No. 454回       安全運転の為のテクノロジー

久しぶりのロングドライブをして運転操作の感覚が鈍ってきていることを感じたのですが・・・・・??
安全運転を以前よりも意識するあまり “運転”が何かぎこちなく車線変更、追い越し、幹線道路への進入時等々の判断も慎重しすぎてスムーズではなかったようです。
  ( 後日、妻からの何気なく言われたものですから・・・・ )

同乗者からの一言は大変貴重なアドバイスになります。  素直に受け入れることは出来ませんが、・・・・
常に自身の運転は以前のまま ”自信過剰” のところがあり、とくに妻や家族はずーっとその運転を同乗してきた傍観者だからこその一言でしょう・・・・  
自ら自覚して運転操作、感覚を見直す謙虚な気持ちは大切なことだと思います。  ハイ

本題に入ります。 
自動車安全運転に対するテクノロジーはどの自動車メーカーも競いあっています。 
たしかに高齢化して運転操作、感覚が低下したドライバーにとっては実にありがたいものですが、自動車の運転そのものの本質が損なわれていくような気がしてならないのです。

先日も語ったように、5速マニュアルシフトの操作、・・・高排気量、馬力でガソリンを垂れ流して走りまくった”クルマ” が”その時代” を謳歌してことを懐かしく思うのですが・・・・
ドライバーの操作意志を自ら判断をくだすことで ”運転” の醍醐味であり愉しみと感じていたよう思いますが・・・・そうした時代はもう終焉したのでしょうか?

”クルマ社会” の定義は安全性、環境性、経済性を優先する潮流によって大きく変化しています。 若年層のマイカー離れ指向、 高齢化するドライバー増加、多発する事故が ”社会現象” となっていることもその要因の一つに上げれれます。
ここまで進化した自動車安全テクノロジーは現代の運転ユーザー対しての徴候として象徴されているように感じるのですが・・・・ 

 

その反動として、リペアを主体とする業界にとっては作業面での数々の弊害もでてきています。
先日、フロントガラスの ”ウインドリペア” お客様の依頼の入庫がありました。
衝突回避の運転支援システム アイサイト機能 を装置をしているために、”フロントカメラ”が認識する視野角度内にあるものは *付加修復作業 は一切施せないのです。
その認識機能に誤差が生じると言うことです。

ちなみに、付加修復作業とはウインドリペア、ウインドウ撥水コート等々などがあります。
今回の飛び石キズ( 2mm程度のキズ ) のウインドウリペアは幸いにもその視野角度外にあった為作業はリペアで済みました。 視野角度内であればフロントガラスは交換となり (交換後には診断器かけてカメラの認識機能テストも必要となるそうです。)

ユーザーにとって、費用負担でも ”リペア” と ”交換” では格段の差がでてきます。 今後、この様に従来ではリペアで済むものが交換プラスその機能診断という付随作業が加算されることが予想されます。
安全性を追求する運転支援システム がその認識機能によってどこまで事故防止に繋がるかは未知数ではありますが、 ”損傷個所” によってはユーザーのその費用負担が大きく増えることは間違いなさそうです。

 

ここで語りたいことは、 僭越ではありますが・・・・・ ドライバーの運転感覚の意識とその自覚 はどんなに 安全運転テクノロジー 進化しようとも疎かにできないということにあるのです。  
ここまで述べるのにかなりの長文となりましたが   ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 


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