No. 445 回     Pコーティング その後メンテナンス

退院後、 ひさしぶりのポリマーコーティングの仕事をお請け致しました。
クロ色 セルシオです。 病み上がりにはちょっときつい仕事となりました。

クロ色などの濃色車は仕上りにかなりの神経を使います。 まず、このところの猛暑では日中の作業は避けなければならず、夜間、早朝の気温の低い時間帯に行うようしています。

以前にも、ブログで語ったことがありますが、クロ色のコーティングに対する ”自己評価” はいつも厳しく完璧な満足点を出したのは数少ないのです。

コーティング施工は車色には関係はなくその ”塗膜” の状態がその作業工程に大きく影響してきます。
塗膜状態がかなり経年劣化、ウォタースポット、シミ等付着している場合、下地処理、研磨作業が必要となります。  
その処理如何によってコーティング仕上り度が大きく左右致されます。
もちろん新車等はそのままの状態でポリマーコーティングの施工に入れます。

 

最近、新車時にポリマーコーティングを施される方々が多くなっています。 ただ、コーティング施工したからと言って、その後の定期的なメンテナンスをしておかないと、2,3年後には塗膜にコーティングを施した意味が無くなってしまいます。 ( 洗車後に施工時に渡されるメンテナンスキットを使ってご自身で施すことをお勧めします。 )

先日、入庫になった赤のプリウスα 28年式は1年前に購入時にコーティング施工していましたが、メンテナンスキットは一度も使用しておらず、セットの袋にはいったままでした。 ほとんどの方が、ご自分自身でセットにある溶剤を使ってそのメンテナンス作業をなさっていないようです。 せっかく、高額な費用をかけてしたコーティングです。 是非、洗車後に施してみてはどうですか・・・・ 

ご自身でメンテナンスを行う場合に2点の注意をしてください。
昼間の高温度時での作業は避けてください。
それと、メンテナンス溶剤の扱い方を誤ると、ちょと厄介なことになるので、取扱説明をよく読んでから作業するようにしてください。  

若い女性の愛車オーナーで年に一回定期的に必ずこのメンテナンスの為に訪れるお客様がいます。
時間の余裕とご自身でなさる自信が無いということでメンテナンス作業をお請けすることが最近多くなりました。 愛車の艶と輝きが際立つようになることは、実に楽しく、気持ちのいいものです。  ハイ!!

 


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