№628回  Drアドバイス 

気配り、譲り合う気持ち、冷静な心・・・安全に愉しく運転をするうえで欠かせないマナーです。
”せっかち” なシニア方々は意外とこの3つのマナーが欠けているように思えます。

「 なぜ、そんなに急ぐのですか?? 」と問いかけるような方も少なくないのですが、反面、過剰なまでに、気配り、譲る気持ちが旺盛な方々もシニアドライバーなのです。

かく言う小生もシニアドライバーとして、朝夕の通勤、日中は仕事での運転と、殆ど毎日ハンドルを握っていることになります。当然、その分、運転中にヒヤとするような事態に遭うことも少なくありません。
特に年齢を重ねるごとに 視野範囲が狭くなり、集中力の低下、判断力に迷いが生じたり、運転にはマイナーなことばかりです。 そこで、前回でも強調した、時間に余裕をもった、慌てないゆったりとした運転が必須条件となる訳です。

どんなに注意を払ってもその ”危険な事態” に遭遇することは多々あります。

* 交差点(片側一車線)での右折時、対向車が親切にパッシングして譲ってくれて右折しようと    
  する時、その対向車後方にバイク、自転車などがついている場合があります。
  そのバイクが対向車の横を直進してきてあわや衝突ということがありました。
  (対向車の後ろのバイクが死角になっていたのです。)

* 幼児が横断歩道を渡ろうと、手前で停止していると、対向車線のクルマがそれに気が付かず
  慌てて急停止をしたことがありました。(当方側の車線が渋滞していて対向車線からその幼児 
  の横断が”死角になっていたのです。)
  
* 狭い側道を走行中、わき道から突然クルマ、自転車、人などが飛び出してくることもありま 
  した。

どなたでも、一度や2度このような危険な事態に遭ったことはあると思いますが・・・・
幸いにして、その事態を未然に免れたとしても、その瞬間の”映像”は決して忘れません。
上記に一例で共通して言えることは、”予測運転” の欠如です。

若い世代での運転とは、全ての面でその意識が低下してしていることは否めません。
時間に余裕を持って、気配り(予測運転)、譲り合う気持ち、冷静な心で運転に臨むことでが肝心のことだと常々思っております。 ハイ!!   

 


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