No. 394回      言葉の通じない     ”商談”!!?  

全く日本語を話せない外人さん(おそらく基地関係かも・・・)2名が YナンバーのシルビアRX-8 で来店なされました。   普通、どちらかが片言でも日本語を喋れるのですが・・・・・

もちろん、こちらも殆んど,I cannot speak English. ですので、・・・・、これは困ったことになったと・・・
お二人は、カンターテーブルに貼ってある、 コーティングのパンフレットを指さして、自らのスマフォで日本語訳しながら来店目的を述べたのです。

 

早速、パンフレットの料金表をみて 「 自分の”車種クラス”は、この50,000円のコースでいいのか? 」 
と尋ねてきて、・・・・それならば了解したと 「OK!」サイン、  そして、作業日数も”2日間”程かかることも了解して 「OK!」サインと・・・・かなり乗り気な感じで”会話”は弾んだのですが??   本当に大丈夫かよ、という感じで、・・・・まずは”現車”を拝見することになったのです。

 

ポリマーコーティングに関しては、日本人のお客様であれば、それなりの ”能書き” を述べて、納得していただいてから受注ということになりますが、 具体的な ”Q&A” が出来ないもどかしさもあって、どこまでポリマーコーティングを認識しているのか不安でもありました。

まず、平成3年式のシルビアということで、・・・・ 現車を見ながら身振り、手ぶりで知っている英単語を繋げながら、それなりの ”Q&A” を試みたのですが・・・・・?
 紺色のシルビアは塗装はほとんど色褪せて、何度も塗装修理を行っていて塗膜の状態は良くありません。

磨き上げても、復元不可能な個所(パネル)を示しても、・・・それでもOK、了解です・・・・・?
ポリマーコーティングして”輝き”がどこまで甦るかはイメージできないことも伝えても、・・・・・それでもOK、了解と言うことでした・・・・?
自分の言葉が通じているのか心配になるくらい、2人はその説明にその都度了解のサインをするのです。

 

昼時の2時間以上にも及ぶ ”やりとり(商談)” でしたが、・・・・・( だんだん、言っていることが通じるようになった感じですが? ) 結局、下地処理加工、ポリマーコーティングまでを施すが、仕上り はあまり期待できない事を伝えて、・・・・・・お請けすることになったのです。
 支払は、カード払いということで、本日、50,000円の料金チャージをさせていただきました。  
彼らのアメリカン的、アバウトな感覚には惑わせられながらも、お互いになんとか ”その意味” が通じあえたようで、何とか苦戦しながらもコーティングの ”お仕事” を受注した次第です。

 

翌日、 完璧な仕上りに、ビュティフル!! の連発で大変喜んでいただき、 相棒のRX-7 も同様に
コーティングの予約いただきました。   ハイ!!

 

   平成3年式 シルビア

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   平成5年式  RX-7  タイプR

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