No. 528回    人とのふれあい

 東名高速で昨年6月、「あおり運転」 をされたワゴン車の夫婦2人が死亡した事故で、危険運転致死傷罪などに問われている ”裁判”が注目されています。
ドライバーにとっては一度や二度は体験した、また常に起こりうるアクシデントがこのような悲惨な事故に繋がった事例です。

なぜかハンドルを握ると ”人” は二重人格者になるのではないでしょうか?  だれもが、その状況、時間に迫られ、ネガティブな心理状態のときには ”あおり運転 ”的心境になる可能性を秘めていると思うのです。
常人であれば、理性と冷静な思考でその心を抑えることができるでしょう。 だが一方の人格は、激高して抑えきれなくなった時、クルマの中だからできる、 「 バカヤロー なにをしてんだ!! 」と、ホーンを鳴らし怒鳴なるくらいは経験しているハズです。 

 

殺伐とした人間関係になってきている現代社会で、”人とのふれあい” が希薄になっていることを誰もが感じています。
朝の散歩している時、小学生の通学する学童たちに出会います。 孫と同年代の子たちについ 「 おはよう! 行ってらっしゃい 」 と声かけしたいのですが、妻からストップをかけられます。  ”不審な老人” に思われるというのです。 
人とのふれあいがいつの間にか、今の社会環境に合わせなければならなくなっているのです。

来店したお客様が見積を依頼してその間、スマホからは目を離さずその応対に戸惑う時があります。
 時代が進化して何もかもが便利になる一方、人と人のコミニケーションと思いやりが失われつつあることに大変違和感を覚えます。

 

時間に追われ、何もかもが世知辛い時代の潮流が迫りくる予感がするのは小生だけでしょうか・・・
素朴でゆったりとした時間のなかで常に笑顔を絶やさない人と人との ”ふれあい” が何よりも勝る幸福感だと信じているのですが・・・・・。  ハイ!!

 

 

 


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