№662回  ヘッドライト

ヘッドライトについては、何度かブログで語らせていただいております。
このところ、夜間運転の際に感じる、対向車ヘッドライトの眩しさには閉口しております。

クルマのヘッドライトはハロゲンライトからディスチャージ(HID)ライト,さらにLEDライトに替わりつつあります。 HIDの広角な明るさ(高輝度放電装置)は夜間運転するドライバーには視認性向上に大いに役立っています。

反面、ハロゲンライト装着車がHID対向車との対面時にはこの明るさに困惑している方が少なくない状況で、小生もその対向車の眩しさに一瞬視野を失うこともあります。
もちろん、高齢化している小生の視力、視認性が劣ってきていることは否めません。

ハロゲンライトが出す光は電球色(淡い黄色)の優しい光で、走行中の対向車にとっても眩しく感じさせることは少ないですが、HID装着車からの発光する広角な明るさは、対向車には眩しさを感じさせてしまうものあるのです。

時たま、すれ違うハイビームのような視界を遮るような極端な光度(爆光)を発しているのは、
自動車メーカー純正のHID装置ではなく、高輝度を競うように色温度(K(ケルビン))高めた社外品ヘッドライトバルブは誰でもネット販売等で容易に購入できます。

自動車メーカー純正装着HIDヘッドランプでは最も運転中の視認性が高いとされる4000-4500K程度に設定(白色光)されることが多いようです。また、蛍光灯程度の白色光なので路面の白線が見やすく晴天時には視認性が高まります。
一方、色温度10,000Kを超えた極端に青白光を発するHIDライトは雨天時や悪天候時などでは路面の白線などの視認性が悪いとの評価をされています。
車検対応は一般的には6000K(白色)までとされていますが、製品の差や検査官の判断によっては青色とされ合格しないことがあるそうです。

 

最近、自らもネットで調べていたら、LEDライトの最新モデルで6500K(白色)ZES LEDチップ搭載のバルブが、ハロゲンの3倍の明るさ、・・・等々の触れ込みで掲載されていました。
果たして、自分のクルマに適応できるかを調べてもらったところ、適応可であり、簡単に交換、取付が出来るということで購入することにしました。

先日、社の整備士にお願いして、その LEDライトバルブ に交換してもらったのです。
確かに、ハロゲンの淡い黄色光から白色光になって視界が明るくなって視認性も良くなりました。
ただ、他車に迷惑を及ぼすほどの爆光のイメージもあったので、この”明るさ”が対向車に悪影響を及ぼしていないかとちょっと心配をしましたが、問題はないようです。

夜間の運転走行、ヘッドライトの明るさと対向車が発する眩しさに困惑していたので、この度のLEDライトバルブの装着はちょっと躊躇しがらも、かなりの良好な結果となり、ひとまずほっといたしました。  ハイ!!

 

 

 

 


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