No. 552回    乱横断・・・ 

運転する人も、道路を歩く人もシニア層(高齢者)が圧倒的に多いと思いませんか・・・・( 小生もしっかり、その対象者でありますが )
対向車、前を走るクルマ、周りを見渡せば何処にでもシニア層に出逢うという風景、高齢者による交通事故が日々起きうる可能性は否めないことです。

歩行者にも、信号無視したり、横断歩道のない場所を渡ったりする 「乱横断」 による事故が後を絶たないという ”報道記事”がありました。
身体能力や認知能力が低下する ”高齢者” が問題視されていることに、確かに小生も意識しており同感もいたしております。

その記事は、北九州市で起きたバイクと高齢歩行者の衝突事故を伝えています。 
事故は、70代の男性が赤信号を無視して横断歩道近くの道路を渡ったところ、青信号に従い走ってきたバイクと衝突。バイクの運転手は転倒し、頭部に約1カ月の重傷を負い、高齢の歩行者の男性も足の骨を折る大けがをしたということです。
この事故で、”高齢歩行者” に重過失傷害容疑で立件されたことを伝えていました。
( バイクの運転者も自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検されました。)

横断歩道があるにもかかわらず、道路を平然と横断していく高齢者によく出逢います。 高齢者だから許されるのだという意識を感じさせますが、ドライバーを無視した行為は憤りを感じる時があります。

 

交通事故関連のニュースに高齢ドライバー、高齢の歩行者 とい活字をみると、その事故の要因、そのドライバー、歩行者の動向に関心を寄せるとともに、世論は身体能力や認知能力が低下する 高齢者ドライバー側に加害者的イメージを抱く傾向にはちょっと肩身の狭い思いをしているのです。

 

今朝、通勤走行時に横断歩道を渡ろうとしている老人の前でクルマを止めました。
足がご不自由なのか、杖をつきながらも急ぎ足で再三、頭を下げながら渡っていく其の老人に ”好感” をもって見つめていました。
いくら歳をとっても、相手を思いやる、気配る 気持ちだけは ”経年劣化” しないようにと常に心がけているのですが・・・・・ ハイ!!

 

 

 

 


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