台風のつめ跡!!

台風15号が通り過ぎて行き、各地に甚大な被害をもたらしました。関東地方は雨よりも強風の猛威をうけて、過去に余、記憶にない脅威と恐怖の時間を過ごしました。

当店の看板は倒れ、工場の大型シャッターは一部はずれてしまい、その修復に強風と大雨の中、おおわらわの状態でした。 当日、納車予定のクルマはすべてキャンセルとなり営業所と工場では納車待ちのクルマが何台もありましたので大変心配しながら台風の通過を待ちました。

台風一過は晴天となりましたが、店にはこの台風による”愛車”の損傷事故の問合せ、来店が相次ぎました。
隣のアパートより木材の破片が直撃してクォータパネル(リヤフェンダー)が大きく凹み、交換せざるをえないクルマ(保険対応)・・・、駐車場に恐らく、トタンみたいなモノが飛んできて、ルーフを中心に薄いスリキズ等を負ったクルマ・・・、隣家のフェンスが倒れてフェンダーの凹みができたクルマ等々、数々のクルマが来店してきました。

保険で対応できるケースはまだしも、実費を自己負担しければならない方々は突然のこの出費に、台風の猛威による被害の一端を見せつけられた感じです。

この被害を負ったクルマの中で、数か所に薄いスリキズが付いて、もしかしたら、”磨き”でいけるかもしれないというクルマがありました。 キズを負っているパネルに”塗装”を施すとなると、相当の費用と時間もかかります。

「完璧に、ということはお約束できませんが、ある程度、この傷を”磨き”で無くすことが出来るかもしれません。」   このようなご提案することがあります。、実際にやってみないと何とも言えないのですが・・・・・・。 

特殊な”溶剤”でその個所をふきとり、数種類のコンパンド等で磨いていき、キズが薄まれば元の艶を取り戻すための仕上をして終了します。  ”クリアー塗膜”(塗膜の上に覆っている透明の塗膜)の上に付いているキズであれば殆んどこの方法で元の状態に戻ります。

幸いにして、このお客様の愛車は綺麗に仕上りました。 一時、がっかりした状態で来店なされて、この方法での修復を疑心暗鬼でお預けになったのですが、大変喜んでいただき、こちらもホットした次第ですが・・・・。 ハイ!!


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