№658回  納得できない事・・・

理不尽という言葉はちょっと大袈裟な言い方になるかもしれませんが・・・

先日、鈑金/塗装でご入庫のお客様に”代車”をお貸ししましたが、工事現場の駐車場でバックしてきた軽トラック(荷台に足場用のパイプ搭載)がその”代車”のバックゲートとバックゲートガラスを損傷させてしまったのです。
相手方の軽トラックがバックして、積荷の足場パイプが代車に当たって破損させたのですが、当該トラック本体には損傷はなく、この”代車”だけが大きな損害を被ったのです。

代車ということで、弊社にまず事故の一報が入りました。
お客様の事故状況をお聴きすると、軽トラックがバックしてこちらが側に向かってくるので、まず、エンジンをかけて前方へ回避しよと前進する間もなく、その軽トラックはバックしてきて衝突したとういうことです。
エンジンをかけてオートマチックのシフトチェンジ(P⇒R⇒N⇒D)にチェンジ行った。

当然、当該相手側ドライバーもそのことは認めていて謝罪をして、保険での対応ということになった訳です。
お客様は当然、自分に過失が生じるとは無く相手方の保険で”代車”の損害賠償は行われると思っていたのです。

 

翌日、弊社に相手方(軽トラック)の保険担当者(女性)から電話が入り、今回の事故の保険担当者としての挨拶をした後に、この案件に対して双方に ”過失割合” が生じることを伝えてきたのです。??

この女性担当者はあまり人の話を聞かずに一方的にこの案件の状況の見解を説明し始めたのです。「このお客様のクルマ(代車)はエンジンがかかっていてバックギヤ(R)、すなわちバックランプ点灯していた段階で相手方(軽トラック)がバックしてきての衝突であるので、お客様にも過失が生じます。」という見解でした。???
お客様の事故報告の内容とかなり相違があるので、お客様に確認をしてからと言うことで保留にして、お客様に電話をいれたのです。

お客様は、「そんなバカなことはないので、すぐに、相手方のドライバーに連絡を入れてその時の事故状況を”その”担当者”に直接説明してもらうようにする。」と答えて、その結果報告を弊社に連絡をくれることになったのです。

その後、お客様、保険担当者よりも連絡来ないので、こちらから、保険担当者へ連絡を入れたのです。
「双方に過失の問題が生じたので?・・、その辺の事情が明確にならないと弊社の代車の修復作業がスタートできないので、早急に当事者(お客様と担当者)で談判を行って、その結論を”担当者”より報告してほしいと伝えたのです。
翌日、その担当者からいかにも事務的に、この案件は過失割合はどうしても生じてきますので、「このことをお客様に説明して納得していただきます。」 と言うことで、担当者とお客様との談判結果を待つことになったのです。

肝心のお客様のクルマが修復完了して明後日、納車できるようになったので、それまでにこの問題を解決しなければなりません。

翌日、まず、お客様より連絡が入りました。
電話口でかなり興奮した口調で、「まったく話になりません。 一方的に、こちらの過失は4割で相手方が6割過失ということで話をまとめなければならない結果となりました。」明日の納車時にその詳細は説明しますということでした。
そこで、その当該代車を本日中にこちらへ返車するので、その”損傷個所”見積をしてほしいということになりました。

翌日、修理完了したお客様のクルマの納車の際にその見積書が工場より届きました。
バックゲート鈑金/塗装、バックゲートガラス交換、ハイマウントストップランプ交換ということで 合計156,013円 と言う見積額になりました。
まったく、不本意ながら、その40%の過失割合分(62,404円)を納車する修理代に添えてお支払いいただいたくことになったのです。(保険会社との最終協定額は150,118となりましたので、お客様からは60,000円いただきました。)

 

お客様の事故現場での状況説明が”事実”であれば、この度の保険担当者の判断は一方的で大変誤った措置であることになります。お客様は、担当者が自分の状況説明を誠意ををもって聴こうともせず、お客様の過失を認めさせようとする言葉に、反論するのを諦めて、その大きな憤慨を言葉にしてやむなく妥協したかたちとなったのです。(担当者は納得していただきました。と語っていましたが・・・)

この度のお客様担当者双方の記述した言葉に多少の齟齬があるかもしれませんが、お客様側の立場、心情を察すると『納得できない事』として書き込みをさせていただきました。 ハイ!!

 

 

 

 

 

 


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