愛車をお客様が自ら修復することはよくあることです。 ただし、鈑金、塗装に関してはプロにお任せした方がよろしいのではないかと思うのですが・・・・・・
先日、ドアとリヤバンバーを市販の用具と材料を買い求めて、自ら修復にチャレンジしたお客様のお話です。
奮闘努力をしたことはよーく解かりますが、結局”仕上り”にご自身が納得いかず、やむなく来店となったわけです。 このようなケースは最近よくみられます。
市販の塗装用パテ、塗料、クリア液等々を使用してマニュアル手順でその箇所に塗装を施されたのですが、
プロの仕上り様とは歴然と違うのはこれは当然であります。 一通り試みた後でそのことが判るのですが、その後始末が結構大変で時間も費用もかかるのです。
お客様はフロントバンバー、そして右フロントドア、リヤドアのドアモールより下方の部位の塗装を施したのですが、・・・・その箇所は先程お話した通りの”仕上り”ですが、 それ以外の全てのパネルに塗料が飛散して塗装ミストが付着してしまったのです。 今回、弊社がお請けした仕事はその箇所の塗装と、その他のパネルの塗装ミストを元通りにすることです。 プラスαの時間と費用がかかってしまいます
ちなみに、今春より急遽、若手塗装職人育成のために”フロントマン”を塗装見習いとして配置転換をさせたのです。 その期待の若き塗装見習いさんは、未だに塗装に入る前の砥ぎ作業等々の下働きをしながら学んでいます。 一人前の塗装職人になるまでには、まだまだ辛抱、辛抱の毎日が続きます。 ハイ!!