No. 545回    アクセル操作

殆んどのクルマはオートマチック車になり、近い将来 ”自動運転” 時代になる傾向、可能性があります。
ブレーキングもアクセル操作 もなくなると、クルマに対する感覚的概念、運転意義が変ってくるような気がするのです。
クルマの運転を巧みに操作させ競い合いことで自己満足していた時代は去りゆくのでしょか・・・?

 

今から50年程前に自動車販売会社の社長から直々の運転操作を教わった事を思い出します。
最初の頃は助手席に座って自分の運転操作に黙っていながら、ギヤミッションの入れ替え時、アクセルをふかせる時、そしてブレーキング時に、其々の操作の拙さを大袈裟な動作で貶されたものです。
横に座っているだけでも緊張するのに、その”動作”を感じながら、いかに スムーズに運転する ことの難しさを学んだ記憶があります。

アクセル操作はこのスムーズ運転のもっとも基本になるところです。
特にオートマチック車においてはその踏み加減、いやタッチ加減で走行中の”作動”をほとんで感じさせない運転ができます。 これは、安全運転面でも大いに奨励すべきテクニックだと思っております。

自分自身ではわからなくとも運転操作の拙さは”他人さま”にはしっかりと感じられています。(奥様は慣れているから大丈夫でしょうが・・)
特にアクセル操作は長年の自己流の “クセ” は簡単には改めるわけにはいかないのですが・・・

昨今、高齢者によるオートマチック車の暴走事故が毎日のように報道されていますが、原理的に言えば、フードブレーキを離した時点で微動でありますが前方なり、後方に動き出します。(クリープ現象) 
その確認のもとにゆっくりと アクセルペタルにタッチしていく感覚 です。

特に高齢なドライバーの方ほど、その確認をする ”” がとれない方々が多いようです。 何をそんなに急いでいるのでしょうか、と思いたくなるのですが・・・・ ハイ!!

 

 

 

 


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