№574回       『学びなおし』の精神

あるコラムに、”高齢者ドライバー「学びなおし」の精神 という記事がありました。
高齢ドライバーはベテランドライバーという自負があり、高齢者としての自覚を欠いた運転が誰からも指摘されず横行されていることが多いようです。

この記事には、一つ一つの運転動作を意識しなければ安全運転はできないということを説いています。 例えば、
バックミラーの意識(後車への確認)
サイドミラーへの意識(左折、右折、車線変更時の確認)
交差点での意識(横断歩道での通行者への確認)

等々、走行中に3つも4つもの”動作”を今までは意識もせずにこなし得たのですが、運転能力が経年劣化して、幾つもの動作を同時にできなくなったことは否めません。
そのような意識低下した状態でも、運転速度の感覚は従来とかわらず慎重さを欠いた無謀な走行を続ければ、必然と悲惨な事故を招くことは明白です。

 

 

 

 

 

 

 

高齢者事故抑制のため、免許返納や公共交通機関の利用の促進等を呼び掛けが行われていますが、過疎地域や日常生活において”クルマ”は欠かせない環境下では、高齢者ドライバーの意識改革は必然的に問われてきています。

自らをもって「学びなおし」の精神を謙虚にもつことが大切であり、それが長く健全な安全運転の継続につながる一歩だと同感している次第です。 ハイ!!

 

 

 

 


コメントを残す