№605回       つかの間のひと時

先日、久しぶりに”孫たち”の顔をみたいがために「特製パスタ」を馳走するといって息子家族を招待したのです。

腕によりをかけて作ったそのパスタを孫は、「爺々 ボクはパスタも好きだけど、納豆ご飯も好きなんだ・・・」と済まなそうに言うのです。なんと!!いうその気の使い方、4歳になったばかりの長男坊は・・・
この孫は ”納豆ごはん” が何よりの御馳走なんです。

「そうだ、そうだ」と言って、納豆にネギ、鰹節を混ぜて練り合わせてご飯の上にのせてあげると、ほんとうに美味しそうに食べたのです。

食べている間、爺々と婆々が脇で語りかけても一言も喋ることなくひたすら食べているのを見て、幼稚園では食事中は”お話”をしてならないことを健気に守っているようなのです。

この時期、幼い子供までが感染対策を強いられていることを思うと、その姿の愛しさと、せつないさも感じたのですが・・・・

食事を終えると、名残惜しそうな2人の孫たちは(いや、爺々と婆々の方かもしれない)息子夫婦とともに帰っていきました。
つかの間の孫たちとのひと時を過ごさせていただきました。  ハイ!!

 

 

 

 


コメントを残す