No. 402回 シニア向 安全運転心得!其の1

昨年、また今年に入ってもシニア世代による悲惨な交通事故ニュースが絶えません。
恐縮ではありますが、小生も、シニア世代の同輩として伝えたい思いからこの心得を記します。

名誉のためにも、しっかりと安全運転を心掛け、世間様に迷惑はかけまいと肩身の狭い思いをしているシニアドライバーも大勢いるのだ、
と言いたいのですが・・・・・

ちょっとした運転操作ミスであのような惨事を招く要因はアクセル操作ミスであることはわかっているのですが・・・・・・
シニアの方々は せっかちな操作 をなさるのが多いようです。 そして、それを自覚なさっていない方が問題なのです。

 

まずは、基本的クルマの ”操作機能” をもう一度再確認することだと思います。
このブログで何度もくどいほど言っている、 オートマ車のブレーキ操作のことです。(参照 NO389 

シニアのお客様に限らず、再三、左後方( リヤドア、クォータパネル、リヤバンバー )を損傷して入庫なさる方々が一番多いのです。 その要因は、意外にもそのお客様の大半の方々が、 狭い道路、駐車敷地内での運転操作を、右足をブレーキペダルではなくアクセルペダルでする  ということです。

通常、アイドリング時のエンジン回転数は700~900回転が正常です。 アクセル操作しなくともこの回転数で平地であればクルマは動きます。 ”その動き” で運転操作を行うのであれば大きなミスは起きません。

狭い道路、駐車敷地内での運転操作時に、右足を ”アクセルペダル” に載せていて、慌てたりせっかちな動作 をしたらどうなると思いますか・・・・・・・
ちょっと、まどろこしい ”動き” でも、ブレーキペダルの踏み加減 で運転操作すれば、大きな事故にはならず、擦り程度の損傷で済むのではないでしょうか・・・・・・

そして、アクセルへの移行、 ”右足” をブレーキからアクセルに移した時に、 『 一時の間(ま) 』 を とることが必要なんです。  せっかちな運転をなさる方々ほど、意識してこの 数秒の間 をとる ”テクニック” を身につけてほしいのです。

 

 

恐縮な話ですが、 年に何度も入庫いただく女性ドライバーに、この話をして店の駐車スペースで、そのブレーキ操作 だけで動かしてもらったのです。 ・・・・・・・・ 大変、納得、満足をなされて、道路敷地に出るまでは一切アクセルを踏むことなくゆっくりと帰路についたのです。    言うまでもありませんが、その後、
このお客様のご入庫はなくなりました。  ハイ ・・・・・・・・・・・

 

機会がありましたら、また、心得を呟こうと思っております。  営業的には支障をきたすことは覚悟して・・・

 

 

 


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