様々な言い訳??

愛車を凹ましたり、キズつけて入庫なさるお客様は様々な事由、そして言い訳がございます。 それを親身になって聞いてさしあげることも大事な仕事だと思っておりますが・・・

ゴルフなどで、「たられば」を言ってもしょうがないと、コメントしていますが、クルマの場合、この「たられば」を怠ったために悲惨な大事故がここ最近再三起こっています。  凹ましたり、キズつけの小難で収まったと思い、その事由、原因をもう一度検証して戒めることも必要だと思います。

ゴールデンウイーク明けで、何台ものクルマが入庫してきました。 様々な”コメント”を聞きましたが、ちょっとしたウッカリの”話”で後悔しきりのお客様が大変多かったので、   チョット一言述べさせていただきました。  ハイ!!

 


『中古車ひろば』の活用!!

先月よりスタートした  『中古車ひろば』 が多くのお客様に活用されています。 ご要望があればすぐにURLとパスワードを発行させていただいております。  (お名前だけの入力でその場で発行が可能です。)
現在、11名のお客様にパスワードを発行させていただいております。

3月からのスタートで”3台”が成約、只今、4台のクルマをアプローチ中です。 
ご自宅でも、職場でもどこでもパソコンがあれば 『中古車ひろば』 を開いて最新のAA出品情報(約25000台以上)の詳細がいとも簡単に閲覧できるのです。

只今、アプローチ中のホンダのフリードは、お客様のご要望に”8人乗り”という必須条件が付いております。 そのため数少ないこの出品車両を毎日のように検索を行なわれ、その都度、お問合せのやりとりは”簡単な操作”できるコメント入力で対応できるようになっております。  当該車両の詳細な情報、落札価格情報等をご相談いたしております。  


カーコンでしか出来ない”クルマ探し”!!

中古車ひろば』 で探す クルマ探しの”5つのメリット”をお教えいたします。

メリット 1  
AA出品車から年式、グレード、色、走行距離等々の条件を満たした希望車”を多数選ぶことができる。  《 毎日30,000台前後のAA出品車をご自宅で検索できます。》 

メリット 2
当該車両の車歴、実走行距離、内外装等々の詳細を知ることができる。 
 《 プロの検査員による厳しいチェックで評価、ランク別された車両状態説明書を明示されます。》

メリット 3
当該車両落札予想価格を基に明瞭な見積によって予算をたてることができる。
 《過去3カ月間の落札データーから同年式、同グレード、同色、距離数等々車両に絞って価格を推測できます。》

メリット 4
当該車両を比較検討して『安心』と『満足』の購入メリットを実感できる。
 《 当該車両の実車状態、相場を把握でき市場での価値観を実感できて満足感を得られます。 》

メリット 5
当該車両をAAで落札購入出来るまで、何度でも無料で入札チャレンジできます。
 《 全国AA会場で毎日どこかで開催されているので、必ず、落札チャンスは訪れ、ゲットできます。》

 

弊社に一度でもご入庫いただいたお客様であれば、すぐにでも 『中古車ひろば』 のIDパスワードをお知らせいたします。 ご遠慮なくお問合せください。

 

 

 

 

 

 

 


寝た子を起こすような・・・・・??

本日、ご来店のお客様から、平塚にある『老卿』(ラオシャン)の話がでてきたのです。 このラオシャンという名を聞いてタンメン(湯麺)と思い浮かべる人は相当の通の方です。 このラオシャンの話になりますと、その出会いから始まって・・・、2時間位しゃべっても物足らない、途方もないエピソードがあります。

今日はその話はしませんので安心してください。 ただ、このところ、その”ラオシャン”をいただいていないので、無性に食べたくなりました。 一度位食しても、体には馴染まず、時間をおいて2度、3度と食していくうちにその虜になってしまうという、”麻薬”みたいな代物です。

  我々同志はそのように中毒症状になった人々を 『老中』(ラオチュウ) とよんでいますが・・・・?? 本当に、寝ている子を起こすような話しになってしまい、早速、平塚に行くような仕事を作らなければ・・・・・・ 近日中に、”あの味” に久しぶりに出会う予定です。!!  ハイ


ミスの上塗り??

先日、ミスをして、お客様に大変ご迷惑をおかけいたしました。  納車前のチェックと確認をしていれば起こらなかったイージーミスでした。 大変、申し訳なく思っております。

納車時は大変喜んでいただき、お帰りになってから数時間後にクレームのお電話をいただきました。
スマートキーの機能がなさないということです。(キーレスの開閉は正常にできるとのことです。)

23年式の真新しいクルマですが、右の”リヤドア”を損傷してしまい、鈑金、塗装の修復するということで見積をして受注し、ご入庫いただきました。 

作業工程は鈑金職人がその損傷個所を鈑金して元の平面に戻し、塗装職人に移す際にはリアドアのアウターハンドル等をあらかじめ外して塗装に移すという慣例の工程でした。  本来、鈑金、塗装職人との間で事前に損傷個所を見た上で申し合せで決める脱着作業です。 これは塗装範囲が隣接パネル(フロントドア)まで及ぶ場合(付加塗装)には、そのフロントドアのアウターハンドル、ドアミラーまでも外すことになるのです。

両職人の間では通常、”脱着”の有無は鈑金職人の判断で行うことが多いようです。 当該車両は損傷状態からして、付加塗装があるとの判断でフロントドアのアウターハンドル、ドアミラーまでも外して塗装に移したということです。

スマートキー仕様はフロントドアのアウターハンドルに配線カプラーが施されています。当然このカプラーも外されます。  塗装作業、そして磨き等が完了後、もう一度鈑金職人のもとに戻り、外されたパーツの取付作業がおこなわれます。  そこでの配線カプラーの接合が行われなかったということです。

通常、アウターハンドルを脱着した場合には、必ずドアのキーレスで開閉の確認を行います。この度も行っておりますが、スマートキー仕様の機能確認はしなかったということです。

このミスの問題は、作業現場の職人の責任ではなくフロントの確認チェックミスだと、お客様から指摘されたことです。 確かにお客様のいうとおりです。 ”作業工程”が云々という言い訳がましいことで逆にお客様の不信、怒りを深めてしまったことは事実でした。

工場から仕上ってきたクルマは、フロントによって再度、その修理個所の仕上りチェック、内外装のチェック等は入念に行っていますが、その他装備の機能チェックは作業現場で行っているものと思いこみがあったのです。 この度のミスでチェックの甘さ、思いこみ等による怠慢さに深く反省をした次第です。 それも、お客様より指摘されて気がつくとは本当に恥ずかしい話です。 ハイ!!


ナンバープレートビス!??

かなりのご無沙汰でした。 大変忙しくて・・・・・・・?

本日朝一に納車したクルマのお客様からいただいた言葉が嬉しくて久々の投稿となりました。
プレートナンバービスが錆びていて、その”錆び”がビスの下まで垂れてきている様なクルマをよく見かけます。
そのようなビスは、フロントのビスだけですが新しいビスに交換させていただいております。もちろん、プーレートに付着した錆び跡なども綺麗に磨きあげます。

かなりの台数のビス交換をしてきたのですが、お客様の反応はそう大きくは感じませんでした。
本日のお客様の言葉、  「あれ、ナンバープレートまで磨いてくれているよ・・・・、ビスまで交換してくれてる・・・なんかクルマ全体が新しくなったような感じがするね・・・」

お客様の反応を期待してするところが本音としてあります。 ここまで言って下さるとは・・・こちらが大変感激いたしました。 ありがとうございました。!!  ハイ


『中古車ひろば』 スタート!!

中古車ひろば について先日お話いたしましたが、4月1日より一般ユーザーがwebでご覧頂けるようになります。 これに先駆けて、弊社においては3月5日より先行公開をいたしております。

クルマ探しのユーザーにとっては大変有意義なツールとしてご愛用いただけるものと思います。まずは弊社にお問合せいただければ(TEL,メール、FAX)、お客様専用ID、パスワードをお知らせいたします。

すでに、お問合せいただき 『中古車ひろば』 をご覧になられて、 膨大な出品車両の中から検索できることに驚いていらしゃいました。 是非、この驚きの検索サイトをクルマ探しにお役立ててみてはいかがですか・・

 

 


聞き上手、話し上手??

久しぶりの大雪で、今日はお客様は来ないでしょう・・・、  明日あたりは忙しくなるかも・・・

先日、35年ぶりの再会を果たした元社員との話です。 なんと、彼は自分がこの会社を興したときの最初の社員でした。 お互いに若き20代中頃の時に出会い、意気投合して二人三脚、設立間もない会社で奮闘してくれた人間でした。

会った瞬間、その面影を思い出すまでに数秒ほどの時間がかかりましたが、お互いにヒゲをたくわえた60代のしっかりと初老のおじさんになっていました。 しばし、昔話しに懐かしき時間を過ごしました。

そんな彼と、一度食事でもしながら、ゆっくり話そうよ、ということで1カ月後に再会を約束して別れたのです。
1ヶ月後、行きつけのお店で食事をすることになったのです。 お互いにこの35年間の遍歴を語り合ったのですが、ここで、彼の”聞き上手”に乗せられてか、遠い昔の話がほとばしるように次々と出てきたのです。

聞き上手の相手には、自然に自分自身も聞き上手になるようで、話が延々と続くことになり深夜まで語り合いました。   そこで、判ったのです。!!  我々の年代になると、普段、じっくりと話を聞いてくれる相手、また、親身になって相手の気持ちを聞いてあげる相手が身近にいないということでしょうか・・・?

妻にしても、息子も、そして社員も、中にはお客さんも?・・・・・自分の話をじっくり聞いてもらえないようで・・・ 「話が長いよ、 その話、もう何回目、 ・・・・」  というように、相手の目がそう言っているのですが・・・・ ハイ


”クルマ探し”に朗報 !!

今月はどういう訳か?、書き込みがスムーズにいってますが・・・?

以前より、”中古車バザール”というサイトをご紹介して”クルマ探し”のツールとして大変好評をいただいております。 このたび、バージョンアップして 『中古車ひろば』 と名称を換えて更に良質な情報をご提供できるようになりました。

中古車を買い求めるユーザーは、現車を見て、触って、試運転してから考えるというスタイルが一般的な選び方でしたが、近年、このスタイルが大きく変わってきました。

 
”中古車探し”は、まず最初に、”予算”と”リクエスト”というカベに突き当たります。  このユーザーの予算とリクエストに見合うクルマを提供するため、また探し出すために、中古車販売店は多種多様の”売り方”を工夫するようになってきたのです。

この業界はオートオークション(AA)の出現で大きく変貌したのです。  当初、100台程度の”手セリ”AA会場から始まり、1000台規模のAA会場が注目され、現在では一日10,000台以上の出品車両を誇る大規模AAと発展を遂げたのです。 

その大規模AA東京会場をはじめとして、全国28会場の”出品車両”を常時、ネットですべて情報検索できるようになっています。 この膨大な出品車から貴方の、”予算”と”リクエスト”にあったクルマを探すことができるのです。

ユーザーがこの膨大な出品情報を検索しても、そこから、ベストの1台を選び出すことは難しいことです。
そこで、、お客様の”予算”と”リクエスト”に見合った1台を探し出す ”お手伝い”をするのが私たちの仕事となります。

最初にお話しした、「 現車を見て、触って、試運転してから考える 」 という従来の中古車探しの概念を打ち破ることは大変なことです。  そこで、AAの出品に際して行う、プロの査定士よる検査制度に注目してほしいのです。 出品車の車歴を詳細チェックして明記するのです。 そして、トータルな評価のランク付けをするのが ”評価点” です。

ユーザー自身の目と感覚で判断して決める中古車選びとの大きな違いはこの”評価点”です。  プロの目で評価された”中古車という価値観をどう感じていただけるかです。 

 リニューアルする 『中古車ひろば』 は、今後、”中古車ユーザーのクルマ探し”にとって欠かすことのできない貴重なツールとなることを確信しております。 ハイ!!   


他車運転補償特約 !?

先日、入庫なされたお客様は、彼女の”愛車”を運転していて誤って前回りを大きく損傷してしまい、自走出来ずレッカーでの入庫となりました。  その”損傷状態”からして高額な見積となってしまいました。

彼女の”愛車”ということで、ご自身のクルマに付加してある”車両保険”(一般補償)を使って直すことができるようになりました。

自動車保険には特約としての補償があります。 ”他車運転補償特約”は保険会社によってその補償内容に違いがありますが、 他人のクルマを臨時に借用して運転中の対人、対物事故の場合には、他人のクルマをご自身のクルマの契約とみなし、契約条件に従い賠償保険金が支払われという特約です。

このたびの、他人(彼女)のクルマの損害(貸主に対する賠償責任)については、ご自身の契約のクルマか、他人(彼女)のクルマのいずれかの車両保険で保険金支払対象となる事故あることを条件に、”対物賠償責任保険”で保険金が支払われるというこです。

友人、知人、親戚の人などから一時的に借用したクルマで事故を起こしてしまった場合、ご自身のクルマに車両保険(一般補償条件)が付加されていれば、対人、対物賠償は勿論のこと、その借用したクルマの損害も担保できるということです。   この件に関する詳しい説明は、ご契約している保険会社にご確認してみてください。


愛車への思いやり!!

最近、入庫したクルマで左フロント・リヤドア、ロッカーパネル、クォーターパネルが大きく凹み、この4パネルは交換しなければならない状態でした。幸いにも車両保険(50,000円免責)が付いていたため見積額およそ400,000円以上の費用も、お客様負担は50,000円の免責額で済むことでよかったのですが・・・

ここで、”クォーターパネル”の扱い方のお話です。 この パネルの詳細については何度かお話していますが、このクォーターパネルは外見の破損度合から、できれば交換せずに鈑金作業で修復する方向で考えていたのです。  ところが、以前このクォーターパネルは大きな損傷を負って”鈑金”の修復をしていたのです。

その”鈑金作業”とは、その凹み箇所を”平面”に戻す作業ではなく、パテを盛って平面にした感じなのです。よってその盛ったパテを剥がしてみると、そこは大きく凹んで変形した”面”が現れてきたのです。これを鈑金作業やることは容易ではなく、パネル全体を交換することになったのですが・・・・・

鈑金職人の提案で、交換するロッカーパネルと接合するクォーターパネルの一部だけを交換すことで、大がかりなパネル全体の交換を避けようということになったのです。 CIMG0540[1]

敢えてクォーターパネル全て交換を避けて、1部分だけの接合という処置をとったのは、車体の骨格を成しているパネルは極力修復を加えたくない配慮からです。
ここにも、お客様の”愛車”をいたわる気持ちが顕れているのではないでしょうか・・・ハイ

この項参照


39回目の記念日!!

何も結婚記念日を敢えて書き込むことはないんですが・・・・

常日頃、愛車、愛妻、愛犬、・・・・・を唱えている自分でありまして、自称、愛車に次ぐ愛妻家としてはどうしても一言、「39年間も一筋に愛し続けてきました」??と 叫びたい衝動にかられてしまったからです。  ハイ

本日はちょっと早めに店を閉めて、得意の”パスタ”を作ってあげようかと思っております。     ハイ


代車の異音??

お客様にお貸しする代車は現在8台ございます。 年式の古い多走行車もありますが、きちっと点検整備だけはしてあります。しかし、何台かの外装は凹み、スリキズ等々はそのままで見苦しく大変申し訳なくおもっております。

その代車の1台でスズキアルトのお話です。  先般より、アイドリング時にカタ、カタ、という音がしており気になっていたのですが、何せ、代車が還ってくるとすぐに予約の方々にお貸しするという状態で、整備士に診てもらう間もないというか、  いや言い訳をしておりますが・・・・ハイ

その”異音”は、走行中はほとんど聞こえず、信号待ちのアイドリング時の振動とともにかなりの音を発っするのです。車検が2月に迫っており、いよいよお役目御免かと思い整備士に診てもらうことにしたのです。
整備のほうも忙しいとみえて翌日、整備士のほうからTELが入り、「20分程、試運転をしてみたが、そのような””はしないですよ」ということです。

「アイドリング時にカタ、カタという音がするので、すぐわかると思うだけど・・・・??」  「あっ・・その音なら、グローボックスの中にビスみたいのが入っていて、それを取り除いたらなくなりましたよ」 と事も無げに言われたのです。・・・・

その位のこと解からないのかなあ・・、という言われた感じです。最近、このような他愛もないミスというか、ウッカリが多発しております。車屋さん・40年近くもやっていて自分自身が いよいよお役目御免という感じなんでしょうか・・・  ハイ


”タッチペイント”!!?

ちょっとしたキズを筆で色を入れることタッチペイントといいます。 カラーNOと同じ補修用タッチPはカー用品店等でも売っています。 当店に入庫して”塗装”すればその補修用タッチPをご要望あれば進呈いたしております。

クルマの諸元プレートはどこかに貼り付けてありますが、そこにカラーNOが刻印されています。 塗装をする場合にはカラーNOをベースに”調色”をしてそのクルマの”塗装色”にいかに近づけるかが塗装職人の技の見せ所となるわけです。

調色”された塗料を職人さんの卓越したガンスプレー捌きで噴き付けることで元の塗装色に甦り、他のパネルとの違和感もなく仕上がるのです。 この調色された塗装色を使ってもタッチペイントキズの箇所にただその色入れるという感じですから、同色でも噴き付けるのと違って色を入れるのでは色濃くなってしまい、かえって違和感がでてしまう場合があるのです。

キズ等の修復を”塗装”となると費用面でかなりかかる為、また応急的措置という面でもタッチペイントは多くのクルマに見られます。ただ、些細なキズでもこってりと色”を入れているのはかえって目立ってしまい逆効果のように思うのですが・・・・・

先日、入庫したクルマにタッチペイントが5カ所程してあり、かなり目立っていたので、その1カ所だけ試しに特殊な溶剤で溶かしながら拭い取って見ると、”そのキズ”は僅かな薄いスリキズでした。この程度キズであれば、磨きでいけると思い何種類かの研磨剤を使い綺麗に元通りに修復できたのです。

結局、他のタッチペイントの箇所も同じ方法で綺麗に仕上げて差し上げました。  お客様は依頼された”鈑金塗装箇所”の仕上りよりも、その5ヶ所タッチペイントの変身に大いに感激、感謝していただいたというお話なんですが・・・・・・ハイ、本当に目立った”タッチペイント”が消えてスッキリとした感じになりました。!!


過失割合について

どうでもいい事ですが、このコーナーの”書き込み”はどちらかというとブログというよりはコラムという感じではないでしょうか?  と日々思っているのですが・・・・   ハイ

本題に入ります。  新年早々、入庫したクルマで相手側クルマとの接触事故を起こし、過失割合が生じたとケースです。  たまたま同日に2台のクルマが同じケースで入庫したのですが、一方のお客様は出会い頭に相手側にぶつけられたということです。 もう一方は相手側にぶつけてしまったということです。(勿論、別々の事故でのお客様です。)

この2台のクルマには”車両保険”をかけていないために、その費用は実費負担ということになります。 相手側のクルマの損傷は”対物賠償保険”で賠償するわけですが、ここで問題になるのが過失の割合なんです。

事故時での状況をお聞きすると、一方的にぶつけられてこちらには非がないというお客様ですが、若干の過失が生じるような感じがします。 もう一方のお客様は自分の方に非があるので、・・・しょうがないが、ただ相手側も動いていたので・・・ということで、相手側にも若干の過失割合が出る可能性があります。 ここで言いたいことは、双方が動いていての”事故”は双方に過失が生じるということなんです。  (過去の保険事故判例から)

前者のお客様の感覚では自分の”対物賠償保険”は使うつもりはなく、相手側の対物賠償保険で自分のクルマを直してもらえると思っています。  事故の状況から保険会社の見解は2割程度過失が生じるとのことでしたので・・・、この”割合”には承服できない、とお客様は徹底抗戦するつもりでいます。

後者のお客様はほとんど加害者的感覚で8割くらいを過失だと自覚しており、相手側の2割くらいの過失があるかもしれないということでした。 この対照的な2人のお客様ですが、ご自分の思惑通りの過失割合が判定されればよいのですが、・・・・意外と相互の保険会社が下す”判定”に両者がスンナリ納得するということは少ないようです。

この場合は、当然、示談がかなり遅れてしまうことになります。前者のお客様の修理費用は20万円近い見積となってしまいますが、示談が成立しないとこの修理費用はお客様に”お立替え”をお願いすることになってしまいます。 後者のお客様の修理費用も17万円位になりますが、ご自分の過失が8割という認識がありますので、その覚悟はできていらしゃるようでした。

保険会社は示談成立しませんと、過失割合分の修理費用が相手側(保険会社)から支払われません。前者のお客様は一時この費用をお立替えいただき、相手側との交渉(保険会社)はかなりの長期にわたって行われることが予想されます。


「残念記」という日記・・・??

今朝の『編集手帳』に、昔、ある方が年の初めにその日の過ち、失敗を「残念記」と題する日記帳に書き留めようと決意したが、三日坊主に終わったと、・・・その理由は、あまりにも多くてきりがないということでしたが

早速、自分も今日から、その「残念記」の書き込みを始めてみようと思ったのです。 まず、昨日の店での一日を思い浮かべたところ、ナント、3つもの失敗をしでかしていたのです・・・  書き留めるこの失敗談をきりなくどこまで続けられるか、・・・やはり自分も三日坊主で終わりそうな感じなんですが・・・・・ハイ


今年もよろしくお願いいたします。!!

謹んで新年をお祝い申し上げます。
今年も当店をご愛顧いただくよう宜しくお願い申し上げます。

ご愛顧いただくということは、キズ、凹みをお待ち申しあげているということではなく、 お客様の愛車の全てのサポートをお任せいただきたいという意味です。

今年は、そのサポート体制をを充実させるため、スタッフ全員が意識をもってお客様に対処させていただきます。  何なりとご相談、お問合せ等を賜るようお待ち申しあげております。  ハイ!!

 


1年間 ご愛読ありがとう!!

今年は本当に、あっと言う間の1年間でした。  いろいろな事があり過ぎました。
この”ブログ”?も  気の向いた時に、いやちょっと思いついた時に勝手に書き込んで大変、失礼な文面になっているところもあったと思います。 お許しのほどお願い申し上げます。

いかほどの方々が読んでいただいているか想像できませんが、誤字、”誤変換”だらけの文面にお付き合いいただき感謝申し上げます。

来年も、それにもめげず書き込むつもりでおりますので、何卒よろしくお付き合いのほどお願いいたします。

本年の営業は29日まで、新年は4日より営業を開始いたします。  尚 工場での作業開始は6日よりとなります。

皆様の、更なるご多幸とご健康を祈念して今年の書き納めと致します。。 ありがとうございました。


高齢者の運転は・・・・!!

今日のニュースでも、高齢者(72歳)の男性が横断中の幼児の列に突っ込んで大けがをさせた事故が報じらていましたが、最近高齢者ドライバーの事故が大変多くなっています。 特に、オートマチック車でのアクセルの踏み間違いが原因というケースが多くを占めています。

当店にご入庫するお客様も、高齢化しており、ウッカリしてスリキズ、凹みという程度のものが多いのですが、ご入庫時、納車時、駐車場内での運転操作から察しても首を傾げることが時々ありますが・・・・

オートマチック車は原則的には右足一本でアクセル、ブレーキを交互に踏むのが普通なんですが、左足でフードブレーキを踏んでいる方を見かけることがあります。 最近、サイドブレーキがハンド式からフード式が多いようですが、サイドブレーキは左足で踏みますが、フードブレーキも左足で踏むという方も・・・・これは大変危険なことです。

 これも意外と高齢者ドライバーに多いそうです。 自分自身、高齢者グループに属する身ですが、まず、せっかちで、気が短い方が大変多いと思いませんか?自動車運転には不適格ですし、これがもとで事故につながることが・・・・ これだけ改めても事故はずいぶん減るハズと思いますが・・・・??

当店のメンバーのお客様”には、いつも、”一呼吸の間”(確認)をもつ大切さを説いております。 交差点の左折、右折時での、 狭い道路でのすれ違い時でのの取り方、 オートマチックシフトをDレンジ(前進)、Rレンジ(後進)の入力時には右足フードブレーキを踏んでの操作になりますが、このフードブレーキからアクセルへすぐに踏みこみをする前に”一呼吸の間”が必要なんです。(Dレンジ、Rレンジに入れてブレーキを離せば、自然と動きだします。それを確認してからアクセルを踏むというなんです。)

オートマチックの操作で、アイドリング回転だけで(フードブレーキを離すだけで)動かせること、これを知らない方が意外と多いのですよ。 狭い道路でのすれ違い時、駐車場内で出し入れ操作時、一時停止道路から発進時等々、すぐにアクセルペダルを踏むのではなく、ブレーキペダルの踏み加減だけで動かすことでハンドリングに余裕ができるハズなんです。

  これだけ身につけても、メンバーの方々の”入庫”はかなり減ってしまうと思うのですが・・・・ハイ


黒のポリマーコーティング!!

最近、黒色のクルマのポリマーコーティングを2台続けて行いました。
黒の2コートパールのMPVとレガシーワゴンです。2台とも損傷修理で入庫して、その損傷パネルは完璧な塗装処理によって塗膜は甦りますが、どうしても、その他のパネルとの塗膜の段差が出てきます。

もちろん、その塗膜の段差がお客様にわかるようではプロの仕事としては失格ですが・・・・・、そのクルマ全体を新車時のような輝きに甦えらせては・・・?と、お奨めすることがあります。 その他のパネルに小キズ(薄い線キズ等)や、水垢等々で本来の黒の輝きが損なわれていれば、この機会に愛車をリニュ-アルして差し上げたいというの本音です。

アクシデントによって愛車が損傷を負わなければ、敢えて、全体磨き&コーティングなどはしないと思います。この機会にと、”提案”されて見事にリニューアルした”愛車”をみて感激、そして感謝していただければ、このたびの”損傷修理”自体がプラス作用になると思うからです。   真に身勝手な思い込みですが・・・・、

 このような”提案”に快く受けていただくお客様には、その”仕上り”には相当のプレッシャーがかかります。とくに黒色などは仕上までの工程に細かい神経を使いおおくの時間も費やします。 (正直本当に疲れます。)    それでも思うように磨き上がるとやり甲斐もあります。 

しかし、何台もの黒色の”全体磨き&コーティングをやらせてもらいましたが、本当に満足した仕上りをしたというのは数台というくらい、大変むずかしい”色”なんです。 今回はと?、いいますと、かなりいい感じに仕上ったと思いますが、    さてお客様の反応はいかに・・・・・?


過激すぎる、買取攻勢!!

先日、当店のお客様で何度かご入庫いただいた愛車を”手放す”ということで、凡その価格を知ろうとネットで査定問合せを”入力”したところ、大変な数の”回答”が押し寄せてきて困惑してしまった。 という話です。

現在、買取市場は乱立、ヒートアップしており、大手買取査定会社のネットワークに買取問合せ情報が入れば、即、買取各社のコールセンターより電話、メール等のご案内コールがユーザーに向けて発信されます。

買取問合せ情報をキャッチしてネットワークに流す会社があり、その情報を買った、買取各社が案内コールでアプローチします。そして出張査定へのアポイントメントが取れれば営業マンが即座に赴くというシステムです。

買取各社は、アポイントメントを取るための案内コールもかなり洗練されたマニュアルトークを繰り返してきます。  結局、このお客様は”入力”したことで16件の携帯電話コール、20件以上のメールが来たそうです。(電話は3回ほど受けて留守電にして無視、メールは一度も返信しなかったそうです。)

ちょっと過激すぎるこの買取攻勢ですが、特に、”人気車種”においてはアポもとらずに自宅まで来て執拗なセールストークするものもいるそうです。  逆にこの出張査定に何社も自宅に来させて、思いの他の買取価格に大満足したというツワモノのお客様もいるそうです。・・・・・  プロを圧倒するようなやり取りをすれば、愛車を高値で売りきる事も可能なんだと、言うことなんですが・・・・・?? ハイ

 


お知らせしても、いいものか!!?

先日、他社で購入なされたばかりの高年式、高級外車で、フロントバンバーのクリアー塗装が一部剥がれかかっているので補修してほしいとのオファーをいただきました。購入後間もないとあって、完璧に仕上げられたそのクルマの、”その個所”だけが意に沿わないご様子で、このたびのオファーになった訳です。

その際に、「この綺麗に磨き上げれたクルマ《愛車》をどのように維持していったらよいか?・・・・・、そのためにはポリマーコーティングなどはどうですかね・・・・?」 というお客様の方からの質問をいただいたのです。

「もちろん、今の状態でポリマーコーティングをすればこの輝きは維持できます。そして、今後、ご自身で4か月位のサイクルで洗車後にこのポリマーの溶剤を塗布して洗い流すだけで、より一層の重厚な輝きが定着してくるのです。!!」 このようなアドバイスもさせていただき、”コーティング”の依頼もいただいたのです。

早速、コーティング作業に取り掛かる前に、洗車して拭き取りながら塗膜の状態を入念に見ていたのですが、ボンネットと右フロントフェンダーに塗装仕上をしていた跡を見つけたのです。ふつうの塗装仕上なら全然問題ないのですが、その一部に”塗装ダレ”(3か所ほど)をおこしているのです。 もちろん、意識して見つめなければ分からない程度のモノでしたが・・・・・

せっかく、待望の愛車をゲットでき、”ベストの状態”を望んでいらっしゃるお客様に、ちょっと水を差すようなことになるのではと躊躇いましたが、いずれ分かることですので正直に”その状態”をお知らせしたのです。
お客様はその一部の”塗装ダレ”はすでのある程度は認められていた様子で、そんなに大きな衝撃はなっかたようで安心したのです。

お客様の愛車をお預かりして、入庫時にそのクルマの外装、内装、エンジン等機関、オーディオ等々のチェックしておくことは大切な事です。何か不具合、不都合な箇所があれば、修理を着工する前にお知らせしてその状況を確認をしておかないと、完了して納車時にトラブルの原因になりかねないからです。 ハイ・・・

               

 

 

 

バンバー補修


車検・・・、鈑金/塗装・・・の違い???

いつも思っていることですが・・・・・・、

車検は”法定”の24ヵ月点検整備ですが、この2年(1年の場合もあり)に一度にくる車検”負担を感じている方々も少なくないのです。(費用的にも、時間的にも・・・・・)

勿論、”愛車”を2年に一度くらいは入念に点検、整備することは絶対に必要なことですが、愛車を使用する頻度によっては必要性を感じないという方々がいるわけです。 日常の運転で何の不具合もなく快適に動いている愛車に特別な費用(殆んどが法定費用ですが、)をかけて点検、整備をすることへの不合理性を感じるのではないでしょうか・・・・・?

車検に入庫するお客様は、極力安く上げてほしいという方々から、よく点検していただき、不具合箇所はもちろん、オイル等の交換必要なものまで、すべてお任せします。という方々まで様々ですが、ここで鈑金/塗装と大きく異なることは、納車時のお客様の”表情”の違いなんです。

 鈑金/塗装はアクシデントによって愛車が損傷してしまい、ご本人の意思によって綺麗に直そうと思い入庫してくるのです。高額な修理費用を保険や自己負担で直される方々も、納車時時に完璧に仕上った愛車を見て一応に感謝の言葉をかけていただけるのです。(ああ、本当によかった。こんなに綺麗になって戻ってくるなんて・・・・・)   


アクシデント!!

お客様がお帰りの際には、”お見送り”をいたします。店から交通量の多い幹線道路に出るときに、左右からのクルマの流れを見図って誘導をするのです。これは、Gスタンド、ディラー、等々では恒例の”儀式”みたいなものでいろいろなスタイルでこの”お見送り”を行っていますね (最近は自粛しているところも・・・・)

先日、真新しい外車で”リヤバンバー”をチョト擦った程度ですが、綺麗に直したいということで入庫してまいりました。  2日ほどで修理が完了して、その”納車時”にこのアクシデントが起こりました。

お客様のクルマは幹線道路に面して直角に停車していて、お見送りの誘導する自分の合図を待っています。 
  幹線道路の手前には歩道があり、それとの境には”縁石”あります。当然,当店の出入口は手前でその縁石はカットされています。  この縁石が時たま悪さをするのです。?
DSC03156

出入口の手前で斜めの傾斜をつけてカットされてはいるものの、左折して出ていくクルマがこの左側にある縁石に”乗り上げる”のです。!??  いつもは、左の後輪のタイヤを乗り上げても、・・・何も無かったかのようにそのまま走り去っていくんですが・・・・・・(かなり、左後方で衝撃を感じているはずですが・・・・?)

このたびのお客様のクルマは外車で車高が低く前方の視野が見にくいこともあって、そして、この縁石の存在を認めているのかと思い、前方に立ってその注意を促したのですが、・・・・どういう訳か、そのサインを勘違いしたのか、そのクルマがちょっと前に動き出したのです。!!!??? まだ道路に出れる状態ではないのに・・・

《この情景を描写するためにかなり長い文章になっていますが、・・・・・》   慌てて、クルマの動きを止めて、幹線道路の左右のクルマの流れを30秒ほど待って、お客様にGOのサインを出したのですが・・・・・・・

左にいっぱいにハンドルをきって幹線道路に出たクルマは案の定、左の後輪でその縁石を捉えたのでした。縁石を乗り上げた時はよかったのですが、その後輪が降りる時にリヤバンバーが引っかり無残にも外れかかってしまったのです。

”クルマ”は道路に出たところで停止して、後続のクルマに停止してもらってバックしてもう一度店の敷地に戻ることになりました。 そのリヤバンバーの光景を見つめながらため息とつくオーナーにちょっとかける言葉を失ってしまいました。

これは、お見送りを誘導した者、私の責任になってきます。   幸いにして、そのリヤバンバーの止めクリップが何本か飛んで外れただけでしたので、翌日、工場に再入庫して元の状態に戻り事なきをえました。
これを教訓にして、お見送りは心して誘導しないと深く反省している次第です。・・・・・・ハイ!!


 《 R 》 クォーターパネルとは??

クォーターパネルまたはサイドパネルリヤフェンダーともいいます。 このパネルは車体本体の一部になり、他のパネルと違って取り外して交換ということが出来ません。 相当な凹み、破損を負ってしまい、鈑金作業による修復不可能な場合には交換せざるえませんが、この場合にはそのクォータパネルを切断して新しいパネルを熔接するという作業になります。 その際には、リヤガラス、内張り等の脱着などもあり、かなり大がかりな、そして費用も当然高額なものになります。

今回、このクォーターパネルを取り上げたのは、これは、大変厄介なパネルで、よく擦ったり、ぶつけたりする箇所なんです。特に、左側リヤ-ドア、クォーターパネル、リヤ-バンバーの3パネルは定番のコースになっていて、弊社に入庫してくるクルマの60%以上がこの3パネル損傷となっています。

ボンネット、ドア、バンバー等々は損傷が大きく修理が出来ない場合は中古パーツもしくは新品パーツ等で簡単に交換できますが、クォーターパネルだけは技量のある職人さんに託して、出来ることなら鈑金作業で修復出来ればベストなんですが・・・・
高額な費用面もそうですが、このパネルを”交換”作業にしてしまうと、後々まで”車歴”に大きく影響してくることも知っておいてもらいたいのです。

デイラーでは、このパネルをいとも簡単に ”交換”という見積を提示するようですが、これはどうしても理解できません。  大切なお客様の愛車の価値が下がることが分かっていて、敢えて、費用の高いこの作業を選択することはフロントマンの誠意を疑いたくなるのですが・・・・・?

もちろん、”鈑金による修復”を希望しても、現場の職人さんがそれを請けてくれなければ出来ません。
たとえば、下記の状態の凹みです。   鈑金での修復は無理ということで職人さんからは×出しとなりました。  職人さんはその凹みが完璧に復元できるかどうか判断の上で決めるのです。

DSC03133 クォーターパネルの損傷が鈑金でいけるか、交換かを判断するのは最終的に現場の職人さんになりますが、心情的には 完璧に元通りになるのであれば、愛車のためにも、費用面でも、板金修復作業でいくというのがベストなんですが・・・・・ハイ


台風のつめ跡!!

台風15号が通り過ぎて行き、各地に甚大な被害をもたらしました。関東地方は雨よりも強風の猛威をうけて、過去に余、記憶にない脅威と恐怖の時間を過ごしました。

当店の看板は倒れ、工場の大型シャッターは一部はずれてしまい、その修復に強風と大雨の中、おおわらわの状態でした。 当日、納車予定のクルマはすべてキャンセルとなり営業所と工場では納車待ちのクルマが何台もありましたので大変心配しながら台風の通過を待ちました。

台風一過は晴天となりましたが、店にはこの台風による”愛車”の損傷事故の問合せ、来店が相次ぎました。
隣のアパートより木材の破片が直撃してクォータパネル(リヤフェンダー)が大きく凹み、交換せざるをえないクルマ(保険対応)・・・、駐車場に恐らく、トタンみたいなモノが飛んできて、ルーフを中心に薄いスリキズ等を負ったクルマ・・・、隣家のフェンスが倒れてフェンダーの凹みができたクルマ等々、数々のクルマが来店してきました。

保険で対応できるケースはまだしも、実費を自己負担しければならない方々は突然のこの出費に、台風の猛威による被害の一端を見せつけられた感じです。

この被害を負ったクルマの中で、数か所に薄いスリキズが付いて、もしかしたら、”磨き”でいけるかもしれないというクルマがありました。 キズを負っているパネルに”塗装”を施すとなると、相当の費用と時間もかかります。

「完璧に、ということはお約束できませんが、ある程度、この傷を”磨き”で無くすことが出来るかもしれません。」   このようなご提案することがあります。、実際にやってみないと何とも言えないのですが・・・・・・。 

特殊な”溶剤”でその個所をふきとり、数種類のコンパンド等で磨いていき、キズが薄まれば元の艶を取り戻すための仕上をして終了します。  ”クリアー塗膜”(塗膜の上に覆っている透明の塗膜)の上に付いているキズであれば殆んどこの方法で元の状態に戻ります。

幸いにして、このお客様の愛車は綺麗に仕上りました。 一時、がっかりした状態で来店なされて、この方法での修復を疑心暗鬼でお預けになったのですが、大変喜んでいただき、こちらもホットした次第ですが・・・・。 ハイ!!


タイヤ磨き!!

修理個所が完了して、洗車、ルームクリーニング等の作業はフロントマンの仕事です。 工場のフロントマンによって綺麗に仕上げられてきます。

時々、納車が重なったり、忙しい時とか、ポリマーコーティングの際には営業所でも”洗車”作業は行っています。   自分はこの洗車が大好きなんです。!! (ホントに・・・)

お客様にもお薦めしているくらいですから、この運動量は抜群で全身を使います。
高脂血症の身で、ウオーキングと、この洗車さえ、真面目にやっておれば、その”数値”は下がってくると勝手に思い込んで日々励んでいるんですが・・・・・・??

自分は”洗車”に対してこだわりをもっています。 自動車業界で40年以上になりますが、最初に教わったことが洗車でした。  「足元から磨け」・・・という教えだけは未だに体に沁み込んでいます。

クルマのタイヤは絶対妥協せず磨き込みます。どんなに車体ボディが綺麗になっていてもタイヤが汚れていては”仕上り”になりません。タワシに洗剤を付けてひたすら洗う、この磨き込みが自分としては一番体力を使いますが、いつも自己満足に浸っています。

クルマを購入してから、洗車はともかく、タイヤを自分の手で一度も洗ったことのない”クルマ”に出会うとちょっと悲しい気持ちになりますが・・・・、そんな”タイヤ”に出会うと、なぜか力んで磨き込んでしまうのです。・・・・・・・・・  案の定、オーナーは気がつかなかったみたいですが・・・・・・ハイ!


”評価点”の続き・・・・

前回の『評価点の妙』はこの本題への序段ですので、前回をお読みになってください・・・・

愛車を損傷等々で修復入庫なさる際に、この評価点に対する認識をもってほしいのです。 特に、保険扱の高年式車で、過失事故ではなく相手側の対物保険や、自損事故等で車両保険での場合、自己負担がないゆえ、その損傷個所を直さず(板金、塗装せず、)パネル自体の交換を希望する方が意外と多いのです。

本ホームページの”愛車診断”でも謳っていますが、パネルの交換は見る人間(査定士)によって、すぐに判ります。もちろん、愛車の損傷に板金、塗装を施すことも同様に、愛車の価値減価につがることを認識して下さい。

将来、貴方の愛車が下取、買取等々にて査定士の評価を受ける際に、”交換”もしくは”板金/塗装”の箇所は目敏く見つけ出され、価値減価として減点評価をされます。

ここで、お話したいところは、価値減価のランクの意味なんです。
単なる、”板金/塗装”した補修であっても減点評価はされますが、その減点幅は0.5程度です。これが、”交換”となりますと1~1.5となり、”パネル”によっては修復歴車”R”という評価をされる場合もあります。 

オークション出品の評価点でR点は大変低い評価で、買う側(落札店側)からすると買い控えるか、かなりの減額した入札額でなければ手を出さないクルマ”ということになります。

愛車のキズ、凹み修復時にそのクルマの価値を損ねるような修理をするべきではないと常々ご提言申し上げております。

 

 


”評価点”の妙!??

「妙」を広辞苑で調べると、《 いうにいわれるほど、すぐれていること。  甚だ巧みなこと。・・・・》とある。
クルマのオークション(AA)出品に際して、公認の”査定士”(検査員)が評価する評価点というものがあるんです。

自分もその査定士の資格をもっていますが、クルマの販売、買取、下取等々を業とするものは、古物商許可証とともに資格所持しておかなければならないものであるが、AA会場おいて査定評価する査定士(検査員)はプロの域に達していてレベルが違います。

恐らく、一日、一人の検査員が200~300台以上の査定評価をするのではないかと思われが、これは正に甚だ巧みな技といっていい、この”評価点”にもとずき、AA会場では出品店VS落札店の攻防が繰り広げられるからです。

評価点はS点(新古車)、そして6点を最高点として最低1点まで、事故修復歴車 R点という外装ランクと、   A点~E点までの内装ランクなっており、各AA会場独自の評価基準のもとで査定士による評価点検査が行われているのです。

出店する側からすれば、当然、高い評価点を臨むべき加修、磨き、クリーニング等の作業に励むことになります。  この評価点がオークションでのポス応札の加減を左右することは言うまでもありません。

何か、この加修、磨き、クリーニング等の作業等が査定士(検査員)に対して、媚を売るような感じがしてならないのですが・・・? かなり、意気込んで仕上げた”出品車”をAA会場に搬入した後、評価点を成績表を見る感じになるのはなぜでしょうかね・・・・・


民主党代表選に思いを寄せて・・・・

今朝はどこのチャンネルでも、5人の候補者をスタジオの招いて代表選への意気込み、抱負を聞くという形式で放映されていました。聴き入っている視聴者(国民)は投票権は無い中、恐らく、歯がゆい思いで、多数の方々が”この人”に是非とも代表、総理になってもらいたいという願いを持たれていたのではないでしょうか?・・・・・・・

3年間に5人もの首相が入れ替わり、国内外にも醜態をさらけ出して、国難の危機にさらされている時に、日本の政治家の真の”資質”を問う代表選として注目されていると思うのです。

ここで、投票権のある民主党議員は党の威信をかけ、また、今、国民がどの候補者を期待しているか、・・・・新総理誕生によって、今後の政局がどう展開するかを推察かつ、見極める力(考える頭)が必要です。

もしも、”鈍感な議員”によって、国民の思惑と違う”人”が選ばれるようなことになれば、政局はより一層混迷して現政権はもとより、政治の国民に対する失望感は飽和状態に達することでしょう。

政治に無頓着な自分でさえ、この民主党代表選に関心をよせているのはなぜでしょうか、民主党議員諸君の良識ある投票に期待をしております。 ハイ!!