No. 499回    ”間” をとること・・・

ブログで何度か、アクセルを踏む感覚を述べていますが、オートマチック車のアクセル操作で ”踏み込む時” に何かしらの ”危険” が潜んでいること を改めて感じた ”体験” をお伝えたえしたいと思います。

市街地で一般道路(制限速度40~50km)を走行する場合、エンジン回転数は1500rpmから2000rpm内でその速度に達します。 アクセルペダルは常にやさしくタッチする感覚でその回転数まで上げていくことが安全運転につながります。  もちろん、初動時から”その域”まで一気に上げるかどうかはドライバーによって違いますが、アクセル踏み方ひとつにも意識をすることは大切です。

出会い頭の事故等々はその初動時、アクセルに” 踏み込み時” に多くは発生していると思えます。
その時の左右、前後の状況を見誤った、見逃したことによって予期していなかったことに見舞われるのです。 特に急いている時には見誤り、見逃す可能性があり、そこにアクセルの踏み込みの加減によっては大きな事故にもつながります。

ここで、間のとり方(NO. 485) は先日も語りました。
 何秒かの ”間” をとるゆとりで左右、前後の状況をも一度確認することができるのです。

各言う小生、先日、朝の通勤時、自宅からでて幹線道路に出るために右折する際、左右の確認( かなり交通量が多く遠方にみえるクルマでもスピード増しているため、そのタイミングが計らなければならないところです。 )をしながらイライラが募っていました。 ・・・・やっと左右からクルマが途切れたので一気にアクセルを踏み込んで右折しようとしたのです。 

この道路はT字路という感覚が強かったのですが、 反対側にも道路はあり十字路でありますので、その反対側からもクルマは出てくることもあったのです。(ごく稀ではありますが・・・)
 その認識はあるにもかかわらず、左右の通過するクルマの動向のみの思い込みで右折しようと思っていた訳です。

ハンドルを右に切りながらアクセルを踏み込んでその道路に出た瞬間、 助手席側(左)のウインドウに白いクルマの前面が間近い迫ってきたのです。 このクルマは反対側道路からやはり右折しようと思って左側に進路をかえていくクルマだったのです。

お互いに、反対方向に進路をとっているためニヤミスで済んだのですが、そのクルマに全く気が付いていなかったことは事実です。 このように普段なら考えられない行動で事故は発生するものです。

 

ここで、左右、前後の状況を冷静に確認するだけの ”間” をとっていればこのような際どいニヤミスは起こらなかった思います。 幸いにも事故に至らなかったことにほっとしたのです。
年をとるごとに、せっかちになりゆとりが無くなり ”この間” がもてなくなるのは小生だけではないようですが・・・・・・  ハイ!!

 

 

 

 


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