№ 196   正に愛車家!!

1か月ものご無沙汰です。 サボっていた訳ではないのですが・・・・

先日、右前廻りを大きく損傷したクルマがレッカー搬送によって入庫いたしました。
車両保険も入っておりますが、保険会社の見解は年式、車種からして概算見積額が”全損扱い”になるということで、お客様にはこの愛車に対する処置の選択をしなければならなくなったのです。

全損として支払われる保険金にプラス20万円前後をご用意して、同年式、同車種が購入も可能なのですが、オーナーである奥様はこの新車で購入した愛車のエピソードを話されたのです。

お勤めをなさっている”お母様”に息子さんたちが協力しあってこの愛車をプレゼントしてくれた経緯を感慨深く語ってくれたのです。 そして、 「どうしても、思い出と愛着のこもったこの愛車は手放したくない。!!」 という”思い入れ”から、元通りに修復してほしいという選択をなされたのです。

愛車に対する深い思い入れになる”語り”お聞きして、安易に同年式、同車種の中古車をお勧めしたことに大変恐縮してお詫びを申し上げました。

正に”愛車家”だと言わせる、このお客様の意に叶うように完璧に修復復元せなばなりません。当然、費用面には厳しい予算以内という条件付ですけれど、もう一度見積をやり直して現場との協力を得なければできない修復作業となりそうです。

正に、愛車工房が愛車家になせる腕のみせどころということになりますが・・・・ ハイ!!

 

 

 


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