No. 389回    ブレーキペタル、と アクセルペタル!!

高齢者運転による悲惨な報道を流れるたびに、 アクセル操作の操作ミスによる事故を小生なりに検証するのですが・・・・・

先日、お客様の修理入庫の際に ”代車” をお貸ししてお帰りになる時お話です。
同じ軽自動車の代車ですが、クルマによって、若干ですがブレーキペタルとアクセルペタルの ”間隔位置” が違っていたり、・・・その”感覚の違い” があったかも知れませんが・・・・・

店から道路に出て行く際に、ギヤシフトは ”ニュートラル” でしたが、誤ってアクセルを全開にしてしまって、危うく幹線道路に向かって暴走してしまうところでした。  幸いにも、アクセルペダルを放して事無きをえました。 右足がブレーキペダルとアクセルペダルの中間にあって踏み間違えてアクセルを踏み込んでしまったようです。

 

代車をお貸しする際、 特にご高齢のお客様には、サイドブレーキ、ギヤシフトの違いを説明して、ブレーキ、アクセルの操作についてはくどい程、その注意を促します。

フードブレーキ、アクセルの踏みこみにはドライバーそれぞれの ”形”≪癖≫ があると思います。
事あるごとに、ブログでも語っておりますが・・・・・ フードブレーキの離し加減に意識をもってもらうことです。  その意識に気がつかない方々が ”メンバーユーザー” には多いように思えるのですが・・・・・

 

朝の通勤時、小生の自宅の駐車場から出て狭い小道(なだらかな下り)から幹線道路に出るまで、約200m位の距離がありますが、一度もアクセルペタルは踏まずに、ブレーキペタルの離し加減だけでそこまで行けるのです。

この時期、朝方の気温は下がっていて、オートチョークも効いてアイドリングは1000回転前後になっているはずです。 そのエンジン回転でD(ドライブレンジ)に入れれば、ブレーキペタルの制御(離し具合)だけでクルマはかなりの 動き” で発進していきます。

このように、車庫、駐車場、狭い道での移動の際に、ご丁寧にも ”アクセルペダル” に足を載せて、その踏み加減でアクセル操作をする方々も少なくはないのです。 この操作誤りが恐らく、大事故に繋がっている原因ではないかと推測するのです。

 

発進時、まず、ブレーキペタル踏んで、Dレンジにギヤを入れて、ブレーキペタルを離しながら、”前進の動き” 確認をする、一時の ”間” 置くことが大切なことです。 そして ”アクセルペダル” に移行する余裕があるか、無いかです。     至極、当たり前の操作を語っていますが、・・・・・・
お客様に問うと意外にも、”アクセルペダル派” が多いことに驚くのですが・・・・・    ハイ!!

 

  同様な ブログ(325回) も御覧なってください。

 

 

 

 

 


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