早々に納車の不手際が・・・!?

8日の夕方、15台もの入庫をいただいてその修理指示書、納車日程表を作成して一段落したところで、そのうちの一台のお客様より電話が入りました。 「6日に入れたクルマの納車が”今日”なのでこれから行きますから・・・」と・・・・・・・・???( 電話を受けたの自分ではありません。 )

12月20日にご来店、見積をしましたが、年内の納車はちょと無理ということでやもなく1月6日のご入庫であれば、仕事始めの一番手で”8日”に納車というお約束をしたお客様でした。  ご実家が大和市でご自宅が池袋ということですが、あえて当店に入庫いただいた経緯のお客様です。 ( フロントバンバーの全面塗装 )

納車日程表にはしっかりと自分が”9日”と書き込んで現場に送っていたのです。 当然、現場では8日に”色入”れをして一晩乾燥させて翌日磨き、取付という段取りをしているのです。

あいにく、自分は伊勢原に出張中、対応した店長(息子)はお客様からの当然の”追求”に困りはてて携帯に連絡が入ったのですが、・・・  大変温厚な紳士なお客様でも、さすがご立腹は当たり前のことです。 自分の全面的ミスをお詫びしてすぐに帰社するのでお待ちいただくようお願いしたのです。

夕方の道路事情で伊勢原からどうみても1時間は要します。 その間、店頭でお待ちいただいている間、店長が工場との再三の電話でのやりとりで何とか今日中の”仕上り”を交渉したそうです。 結局、このやりとりを見てとり明日9日のAM11:30までに納車という寛大な猶予の時間をいただいたのです。 ( とうとう帰社まで間に合わず、また電車で池袋までお帰りになってしまったのですが・・・・)

本日、最大限の謝罪の言葉と気持ちをもって緊張した思いでお待ちしておりました。
AM11:30ちょうどに、なんと!!笑顔をみせて手を軽く振って店頭に入ってこられたのです。・・・・・

その時の何とも言えぬ胸にこみ上げるような気持ちは・・・・どうしても今日のブログに書き込みしたかったのです。   年初早々、ミストラブル続きで落ち込んでいたところ、あのお客様の”笑顔”で救われたような気持ちになりました。 本当にありがとうございました。!!

 

 


原因がわかりました。!!

昨日の”オイル漏れ事件”の真相がわかりました。
原因はオイルエレメントよりのオイル漏れによるものでした。

昨年の8月の車検の際にオイルもエレメントも新しく交換しております。そのエレメント交換の際の取付方に問題があったのか、・・・・・ そのエレメント自体(パッキン部分)に問題があったのかを今調べている最中です。

まず、そのことをお客様に電話で報告して、この件の関してはいっさいお客様の責任ではなく弊社側の不手際であったことを報告致しました。

オイルエレメントにはエンジン本体にとりつける面に特殊なゴムのパッキンが付いています。車種、形状によっては違いますが、1~2mmほどの溝にそのパッキンが収まっているという感じです。 このパッキンが取付時に何らかの不具合が生じたのか、6か月後にその一部の箇所から一気に噴き出してしまったのです。

         

 ← 《 その問題のエレメントとパッキン》

 

 

もちろん、整備士が交換するエレメントの取付時にパッキンのチェックをすることはマニュアル化していることです。怠るようなことがないのは言うまでもありません。 しかし、オイルが全て抜けてエンジンの焼付き状態に至ったことは事実です。当該整備士は全面的に責任を感じ懸命にそのエンジンの復元にあたっています。

 

 

 


突然、エンジンが停止して!!

7日から工場が”仕事始め”となり、4日より店明けをしたお陰でなんと”15台”ものクルマが入庫して工場までの搬送を総出で行いました。

3時ごろ一段落がついて関係会社への年始回りをしていた時に携帯が鳴り、お客様のクルマが急に止まって幹線道路際で往生しているという連絡が入りました。

現場へ直行できるものは自分だけだということで、急遽年始回先より工場に戻り積載車で現場で待つお客様のもとへ向かいました。

このお客様は弊社で”新車”を購入していただき、その後点検、車検もすべて整備管理しているクルマなので何が起こったのでしょうか・・・・・??

現場で寒いなか小一時間も道路際でお待ちいただきましたが、たいへん恐縮してエンジンストップまでの経緯をお話になりました。そして、まずオイルゲージを外してオイルの量を調べてみたら全くオイルパンに入っていなことが解かったのです。  なぜオイルが・・・・

昨年の8月に車検を受けたばかりで、その際にもオイルとエレメントはしっかりと交換していました。 工場に戻り整備士が待ち受けており車検時の記録簿も調べておりました。  積載車から降ろして下回りを照らしてみるとオイルがべっとりと付着していることがわかったのです。

走行中に一気にオイルが漏れ出して全て抜けてしまった状態でした。  明日、そのオイル漏れの原因を調べることから始まります。  

 


  《 R 》  激落ち君!!?

”激落ち”という商品名のクリーナーをご存知ですか? スポンジと発泡スチロールを合わせたようなモノで、「軽くこすって汚れを浮き上がらせる」 という使用説明がありますが、・・・・・

おそらく特殊な研磨剤が含まれていてそれによって汚れを磨き落とすのではないかと思われます。 実は、これは私の”磨き”と”汚れ落とし”の大変重宝なツールとして長年にわたって使用しております。  ただし、”使用上の注意書には塗装面、クルマの外装面、光沢のあるステンレス、プラスチック面には使用に適さないと謳っておりますので・・・・

 

昨日、電話での問い合わせがありました。 この”激落ち”を使って24年式ミニバン(パールホワイト色)に付着したかなりしつこい数十箇所に及ぶ”汚れ”を取り除こうとしたのです。 (昨年、新車購入時にポリマーコーティングをさせていただいたお客様です。) 名前のごとく激落ちしたそうです。

洗剤などを使わず水を含ませてやるとてきめんにその汚れは落ちたそうですが、その箇所が乾いた時点で塗膜が変色したようになってしまったということです。   それは大変です。!!

パールホワイト色の全てのパネル面のその激落ちで磨き落とした箇所がしっかりとブチになっているそうです。 数時間後、そのお客様はご来店いただきその愛車を拝見いたしました。 全然問題ありません。!!・・・・・・

 確かに、ルーフに至る全てのパネル面に白っぽくなっている箇所が点在しています。 これが黒や濃色のパネルですともっとはっきり白く浮き出てしまいます。 塗膜の上にはクリアー塗装(透明な塗装)が施されています。このクリアー面に激落ちの研磨剤によってスリキズが付いたものです。

 塗膜まで侵していなければ元の塗膜に復元すると思います。 一日お預かりして全パネルを”磨き”によって元の輝きのあるパールホワイト色に致しました。 この”激落ち君”は”磨き”の際の塗装面に付着したしつこい汚れ、水垢には、”流し落とす”という感じで使用しています。 もちろん、そのあとの処理作業でその輝きを取り戻すがなければなりません。
 そして内装の内張り等の汚れ落としにも活躍してくれるすぐれものなんですよ・・・・ ハイ!!  《 どうも長くなってしまいますね・・・??》


”直す”ということ

たまたま今回が150回目の書き込みになりましたが、特に意味はないのですが・・・・

昨日、本年の”店明け”を致しまして早々に5台ほどの見積、そして受注もいただきました。 そんな中、いつも思うことがあります。 アクシデンントによって負ったキズ、ヘコミをやむなく直しに来られるお客様の心情です。 (その表情からうかがい知れます。)

笑顔で 「いらっしゃいませ!! やっちゃいましたか・・・」、 「毎度!! お世話になっています。」という訳にもいかず、その”言葉”から始まるお客様との対話は大変気を使うことです。 

職人の卓越した技によって修復させることで部品代、工賃をいただく決してポジティブな仕事ではありません。 モノつくりの世界では匠の技として大変注目されること、大量生産によっては大きく飛躍できる可能性もあるということを考えるとなんと割の合わない仕事だろうと思うのですが・・・

決して脚光を浴びてまた生産性の高い仕事ではありませんが、無くてはならない仕事でもあります。 お客様の愛車が修復されて元のような”輝き”が戻った時には一様に喜んでいただけるという、”直す”ことへの誇りは他の仕事では味わえないものだといつも思っております。 ハイ!!

 

 
 

 


今年もよろしく!!

新年明けましておめでとうございます。!!
本年も拙いブログ?・・・にお付き合いください。

今年の目標としては毎日(休日以外の・・)の書き込みをめざします。
三日坊主に終わることのないように・・・・

今年も恒例の箱根駅伝をテレビと沿道で観戦、応援致しました。 30年ぶりの優勝を果たした日体大の別府監督のコメントに本年最初の感銘をうけました。 「低迷のチームを立て直すためにやったことは、当たり前のことをキチッと徹底的にやりつづけたことが大きな要因である」、と・・・・ 

そして、3日の読売新聞の社会面に『 100歳の現役サラリーマン 』 という記事にも衝撃と感銘をうけました。 毎朝4時30分に起床、パン食の朝食をよく噛んで食べて・・・、辻堂から東京のオフィイスまでの電車通勤、週5日もという・・・・

年初に大きな勇気と活力を頂いた感じです。ハイ

 

 

 

 

 


本日をもって仕事納め!!

昨日、工場は仕事納めで新年7日より初仕事スタート致します。 カーコンビニ倶楽部DMCは本日をもって仕事納めといたします。 新年は4日より営業を開始して入庫の受付を行います。

24日以降、工場の年内納車可能の台数に制限が入り、6台のクルマが新年早々のご入庫ということでご予約を頂きました。 

本年もたくさんのお客様にご愛顧いただき本当に有難うございました。
来年も、皆さまのお役にたつ、喜ばれるお店として頑張りたいと思います。宜しくお願い申し上げます。  どうぞ、よいお年を!!

 

 

 


過失割合は微妙な感覚??

年末、いよいよあと4日となりました。

この過失割合の話は以前にも致しましたが、最近2件ほどこの割合の問題で納得がいかないというお客様の話しです。

本来、過失が明確な車対車の対物事故(100対0)は問題がないのですが、、出会い頭の事故のように、双方が動いていた場合は一方的にぶつけられたという感覚であっても( 一時停止無視、優先道路への飛び出し等々であっても )若干の過失が付く場合があるのです。

ぶつけられたという感覚の側の当事者過失割合が付いてしまうと、「被害者なのになぜ!!」、納得がいかないということになります。(かなり、憤慨なさる方が多いのです。)

過失割合は当事者が決めるものではなく双方の保険会社がその事故状況を検証して暫定的な割合を双方に提示するのです。 この割合を巡って双方が納得するまでは示談ということになりません。 かなり長期間にわたって双方の主張を譲らないでもめているケースもあります。

今回、ご入庫いただいたクルマのお客様は、相手側が起こした一方的な過失事故だと認識されていることです。 一件は車対車、そしてもう1件は対オートバイとの対物事故です。確かにお客様からの事故状況説明をお聞きしたうえでは一方的な事故のように思われます。 (双方とも10%前後の過失が保険会社の見解です。)

過失割合が、たとえ10%、20%の割合でも相手側のクルマ対して賠償責任が生じ自分の保険を使うか、実費かで割合分の賠償支払となります。 これが納得できないということになるのです。

 現在、一台のクルマは年末ということで保険会社の承諾のもとに修理完了して納車が迫っています。 もう一台は相手側がオートバイというこで”対物保険”がかけられていません。12月9日に入庫以来、着工せず待機している状態です。

お客様に、修理が完了したクルマを納車する場合は”車両保険”によって立替払いをして、過失割合問題が解決した後に相手側保険会社より過失割合分の賠償金を支払するということになりますが、車両保険を付加していない場合はお客様のお立替えいただくということになるのです。

このように、過失割合は微妙な感覚が生じるケースが多いので、入庫時にその事故の状況をくわしくお聞きして、また保険会社の見解も精査して、お客様に過失割合の確認、説明、納得の上での”受注”を心がけております。  ハイ!

 

 

 


フロントマンの仕事は?!!

11月19日以来のご無沙汰です。  ラオシャンのお話は続きはまだまだあるのですが、本来のカーコンのフロントマンの職責を忘れてどこへ行く、というお叱りを受ける前に・・・・
それにしても、1か月以上のこのサボり方は言い訳の仕様がありません。 ゴメンナサイ!!

フロントマンとして仕事を改めて考えると、お客様との接点となり大切な役割を果たしていると自負しているのですが・・・・・(自己満足に過ぎませんが・・・)

アクシデントによって愛車がキズを負ってしまった。!!  そこでオーナーは、・・・・・・・
傷ついた”愛車”に様々な思いでその対処にあたるのですが、 もちろん、その損傷箇所、損傷度合によって “その対処の仕方も違ってきます。( 保険修理可否によっても違いますね )

 “その対処の仕方 の相談を受けるのがフロントマンの仕事だと思っているのですが、 日々お客様との様々なやりとりがあります。

直さないでそのまま乗るお客様、(当然ご来店にはなりません。)  とりあえず、このキズ、凹み等が軽減するような応急手当で何とかならないか? というお客様、 実費を極力おさえて、元通りに修復を望むお客様、そして、保険を利用して完璧な修復修理を期待するお客様・・・、保険を利用するならディーラーに行った方がいいかな?・・と思うお客様も・・・・  、同じキズ、凹み等を負った愛車でも様々なお客様の意向があるのです。

フロントマンとして、一つ知ってもらいたい事があります。 そのキズ、凹み等の修理を請けて現場で直す側の意向、もしくはスタンスは常に一貫してブレないということです。 現場スタッフは完璧に元の状態に戻すというイメージでその仕事に取組むということです。 (HPの”職人気質”でも触れていますが・・・)

この現場スタッフの”スタンス”をそのまま”見積額”に反映させれば、客様にはかなりの費用負担となり、保険修理以外はその修復修理に躊躇してしまう方も少なくはないのです。

お客様の対して、どれだけこの”様々の意向”に応えられるメニューと現場スタッフとの折衝力があるか否かがフロントマンの力量といえるでしょう。 これがどこの店舗でも抱えているジレンマでもありますが・・・  これには現場スタッフの理解、協力が欠かせないことは言うまでもありません。

決して力量のあるフロントマンとは言えないのですが、お客様の様々の意向をうけて奮闘努力はしているのですが、大変な仕事であることは確かです。 ハイ!!

 


”ラオシャン”のお話  その3!!

ご好評につき、?? 第3話をお話します。  いい加減にしろよ。という声もちらほらありますが・・・・・ 平塚の店(本店)に通い続けているうちに、このオヤジさんと打ち解けて話ができるようになって、「この”湯麺”(タンメン)の店を自分もやってみたい。」 ・・・という話をしてみたのです。

 当然、今、自分が経営している事業は継続しながら、この仕事のチャレンジという無謀な考えではあったのですが・・・・・ まず、オヤジさんには即断られました。   「今、立派に事業をしているものが、なんでこんな仕事が出来るものかよ、お前みたいに、軽はずみな人間がよく来るがそんな簡単なものではない。」  ときっぱりと断られました。

 この話は事前に妻にも会社の専務(実弟)にも相談しましたが、もちろん、猛反対されました。 この当時、札幌ラーメンチェーンがはじめてFA(フランチャイズ)し始め頃で、現在のこれほどのラーメンブームはなかったと思います。

 ぜひ、この麺”FA方式で全国展開したいという途方もない野心をいだいていたのです。  周囲の猛反対を振り切って、オヤジさんには何度も交渉を繰り返しました。 この仕事への思いをどうしても断ち切れなかったのです。   この熱意にほだされて、「どうしてもやりたいのなら、3つの条件があるぞ」 と言われたのです。

まず、「自らが厨房にたって麺を上げなければダメだ。」  そして、「メニューはこのタンメンと餃子以外はダメだ。」  そして、「何があっても3年間は我慢して店を畳まないこと。」 ということでした。

当初、自分と同じ志願者が相当いて、皆門前払いか、また何とか許しをえて店を開いた方々もいました。 どの店もこの教え(条件)を守らず志半ばにしてやめていったり、類似した商品を新たに開発して独自の店を継続している方々もいました。

このタンメンはこのオヤジさんの作り方でやらなければ、絶対にこの味は出せないと思いこみ、この”老卿”出店計画はとうとう周囲の反対を押し切って強行突破してしまったのです。

昭和61年10月、愛川町 相模陸運事務所前に2000万円もの大金を投じて、総ステンレス張りの厨房をあしらえた立派な”老卿”の店”をオープンしてしまったのです。 ハイ!!


”ラオシャン”のお話  その2!!

 

このラオシャンの創業者であるオヤジさんは大変ユニークな人物でありました。 平塚の紅屋町が老卿(ラオシャン)発祥地です。 この店で”創作タンメン”が開発されました。

薬味の玉ねぎ、具材にわかめ、メンマ、そして酢をペースとにしたタレ、そして絶対に欠かせないラー油、この5つの食材、調味料の絶妙なマッチングが何とも言えない味を生み出すのです。 オヤジさん曰く、開店当時はこの味に馴染んだ客はほとんどなく、「店は毎日、閑古鳥が鳴いていたよ」 と平然と言っていました。

現在の酢タンメンの味に辿りつくまでには、何度も何度も試行錯誤して挫折をくりかえしたそうです。 数年して、平塚市民の舌に徐々に馴染んでいってこの”は絶対に忘れられない”魔性の味”となってしまうのです。 オヤジさんは、この酢タンメン一品だけのメニューで当時としては驚異的な売上を上げていったのです。

創業者であるオヤジさんは、20年ほど前にお亡くなりになりましたが、このオヤジさんのユニークな言動は今でも語り継がれています。 まず、メニューはこの酢タンメン一品きりで増やさない。(のちに、奥さんや、他のスタッフらが受け継いだ時に、味噌味のタンメンや餃子がメニューに加わったのですが )

もちろん、酒類等の飲み物もなく、タバコも吸わせない、お客様には一切愛想はなく、味にとやかく言うもんなら、怒鳴り飛ばして店から追い出したいう豪傑ぶりだったそうです。  酢タンメン一品だけで巨額の財を築いたオヤジさん・・・・、「その当時、平塚ではオレと ”河野謙三” しか乗っておらんかった。!!」 と、ベンツを所有いていたことを自慢げに話していました。

 このベンツに運転手をつけて、そのベンツのフロントドアには赤いロゴで老卿とペイントして平塚師市街を走り回ったそうです。  のちに、”ヤナセ”からベンツのイメージを損ねるとクレームがあったそうで、  「てめえの金で買ったものをどうしようと文句は言わせねー」と撥ね退けて、もっと”老卿”を大きくした。 という逸話が今でも残っています。

老卿 のオヤジさんと、一人の常連客として出会いがあって、ここから自分の人生が大きく変わろうとしていったのです。  ハイ!!


”ラオシャン”のお話!! その1?

最近、「話の内容がおもしろくない!!」と言う、貴重なるご意見をお聞きして、実は自分もそう思っていたところなんです。と素直に認めました。 ハイ!!

そこで、たまには全然はずれた話でもいいじゃないかと思い、今まで温めていた・・・”ラオシャン”の”話”をします。  ただ、この話は関係各位の皆様にはいろいろ異論が生じるかと思いますが、あくまで、私自身の独断と偏見として聞き流していただければと思います。

以前にも、ラオシャンの話はこのブログで出てきましたが、この話をさせたら際限なく続きますので、今回はこの”出会い”から先ずさせていただきます。 45年前に遡りますが、・・・平塚の勤務先の先輩に連れて行かれ、初めてこのラオシャン(老卿)のタンメンと出会ったのです。 初めて食したこの味に、「何、この味は・・・??」と戸惑い、その珍味のタンメンをかなり残してその店を後にしたことを覚えています。

10数十年経った後に、同業の社長に厚木に旨いタンメンを食わせる店がある言われ、そこに連れて行ってもらったのです。もちろん、そのときは、”平塚のタンメン”のことは忘れていてたのですが、何か以前に、味わったような感じがするな、と思ってはいたのです。・・・・・ その厚木のタンメンが大変美味しかったので、その後、その社長と頻繁に通うことになり、店のオバチャンとも親しくもなり、お持ち帰りのタンメンも作っていただき、このタンメンにかなりハマってしまったのです。

それから、数年して平塚に仕事で出かけた際に、駅前にある 『老卿』 の看板をたまたま見つけたのです。厚木の店もこの「老卿」の看板を掛けていますので、興味をもってこの店に入ったのです。 この店は10数年前に先輩と初めて入った店の支店(地下のお店)だったのですが・・・・

そこで食べたタンメンの味が自分の人生を大きく狂わしてしまったのです。?? 大袈裟に、いや本当なんです。!! 大変な衝撃を受けたのです。

いままで食べていた厚木のタンメンの味と本質的は似ていますが、独特なコクと旨みが違うのです。 もちろん、厚木のタンメンの味を熟知していたから余計にその差を感じたのですが・・・・ この後に、このラオシャンの頑固オヤジと出会うことになるのですが、・・・・・・そろそろブーイング出そうな雰囲気なので、今回はこの辺でお開きということで・・・・、次回をお楽しみに!! ハイ


ご夫婦の秘密??

ちょっと意味深なタイトルですが、そんな大袈裟な話ではありません。

最近、30~40代のご夫婦でお子さんがいらっしゃる家庭では、奥様が普段はミニバン、ワンボックスワゴン(普通車)系を占有して、お子様の送り迎え、買い物等々に使用して、旦那様は電車とか、軽自動車での通勤というケースが多いようです。 

週末には旦那さまの運転で家族ドライブとが、レジャーのご使用なるわけですが、この”愛車”の占有率は奥様にあり、そして誤って損傷する率も奥様の方が高いようです。 寛大な旦那さまもいらっしゃりますが、かなり手厳しく叱られるケースが多いようで、深刻な表情で、「何とかバレないように週末までお願いいたします。」と哀願なされる奥様が多いのですが・・・・

時間の問題、等々の条件が付いてやもなく入庫となりますが、 できる範囲での”協力”はさせていただいて、ちょっと、奥様の秘密の片棒を担ぐような感じになります。・・・・家庭円満のためには、このような”ご協力サービス”も行っております。  ハイ!!

ここで、ハイ、オチがございます。
先般、ある奥様がご入庫いただいた愛車”を、旦那さまに内緒で直して差し上げたのですが、それから、数ヶ月後、その同一の愛車”を奥様に内緒で旦那さまがお持ち込まれたことがありました。 その後の顛末は長くなりますので省略いたしますが、・・・・、お互いに大笑いして”事”が済んだそうで、ホットしましたが・・・


迷惑千万な話・・・??

先日、”出会い頭”の事故で前廻りを損傷して入庫いただいたお客様のお話です。
”出会い頭”事故ということで、過失割合の問題も生じますが、幸いにも車両保険が付いていたため保険修理ということで即日作業を開始いたしました。

フロントバンバー、ボンネット、Fフェンダー、ヘッドライト等々の交換作業で前廻りのパネルが殆んど新しくなります。  ところが、12年式の当該車両は左右の前後ドア、リヤバンバーまでかなりのキズ、凹み等が今回の事故とは関係なく散々とあるのですが・・・・・

”年式”からいって、この当該車両の中古パーツはかなり出回っています。そして”同色”という条件で絞っても検索でかなり出てくるハズです。  この”同色中古パーツ”何点かがあれば、ただ交換するだけで費用的にも時間的にも最小の負担でプラスαリペアとなるわけです。  

「大きなお世話だよ!!」 と言われそうですが、いつもの悪い癖がでて、ついこのようなケースの場合、余計なことを敢えて薦めてしまうのです。 当然、薦める以上、この交換した”同色中古パーツ”は完璧に磨き上げて他のパネルと遜色のない状態に仕上げるのが条件(サービス)となるのですが・・・・・

この旨をお客様に伝えて、 「それなら、お任せしますよ!!」  快諾を得たのです。  中にはきっと断れないで、やもなくOKを出すお客さんもいるのでしょうが・・・・・??  本当に迷惑千万な話です。 ハイ!!

 

 


デントリペアはお薦め!!

デントリペアとは?、鈑金、塗装をせずにその修復箇所を完璧にもとの状態に復元させるリペア工法です。
具体的には、損傷主にエクボ程度の凹み)しているパネルの内側から”特殊専用工具”を使用して押し出すという表現になります。

作業条件としては、その”特殊専用工具”をパネルの内側に入れての作業が可能の場合に限ります。 内張りをはずしたり、各部位のパーツを脱着してその”特殊専用工具”の特技を発揮できる状態までもっていくことが、この工法のポイントとなります。

押し出した凹みの表面を完璧に復元させるためには、塗膜を損なうことなく整える絶妙な”叩き”も必要となります。 ”ペイントレス デントリペア”と言われるように塗装を施しませんので、エクボ、凹み塗膜にキズが伴っている場合はそのキズは残ります。

確かにプロのなせる技です。 弊社はこの工法を専門に扱っている職人の方に外注依頼しております。
お客様の愛車の損傷箇所を拝見して、デントリペアの方がベターである場合はお薦めしております。時間的にも、費用的にも、喜んでいただける工法であることは間違いございません。  ハイ!! 


塗装はプロにお任せ!!

愛車をお客様が自ら修復することはよくあることです。 ただし、鈑金、塗装に関してはプロにお任せした方がよろしいのではないかと思うのですが・・・・・・

先日、ドアとリヤバンバーを市販の用具と材料を買い求めて、自ら修復にチャレンジしたお客様のお話です。
奮闘努力をしたことはよーく解かりますが、結局”仕上り”にご自身が納得いかず、やむなく来店となったわけです。 このようなケースは最近よくみられます。

市販の塗装用パテ、塗料、クリア液等々を使用してマニュアル手順でその箇所に塗装を施されたのですが、
プロの仕上り様とは歴然と違うのはこれは当然であります。 一通り試みた後でそのことが判るのですが、その後始末が結構大変で時間も費用もかかるのです。

お客様はフロントバンバー、そして右フロントドア、リヤドアのドアモールより下方の部位の塗装を施したのですが、・・・・その箇所は先程お話した通りの”仕上り”ですが、 それ以外の全てのパネルに塗料が飛散して塗装ミストが付着してしまったのです。 今回、弊社がお請けした仕事はその箇所の塗装と、その他のパネルの塗装ミストを元通りにすることです。 プラスαの時間と費用がかかってしまいます

ちなみに、今春より急遽、若手塗装職人育成のために”フロントマン”を塗装見習いとして配置転換をさせたのです。  その期待の若き塗装見習いさんは、未だに塗装に入る前の砥ぎ作業等々の下働きをしながら学んでいます。 一人前の塗装職人になるまでには、まだまだ辛抱、辛抱の毎日が続きます。    ハイ!!


久しぶりの”ホワイトタイム サービス”!!

ホワイトタイム サービス”はご存知ですか?  久しぶりですが、ウエーティングのお客様にご連絡いたしました。 あいにく、留守電でしたがその旨をお伝えしておきました。

お陰さまで、1日/3~5台の納車予定をこなす激戦、いつもフロントと工場現場”職人さん”らとの激しいやり取りが通常化になっていますが、ここ2,3ヵ月は”ホワイトタイム サービス”でお待ちのお客様にご連絡できる状況ではなく、大変申し訳なく思っていました。

今月は、6、7、8日 工場が連休をいただきます。 本日現在で(1日~5日)に若干のゆとりがございます。
ホワイトタイム サービス”でお待ちのお客様、この期間にご都合がつくようでしたらご連絡をください。
お待ち申しあげております。   ハイ!!


その感覚がわかりません。!?

このコーナーでも何度か取り上げたコラムですが、どうも納得がいかないディーラーフロントマンの対応のお話です。

先日、入庫いただいた22年/12月登録のワゴン車。(画像参照)  左リヤドア(スライドドア)とサイドパネル(クォーターパネル)からリヤバンバーに及ぶ、軽度の凹み&スリキズという損傷状態です。
DSC03579DSC03580

まず、新車購入したディーラーに見積依頼したところ、このリヤドア、サイドパネルは”交換作業”としての見積を受けたそうです。 勿論、金額はともあれ(車両保険扱い)、この明らかに鈑金/塗装修理で修復可能な作業を理路整然とした口調でユーザーに述べたそうです。

22年式後期という比較的新しいクルマですが、 パネル箇所にもよりますが、安易に”交換”という”ディラー見積”は一般的でよくあることですが・・・、 サイドパネル(クォーターパネル)だけはあの損傷程度ではまず交換はしないハズです。 費用面でも然り、愛車を労わるという点ではしてはならないパネルの一つです。

車種、年式が違いますが、画像のようなクォーターパネルは交換せざるをえない損傷状態です。
クルマの骨格の一部(クォータパネル)を熔切断して、新たなパネルを熔接する作業は、現場で愛車オーナーにはお見せできない光景です。 DSC03133

愛車の価値観が大きく損なわれ、大きな費用がかかるこの作業を敢えて”大切なユーザー”に勧める感覚がわかりません。  ハイ!!


愚論ですが・・・・??

代表、総裁選挙は、今後の国の”総理”選びになることでしょう。 まず、民主党の野田さんが再選されましたが、 自民党総裁には誰が・・・・

 我々は時局の有様や、政治、そして政局の状況はその都度、多種多様の”メディア”によって知らされて、それによって理解させられ、判断させられ、納得させられてきたように思います。  

特に、当事者ではない評論家、アナリストなどの各分野における専門家たちの討論、そして論評、酷評は、それを聞く側にとっては、時には不快にもして、迷いさえをも生じさせることにも・・・・・

ここで、一言述べたいのですが、 現政権、民主党、そして野田総理に対してどのメディアも揃って非難側にくみしているように感じるのは自分だけでしょうか・・・・? 多勢に無勢であるため、発信するメディアがその情勢にやもなく勝ち組にくみしている様は、正に子供たちの間で蔓延している”いじめ”に似ていませんか・・・

毎日、流されている非難報道に異論を唱えて、どこかのメディアが擁護したり、反論する記事、論評を載せても決しておかしくはないと思っていますが、・・・・・?

民主党、野田総理を支持するものではありませんが、我々が3年前に任せた政党、そしてその総理をここまで非難、酷評を浴びせるメディアには、この国難危機迫る”非常時”をみごと乗り越えられる政権人材を具体的に示す責務があります。

現実的に考えれば、現政権が一丸になって意図するする今後の政権運営を真摯に語り、そして我々はそのことばを清聴して理解、判断するべきでしょう。  そして新たな”世論”が生まれたなら、個々のメディアの正しい論評を伝えてもらいたいものです。

愚論と思いつつも、メディアに対して、ささやかな問いかけを述べさせていただきました。  ハイ!!


団塊世代へのエール!!?

「今年から団塊世代が65歳を迎えて、高齢者の仲間入りするのは、昨年よりも80万人も多い210万人・・・」というコラムが今日の新聞に載っていました。  かく言う私も来年はその一人になり、とうとう「敬老の日」にお祝いされる側になるのかなー、と、複雑な気持ちで明日を迎えるのですが・・・・・

「団塊世代は企業など優れた技能を培った多士済々である。 国連のアナン前事務総長が演説で、世界に広めたアフリカの格言がある。  『老人が一人亡くなると図書館が一つ消える』・・・・・」 という言葉でまとめていましたが、 この世代がどれだけ”現代”を支えてきたかは、数10年後に評価として語られるでしょうが・・・・

ともあれ、団塊世代が高齢者の仲間入りしたにせよ,  現代の各分野において、いや、まだまだ、と大いにその力をふるって貢献していると思って(いや、思いこんでいる)同胞にエールを・・・?  ハイ!!     皆様のご見解はいかがでしょうか・・・・・?


自動車保険が変わる!!

愛車オーナーにとっては重大なニュースと言っていいでしょう。
本年、10月始期契約分から改定する最大ポイントは、 「同じ等級(1~20等級)でも事故により保険金を請求した契約者(事故有契約者)と事故がない契約者(無事故契約者)で異なる”割引率”が適用される」 ということです。」

この改定は、この10月以降に保険の契約あるいは更新しても、最初の1年間は周知期間と位置付づけられているため、事故有契約者の場合でも保険料に影響がでるのは早くて1年先になるとのことです。

この具体的な料率算定例は、10等級の場合、事故有契約者に適用される割引率は23%、これに対して
無事故契約者の割引率は45%、実際の割引率は損保会社によって多少異なりますが、仮に現保険料が10万円とした場合、同じ等級でも単純計算で年間2万2千円の差となるいうことです。

保険金請求によって、3等級ダウンした場合、事故有契約者の割引率(23%)を3年間適用される。 3年のスパンでみれば支払う保険料は事故の有無で大きく差がつくことになります。

この保険料改定に伴い、損保各社はそれぞれに詳しい料率制度の説明、と理解を得るための周知徹底したマニュアル作りに今取組んでいる最中です。

弊社も従来より、事故修理のご入庫の際に、この自動車保険(車両保険)をどう使用するか否かを取り上げてきました。  (車両保険の意味?に付いて参照)  今後、事故の状況、損傷状態等々からケースバイケースのアドバイス、そして事故有契約者VS無事故契約者どちらがお得かを判断できる保険料計算ができるタブレット端末もご用意してのサービスも準備しております。

この時期において、万一事故等により愛車の損傷修理の際にこの件に関心を持たれた方々には丁寧にご相談申し上げております。 是非とも、気軽にご相談ください。  ハイ!!

 

 

 


『中古車ひろば』 好評受付中!!

中古車ひろば』が今、クルマ探しのツールとして大変好評をいただいております。
好評の理由は、ID パスワードを入力せれば、簡単に今、貴方の”お探しのクルマ”をオークション出品直前、約25,000台の中から検索できる今までになかった検索サイトだからです。

ご希望の方には、無料で即、ID パスワードを発行いたします。 まずはこの 『中古車ひろば』 で親切、明快な検索機能等々をお試しいただいて、クルマ探しの一ツールとしてお役立てになれば幸いと思っております。

尚、この件についての”お問合せ”は弊社担当者までお尋ね下さい。

                          


孫の誕生日!!

娘の4人の子供は今が育ち盛り、10歳、7歳、そして2歳の双子姉妹とてんやわんやの毎日を送っています。 9月3日が7歳の次男坊の誕生日でして、、昨日その誕生日会にお呼ばれ致しました。

精を込めた娘の”豪華”な手料理をみんなでいだきながら誕生日を祝いました。 この日ばかりは”次男坊”は久しぶりに主役として終始皆から奉られ、テレながらもまことに上機嫌でした。 お待ちかねのバースディケーキに7本のローソクに火が入り、部屋中の明かりを全て消してハッピーバースディを大声で唱和したのです。

部屋のあかりを点けた瞬間、2歳の”妹”方がキッチンのほうへ走り込んでいきました。何かキッチンでガチャガチャしていましたが、ナント!”幼児用のトレイ”を8枚かかえてきたのです。 みごとに全員の大爆笑を取ったのです。


あり得ない出来事!!??

久しぶりに、書き込みしたい事態が発生いたしました。!! 長編ですのでダレないで最後まで・・・・・
そんな大袈裟なものではありませんが、 とってもミステリーなお話です。!!?

昨日、あるお客様がかなり血相をかえて”クレーム”をお持込みになったのです。 弊社にとっては大変大切な”メンバー様”でいつも紳士的な応対をなさる方で、この時の様子はちょっと普段とは違うとすぐに感じました。

実は、8月3日にご入庫いただき、かなり多くのパネル(左右クォーター、Fバンバー、左Rドア等々)の鈑金/塗装修理をさせていただいたのです。  現場スタッフが10日より夏季休暇に入るということで8月9日に納車いたしました。  その際も大変綺麗に仕上ったというこで、ご同伴の奥様にも喜んでいただきお土産までいただきました。

問題の”クレーム”とは・・・・、昨日(8月31日)、クルマで出かける時に左のタイヤの異変に気が付いたのです。 そのタイヤは他の3本のタイヤと違ったモノを履いていたのです。 それもアルミホーイル自体がかなり汚れていて、他の3本とは明らかに異質なタイヤなのです。

とりあず、その日は一日不安を抱えながら高速ドライブをして夕方に弊社に来店してこられた訳です。
まずその一声は、「今ままで、本当に良くしてくれて信用していたのに、ちょっと、これはないでしょう・・・・?」と、その左のタイヤを示して言われたのです。

見ればすぐにわかるそのタイヤを見て自分もびっくりしたのです。 その間、お客様の”連射砲”は止まることなく続きました。 まったくあり得ない話で呆然としたのです。 まず、お客様の興奮を和らげて、ショールームに入っていただき、3週間前におこなった作業伝票を確認したのです。

たしかに、多くの箇所(パネル)を修理させていただきましたが、タイヤを外してやる作業工程はないことだけは確認しました。 そして、工場のスタッフにそのお客様のいる前で電話を入れました。 鈑金責任者の小島もびっくりして、この修理でタイヤを外すことはない絶対にない、他のスタッフもそんなことする筈がないと興奮気味に答えたのです。

まず自分も冷静になり、敢えて落ち着きを装いながら、8月9日の記憶を辿り、お客様に対応し始めたのです。 まず、このクルマは当日工場から搬送されてきた時、”洗い”(納車のための洗車、クリーニング) はされておらず、自分が自ら”洗い”を行ったことは記憶にあったのです。 であれば、自分の”洗い”はまずタイヤから入ります。

こんな汚れた”アルミホイール”のままで納車する筈がないことだけは強調して言いました。 そして、なぜ今日までこのタイヤの異変に気が付かなかったこともお尋ねしました。  「納車してもらってから3度ほどしか乗っておらず、普段はガレージにちゃんと保管してあるので、タイヤ自体が履き変わる事は絶対にあり得ない」 ということでした。 まさにミステリーですね。??

お客様は工場スタッフが何らかの不手際があってこのタイヤに履き換えたと思い込んでいて、釈明の余地はないという状態でした。 一時間近い話し合いの中で、お互いに絶対にあり得ない状況を主張しつづけました。  確かにお客さんの主張ももっともだと思いますが・・・・・・とりあえず、明日、工場でもう一度、検証してくださいというお客様の要請をお受けしてお帰りいただいたのです。

たまたま、月初の早朝ミーティングで全てのスタッフが揃っていましたので、昨日のクレームの報告をして、も一度この問題を問いただし確認も入れたのです。 このクルマの修理に係わったスタッフはこのタイヤの異変については全く気が付かなかったということでした。

この報告を早々に電話でお伝えいたしました。 昨夜、夜な夜なその可能性のある事を考え尽したことなどもお話しながら、その問題のタイヤをどう処理するかということに移行していきました。  まず、当方の不手際によることは認める訳にはいかないということは強く主張して、認めていただき、正規の新しいタイヤ、スチールホイール、ホイールキャップを取り寄せて装着すること、そしてその費用は折半でやるということをお互いに同意したのです。 勿論、お互いに不本意なことは明白でしたが・・・・

ここで、大切なことを書き忘れていました。   この車の4本の正規のタイヤには純正の”ホイールキャップ”がすべて装着してありました。 そして問題の”タイヤ”は汚れたアルミホイールだったのです。?  なぜこんな高級車にホイールキャップなのだろうと思ったのですが・・・・?

費用は折半という同意して、早速、部品センターにこのクルマのスペックを伝えてオーダーをしたのです。・・・・数分後、担当者からこのスペックでのスチールホイールの仕様はないとの回答がきたのです。要するに、このクルマは、アルミホイールにホイールキャップを標準装着する仕様のクルマだと判ったのです。

感のいい方はもう解明なさったでしょうか・・・・?  そうなんです。!!この問題の”タイヤ”はもともとこのクルマに装着されていたもので、単にホールキャップが何らかの衝撃で外れてしまって、オーナーが今まで見たこともない汚れたアルミホイールが顔を出していたということなんです。・・・・・・・・・・・・・・ハイ ハイ

ご理解できない方々はご連絡ください、詳しく説明いたします。    最近、軽量化を図るために、アルミホイールにあえてホイールキャップを装着するハイブリットカー仕様車があるそうで、この不勉強さがこの度のクレーム処理を遅らせたことは認めなければなりません。 ハイ!!

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”技”と”サービス精神”!!?

毎朝、トイレで新聞を読む習慣は続いていますが、その中で「編集手帳」は欠かさず、そして楽しみにしている記事の一つです。 

ホテル経営の難しさを”引算”に例えて、「百マイナス一は九十九ではなくゼロになってしまうのが、ホテルのサービスなのです。」と、 帝国ホテル元社長著書の「帝国ホテルの流儀」で語られているそうです。

「部屋には満足しても、洗濯の仕上りやレストランの接客などで、一つでも不満を感じたお客様は二度と来てくれないかもしれないと戒め、百点のもてなしをめざしている。」・・・・・、 これを読んでいて、我々が携わっている鈑金塗装、整備の仕事も正に合い通じるところがあるなと思っているのです。

現場の職人が完璧な仕事をしてくれても、その後の洗車、クリーニング、そして最終テェック等々が残っているのです。  些細なチェックミス(見逃し)でもお客様は許してくれないのです。 それで、”完璧な仕上り”が台無しになったこともあります。

突然のアクシデントによる愛車の”損傷”に対する対価と憤りは尋常なものではありません。 それに見合う職人のプロの””と”サービス精神”によって、損なわれたものにに対する後悔と憤りが少しでも収まっていただけることが、我々の仕事の意義だと思っております。  ハイ!!


被害者と加害者・・・!?

先日、スーパーの駐車場で”当てられて” しまった被害者と加害者の事後処理のお話です。  幸いにして、加害者の方がクルマのオーナー(奥様)が買い物から戻ってくるまで1時間近くも待っていて下さったそうです。 (昨今はオーナーがいなければ、そのまま立ち去ってしまう輩が多いのですが・・・・)

オーナーが買い物から戻ってこられてから、事の顛末を説明、謝罪をしてから警察にも連絡をしてキチッとした”事故処置”をしたようです。 加害者の方はご高齢でちょっと耳が遠いため、同伴の奥様が替わって説明補てんもなさいました。  何の問題が無い誠意ある事故処理のように思われましたが・・・・・

さて、クルマの損傷状態はフロントバンバー右のコーナー”変形”フェンダーの一部軽いスリキズという程度のものでした。  事故現場で、その損傷状態をみて加害者自からの診断、そして見積では・・・?  10,000円程度で修復が可能ということで、その場で10,000円を被害者の方に渡されたそうです。 そして、この額でその修復が出来ない場合は連絡をして下さいと、同伴の奥様が言葉を添えられたそうです。

初めて体験であるという被害者の奥様は事の経緯をこのように話されたのです。 そこでその”キズ”を修復するために当店に来店なされたわけですが・・・。  このキズを拝見して、「10,000円で修復可能・・・・」というお話にちょっと首をかしげたのです。

加害者の方がその場でずーっと待っていてくれて、謝罪と賠償をしてくれるという稀なケースであり、この”誠意”に応えるべきところですが、・・・・当店で見積した額10,000円との差額がかなりあるため、被害者の方にも多少考慮していただき、当店も”特別価格”で見積額をご提示して検討してもらうことになったのです。

この見積額の妥当性も理解していただき、その場で加害者のご自宅に電話を入れて了承を得ることにしたのです。   ・・・・・ご年輩で耳が少し遠いという加害者との会話はかなり込み入った感じになり、長いやり取りの末に、「その店の”人”に替わって下さい。」 ということになったのです。  ーかなり話が長くなりそうです。ー

”加害者の方”が言われるには、「この提示した見積額はあまりにも高いので、親戚(甥っ子)が鈑金塗装工場をやっているので、そこで頼むから」 という内容でした。 もちろん、当店としてはそれには異論はなく、その方が良いと思い”被害者の奥様”にその旨をつたえたのですが・・・・・、 奥様はちょっと不満そうな感じでした。   ≪ ここから話が少しおかしくなってきたのです。 ≫

今、ここにあるクルマを”その工場”までどう運ぶかのやり取りになりましたが、被害者ご自身はここで直してもらいたいとの意向でしたが、加害者の方がクルマで当店まで来られて、この奥様のクルマをエスコートして”工場”まで行かれるということになったのです。  そこで、当店までの道のりをさんざ時間をかけてお教えしたのですが、・・・・・1時間を過ぎてもいっこうに到着いたしません。 待っている奥様も次第にいらだってきたのです。

結局、当店が見つからず、その甥っ子さんの工場へ行ってしまったのです。  そこから電話がかかってきたのです。 さんざ待たされた奥様は怒り心頭、挙句の果てに甥っ子さんからその見積額ついて、もう少し何とか出来ないのかという話まででてきたのです。  状況も読めず、プロの人間がクルマも見ずに価格をどうこう言うのは、ちょっと無礼ではないかと、私も奥様も思ったのですが・・・・

入庫してから2時間以上もこのような経緯で被害者の奥様と、私と、加害者の方々とのやり取りがあった訳です。  (私がなぜこの中に入っていたんでしょうか・・・??)

 被害者の奥様は、初めは相手の誠意ある行為に感謝して友好的ではあったのですが、一変した相手方の態度に不快感をあらわにしたのです。 ”クルマ”はその工場には持ち込まず、当方で直すということを相手方にはっきりと告げたのです。

当店見積額10,000円の差額分は自らが負担すからいいと興奮気味に話され、長い長い電話のやり取りは終了したのです。  どこで、どう変わったのか、何がいけなかったのか? ・・・・被害者、加害者の意識はかなり微妙なところで変化して拗れてしまったわけです。 双方が大変後味の悪い結果になってしまいました。  このように保険を使わず当事者同士での示談はそれなりに大変難しいこともあるのです。  ハイ(大変疲れました)


”老”フロントマン!!?

先日の「オーナー会議」では、カーコンビニ倶楽部コールセンターは以前の音声ガイダンスの案内ではなく、女性の生の声でユーザーからの”問合せ”受けて、各加盟店に取次いでいることが大変好評であることが報告されました。

コールセンターからユーザーの問合せを取次いでもらっても、その店のフロントマンの対応如何によっては”受注”までもっていけない状況もあるわけです。  そこで、電話での対応然り、改めてフロントマンとしての再研修等の必要性を勧められました。

本部としては最近、各加盟店に”ミステリーコール”といわれるユーザーを装った電話問合せを行って、フロントマンの対応チェック等々、いろいろの観点から採点をして、その順位付けまでも行っているそうです。 当店にも全く知らされずに、そのミステリーコール行われ、(恐らく自分が電話での対応したのでしょう )しっかりとチェックされたみたいです。
(ちなみに、リサーチ店203店舗中《東日本加盟店》、77位という順位だったそうです。 ハイ・・・)

この会議から数日後、ベンツのお客さまでエンジンのポジションセンサーが点灯しているということで、弊社工場ではなく、ヤナセのサービス工場にベンツを点検、整備のために自ら持ち込んでいったのです。  たまたま、月曜日が定休日ということでしたが、休日出勤のフロントマンと整備士が対応してくれて、その場でクランクシャフトセンサーが不良ということで交換してくれることになりました。

約1時間、そのショールームで居眠りをしていたところ、定休日というのに、しきりなしに電話コールが鳴り、店頭にもお客様が整備、点検等での来店ありました。   その中、一人しかいないフロントマンの対応する声が聞くともなく聞こえてきたのです。  

さすが、ヤナセのフロントマンの対応!!、恐れ入りました。  居眠りするどころではなく、その応対の言動にしきりに感心しておりました。・・・、大変勉強になりました。   ただ・・・、老朽化した”体型”の自分がそのまま真似ても様にならないということも悟ったのです。  上から目線でお客様に説教するようなスタイルは変えられそうもないので、学んだことは自分なりにアレンジして、もう少しましな”老”フロントマンになろうと自覚したことは確かです。  ハイ!!


オーナー会議

年に一度、カーコンビニ倶楽部、加盟店オーナーの会議が行われます。 2年前にカーコンビニ倶楽部株式会社のオーナー社長に就任した林社長のもとで、カーコン本来の経営姿勢を取り戻すための大きな改革推進に取組んでいます。

2000年 1月にカーコンビニ倶楽部は誕生して、鈑金、塗装の新しいイメージ感覚で一気に加盟店を2000店舗を超える驚異的に躍進を果たし、90%以上の一般的認知度を得て一躍脚光を浴びるようになったのです。

10数年の紆余屈折を経て、現在の加盟店数は813店舗までに減少しているということです。大和市においても6店舗あった加盟店は弊社の一店舗だけとなっています。 

カーコン設立当時、そのコンセプト、そして”精神”に同感して1年後の2001年に加盟店契約をしてから、早10年以上になりますが、鈑金塗装業界の常識を打ち破った”カーコン”スタイルは定着して、軽鈑金補修から、お客様の”愛車”に係わるメンテナンスアドバイザーーとして地域に認知されるまでになりました。

会議では、”原点回帰”の精神にかえってお客様に向けた特化したサービスを推進することを確認しました。 そして、技術面では進化した機材、技術を駆使した作業効率の向上に取組むよう要請されました。 また、
愛車メンテナンスの深化したサービスの多くのメニューも紹介されました。

現在、全国813店舗の加盟店オーナーのひとりひとりの顔は生き残ったというよりは、各々の地域で勝ち残ったという感じであり、地域においてのその実績、評価は他を圧倒しているとのことです。

年に一度である会議ですが、新たな挑戦をめざす意気込みをいただいたような感じがしました。  ハイ!!


三者三様??

先日、オートバイ(スクーター)の塗装依頼がありました。 その何日か前に同様なスクーターの塗装依頼があり店長によって受注されましたので、 珍しくスクーターの修理が続くなー、思いつつ見積りに入ったのです。

クルマ以外の鈑金/塗装に関しては工賃係数のデーターベースはなく、その都度、”現物”を現場スタッフに見てもらって料金設定を行っていますが・・・  この度、その”スクーター”は自分の判断でその料金を見積して、お客様も、”その額”ならということで即決で受注となったのです。

案の定、現場スタッフからその料金についてクレームが入りました。  お客様にご提示した”その額”は現場が考えている半額以下のものでした。 これは怒られてもしょうがありませんね・・・・。 (注: その前に受注したスクーターの料金は修理内容も違いますが、もっと高額であったこともあり・・・・)

そのスクーターの塗装とは、右側面のパネルにある細かいスリキズ等々が気になるということで、スクーター”オーナー”の娘さんが依頼にこられたのです。  最初は”磨き”での修復をお勧めしたのですが、オーナーさんの意向が強く”塗装”で綺麗に仕上げて欲しいとの希望もあり・・・・それではということで右側面を塗装するという ”料金”でお預かりしたのです。

結局、翌日、お客様には大変申し訳ないと思いつつも連絡をして、料金の訂正のご相談をお願いすることになりました。  無論、最小限のアップをお願いしてみたのですが・・・。 娘さんオーナーと相談してようやく”その額”を納得していただき、現場にはいつものごとく、無理を言って着工してもらうという運びになりました。

数日後、そのスクーターは綺麗に仕上って戻ってきました。  確かに右側面のパネル(何面かに組み立てられているパネルを全て脱着しての塗装作業)は完璧な塗装作業が施されておりました。

これなら、この料金に十分見合う”仕上り”だと安堵したのですが・・・・、 ふと見ると、左側面(反対側)にも同じスリキズが何カ所にあり、右側面があまりにも完ぺきな仕上がりを見せているのでちょっと違和感を感じたのです。

いつもの習性で、そのままでは何とも納めきれないなー、と思いだすのが・・・・ いいのか、悪いのか??
早速、左側面を少し磨いてあげようということに・・・  勿論、”少し”と言っても中途半端は出来ない不器用者ですから、例のごとく、かなり気合いを入れて磨き上げてしまいました。  左右両面遜色のない仕上がりとなり、おまけにポリーマーコーティングまでかけて、いつもの自己満足の世界に浸ってしまったのです。!!

ここで、オチがあるのです。?  納車当日、娘さんオーナーである”お母さん”がクルマで来店なされました。 娘さんはそのスクーターを見た瞬間、感嘆の声をあげて喜んでくれました。 お母さんは全体をぐりると回って左側面のところでじっくりと腰をおろして見つめて、娘さんに、微かに点在する”キズ”についてちょっと不満を述べているようでした。・・・・・!?

娘さんと、お母さんとのやりとりがどうであったかわかりませんが、 自分と娘さんとお母さんの三者三様のイメージ、思惑、そした期待もちょっとはずれたような感じがしたのです。・・・・・・・・自分と娘さんが見つめる前で颯爽っとヘルメットをかぶり、思い切りアクセルをふかして出ていくお母さんをお見送りした次第です。  ハイ!!


8人乗り ”フリード” ようやく落札!!

先般より、”中古車ひろば”で探し求めていた8人乗り”フリード”がようやく落札出来ました。  本当にようやくという感じでした。

中古車流通で今、大変人気のある車種で、なお且つ”8人乗り”となるとかなり希少車になります。 (現在新車では8人乗りはありません。) 何度か挑戦しましたがお客様の予算額を大幅に上回る額で他社に落とされていまいました。

中古車ひろばで探す場合、人気ある希少車を求めるとなると、相手(他社)との競り合い(セリあう)ことになります。  その際、希望した色、距離数、評価点、そして予算額をちょっと妥協、譲歩することで落とせる場合もあるのです。