No. 553回   ”軽自動車”を謳歌する

2018年度の車名別の新車販売台数。  2年連続、ダントツ首位のホンダ「N-BOX」≪239,706台≫を筆頭に、軽自動車が初めて ”トップ5” を独占しました。
安全性や機能性が高まってきたことで、「日常の足」として消費者のニーズが強まっているのです。

「街乗りクルマ」 として人気の高い軽自動車ですが、そもそも日本で独自の発想で、税制面、機能性、経済性にも優れ、今後、日本では軽自動車の人気はより一層の盛り上がるをみせることでしょう。

それには安全性の向上、広い室内空間としての車体形状が挙げられます。  軽自動車は衝突時の安全性などにネガティブなイメージがありましたが、自動ブレーキなど安全技術の進化により、懸念が払しょくされつつあります。
ホンダのN-BOXは17年のフルモデルチェンジの際に安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備として搭載。  2位のスズキの 「スペーシア」 も事故を未然に防ぐ予防安全技術を搭載しています。
一方、大人4人が余裕もっての広い室内設計が施されていてファミリーカーとしての役割を十分に果たせることが消費者ニーズを捉えた要因でしょう。

しかし、価格面では小型乗用車も上回る高値を付けているクルマもあります。 
標準装備のほかに、ナビ、オーディオ、安全装備用カメラ等々をオプションで装備すると200万円を超える価格のクルマもあります。

 

30~40代世代家庭において、ファミリーマイカーというと家族構成からしてミニバン、ワンボックスがやはり主流を占めています。 6~8人乗りのセレナ、ステップワゴン、そしてアルファード等々、その大きさを持て余している若いお母さん達がよく来店してこられます。 大切なユーザーですが・・・・・・

家族揃っての行楽、旅行などでは活躍するも、日常生活ではその扱いに苦戦している様子が窺われます。
家庭に2台のマイカー所有は叶わないまでも、そのようなお母様には、「街乗りクルマ」の軽自動車が今後ファミリーカーとしての座を築くのではないでしょうか・・・・・。 ハイ!!

 

 


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