No. 278  加害者、そして被害者  

7月の最後の日、 暑い、暑い夏はこれからも続きそうな毎日ですが、ちょっと真面目なお話です。

先日、娘がバイクとの接触事故を起こしました。 幸い、バイクの相手の方も軽傷であったようで安心いたしました。

大手スーパーの駐車場に左折しようとして、左側走行のバイクを巻き込む事故となったわけです。
事故直後に現場から会社に電話が入り事故の状況説明をききました。 被害者の相手の方のケガの状態をよく聴いて、娘は自分の過失も認めて謝罪して保険対応させていただく旨を話しあったということでした。

娘には、相手の方も軽傷ということと、当事者のクルマ、バイクの損傷も大きくないということでしたので、当事者同士が同意すれば、警察には届けずに保険会社に事故報告するように指示いたしました。

保険代理店としては、すぐに担当者に連絡して相手の方のケガの治療等の手続きに対応できるように手配いたしました。 その際に、担当者からは、軽傷であっても一応警察への連絡は入れておいた方がいいという見解で、・・・・ すぐに現場にいる娘の携帯にその旨を伝えました。

加害者が ”娘” であった、いや、もしも被害者であった場合でも、この指示をしたのですが・・・・・ ( 一般の保険契約者の方々にはこの指示はしないと思います。 )
警察へ連絡すれば、人身事故ということで現場での事故検証から事情聴取等の一連の手続きを受けなければなりません。

誤った指示をしたことで、被害者の方にも大変ご迷惑をおかけしましたが、 案の定、警察に連絡してから暫くして、・・・仰々しくも検証車までが出動してかなり大がかりな事故検証が行われたようです。

相手の方がケガをなされているということから、人身事故、物損事故かの警察の取り扱い方が問題になりますが、当事者の意思が尊重されて”被害者”の方の好意で”物損事故扱い”で済みました。

 

後日、被害者の方のご自宅にケガの具合とお詫びの電話を入れたそうですが、お母様が電話口に出られて、大変恐縮されていたそうです。 娘もそのお言葉で一安心したようでした。
このように、相手方のある事故、人身が絡んだ事故では、そこにおける加害者、被害者には多大な時間の浪費と心労が伴います。

ハンドルを握った以上、常にその意識を強くもって運転をすることを心がけていただきたいものです。 
ハイ!!

 

 

 

 

 


コメントを残す