№656回 爽やか 93歳!!

先月、お孫さんからの紹介で祖父の方のクルマキズ直しの話をいたしました。
そのクルマが再度入庫ということになりました。

御年93歳という高齢でありますが、背筋もきりっとして、何よりもご自身が話すこと、そして、小生が話すことがお互いに明確に通じあえることです。ご年齢をお聞きしてよもやと驚くばかりでした。

おそらく、いままでご入庫いただいたお客様で現役で愛車を運転しつづける最高齢者だと思っております。言うまでもなく、ご家族からは、心配するコールが幾度となく届くそうですが、ご自身はこの愛車は無くてはならない自分の足として役目を果たしてくれていると話されていました。

このクルマを引取に行った際、この点についてちょっと触れてみたのです。
今回はご自分の100%ミス(過失)で相手の方のクルマも傷つけてしまった事故です。 これがかなりのショックだったそうで、ご自身の運転に対する動作劣化を自覚なされ、人身事故におよぶ大事故に至らなかったことに安堵なされたご様子でした。

今年の12月に免許更新時期が迫っており、ここが決断の拠りどころにすると語っていらっしゃました。
全く年齢を感じさせない言語、行動の 93歳爽やか紳士 に接すれば、年齢偏見で周りの人々が心配するまでもなくご自身の決断が一番正しい判断だと思ったのですが・・・・ハイ!!

 


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