”評価点”の続き・・・・

前回の『評価点の妙』はこの本題への序段ですので、前回をお読みになってください・・・・

愛車を損傷等々で修復入庫なさる際に、この評価点に対する認識をもってほしいのです。 特に、保険扱の高年式車で、過失事故ではなく相手側の対物保険や、自損事故等で車両保険での場合、自己負担がないゆえ、その損傷個所を直さず(板金、塗装せず、)パネル自体の交換を希望する方が意外と多いのです。

本ホームページの”愛車診断”でも謳っていますが、パネルの交換は見る人間(査定士)によって、すぐに判ります。もちろん、愛車の損傷に板金、塗装を施すことも同様に、愛車の価値減価につがることを認識して下さい。

将来、貴方の愛車が下取、買取等々にて査定士の評価を受ける際に、”交換”もしくは”板金/塗装”の箇所は目敏く見つけ出され、価値減価として減点評価をされます。

ここで、お話したいところは、価値減価のランクの意味なんです。
単なる、”板金/塗装”した補修であっても減点評価はされますが、その減点幅は0.5程度です。これが、”交換”となりますと1~1.5となり、”パネル”によっては修復歴車”R”という評価をされる場合もあります。 

オークション出品の評価点でR点は大変低い評価で、買う側(落札店側)からすると買い控えるか、かなりの減額した入札額でなければ手を出さないクルマ”ということになります。

愛車のキズ、凹み修復時にそのクルマの価値を損ねるような修理をするべきではないと常々ご提言申し上げております。

 

 


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