№640回  疑惑の失格!?

一昨日のオリンピックの一競技のアクシデントを後々まで記憶に残そうと、敢えて、ブログに記することにしたのです。

2022年 2月7日 北京オリンピック ノルディックスキージャンプ 混合団体決勝で想定外の疑惑の判定が行われました。
試合を観戦していた世界の誰しもがこの突然の異変ジャッジに驚きと不信感を抱いたことでしょう。

日本女子エースジャンパー高梨沙羅をはじめ世界の女子トップジャンパー5人がジャンプ終了後にラんダムに異例な手順で検査が行われたそうです。
そして、競技スーツの太もも部分が2cm以上規定寸法に違反しているということで容赦なく失格とされてしまったのです。(高梨沙羅の場合)

混合団体競技ということで、一選手(第一滑走者)の失格、無得点はチームの全体のメダルへの”失望”へと繋がります。
その責任を全身で表した沙羅ちゃんの失意の表情がカメラに何度も何度も映し出されていました。

4日の女子個人ノルディック決勝では悲願の金メダルは果たせず4位に終わり、この混合団体に賭ける意気込みは並々ならぬものであったでしょう。
1回目、103メートルの”最長シャンプ”を決めて控えめの笑顔がテレビ画面に映し出されて、久しぶりの沙羅スマイールに日本中が沸き上がった、その12分前後に衝撃の判定が下ったのです。

その後、ドイツ、ノルウエー、オーストリアと同様なスーツ規定違反として女子選手が失格とされて、前代未聞の決勝ジャンプ模様となってしまったのです。
チームジャパンは小林選手、佐藤選手、伊藤選手が沙羅ちゃんの失格の無念を晴らすかのような素晴らしいジャンプで奇跡の4位まで押し上げたのです。

 

沙羅ちゃんには、どんな慰め、励まし、そして癒す言葉は見つかりませんが、今朝のNHK朝ドラ「カムカム エヴリバディ」で放映された一シーンのセリフ(母親から娘に語る言葉)を是非、贈りたいと、ふと思ったのです。  ハイ!!

『   心配せんでもいい 今は暗闇の人生でも、いつかきっと輝く時がくる 』・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを残す