No. 215  ”愛車”の行き先は?!!

愛車を手放す際に・・・・下取してもらう、買取ってもらう、・・・ 愛車の行き先”が何処へ・・と気になりませんか? この仕組みを知っていただくことで、貴方の愛車への意識が少し変わるかもしれません。  長い話になりますが、お暇ならチョットお付合いください。

最近、リピーターのお客様で、以前の愛車ではない、新しい愛車での再入庫がよくあります。 乗っていた以前の愛車のことをお聞きすると、当然、下取、買取をしたということですがそこで最近、愛車のその行き先が大変興味深い”仕組み”をお伝えいたします。

 現在の中古車流通の仕組みは国際的ネットワークで価格が動いているということなんです。 AA会場然り、外国人バイヤーの多さには圧倒されますが、東南アジア向けの日本車の輸出は依然と堅調でクルマによっては異常高値で取引されています。バイヤーが特定している車種はある程度限定されていますが、意外とその”車種”は日本での流通相場とは異なる海外市場独自の値付をしているのです。

特定している車種においての一番の違いは走行距離数です。国内市場での中古車販売においては多走行車は販売のネックになり仕入時にはどうしても敬遠してしまいます。また、内外装の状態もかなり厳しくチェックして仕入をする傾向にあります 海外市場においては走行距離数内外装の状態によって価格が余り変動しない点が大きな違いで、国内市場(AA)では値が上がらないクルマでも海外市場では十分に需要があるということなんです。

小走行で内外装良好なクルマは国内市場では依然、高い評価で高値を付けています。 そして、特定している車種であれば多走行で内外装不良なクルマでも、海外市場においては高い需要があるということを意識しておくことで、愛車の正当な評価、価値に見合った”価格”を付けてもらえると思いますよ・・・ ハイ!!


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