№570回       あおり運転の要因

マスコミによる ”あおり運転” 報道が一段落したところで、なぜ、あのような心無い人による理不尽な行為が起きるのか?  ドライブ中に起きる”異常感情”の要因はなぜか? を私見として述べさせていただきます。

50年以上のドラーバー歴(ほとんど毎日ハンドルを握っています。)で過去にあおり運転を受けたことも数多く、反面、他車をあおるような運転行為も”自身”何度かしたこもあります。

下記に挙げるような運転は  ”マナーに欠ける迷惑運転” として、他車ドライバーからは非難され、場合によっては”あおり運転”される可能性もあります。(体験上から得た事例です。)
(道交法違反に当たらないものもあります。)
1、制限速度内であっても走行の流れに支障のあるノロノロ運転
2、高速道路の追い越し車線でのノロノロ運転
3、交差点における右折時、停車位置と右折判断が後続右折車に影響を与える運転
4、強引な割込み運転
5(黄色→赤色)信号無視による危険な走行運転
6、車両間隔をあけずにあおり運転
7、警報ホーンの乱用  等々・・・・・

本来、冷静に時間的余裕をもって運転をしていれば、上記のマナーに欠けるような迷惑運転にも、車内で”小言”を発する程度で済むところですが、たまたま、イライラして時間的に迫られている時などに、自車の走行を妨げるこのような迷惑運転に遭うと、正常感情とかけ離れた言動をとる方々もいるということです。

ここで、ドライバーの人格、理性がどこまで感情抑制できるかで様相が変わってきます。
人間それぞれの性格が”運転”にでると言われています。 今回報道のドライバーの非人格的行為は絶対に許されるものではなく別格としても、運転中の感情表現もひと様々です。 その感情表現の最悪のケースがあおり運転、暴力行為となり、悲惨な事故にも繋がってしまいます。

この ”マナーに欠けるような迷惑運転”にドライバーであれば過去に何度も遭っていることでしょう。 いや、もしかしたら ご自身も意識、自覚がなくとも迷惑運転をして他車ドライバーの感情を損ねているかもしれません。

 

まず、ご自身が行っているドライブスタイルを再認識して、”マナーに欠けるような迷惑運転” をしていないかを自ら問うべきです。 特に高齢者ドライバーはその意識、自覚が以前よりも劣ってきています。 
あおり運転に遭遇する以前の問題としてその要因をもういちど考えてみることも防止対策の一つだと思っております。  ハイ!!

 

 

 

 


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