No. 488回     レクサスブランドの権威

先日、レクサスRX450の左フロント廻りが大きく損傷したクルマが入庫してまいりました。
車両保険を付保していないために、その見積額およそ400,000円前後を ”自費” でお支払いいただくことになるのですが・・・・・・

 

レクサスは当初、トヨタが米国でのアメリカ製高級車に対抗して高級車販売ブランドとして立ち上げたものです。
 レクサスブランドの車はクオリティの高い高級車でありながら、米国製の高級車を凌ぐ品質と耐久性をもっており、なおかつ価格も抑え気味という三拍子がそろってレクサスは販売台数を伸ばし、1999年には米国の高級車販売台数で1位にまで上り詰めました。

その成功を背景に、レクサスブランドは日本やヨーロッパにも展開され、どちらも大成功を収めています。 まさに日本の誇る高級車ブランドの象徴が「レクサス」となった訳です。

 

あえてレクサスの講釈をさせていただくのは、日本におけるトヨタ車とレクサス車の違いです。
トヨタディラーとは別格にレクサスディラーは立ち上げて、その権威を誇るように日本においてもベンン、BMW等の高級車志向ユーザーを意識した独自の販売戦略を打ち出していることはわかります。

クラウン、マジェスタ、マークX、ランクル、ハリアー等々のトヨタ高級車ラインアップが更にグレードアップしたレクサスブランド仕様は高額なプライスにもかかわらずそのユーザー層には好評を博しております。

 

本題に戻りますが、トヨタ ハリアーとレクサスRX450、外見上(ボディパネル)は大きな違いはありません。
しかし、各パネルのパーツ価格はかなりの違いがあることが今回の ”見積” で改めて認識いたしました。 
ちなみに、当該車両のフロントバンバー、左ヘッドライト、左フェンダーは交換となりますが、レクサスRX450とハリアーでは、部品だけでもおよそ90,000以上の違いがでてきます。

このことを述べたいゆえに前段がかなり長くなってしまいましたが、 今回、自費でのお支払ということで中古パーツを探したところ、幸いにも何点かが見つかり前述の見積額に相成った訳です。 
中古パーツでもしっかりと高額ながら 新品パーツとの”差” 160,000円以上安くなるということならば、中古パーツを選択するのも止む無いことだと思いますが・・・・   ハイ!!

 

 

 

 

 

 


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