№597回       コロナ過での1年

2020年の年頭に誰がコロナ禍が世界を席巻するなどと予想しただろう
2019年12月に中国湖北省武漢で発生した新型コロナウイルスは2020年2月ごろから世界的に拡散されていって”パンデミック” ”クラスター” ”ソーシャルディスタンス”というような聞きなれない言葉が喧呼されるようになりました。

日本ではクルーズ客船「ダイヤモンドプリンセス号」での乗船者の感染がマスメディアの大々的な報道から”コロナ禍が危惧されたと言っていいでしょう。
《日本政府は2月3日横浜港に入港したクルーズ船に対し、その乗員乗客の下船を許可しなかった。2月3日からの2日間、全乗員乗客の健康診断が検疫官により行われ、症状のある人、およびその濃厚接触者から新型コロナウイルスの検査実施のために咽頭ぬぐい液が採取された。2月5日に検査結果よりCOVID-19陽性者が確認されたことから、クルーズ船に対して同日午前7時より14日間の検疫が開始された。この時点でクルーズ船には、乗客2,666人、乗員1,045人、合計3,711人が乗船していた。》

 

日本国民が待ち望んでいた東京オリンピック・パラリンピックの延期も決定して4月には非常事態宣言を弾かれて臨戦態勢を強いられたのです。

コロナ感染対策によっ規制された生活環境は今まで誰もが体験し得なかったことです。
それは家族、友人、会社等でのごく当たり前の行動、ふれあいまでもが自主的に堪忍をせざるを得ない状況になったのです。

1年近くもコロナ過の生活環境下のもとで、常に感染を意識したこの自粛生活がいつ解放される時が来るのかと思い、その終息を願いながら2020年は暮れようとしています。

 

 

 

 


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