体罰!!叱ること

最近、新聞に”体罰”ついて、柔道の山口 香さんや野球の桑田真澄らの元トップアスリートらのコラムが載っていました。 それぞれに今の時代に即した指導に対する考え方を述べており同感できるものでした。

そのコラムの下の欄に、小田原で起きた中学教師の16人に対する暴行(平手打ち)が報道されていたのですが、報道の内容からすると、遅刻して入室してきた生徒に叱咤したことに、生徒たちが暴言を吐いて騒ぎまくったことに対する制裁と・・・、書かれていました。

この教師は自ら、校長にこの行為を報告して、当該の生徒、父兄にも謝罪の言葉をのべたそうです。 世間の風潮が体罰に対して敏感になっている時、指導者たちの心境は計り知れない困惑と、不安に陥っているのではないかとお察しいたします。

いつも、自分はメディアに対して苦言を呈するようですが、このように体罰自体を全面的に否定することは是としても、体罰を与える側の認識、そして信念といったものが、報道する側から一方的に封じられ発言、弁解の余地さえないように思われます。(意図的に封じているのではないにしても・・・・)

たとえば、16人の謝罪うけた父兄たちの何人かが、「先生の行った行為は自分の子にとっては適切な叱責であり感謝したいくらいです。!!」 と言って評価します。と言う親が1、2人はいてもおかしくはないと思うのですが・・・・、もしあれば、そのコメントはもっと大きな声で取り上げて報じるべきだと思うのですが?

幼児から少年、そして青年に至るまでの成長過程において、明らかにその躾け、礼儀、教育に対する考え方が変化していることを憂いています。

最近、言うことを聞かない幼児に親の言動よりもより効く方法がはやっているそうです。
”携帯”からかかってくる異様な鬼の音声で幼児たちはすぐに言うことを聞くようになるそうですが・・・??  昔なら、一発たたけば・・・・・と思ってしまう”おじいちゃん”がここにも一人おります。!!ハイ

 

 


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