その感覚がわかりません。!?

このコーナーでも何度か取り上げたコラムですが、どうも納得がいかないディーラーフロントマンの対応のお話です。

先日、入庫いただいた22年/12月登録のワゴン車。(画像参照)  左リヤドア(スライドドア)とサイドパネル(クォーターパネル)からリヤバンバーに及ぶ、軽度の凹み&スリキズという損傷状態です。
DSC03579DSC03580

まず、新車購入したディーラーに見積依頼したところ、このリヤドア、サイドパネルは”交換作業”としての見積を受けたそうです。 勿論、金額はともあれ(車両保険扱い)、この明らかに鈑金/塗装修理で修復可能な作業を理路整然とした口調でユーザーに述べたそうです。

22年式後期という比較的新しいクルマですが、 パネル箇所にもよりますが、安易に”交換”という”ディラー見積”は一般的でよくあることですが・・・、 サイドパネル(クォーターパネル)だけはあの損傷程度ではまず交換はしないハズです。 費用面でも然り、愛車を労わるという点ではしてはならないパネルの一つです。

車種、年式が違いますが、画像のようなクォーターパネルは交換せざるをえない損傷状態です。
クルマの骨格の一部(クォータパネル)を熔切断して、新たなパネルを熔接する作業は、現場で愛車オーナーにはお見せできない光景です。 DSC03133

愛車の価値観が大きく損なわれ、大きな費用がかかるこの作業を敢えて”大切なユーザー”に勧める感覚がわかりません。  ハイ!!


コメントを残す