No. 297  車両保険の怪??

修復費用を” 車両保険 ” を利用する方は少なくありません。
本来、万一の“ 其の時 ”の為の保険であり、高い保険料を支払って多額の ”修復費用” 担保してくれる訳ですが・・・・

保険会社サイドでは、・・・・
その保険を行使すると従来の 等級(ノンフリート等級別料率制度≪1~20等級≫3等級ダウンする
(一般的には)しくみになっています。

この料率制度も平成25年から改定されて、保険を行使すると等級がダウン(割引率下がる)するだけでは
なく、翌年更新する保険料が3年間にわたり割増額が計算されて加算という2重のペナルティとなってしまいます。

 

お客様はご自分の契約されている保険会社に、”車両保険 ”行使しようとする場合には
修復費用の”見積額”を伝えて、 3年間の ”割増額” を考慮しなければなりません。
この両方の ”額” のバランスが微妙にお客さんの心惑わすことになります。

保険は万が一の事故に備えての” お守り ”という感覚で使わないことが幸いと言う考え方もあります。
また、高額な保険料を支払っているのだから絶対に使って” 元を取らなければ ”という考えかたもあります。
どちらかと言うと、後者の方が一般的な考え方ですが・・・・・・?

”シニアクラス” のお客様はこの等級がダウンすることの意識が意外と強く、
一度も行使せずに20等級を維持して保険料だけを払い続けるている方々も少なくありません。

先日、ご自分の運転に自信をなくされて (ご自宅のガレージに入庫の際に左側面を損傷)・・・・・
愛車を手放すことに、その際にその損傷修理費用を・・・・今まで懸けていて一度も使わなった
車両保険を行使いたしました。 翌年の更新は考えることがないため・・・・・

その後に当方へその愛車の買取という ”段取り” をとられました。    ハイ!!

 

 

 


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