No. 240 これは本物!!  

先日、ルーフの塗装が剥げて黒色メタリックが白くなってしまったエブリーワゴンが入庫してきました。ルーフは高くて見えないのでそんなに気にすることはないのでは、とお話したのですが・・・・、 会社の駐車場がちょうど真下にあって、ご自分の愛車の”ルーフ”が階上から丸見えになっているそうで、毎日眺めていると”その範囲”が広がっていくのがたまらなくなって・・・。

ルーフのクリア塗装が剥げて、その下にある黒色の塗膜が直射の日差しによって侵されてしまった訳です。 修復するにはルーフ全体の塗膜を剥離した上で新たな塗装作業を行わなければなりません。 意を決して、ルーフ塗装の見積りにご来店となった訳ですが、その見積額はかなり高額なものでした

14年式の割には走行距離も少なく、ボディ全体にはそんな大きなキズ、ヘコミはなくルーフ以外の塗膜は磨き上げれば黒色メタリックの輝きが戻ってきます。 厚かましくも、ご提案をいたしました。!! 「この際、ルーフの再塗装に加えて、ルーフ下側面全体も磨き上げて、ガラスコーティングまで一気にやってはどうですか?」・・・、

なんと気配りのないご提案でしょう?・・・・・・・ところが・・   お客様は快くルーフ塗装プラス”トータルセットサービスを受けて頂きました。!!   14年式の黒色メタリックのエブリーワゴンが何処まで輝きを取り戻せてリニューアル出来るか、正直言って自信はなかったのですが、・・・・言わなければよかったと後悔しても始まりません。( いつものことですから・・・)

もちろん、そのクルマの塗膜状態を見渡して、どこまで復元できるかは経験上の判断で決めますが、実際、作業をやってその”仕上り度”は、お客様の満足度で決まります。   3日後に工場でのルーフ塗装が完了して戻ってきました。さすが、塗装職人の仕上りはルーフの黒色メタリッが完璧に甦っていました。

これからは自分の腕の見せ所です。 ルーフの”仕上り度”に合わせてルーフ下側面を磨き上げていかなければなりません。幸いにも、小キズはクリア塗膜に範囲でとどまっていたので殆んどのキズ、そしてウオタースポット、水垢等は磨き上げで無くなりました。 黒色メタリックの本来の輝きが戻ったところですべてのパネルにコーティング作業を施しました。

 正にこれこそ本物のリニューアルしたエブリーワゴンといえます。 お客さんの満足度、感激度は言うまでもありませんでした。 ハイ!! DSC05212 DSC05216


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