちらにあるかを追求しあう場合もあります。

鈑金職人さん、塗装職人さんの職域がはっきりしていてその2人が仲良くやれば問題ないのですが、意外と仲が悪いというのがこの業界の定説なんです。
自分の領域でした仕事に対してのこだわりと自負があるからです。 お互いの仕事をほめて称え合うということはこの世界では少ないようですが・・・・?   この両者の関係が良好なところは当然いい仕事ができていることになるのですが・・・・・

 


No. 25回   洗車の”裏ワザ”!!

『洗車』の裏ワザ お教えします。   意味深なタイトルで申し訳ございません。
愛車を洗車することはどなたでもすることで、そのやり方に法則などありません。ご自身が満足すればそれで十分であります。
敢えてここで仰々しく取り上げるほどのものではないと思いますが、・・・・・・

洗車(内外装のクリーニング)はある程度の道具とスペース、そしてやり方(裏ワザ?)を習得すれば
一般の方でも今まで以上のレベルの高い”仕上り”と満足度を得られるのではないかと思ったのです。  

 

そこで敢えて、”健康維持”と”自己満足” を唱えて 『洗車』 をお勧め致します。
愛車をご自分で気合を入れ、じっくり洗車することも、全身運動 となり十分に健康維持にも貢献すると思い込んでいますが・・・・・・

本格的な ”洗車運動 ”は大変なカロリー消費、メタボ対策にもなり、仕上りに自己満足、すれば、アドレナリンも分泌して??ストレス解消にもなるという、正に一挙両得ということではないですかね・・・?( アドレナリンが出ているかどうかわかりませんが )

そして最も大切なことは、クルマを綺麗に大切に乗ると言うことは安全運転につながるということです。
これは絶対自信をもって言えることです。!!    そうすると、キズも凹みも作らないということなる
わけです。????   ≪ 適当に傷つけてもらわないとチョット困りますが・・・・・≫

余計なことを言っていますが、 まず、洗車に興味をもたれた方のみで結構です。
次に進んでみてください。

 

まず、最小限用意していただく用具、備品をご紹介いたします。

  1.   洗車用スポンジ(大きめのもの)& タワシ
  2.   水だけで汚れを落とす【 激落ちキング 】(商品名)⇒生活雑貨用品、スーパーで
  3.   セイムシート(大、小の2枚)⇒カー用品店(オートバック等)
  4.   歯ブラシ(使用後のもので十分)
  5.   使用済みの肌着等をカッテイングしたウエス(コンパンウドで磨く際に使用)
    以上で、プロ級の洗車仕上がりに、きっと満足度を期待していただけると思います。

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  洗車(内外装のクリーニング)の順序

 1. スポンジを使って水洗いします。普段よく洗車するやり方でOK。 とくに洗剤、シャンプー類は必要ないと思います。 次にタイヤ、ホイールをタワシを使って洗います。 順序が逆でも構いませんが、この4本の”タイヤ洗い”が一番重要で一番カロリーを消費する作業だと私は思います。 私は一番最初に行い、一番入念に気合を入れて洗うところです。( この際、アルミホイールの細部のしつこい汚れ等は ”激落ちクリーナー” を使用します。信じられない程の研磨力でその汚れを除去します。これだけでも満足するはずです。 )

 2. 洗車後の拭き取りはセイムシートを使用します。タオル類のものでも構わないのですが、タオルの毛あしが残ったり、水切りが悪く拭き後が残るのが気になるのです。 この際必ずポケッットに歯ブラシを忍ばせておいてください。 モール、エンブレム、ドアのアウトサイドハンドル等々に付着している汚れを除去するの欠かせないものです。

3.  ”激落ちクリーナー” も超極細エッジが汚れを削り取ると言う感じでありますので、 塗装面には使用不可と謳っております。 特に濃紺色、黒色、濃い色系統に使用しようすると磨き後のキズが顕著に出てきます。(注意してください) 
このクリーナー使用法は各パネルの一部(塗装面)に樹液やそのシミ、又ピッチが付着していたり、薄いスリキズ等を、”軽く研磨する感覚”で使用するのですが、力の入れ具合に十分気を使ってください。
 当然、その磨き”箇所”には薄いキズが付くと考えてください。

塗装面に  ”激落ちクリーナー” を使用した場合は超微粒子研磨剤(コンパンド)(艶出し仕上剤) を使用してその薄いキズ和らげるです。 (この激落ちクリーナーの塗装面でのご使用はご相談ください。) 

4.  外装パネルの洗車が終わったら内装のクリーニングです。
まず掃除機でフロアーのじゅうたんのごみを清掃してください。運転席、助手席のスライドを動かして隅々まで行ってください。次にドア内張り、ステップ等の汚れの清掃ですが、しつこい汚れには先程の ”激落ちクリーナー”が効果的です。是非お試しください。
この内装クリーニング時にも歯ブラシが欠かせないツールです。 そして、内装クリーニングでは ”激落ちクリーナ 使用する前に (注カーコンスーパーウオッシュ をお勧めします。 格段の洗浄力で汚れをおとします。

5、  外装、内装のクリーニング終わってウインドウガラスのクリーニングです。
市販のクリーンビューがあれば結構ですが、ここでも カーコンスーパーウオッシュ  塗布してから
”激落ちクリーナー” で、ガラス面を軽くふきとればどんな汚れでも取れるはずです。 ガラスの水切りゴム、モール関係もよく落ちるはずです。

以上、5工程をご紹介いたしましたが、本格的に気合を入れてやると1時間程度は要する作業だと思います。  仕上った愛車を見つめてまた更に惚れ直すこと間違いなしです。  ハイ!!

 

 カーコンスーパーウオッシュ  
  液性 : アルカリ性
  成分 : 電解イオン水
  成分 : 電解質として炭酸カリウム

 飲料用の綺麗な水を、さらにろ過(純粋化)電気分解した
 強アルカリイオン水です。
 界面活性剤、有害な化学物質を含まない人と手肌と
 自然環境にやさしい洗浄水です。

 
 
  
  

  

 


No. 24回    長寿の秘訣!?

お客様がフロントで見積をなされている時に必ず目を向ける小さな≪衝立≫があります。

キズ、凹みの見積でそれどこじゃないのですが、そこに書いてある文章が気になるのでしょうか・・・・・

『長寿の秘訣』の7か条が謳ってあるのです。
 1、よく笑うこと
 2、よく歩くこと
 3、よく働くこと
 4、よく眠ること
 5、早起きすること
 6、腹7分に抑えること
 7、くよくよしないこと

 ご夫婦で来られた方でお互いに”その数”を数えあいながら和やかな雰囲気になりました。
 若い男性は「くよくよしない方がいいですね・・・」急に笑いだしました。
 先日、来店なされた女性のお客様は私が見積入力中にメモ帳に書き込んでいらっしゃいました。
 かなりご高齢な男性の方は「すべてこの通りだ!!」高笑いなさって自信ありげに納得しておりました。
  (当店の大切なリピーターですが・・・・)

  ご覧になられた方の捉え方がそれぞれ違うので大変興味深く思っております。


No. 23回    45分キズ直し!!

鈑金/塗装して45分キズ、ヘコミ直しはチョット無理ですが・・・・

”磨きにによるキズ直し”(薄いキズ)、これなら可能です。  昨日、ピットでの鈑金/塗装のクルマは一杯、当日入庫で当日納車は無理な状態でした。
そういう時に限って、キズついた ”クルマ達” は打ち合わせしたかのようにやってくるのです。 ただし、そのうちの4台のクルマ(1台はかなり重傷ですが・・・)は”薄いキズ”なので磨きで直りそうなのです。

お客様は当然、”塗装”をしてもらうつもりでのご来店です。そこで”磨きによるキズ直し”のご提案をしてみると疑心暗鬼の表情で迷われる方と、”その料金”を聞いて「それで十分!!」 即OK!!という方の二通りです。その4台のクルマは”磨き”で綺麗に仕上げて、即日納車ということで受注しました。

クラウンのFバンバー、 ヴィッツのRドア、リヤフェンダー、 シエンタのリヤフェンダー、Rバンバー(凹みはそのまま)、そしてEKワゴンのRバンバー・・・・4台のそれぞれのキズは見た目は”しっかりとしたスリキズ”です。完璧にキズ跡がなくなって復元したとは言えない箇所もありましたが大変綺麗に仕上がりました。  疑心暗鬼だったお客様も大変喜んでいただきました。
売上的にはちょっとさびしいところですが4人のお客様は満足、感謝していただいたハズです。  ハイ!!・・・・・・?


No. 22回    自画自賛!!

だれも褒めてくれないので、自画自賛しています。

HP専門のコーディネーターにお頼みしてNEWバージョンのHPを公開して半年以上になりました。
さすがプロの技、コンテンツはともかく飛躍的な変身となりました。この”ブログ”も最たるものです。ただ、忙しさにかまけて、HP本体もブログも合間をみての入力となり反省しきりです。(要は怠け者です・・)

愛車に関する各々コンテンツは必ずや同感いだだけるものと自画自賛いたしております。是非、ブログ同様HPの方も覗いていただければ幸いです。


No. 21回    ”ガラスコーティング”開始!!

コマーシャル的でゴメンナサイ

以前よりお客様からご要望のあった、フロントガラスの油膜、ウォタースポットなどによる視界の悪さをポリッシャー/コーティングで解消する”ガラスコーティング”を始めることになりました。この作業は溶剤、工程等でいろいろメーカーが手懸けていますが、何社かの溶剤を試して検討した結果、『GP COAT』(ジービーコート)社のものを使用することになりました。

自分のクルマに施工して3週間ほどになりますが、雨天の日が3日ほどありましたが、今のところは撥水性は抜群ですっきりした鮮明な視界を保っております。フロントガラスの視界の悪さでお困りの方には是非お勧めいたします。

余談になりますが、先程、ある”外車”にこの”コーティング”を請けさせていただきました。そのお客様に「折角コーティングなさるのですから、ワイパーブレードも交換なさったらどうですか」とお勧めしましたら、・・・「 ハイ!、これはつい3ヶ月程前に交換したばかりです。」と いうことでしたが、・・・・そのあとに、「 まあ、聞いてくださいよ、このクルマを購入して3年目になるのでそこのディラーに”ワイパーブレード”の交換にいったのです。そこでフロントの方がブレード自体を差し出して、ハイ、どうぞというのです。・・・・・えっ!?・・これ自分で付けるのですか、ちょっと自分では・・・」考えていると、『整備のスタッフに頼むことになりますと、工賃が3,150円となりますが」 ・・・・・ 外車ディラーのサービスフロントならではの光景ですが、相当悔しい思いをしたと語っておりましたが、同感です。


No. 20回    お約束します。!!

前回、「お任せします」 の余韻に乗って・・・・(いや調子に乗ってかも・?) ”磨き上げ” をお客様にアピールしています。

やはり”クロ”のオデッセイのお客様がRバンバーコーナーの小さな擦りキズを直しにご来店になりました。
正確に言うとドアのアウターハンドル付近にある薄いキズを気になされて相談に来られたのです。その薄いキズは磨きで十分綺麗になりますが、Rバンバーの小さなスリキズは塗装をしなければなりません。 ということでお請けしたのです。
H16年式、28300kmのオデッセイ「大変気に入っているので大切に永く乗っていくつもりです。」ということでした。

Rバンバーのスリキズとアウターハンドル付近の薄いキズは請けたまわったのですが、その他に全体的な小キズ、シミ等を全て磨き上げをお勧めしたところ、 以前”ポリマー加工”を専門店で1年前していましたが、そのポリマーコーティングまで含めてやってほしいということで受注いただきました。 
何か”押し売り”的で躊躇することがあるのですが、やはりお勧めしてみるべきですね。  当然、お客様には素晴らしい”仕上り”をお約束いたしました。!!

お客様にお勧めして気持ちよく受けていただく”仕事”はどうしても気合が入りプレッシャーもかかります。
2日後の納車日、現車をご覧になって大変喜んでいただきました。 ポリマーコーティングに関する”自説” までも聞いていただき 勝手に自己満足しいる次第です。  ハイ!!


No. 19回    お任せ!!

1ヶ月以上も怠けていてログインのパスワード忘れてしまいました。・・・・

何度かご利用いただいているお客様が5年ぶりにご来店下さりました。 毎回ほんとうに些細なスリキズ程度でもきちっと直してお乗りになる方で、今回もクオターパネルに付いた小さなキズのペイントでした。
「いつも、きちっと直してもらえるのでまた来てしまいました。」

今回の修理箇所の見積を終えてからクルマ全体を見回して「他にも何か直す”ところ”があったら、”お任せします”ので直しておいて下さい。料金は別途請求してください。」といってお帰りになりました。  
そうは言っても他に直すような箇所はありません。 クロの2コートパール色のグランドチェロキーですが、しいて言えば全体的には薄い小キズやシミ、水垢等はついている程度の状態でした。

”修理”が上がって洗車とクリーニング、最終チェック作業に入りました。修理箇所の”クォターパネル”とリヤドアパネル新たな塗装仕上りで輝きを放っていました。   そこで、フロントドアパネルもポリッシャーで”磨き上げ”をしてあげているうちに、その次のパネルも、・・・と左側面を磨き上げてしまいました。ポリッシャー磨によって”鏡面”状態”になり際立った ”クロ色” 独特の輝きに自己満足してしまいました。

 「総磨き」してポリマー加工(コーティング)までしたら今回の修理見積り額の倍額までいってしまうので、一応了解もらうため携帯に連絡を入れましたが……留守電でした。

「何かあったら、お任せしますので・・・・・」 この言葉に甘えて了解もなく この作業を”遂行”してしまったのです。 ただしコーティングだけは連絡待ちの状態で待っていました。  その後、お客さんより連絡が入り、今までの経緯を説明をしたら、是非ポリマーコーティングまで仕上げてほしいとの快諾をうけました。

納車当日、ご家族で来店になり、その完璧に磨き上げられた愛車をご覧になり感嘆の言葉をいただきました。
 『任せるよ・・』、という言葉に勝手によく解釈して許可なくしてしまったことに反省しつつも、結果的には、大変よろこんでいただいたことに感謝する気持ちと、ちょっとほっとした気持ちでした。 ハイ!!


No. 18回    カラースプレー缶が爆発!!

1ヶ月ぶりのブログ書込み、怠け癖がついてしまいましたしたね・・・

猛暑が続いた8月の初旬にこの事故が起きたそうです。 お客様からの連絡でその”現車”を引き取りにお伺いいたしました。
「車内に置いてあったカラースプレー缶が爆発してガラスも割れて車内はメチャクチャになっていまった。」と  言うその現車はスプレー缶の破裂とは思えないくらいの強烈な破壊力でした。室内温度が80度~90度くらいまで達してスプレー缶から漏れたガスに引火したのではないか・・・・?  トランク、Rゲート内などに置いてあるスプレー缶には注意が必要ですね
カラースプレー”ですから室内中に飛び散った飛沫は内張り、天張り、インパネまで全てに至っていました。収拾がつかないという状態です。リヤーゲートガラスが爆風で割れた際、外装パネルのもその色は飛び散っていました。

車両保険には入っていましたが、保険会社の立会いで62万円以上の見積もりが出ましたが恐らくそれでは収まりきれないとおもいます。普段おまり交換などしないパーツなどが未だに入荷せず修理完了までまだ時間がかかりそうです。


No. 17回    ”自転車” との不運事故・・・

フロントガラスが破損交換、ボンネットが凹み鈑金、左フェンダー凹み交換、バンバー破損交換、およそ見積額30万円を超える修理車両が入庫してまいりました。
自転車が一時停止のT字路から飛び出してきてこの車両と衝突、自転車に乗っていた高校生は救急車で病院に運ばれるケガを負いました。

クルマの運転者は「優先道路を走行中(速度30~40km/h)に一時停止の標識のあるT字路(下り坂)からノンストップで飛び出して来たのです」と状況説明を受けました。 相手は自転車であり、その本人は負傷してしまいましたので”人身事故扱いになったそうです。   恐らく皆様もこのようなケースに遭遇して幸いにも”ニヤミス”で終わって衝突事故には至らなかった事は何度かあるかと思いますが・・・・・・・

このケースでは恐らく運転者の過失も生じてきます。
保険会社の見解では6(運転者) : 4(自転車の相手側)位になりそうだということです。大変不運な事故に遭ったと言っていいでしょう。 更に不運なことは、自動車には”車両保険”を付けていないということと、自転車は対物賠償保険には入っていないです。相手側が高校生ということもあって、賠償請求も躊躇っているとのことですが、クルマは直さずには乗れない状態である為、その後の処置にどう対処したらよいか相談をうけているところです。


No. 16回     ”営業車”の修理

営業車≪タクシー、ハイヤー、福祉車両送迎車、一般営業車、霊安車、霊柩車、幼稚園送迎車、・・・・・等々)は時間的に大変厳しい状況での入庫となります。もちろん”代車”をご用意する訳にもいきません。お客様の切望なされる”時間内”に必ず仕上げるか、お断るするのどちらかです。
今まで、ほとんどお断りしたことはないので、これが口コミでいろいろと広がり、”緊急仕上”を切望するクルマがよく入庫してまいります。

20080718a

先日、営業車”ADバン”の入庫がありました。写真の通り3パネルの損傷箇所の修理となります。どうしても14日の営業日までに直してほしいとのこでした。13日のAM9:00に入庫して、翌朝8:30までというお約束で引き受けました。普通なら4日間いただく作業内容のクルマです。

このような”緊急作業”を請けるには鈑金屋さんと塗装屋さんの意気の合ったチームワークがなければできません。2人が出来ると言ったら何としても時間内に仕上げてしまいます。
AM11:30頃までには3パネルの鈑金は終了し、パテ入れ、研ぎまで一気に行い、鈑金屋さんの受け持作業はPM2:00には終了しましたが、塗装屋さんが”本日仕上げ出し”の塗装に奮闘中、そこで次の工程、サフェサー塗装(下地塗装)までやり始めました。

ここで、この2人がいかに気の合ったパートーナーであるかを実証できる作業工程がありました。20080718b
この3パネルの鈑金塗装の着手する前に”取り外し”と 最後に”取り付け”という作業があります。(ドアのアウタハンドル、内張り等々を脱着することです。)これは鈑金屋さんの仕事です。自分で外したパーツ類は自分で取り付けるが普通です。この度のクルマの最後の作業、”取り付け”は深夜になるので、塗装屋さんが取り付けて完了ということになりました。このパートナーならではのワザです。 (フロント、鈑金/塗装職人の関係のページをご覧ください。)

 PM3:00までにサフェサー塗装は吹き上がりました。ここで鈑金屋さんから塗装屋さんへバトンタッチするという、これも”パートナー”ならではの”ワザ”です。引き継いだ後、鈑金屋さんは中断していた他車の作業を平然とやり始めました。  サフェサー吹き上げ後の乾燥時間はどうしても必要となります。乾燥後の研ぎ作業には十分な時間を費やし完璧な肌作りをします。そしてマスキング作業に入ります。これにもかなりの時間を要します。急ぐからといって”ココ”で手を抜くようなことは絶対しないのが職人気質というものでしょう。
20080718cPM6:00にやっと”色”が入ります。本当はじっくり時間をおいてから”塗装”に入りたいのですが、緊急作業はやむなくここで一気にいきます。その分かなり気をつかって吹かないと後でその”ツケ”がきます。ここは塗装屋さんの腕の見せ所です。

吹き上がり後、赤外線等の乾燥機で乾燥させます。1時間程度、携帯のワンセグ見ながら時間つぶしていました。この後クリーアー塗装が始まりました。塗装終了後は一晩じっくり寝かせて翌日に”磨き”
の仕上げ作業に入るのが普通ですが、これもやもなく”磨き”まで一気に行ってしまいます。磨き終了時間はPM10:30になっていました。これから、最後の”取り付け”が待っています。なんとか今日中に仕上りそうです。ご苦労様でした。 明日は早出して、洗車とクリーニングはバッチリ仕上げるのが自分の仕事です。一番大切な仕事だと思っているのですが・・・・・・?20080718d

翌朝、8:30分前にお客様は来られ、10分程お待ちいただきましたが、大変喜んでいただき無事
納車完了いたしました。
     ”スーパーパートーナー”に感謝!!

20080718e


No. 15回   ハイオクからレギュラーに

悩むところですよね・・・この10円の違いは・・・・ 1年前にここまでの燃料費の高騰を予想したでしょうか
暫定税率期限切れに端を発して4月1日より25円前後の値下がりで130円前後までなって、喜びもつかの間、5月1日より暫定税率復活を受けて25円から30円前後の値上がりとなり160円台突破か!?・・と驚嘆していたら驚いているまもなく一気に170円台を通り越して180円台に乗せてしまいました。当然、ハイオクは10円増しの190円台ということになるのですが、・・・
(離島ではレギラーガソリン200円を突破というニュースを昨晩ききました。)
お客様からは切実なるいろいろな燃費節約の”努力”をお聞きしておりますが・・・・・・・・

通勤をクルマからバス、電車に換えたとか、トランク内のゴルフバックとか重量物を下ろしておくとか、マイカー使用は土、日のみとか、・・・・・、その中で、「ハイオクをレギラーガソリンに換えようかと思うだけどどうかな・・・・」と言う方がかなり多かったのです。 これはメカニック的にはどんなもんかと??  お問合せもありましたので、早速、当方整備士から専門的な見地からアドバイスをいただきました。

「基本的にはオクタン価の違いがでてきますが、現在のクルマ(10年ほど前のクルマと考えてください)はハイオク使用となっているクルマにレギラーガソリンを入れても壊れるようなことはないです。ただ、ハイオクには浄化剤等々の添加剤が入っているため、その添加剤としての効用が薄れるマイナス面はあるかもしれません。また、ちょっと専門的になりますが、燃焼効率の面ではノッキング寸前のところが最も燃焼効率がいいとされています。ハイオク使用車にレギラーガソリン入れた場合、ノッキングセンサーがノッキングを回避するために点火時期を遅らすようになるため、効率面でハイオクよりも劣ることが出てくることはあります。  昔のクルマ(10年ほど前のクルマ)はこの点火時期を調整できたのですが、今のクルマはできません。
レギラーガソリンに換えたことでエンジン音、パワー面、燃費面等々で大きく変化がなければ、レギラーガソリンで十分いけると思いますが・・・・・・・」


No. 14回    もう一度惚れ直す!!?

奥様や、彼女をもう一度惚れ直すなんてことありますか・・・?  あっ、ありますか、ハイ、失礼致しました。
愛車の場合は違うと思うのですが・・・ 綺麗に磨き上げた時、高速で快適なドライビングを堪能させてもらった時、 「 いいクルマのっていらいしゃいますね 」と、ほめられた時、もう一度惚れ直してしまうことがありますよね・・・・・・
 

愛車とは、新車みたいな高年式車、高額な超高級車だけとは限りません。かえって年数を重ねた”ワンオーナーカー”ほど愛着も感じる真の愛車ではないでしょうか・・・・
2~3日前にオデッセイの入庫がありました。Rバンバーのコナーのスリキズで2度目のご入庫です。年式は9年ほど経年しておりますが、大変丁寧に綺麗に大切に乗っていらっしゃいます。そのクルマが修復修理が終わって洗車に廻ってきました。
”洗車担当部長”(一人しかいませんが)としましては、このようなクルマを洗車させていただくことはワクワクするし、光栄なことだと思っています。オーナーが見逃しているような繊細な箇所の汚れ等を綺麗に拭い去ることで、より一層際立った美しさを感じてもらえるのです。 これだけ愛車を大切にしているオーナーの方々はその些細な変化でも解ってもらえて、大変喜んでいただけるからやりがいもあるのです。


No. 13回    ホワイトタイム サービス?

不思議なもので、マツダ プレマシーの鈑金塗装修理の入庫が連続して4台も続くなんて・・・それもすべて白系統のクルマばかりです。このようなことはよくあることで、バンバーばかりの仕事とか、リヤーゲートの凹みのクルマが連続して、というのはよくあることですが・・・・・この”流れ”というか、良い流れであれば大切に長くーー持続させたいものです。

お客様の入庫が良い”流れ”で続くことは大いに歓迎することですが、この”流れ”が「ぱたっ」と止まることがあるのです。
これを我々スタッフは 「ホワイトタイム」 と呼んでいます。  ピットに一台のクルマもなくなる時もあるのです。  この”時間帯”に入庫してくださるお客様には ”特別割引料金” をというのが”ホワイトタイム サービス”の主旨です。

幸いというか、(いや、お客様には決して幸いでは無い訳ですが・・)お陰さまといいますか、 ここのところその良い流れが持続してご来店、ご入庫が切れない状態です。
ホワイトタイム サービスをご予約いただいて”スタンバイ”していらっしゃるお客様が現在6名(6台)ほどおります。   大変申し訳ございません。今暫くお待ちくださるようお願いいたします。  ハイ!!


No. 12回    やはり”ベンツ”!!

古くからお付き合いのあるお客様から連絡が入り、愛車のベンツが急に”パワステ”効かなくなり、その後水温も急激に上がってきたのですぐに来てほしいとのことでした。 その場所は東名の秦野・中井インターをおりてすぐのところです。
すぐに積載車で急行いたしました。

94年式C280のベンツはファンベルト、パワステベルト、ACベルトは一本の”ベルト”になっています。そのベルトが切れて、パワステが効かなくなり、ファンが廻らなくなり水温が急激に上がってしまったのです。つい最近、車検も受けられてベルト関係のチェックをしたはずですが、この突然のアクシデントに相当ショックを受けたご様子でした。

搬送して当サービスセンター入庫後、まず、「ファンベルト」の部品オーダーをして、ベルトを装着させてから水廻り関係、エンジン関係の機関を点検をすることにしました。 その前に、このベルトがなぜ切れてしまったのだろう・・・という原因を調べたところ、このベルトの”緩み”とか張り具合を自動調整する「テンショナー」という部品に不具合が生じていることがわかりました。そして、「ダンパー」という付属部品も同時に交換をしなければならないという診断でした。

単なる、ファンベルト交換だけではすまない事態になってしまったのです。ちなみに、部品代だけでも、「ファンベルト」8300円なり、「テンショナー」50500円、「ダンパー」9390円、 計68190円となります。これに工賃が加わります。

  国産車と比べるとかなり高いーー費用がかかりますね・・・・、
  「ベンツだからしょうがないよ」と,納得していただければいいのですが??