No. 463回      考えられないアクシデント!!

クルマにおいてドライバーが普段では考えられないアクシデントに遭うことがあります。

つい最近、左側面を大きく損傷したクルマが入庫致しました。 現場から直行での ”見積” 依頼ということです。 かなり意気消沈したご様子でその事故の模様を説明なされました。
うっかりしてスーパーの駐車場の壁面に接触しての事故です。 損傷個所が広範囲にわたりかなり高額の見積となるので”車両保険”を使っての修理をお勧めしたのです。

保険証書が車内にあるということで、それを取りにクルマの方に戻られました。
その間、小生は損傷個所の見積入力を行っておりましたが、事務所に戻って来られたお客様は右の瞼のあたりをテッシュで押さえ苦痛の表情をしているのです。

左の助手席のドアを開けた際に ”ドア上部の右かど”(かなり鋭角になっている)が自分の右瞼に当たってしまったのです。  右の瞼の上のキズ口は横に3cmほどの亀裂が入って出血が止まりません。 ”見積” どころではなく応急処置用のガーゼをあてて止血することになりました。

スーパーでの接触事故でのショックの動揺がこの考えられないアクシデントに繋がったのではないかと思いますが、クルマの運転は正常時でない”動揺”状態では、より一層の慎重かつ冷静さを失わないように意識することが肝心です。

 

過去にクルマに関する普段では考えられないアクシデントをいくつも見聞きしましたが、・・・・・
その最たるものは、アクセル、ブレーキの踏み間違えでしょう。
先日も、道路際にある飲食店の駐車場に入ろうとしている年配のご婦人、小生にクルマは手前で停まって待っていましたが、その狭い駐車場にバックで入れようとしているのですが1回では入らず、3度ほど切り返しながらやっと納まりました。
その間、止まって待っている小生のクルマに気にかけながら申し訳なさそうに慌てていたことで、前進(Dレンジ)と後進(Rレンジ)の操作を一度誤ったのをしっかりと目撃しました。

慌てることが一番の要因です。 時間に余裕をもって冷静な穏やかな気持ちで運転することが何より大切な事だと常々思っております。   ハイ!!

 

 

 

 

 


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