デントリペアでいけるか・・・・??

先日、23年式、新車で間もないダイハツの”パレット”が入庫しました。 ご自宅の雨戸の金具部分が左フロントドアに接触して横に3cm程の線キズを中心に直径5cm位にわたり僅かな凹みが見られます。

お客様は真新しいクルマなので、できればBP(板金/塗装)をしないで、ある程度元通りにならないかというご意向でした。 正しく、この”カラー”を板金/塗装の補修となると、フロントドア一枚、もしくはフェンダー、リヤドアまでも塗装が及ぶかもしれません。

この僅かな凹みに”線キズ”が入っていなければ”デントリペア”で完璧に復元できるのです。 そこで問題のキズはある程度まで”やわらげられる”という、希望的観測でデントリペアを選択したのです。 もちろん、このアドバイスしたのは私でありますが・・・

ところが、デントリペア修理担当者が当該個所を見た瞬間に、「デントで元に戻すとこのキズはもっと広がる可能性がある」と躊躇しているのです。その場でお客様に連絡をとりその旨を伝えたのですが、それでも、「デントで行きましょう」ということで施工することになりました。

僅かな凹みだけは完璧に戻りました。!!  その分、線キズは鮮明に残りました。   返って浮き上がって目立つようになってしまいました。 そのキズにタッチペイントを施したり、磨きを入れても、しっかりとその存在を主張するかのように残っております。

 結局、お客様も、その”憎きキズ”を拭い取りたいということで”塗装を施すということになりました。 かなり遠回りしながら、その決断に至った訳ですが、もちろん、私のアドバイスが誤りであったことは言うまでもありません。  ハイ

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