№700回  700回目を迎えて・・・

2008年(平成20年)に第1回のブログを公開してから今年で24年目を迎えました。

自社のホームページ作成着手し始めた頃、『 ブログ 』も載せたらという提案に、その趣旨も理解もせずにすんなりとその世界に飛び込んだしまったという感じです。
ネタ切れ、スランプ等々で長期の中断、サボリを繰り返しながら700回まで回を重ねてくることができました。

この拙いブログを誰彼に読んでもらいたいという意識もなく、自身が日常の仕事の中から生まれた体験談、エピソード、そして家族(妻、子供、そして孫)たちの他愛もない出来事を”日記帳”に書き込むがごとく継続してきました。

公私ともども、その体験談をネット上に敢えてストレートに曝け出しすという無謀さはSNS未経験者ならではの無知で怖さを知らないところもありましたが、幸いにも”炎上”されることもなく無難にここまで来られました。  
もちろん、関心をもたらすほどのコンテンツではなかったことは自認しておりますが・・・

 

小生が後期高齢者ということもあって、最近は自然と高齢者向けに偏った文章になっており、お節介な講釈噺も何かのお役に立てばと勝手に意識して書き込んできました。

何の義務感もなく、”読者” から期待されることもなく勝手気ままに700回目を語り終えた達成感と自己満足に浸りながら、ここでひと区切りしようと思っております。
これまで、この拙いブログを読み続けていただいた奇特な読者の方々には心より感謝する次第です。

現在の仕事に、年甲斐もなく日々張り切って取り組めることに幸せを感じながら、周囲の人々への感謝の気持ちも忘れずに気力と体力の続く限り生涯現役で頑張るつもりです。
何卒、今後ともご声援の程よろしくお願い申し上げます。  ハイ!!!

 

 

 


№699回   ”買取” 研修受講

シブヤエネックスの唯一の買取専門拠点としてスタシオン城山(相模原市)に買取専門店FC『アップル』の看板を掲げております。
昨年6月に加盟以来、そのブランド力の訴求効果もあって順調に”買取”実績が上がっております。

スタシオン大和店(愛車工房大和 カードック大和)も買取を促進して励んでおりますが今一つその実績は目標に届かず苦戦しております。ご来店、査定、商談に至るまでのその”チャンス”は僅かです。小生の過去における販売、買取経験が残念ながら生かされていません。

そこで、土曜、日曜だけでも繁盛店(アップル城山店)に出向いて買取支援ができないかという提案が持ち上がりました。
”過去における古びた拙ないキャリアで後期高齢者セールスマンのトークがどれだけ通用するかはわかりませんが、ともかくチェンジし見ようとお請け致しました。

 

たとえ、週2回程度の出向でも『アップル』の看板のもとで行う”買取”業務はその理念、精神を身につけなければという指示でアップル本社での研修受講をしなければならない羽目になったのです。

75歳のおじいちゃんが東京のど真ん中のアップル本社ビルに3日間、9時から6時までみっちりと研修受講をしたのです。 アップルの過去最年長者受講者のギネス記録となりました。
ちなみに、もう一人の受講者は22歳の加盟店入社4カ月の新入社員の”青年”でした。彼と共に、毎朝、挨拶声出し、敬礼の仕方から始まって買取営業のノウハウを一からしっかりと学びました。

受講2日目の午後より「買取商談シナリオ」なるマニュアル本で学んだ商談プロセスを実践形式の ”ロープレ” で試すこととなったのです。
営業マン役とお客様役になって習得したシナリオトークをいかに実践するかということですが、22歳の青年は当然、すぐには上手にその”商談”に入ることはできないながらも懸命にその役(営業マン役)を演じ奮闘していました。(最終日にはかなりの上達をして講師にも褒められました。)
小生は営業マン役に回って、シナリオトークは意識せずに普段通りのトークで ”商談応対” を演じてしまいました。 まずいかなと思ったのですが、・・・・・50年間の経験と自信がスムーズにそう演じさせたのです。
講師、青年共々喝采の拍手をいただきました。(かなり年配者に対する敬意であると思いますが・・・)

無謀にも満員電車の通勤ラッシュを体験させていただき、この道のツワモノの講師の方々のご指導を仰いだことに感謝して、この貴重な体験が生かせるように頑張りたいとおもっております。  ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 

 


№698回   結婚記念日 

 

お互いに健康で睦まじく51年目を迎えて、結婚記念日を今更祝福し合うのも、ちと恥ずかしいものです。

恥ずかしいついでに、愛しき妻へののろけ話を一言語らせてもらいます。
50年以上、ボケとツッコミの日常生活はまさに ”おもろい夫婦” を演じているようです。
付き合い始めたころ、お互いに”洒落”を連発するノリの良さにほれ込み、まずは、この人となら明るい愉しい家族を築けそうだと楽観的思い込みでプロポーズしました。予想に反せず、笑いの絶えない生活が今なお続いております。

結婚と同時に独立して今の事業を立ち上げ、その年に子供、長男坊を授かりました。
実は、笑いに包まれた夫婦生活よりも辛い苦しいことの方が多かったこの50年でした。この辛い苦しい時でも妻は笑顔は絶やさず今日まで家族を支えてくれたのです。これが何よりも愛する妻の魅力で、誰からも慕われている所以です。

子供3人、孫6人の幸せ家族に囲まれながら、現在は二人だけのささやかな生活ですが、仲良く愉しい贅沢な時間を過ごさせていただいていることに感謝する次第です。   ハイ!!

 

 

 

 

 


№697回  高齢者ドライバーへの提言

75歳の高齢者ドライバーが ”提言” するのも如何なものかと思いますが、敢えて語らさせていただきます。

このブログで何度も繰り返し語ってきましたが、交通事故ニュースで加害者とされる高齢者ドライバーが「なぜ??・・」そのような 操作ミスの犯すのか、という要因は一様に単純明快なものです。

仕事柄、お客様が損傷(中破、大破)した愛車を修復依頼の際、その損傷経緯を事細かに語ってくれます。
様々の事故原因がありますが、おおよそがドライバーによる安易な操作ミスから起こっています。

僭越ながら、お客様が店舗に入店、退店する際、狭い駐車スペース内での運転操作などを拝見するだけでその方の運転技量、性格まで推し量ることができます。
客観的に得られる状況説明、事故に至る経緯を聴けば、次の「3つの要因」を確信として提言することができます。

 

まず1つ目は、絶対に慌てない事、時間的余裕があれば運転操作にも余裕が生まれます。
特に高齢の方々はなぜそう急ぐのか??せっかちな運転が目立ちます。
スピードオーバー、信号無視、横断歩道での歩行者優先も時間的余裕が無いからです。

2つ目は、アクセル操作意識にあります。
ほとんどがオートマチック車でペダルの ”タッチ” がそのままスピードに反応します。
幹線道路40km/h~50km/h走行するのであれば、ペダルを踏むのではなくタッチする感覚で充分にそのスピードにのることできます。無駄なアクセル操作は何の”得”になりません。
スムーズな運転はアクセル操作にあります。助手席の人が心地よく安心を与える運転です。

3つ目は、様々のブレーキの操作意識です。
配列駐車、狭い道路での対向車とのすれ違いなどはアクセルペダルではなくブレーキペダルの踏み加減だけの運転操作がベストです。しかし、アクセル操作の踏み加減で行う方々も少なくないのです。
アクセルの踏み間違え事故はここから起因していると思うのですが・・・
特に女性ドライバーにその傾向があるようです。
バンバー、サイドパネルの擦り傷での入庫する方々はこの操作の誤りが原因です。
この3つの要因は至極当たり前の事です。自損事故ではなく他車からの”もらい事故”も未然に防ぐにはこの要因を意識した運転が大切なポイントとなります。

 

幸か不幸か、50年以上クルマに係る仕事してきて ”運転” においては誰よりも秀でていると自負していましたが、2年前から、動体視力の衰えに不安を感じるようになりました。
その直近に2回の交通違反と軽度の自損事故を契機にして自戒の意を込めてある決断をしたのです。(№692回   ドライバー思考 )

『免許証返納』は職場を退く覚悟での決断です。絶対の起こさないという運転は常に3つの要因を意識したものです。幸いにも2年間、緊張と集中力を欠かせずに無事、安全運転継続中です。  ハイ!!

 

 

 


№696回  理不尽なことばかり

ブログ再開させて、小生なりの新年の抱負、希望、構想を述べていくべきところでしたが、年初から能登半島地震のニュースが日本中を覆いつくし、まずは被災者の方々への励ましのメッセージからスタートとなりました。

自然災害が人間を一瞬のうちに悲惨な被災者に追いやるこの理不尽な天災が起きるたびに、人類ははすでに宇宙をも制覇しようとするこの時代、超天文学的な難題 ”天災” を予知して未然にその現象を消滅させたり減少させる研究開発が未だ成されていないこの”魔訶不思議”をもどかしく思うのですが・・・・・

 

今、世界中で起きている理不尽な戦争、紛争は単純明白にそれぞれの国家権力者の利害の衝突にすぎないことは誰もが知っています。そして、これがいささかも双方に利益にならないと判っていながらも頑なに、譲り得ないという大きな知恵の歪みがその愚かな権力者たちを支配しているのです。

われわれの身近な日常生活にも理不尽なことが起こっています。
何が正しいことで、何が間違っているとの判断基準が曖昧になっています。無関心、無感覚ななれ合い主義が、今起きている 理不尽な出来事 を何の抵抗感も無くまかり通るような”世情”になってしまうと感じるのは自分だけでしょうか・・・・・・??

 


№695回 3ヶ月ぶりの再出発!!

昨年、10月16日以来の書き込みとなります。
”700回” をもってこのブログ書き込みを卒業しようと決めていましたが、あと僅か数回を残してブレーキがかかり今日まで至ってしまいました。

年明け早々、能登半島地震の大災害に見舞われた石川県民の被災者に対して、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
どのような言葉が励ましと慰めになるかと思いつつ、これを機に”ブログ再出発”のきっかけとなったのです。

毎日、テレビ報道から伝えられる悲惨な映像を視ながら感じたのは、被災者の方々のインタビューの応答が一様に毅然として笑顔さえみせる強靭な精神力です。この力はどこから生まれてくるのだろうと・・・
もし自分たちが同様の被災者となったら、絶望と喪失感で意気消沈して言葉さえ発するこもできないし、なぜ自分だけがこのような不幸に見舞われるのかと”天”を恨むことでしょう。

日頃から、日本海側、北陸、東北地方の方々は厳冬という環境下に立ち向かっていく強靭な生活対応力があの強さの根源となっていると想像するのです。

その想像を絶する被災状態から復興へと険しい道のりがこれから始まります。
他人事のように聞こえますが、逞しい人間の底力で一歩一歩乗り越えて再建を果たしてくださることを願うしかありません。 ハイ!!

 

 


№694回  『バッテリー』受難!?

久しぶりの書き込みとなります。

ちょっとしたアクシデントに見舞われたお話です。
車検時には毎回ご入庫いただき、長いお付き合いをさせてい頂いているお客様です。
28年式のクルマで走行距離数も少なく車検自体は特別不具合箇所もなく、エンジンオイル、エレメント交換プラスの基本料金でのご請求で済むはずでした。・・・・・

たまたま工場からの搬送も自ら運転してきて、走行上全く問題のない良好な状態を確認していました。店舗に到着後、2時間程してから洗車、清掃のためエンジンかけようとして ”プッシュスタートボタン” を何度も押してもなんの反応もありません。 スマートキーによるドアの開閉もできなくなっていました。・・・・・??

入庫時から、何度もスマートキーによるドア開閉、プッシュスタートをしてきて、突然このような事態になってしまったその ”原因” を診断、修復しないと、”納車”どころではなくなってしまいました。

まず、工場に連絡入れて状況を説明して、工場での点検経緯の確認とその対応処置を聴いてもいっこうに埒が明きません。
応急的にバッテリージャンピングコードで他車に繋ぎエンジン始動を試みたのですが、パネル計器類の点灯もせず完全に電気機能はシャットアウトしていました。

今まで走行してきて、停止してから2時間余りで全く電気系統が機能しない急激な ”バッテリー上り” は考え難いところです。
スマートキー電池が低下して、ドア開閉、プッシュスタートが出来なくなるケースは考えられますすが電気系統がまったく機能していません。念のためにお客様に連絡してスペアスマートキーをお持ち頂いたのですが反応は同様で電池の可能性はなくなりました。

あとはヒューズ関係で何らかの不具合が生じてヒューズが溶断したというケースも考えられると工場側の見解ですが、その要因となるようなことは行っていないのですが・・・・

 

どちらにしても、整備士が専門的に現車を診てその不具合箇所を見つけ出さないと先に進めません。時間的に、整備士の出張診断は明日になり、お客様には状況を説明して、部品調達の場合もあり、連休明けの4日後の納車という了解をいただきました。

翌日、整備士が各種診断器を携えてきてくれました。今までの状況を詳しく聴いて、まず、最初にヒューズボックスを開けてシューズの点検をしてヒューズには問題はなかったようです。
次に、バッテリー本体に診断テスターをかけて容量、充電機能を測りましたが、極端な機能低下がみられてバッテリー不可という表示が示されました。(28年式で新車時のバッテリーです。)
応急的にブースターチャジャーを接続してプッシュスタートを試みて始動したのです。
考えてみれば、単純なバッテリー上りと言うことになりましたが、猛暑のこの時期に、日中に何のその兆候さえなくエンジン停止してから2時間後に全くバッテリー容量が無くなっていたことになります。

確かに、28年式で今までバッテリー一度も交換せずに使用していたことを考えれば起こりうる状態であった訳です。当該車はアイドリングストップ機能付きなので専用バッテリーが装着されています。

ちなみに、車検時のバッテリー点検は特定整備記録簿項目にある、「ターミナル部の緩み、腐食による接続不良点検済、「電気配線の接続部の緩み、損傷点検済となっていました。
問題はバッテリー液そしてその容量のチェックをしたどうかになりますが、そのチェックを怠った可能性があります。

新品バッテリーに交換して、納車時にお客様曰く、「実は以前に、用品量販店でパッテリーの交換を勧められて、その兆候も何度かあったような気がする・・・」と言われ、当方でお預かり中にこの アクシデント が起こったことは真に幸いでしたとコメントをいただきましたが・・・・

 


№693回   タッチペイント!?

すべての消費者物価が上昇傾向にある中、自動車部品、工賃レート(指数)も例外ではなく軒並みに上がっています。
鈑金/塗装の見積もりソフトもいつの間にか指数が上がっていて、従来の”見積額”を上回わるケースが多々あります。

フロント、リヤバンバーなどのコーナーの僅少な擦り傷、・・・
あえて塗装修復をせずに当該カラー番号から ”調色” をしてもらったタッチペイントを施すことである程度、その擦り傷をリカバリー(補修)する試みもあります。

コーナーの僅少な擦り傷でも塗装修復となりますと30,000円前後の見積はやもう得ません。
タッチペイントで補えれば5,000円前後で済む場合もあります。
当然、30,000円5,000円となれば安い方を選択と相成りますが、その仕上り度は一目瞭然であることは言うまでもありません。

 

お客様の「 目立たなくなればそれで充分・・」というその意識の相違もあって様々な評価をいただきますが・・・。
予想以上の仕上がりに満足する方と、その程度のリカバリー(補修)かと不満足の表情をうかべる方と様々ですが、”費用差額”を考えれば其の辺で妥協するというお客様が多いようです。

タッチペイントさえ用意できればご自身で補修なさる方もいらしゃいます。
自ら補修施したその箇所を小生に示しながら、いまいち満足できないから、プロのタッチペイントを所望する方がいますが、タッチペイントのプロはいません。
ちなみに、当方のベテラン塗装職人さんに頼んでもタッチペイントを気合入れて施すということはまずないでしょう。 (プライドが許さないのかもしれませんが・・・??)

一般の方々がタッチペイントをトライするのであれば、次の4つ行程を行うことによって意外な仕上がりに満足なさるでしょう。
其の一  ペイントはカラー番号を調べてプロの塗装職人さんに調色してもらう。
     (1,500~2,000円位)
其の二   当該”擦り傷”に付着している”汚れ”をシンナーでふき取る。
其の三   その”擦り傷”箇所をマスキングテープで囲む
其の四   その囲み内の”摺り傷”をペーパーヤスリで表面が平らになる程度まで擦る
      (1000~1500番シート)

擦りあげた”箇所”をもう一度シンナーでふき取ってからタッチペイントをするのですが、筆にペイントを少々つけて2~3回程度重ね塗りをすることがポイントです。
(5~10分程度間隔を置いて)

 

所詮、タッチペイントでその擦り傷が元通りに補修されることは期待できませんが、時間、費用面を考えればやってみる価値は十分にあると思います。 自ら補修を体得することでその満足度はなによりも得難いものになれば幸いです。 ハイ!!

 

 

 

 

 

 


№692回   ドライバー思考

マイカー事情に続いて、ドライバー思考についても語らせていただきます。

かく言う、75歳の後期高齢者ドライバーは一昨年よりある大きな決断を自らに課しました。
『今後、公私の運転において、交通違反、自損事故、他車よりのもらい事故等々をも含め一切のことを起こした時点で運転免許証を返納する』ということです。
かなり思い切った決断を、周囲の人々にも敢えて宣言して決意のほどを自らにプレッシャーをかけて臨んだのです。 当然、運転免許証を返納することは現職場を退くことです。

 

マイカー事情でも語った、若年ドライバーの減少傾向にあるなか、高齢者ドライバーは依然とハンドルを手放そうとしないという奇妙な現象は現代のドライバー思考の象徴ともいえます。

高齢者がクルマを手放すことによって自らの行動範囲が狭められて生活に大きく支障をきたすことは明らかであります。
都市部ではもちろん、いや地方での核家族化も顕著に進んで、老夫婦だけの世帯が当たり前のようになってしまった社会環境では、やもう得ないこととも言えましょう。

 

高齢者に限らず、一般的にドライバーはハンドルを握ると人格が変わるといいます。
どちらの人格が ”本性” か判りませんが、車内にあっては一種の密室状態のなかで何をしても咎められない唯一の自由な空間です。(同乗者がいる場合は別ですが・・・)

本性がでるのは車内空間ではないでしょうか、それが運転にも顕著に表れてきて 無謀な ”運転行動” に繋がるのではないでしょうか、・・・
せっかち、短気な性格、気配り、思いやりのある性格、意地悪、凶暴な性格等々、様々な性格が車内空間では様相が一変するのです。

なぜ、そんなに急ぐの・・・・?
何をそんなに腹をたてて怒るのだろうか・・・?

道を譲ってもらえば、礼のシグナルを送るのは当たり前のマナー・・・
後車への気配りは大切なマナー、無意味なブレーキングは相手を惑わして不快にさせます。

あおり運転を得意とするようなドライバーは日常生活において如何に家族から虐げられた扱いを受けて居る御仁ではないかと、勝手に想像してしまうのですが・・・・??

 

どちらにしても、様々な人々がその時々の環境、心境、心情によって運転操作が反映されるいることは言うまでもありません。 そして、一歩間違えれば大きな事故に繋がって多大な損害と人命にまで及ぼす危機に陥る可能性は誰にでもあるのです。
どんな不快な事態に遭遇しても、”怒りの感情” を冷静に抑えて思いとどまらせるクレバーな対処ができれば、すべて無事、平穏に過ぎていくハズなんですが・・・・?  ハイ!!


№691回   マイカー 今事情!!

時代の推移によってマイカー(クルマ)に関する感覚が大きく変化してきました。
もちろん、首都圏を中心とした都市部と地方では使用頻度、価値観が違いますが、一般的なマイカーオーナーは若年層ドライバーが減りつつ、高齢者ドライバーが依然としてハンドルを手放せない現状が続いています。その一因として核家族化が指摘されています。

新車、中古車等を販売する側の環境、形態もネットワークによって大きく様変わりしてきました。
ユーザーにとっての利便性はますます向上していくと思われます。

従来はマイカーを最初に購入したそのお店、そして担当者とのお付き合いの絆は永く続いて、子供の代までということがありました。現在では、多様化して各々の専門店がユーザーに即応したサービスをしてくれることで、その都度、お得な方法を選択できるようになりました。

マイカーの買い替え、処分等々 でもその多様化が顕著になってきて、オーナーがどの方法を選択すればベストであるかが容易になってきました。以下に、それぞれの方法の利点注意点、を紹介します。

 

《 買取店: 》
 利点:
買取店は中古車市場に詳しく、迅速な価格提示が可能です。
専従社員が車を査定、評価して、公正な査定価格を提示してくれることで自車の時価を認識することができます。 

注意点
査定価格 に基づいた 買取価格 は市場価格や需要と供給の状況に左右されるため、時期や地域によって異なることがあります。また、買取専門店の規模、環境、広告宣伝料等のとの『買取経費』差異によって査定価格以外のプラス、マイナスが買取価格に反映されてきます。
”ビックネームの店” が必ずしも満足いく買取価格を提示できるとは限りません。
単なる買取価格だけで判断するのではなく、自動車税還付、自動車保険等の処置方法、名義変更手続等の誠意あるアフターケアまで行ってくれることが選択する大切な要件となります。

高齢者の運転免許証返納にともないマイカーを手放すケースが増えていますが、店頭でその事由を真摯に傾聴してもらい当該車の真価を査定、評価してもられる 『お店』を選ぶことも大切です。

 

 《 下取り: 》
 利点:
新車の購入時に一環して下取価格まで提示してくれて、煩わしい手間を省くことができます。
特に、長年に亘り担当営業マンとの信頼関係がモノを言います。
ディーラー店での下取り価格は、新車の値引き等々を加算されている利点にがあります。

 

( 注意点 ):
ディーラーの下取り価格は一般的に市場価格よりも低く設定されることが多いようです。
下取り価格と新車の値引きや特典のバランスを考慮する必要があります。

下取り価格を正当に評価するために、市場価格や他の買取店の査定額と比較することも必要ですが
長年にわたり担当営業マンとの付き合いの上での信頼関係において、すべてお任せるということは ”価格” 以上のメリットをもたらす場合もあり、大切な事だと思われます。

 

 《 廃車手続: 》
 利点:
低年式車が使用できなくなった場合や高額な修復費用がかかる場合、処理、処分する当該車の市場価値を考慮した 有効かつ好意的な手続きによって処理、処分費用の軽減、または 思わぬ ”引取額” が支払らわれるケースもあります。(車両保険等の活用のアドバイスを受けることも大切なことです。)
廃車手続き時期によって自動車税還付、保険解約とによって自動車に係る諸経費等の削減ができます。解体事業者が為替相場や金属価格相場によって適正な ”引取額” が提示される場合もあります。

( 注意点 )
廃車に伴う費用や手続きに際して、”引取額” が受け取ることができるかどうかを確認する必要があります。高年式で修復費用等が高額な場合、諦めずに当該車の市場価値などの説明を受けてから処分方法を選択することをお勧め致します。

 

 

 個人売買: 
 利点:
市場価格よりも高く売ることができる可能性があります。
買い手との直接価格交渉が可能であり、その後は当事者同士の信頼、責任の上での売買取引となります。

( 注意点 )
個人売買には手間や時間がかかります。
詐欺やトラブルのリスクがあることを考慮する必要があります。
この方法を何度か体験してメリットを感じているオーナーは市場価格や需要の高い車種などの情報を十分に考慮しての売買取引に臨んでいます。(セミプロの感覚のオーナーが多いようです)

 

マイカーの買い替え、処分等々について様々な方法をお伝えしてきましたが、最もお得な選択肢は時期、市場環境により異なります。ネット、メディア等による過激、過剰な広告、宣伝に惑わされることなく、正しい良質な情報、アドバイスを得て冷静に判断することが大切です。  ハイ!!


№690回  なぜ、どうして??という事故

ここ2カ月の間に当該交差点において2件の”追突事故”が発生しています。

その衝撃音(かなり強烈な破裂音)を起こした先には、追突したクルマ(軽自動車)が先端から蒸気を上げて、追突したクルマ(大型パネルトラック)のリヤバンバーに食い込んでいるのです。
追突した側の老齢ドライバーはエアバックが開いた運転席でショックを受けて動けない状態でした。

つい数日前に発生した追突事故はワゴン車が軽自動車に恐らくノーブレーキで追突して4メートルほど突き放してしまいました。
追突した側の若いドライバーは直ぐに飛び出して行って、追突された側のドライバーが蒼白な顔をしてクルマから出てきたところで平謝りしていました。

2件の事故とも衝撃音からして、交差点手前でスピードが出ており??、事故原因は恐らく”赤信号”での違反走行から起因しているものだと推測いたします。
以前、このブログでも取り上げた”赤信号”での違反走行が常道かしている当該交差点で、黄色信号の時点で停止しようとしているクルマに、後車のドライバーがそのまま交差点を走行通過するものと思い込んで”自車”も強引に通過しようとしてのアクシデントです。
(どこの交差点でも赤信号での違反走行は常道化しています。)

 

弊社のショールームからこの光景をみて、なぜ? どうして? いつも思うのですが・・・
自動ブレーキ、センサー、制御装備が今や一般化しつつあっても最終的にはドライバー自身の意識の問題ではないでしょうか

先日、ドライブレコーダーが運転診断をしてくれるということをブログで語りましたが
No686運転診断レポートによる、直前の運転データをもとにA~Cの3評価をしてアドバイス)
今一度、自分の運転度を客観的な観点で謙虚に知っておくべきだと思っております。

それと同時に、このような事故が発生した場合、当然、加害者、被害者とも大きなショックと身体に負傷して困惑、動揺している光景を目にします。この時に迅速な緊急処置を施すことが一番大事なことだと実感しております。 これも、当該ドライブレコーダーによってのサポートは大変助かると思います。

事故緊急自動通報サービス』はドライブレコーダーが大きな衝撃を検知すると、AIにより事故と判定されると安否確認デスクへ自動通報されます。専任オペレーターがドライブレコーダーを通じて電話連絡(安否確認コール)をお行いドライバーに迅速かつ的確なサポートを行います。

 

ともあれ、目前で交通事故の瞬間を再三目撃することで、幸か不幸かこのような ”事故” を起こすことへの恐怖と自戒の念を抱かずにいられないのです。   ハイ!!

 

 

 

 


№689回    シニアの人々・・・

平成16年に新車で購入なされて以来20年近いお付き合いをさせていただいておりますお客様が ”9回目” の車検のため入庫なされました。  
当年とって80歳を迎えられる御仁は未だ現役でお勤めになっておられます。
前回車検で足回り等々が経年劣化しておりましたが、次回車検迄何とか行けそうということで今回の車検では相当額の交換、整備費用を覚悟なされての入庫となったのです。

工場に入庫後、全ての検査チェックを終えて、概算額で40万円前後の ”見積書” がFAXされてきました。担当整備士が語るのには、「年式、走行距離数、内外装の状態からして”継続車検”はお勧めしがたい」とのことです。

実は、本年をもって退職することになっていたので、これを契機にクルマは処分するつもりでいたそうです。会社からどうしてもあと1年間だけ務めてもらえないかと哀願されて退職が来年3月迄延長となったことで今回の車検を受けようとなった訳です。

結局、”愛車”への思入れはありましたが、”車検” は思い悩んで漸く”廃車処分”を決断したのです。
しかし数日後、通勤時には欠かせないマイカーを失って電車通勤となった訳ですが、高齢者ほど クルマ は生活習慣、環境に深く関わりあいをもつことを実感したそうです。

たまたま他の営業所で 年式は古いですが、小走行車、コンパクトで良好なクルマが ”買取” で入庫したと連絡がありました。
85歳になるご年配の方が今月 ”車検” が切れるのを契機に愛車を手放すということでした。
22年式ですが、新車からワンオーナーで未だ走行距離数12,800㎞、内外装とも良好なクルマです。
即日、この話をお客様に連絡すると、1年だけ乗るには十分過ぎるクルマだと大変に喜んで現車も見ずに”即決”してくれました。

気が付くと、本年75歳になる老いた営業マンが、 80歳になるお客様に、85歳まで乗られた御仁の ”愛車” を売り渡す役目をしたことになった訳です。!!   ハイ!!

 

 

 

 

 

 


№688回    初めてのクルマ!!

本年、20歳になったばかりの大学生が ”自分の力”で念願の愛車をゲットしたお話です。

当店のすぐ近くにお住まいで、毎日、弊社店頭に並んでいるクルマをみながら通学していて、先日、お独りでその意中の「クルマを見せてください」といってご来店いただきました。

『 平成30年式 スペーシア ハイブリット 走行距離数3,502㎞ フル装備車 』
このクルマに関する説明、見積等、そして ”オートローンを利用して購入したい” とかなり具体的に強い意志をもって聴いていらっしゃいました。

まず、オートローンの審査を受けなければなりません。 所定の申込用紙に必要事項を書き始めました。アルバイト勤務先、業種名、年収、勤続年数、所属部署、そして、指定口座等々をその場ですべて書き込みをしていったのです。
当然、同居のご家族の同意も得てきていますので、お父様の名前、勤務先、年収、等々まで記入してもらい、「保証人」としての承認も確認したうえでその”申込書”の記入事項全てを 専用”ウェブサイト” に入力、送信をいたしました。
通常、ローン会社の審査結果は即刻そのウエブサイトに提示されますが、当日は午後8時近くになっていたので、翌日にその回答がウエブサイトに提示されることになりました。

審査結果は 『 可決 』 と入力されていました。!!
 

このように若い世代(大学生)の方が、かなり高額のオートローンを組んでご自身で長期の”支払”をしてマイカーを購入することは稀なケースです。 
親御さんに何から何まで支援され、当然のようにマイカーを手に入れる若い方々が多いなか、貴重な存在ではないでしょうか・・・

若い方(学生)が自らローンを組み支払続けるのには、同然、その”支払額”には限度があります。
お客様は、アルバイト収入のみでローン支払い、自動車保険料もプラスして月々の支払額を20,000~25,000円以内と決めて、ご家族でローンの支払回数、最適な保険料の算出も行ってきたようで、その周到なる支払計画とその決意には感心させられました。

翌日来店の際にはお母様も同伴なされて、ローンの審査結果を喜ばれて、本格的に息子さんのマイカー取得に関して保険料を含めたいろいろな質問をなされていきました。
不安と心配するお母様の気持ちはよくわかります。

 

本日、ようやく納車の運びとなりました。
特別に車体”コーティング”も施したそのクルマの横に立ってもらい記念写真を撮らせていただきました。念願のマイカーゲットに満足げな笑顔で愛車に乗り込むご当人へ、「くれぐれもこの愛車を大切に優しく、そして安全に乗ってもらうよう」老婆心ながら一言 ”注文” を呈して送り出したのです。  ハイ!!

 

 

 


№687回   ”軽”が安い!!

”軽自動車” が手軽に安く楽々購入でできるという仕組みがあることご存知ですか?

超低金利 1.9%のオートローンで買えるということが最大のポイントです。
ディーラー(2.5%~3.8%)、銀行オートローン(2.3%~2.6%)よりも安い利率でのオートローンを活用して、新車・軽自動車を購入する方法をお教えいたします。

長期間でのオートローンが圧倒的にお得であることがミソなのです
たとえば、120回(10年間)払いのローンにして、月々7,700円前後 の支払いで新車・軽自動車が乗れるということです。  
一般的、軽乗用自動車(ワゴンR、ミライース、ラパン、ディズ、ムーブ・・・)であれば、
 月々7,700円~15,000円(頭金0⃣,ボーナス時0⃣,販売諸費用、次回車検基本料含む)

年々軽自動車需要は高まり、止まることないユーザー志向を反映してか、中古車流通における高値相場は依然と続いています。
ちなみに軽自動車の平均使用年数は15.83年となっています。

この超低金利ローンを活用し購入するメリットを活用する二つのパターンがあります。
第一のパターンは長期間120回払いにして、毎月負担の少ない支払で10年間、当該車を乗り継いでいきます。

通勤、営業、を主にマイカー利用する方々にとっては、新車の5年間保証などで安心で快適ドライブを約束してくれるのです。(軽商業車も利用できます。)
10年間乗り続けて支払が完済した時点で、たとえば、100,000㎞走行距離に達した当該車でも、しっかりと中古車流通相場では”車価格”は残っています。軽自動車ならではの特典です。

第2のパターンは同様に長期間120回払いで人気車種、高グレード、フル装備の高額車(N-BOXカスタム、ムーブカスタム、スペーシアカスタム、ハスラー、ウエイク・・・)を乗るパターンです。
高額車両は軽自動車でも総額200万円前後にもなります。
月々15,000円~17,800円頭金0⃣,ボーナス時0⃣,販売諸費用、次回車検基本料含む)
奥様の日々の送り迎え、買い物、家族旅行等で使用することを主にマイカー使用する方々で、新車保証期間終了の5年後をメドに新たに乗り換えるというパターンです。
例えば、走行距離数が30,000㎞前後で内外装ともに良好な状態の当該車であえれば、あと5年間支払うローン残債よりもその中古車流通相場の方が上回っている可能性があります。
当該車の下取、買取額は残債額一括払いしてもプラスαの期待ができるハズです。

以上、上記の二つのパターンのほかに、軽商業車で事業用に使用する場合では、この超低金利
1.9% は大変、好評を頂いております。

 

先ずは、この仕組みで具体的な見積等をご希望であればお問合せください。
車種、グレード、装備、車色等がわかれば、見積書を作成して返信させていただきます。

 

                  愛車工房 カードック大和
                  モビリティ サービス 『 軽が安い 』事業部  
                      TEL  046-263-4871
                              担当  広崎 良夫
                      Mobile 090-8005-9350
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№686回   ドライバーを採点!?

保険会社からの推奨されている ”ドライブレコーダー”があります。
この度、マイカー乗り換えの際にそのレコーダーを取り付けてみたのです。 
月々800円のリース方式で自動車保険料に加算されます。

レコーダーが走行データーをもとにドライバーの運転操作を常時見守って管理サポートしてくれます。
運転診断レポートによる、直前の運転データをもとにA~Cの3評価をしてアドバイス)

事故緊急自動通報サービス』はドライブレコーダーが大きな衝撃を検知すると、AIにより事故判定されて安否確認デスクへ自動通報されます。専任オペレーターがドライブレコーダーを通じて電話連絡(安否確認コール)をお行いドライバーに迅速かつ的確なサポートを行います。

 

高齢者ドライバーによる衝撃な人身事故のニュースが報道されるたびに他人事ではないと、自らの運転を戒めます。
事故をすれば誰からも、やはり高齢者だからそのような操作、判断ミスするのだと、その運転の拙劣に非難の意見を浴びせられ、その”過失”の重荷を背負うことになるのです。

昨年の年末に、小生は短期間のうちに2回の交通違反と運転ミスによるマイカーに損傷を与えました。
ショックな出来事が連続して起こり、大きな事故に繋がる前兆ではないか後悔をして、ある大きな決心をしたのです。
今後、交通違反、自損事故をも含めどんな些細な接触事故等々でも起こしたならば、即刻、自動車免許証返納をするというかなり強烈な自己宣言をしたのです。 身内、周辺の人々にもあえて公言して自らにプレッシャーをかけて日々の運転に臨んでいます。

 

その取付けたドライブレコーダーが”自己宣言”した自分の安全運転意識を支援するようにアドバイスをしてくれるのです。・・・・
当然、第1の役割は万が一の事故遭遇の際には、事故原因の解明には欠かせない走行データーの収録ですが・・・
第2の役割、運転診断レポートによる、運転操作の評価(Aランク~Cランク)をしてくれることです。
レコーダーの走行データーは ”運転操作 ”を客観的にすべて関知されます。そこから導き出される”運転評価”は貴重なアドバイスを謙虚に受け止めるようにしているのです。

『自己宣言』した小生には、「 前回の運転診断の結果をお知らせいたします。今回の診断結果はAでした。大変すばらしい運転でした。今後とも安全運転を心がけましょう」とアナンスされることで単純ではありますが、無違反、無事故、励行中の巳には大きな励みとなっています。

ちなみに、妻、娘などが小生のマイカーを使用した後にもこの診断は下ります。
C, B、連発していますが、当人たちは一向に気することなく平然と運転しています。 ハイ!!

 

 


№685回 愛車 『セラ』

平成2年 新車『 セラ 』をご購入頂いて今年で33年にもなります。
以来、点検、車検等々すべてをお任せいただいており、本年も”16回目”の車検でご入庫いただきました。

累計走行距離数が僅か14,400㎞、前回車検から1,000㎞未満の走行距離です。 ほとんどがガレージで眠っている状態ということになります。

エンジンオイル交換もせずに車検はパスするもののと思っておりましたが、意外にも担当整備士から連絡が入り、ラジエーターからの”水漏れ” タイヤの経年劣化による側面のひび割れ等々を指摘され、かなりの”追加費用”がかかるゆえ、お客様への確認をしてからということになりました。

年式が古く走行距離数が極端に少ないクルマにはよくあるケースですが、ラジエーターの水漏れは意外でしたが、お客様にその状況を伝えたところ、継続して車検を受けたいとのことで”指摘”された箇所はすべてクリアーして車検を終了いたしました。

 

左右ドア、ウイングのように開く独特なスタイルは現在では希少なクルマです。
日々乗用するのではなくガレージに保管してその存在価値を愉しむという”愛車主義”、『セラ』に対するそのお客様の感覚は以前から周知しておりますので、お客様の意向に沿って『セラ』の特別な取扱いも違和感はありません。

2年ごとに出会う度に、その『 セラ 』を愛しく想えるのですが・・
人もクルマも歳を取るという現実を実感しているところです。  ハイ!!

 

 


№684回  店頭 ”展示車”の妙味 ?

久しぶりに店頭に展示車を並べて, 往年の”中古車販売”の妙味を感じながら、来店なされたお客様との応対を愉しんでおります。
店頭に磨き上げたクルマにプライスカードを掲げ、お客様の来店を待つという “中古車屋” の原点に立ち戻った感があります。

以前、お借りしていた隣地が10年以上もそのままの放置状態で雑草、草木が生い茂り近隣の住民からの苦情に、当初は地主さんの方もその対応はしていたのですが、最近は電話連絡もできずに、止む無く当方で雑草駆除をおこなっていました。
やっと連絡が取れて、再度、当該地の貸借の再契約を申し入れていますが、一向の事態が進展致していきません。(地主さんの居住地は県外・・・)
無断使用ということになりますが、その当該地の一部を借用して中古車展示と相成った訳です。

本来、”中古車展示場” として40年にもわたり店頭販売を続けてきたキャリアがあり、そのノウハウは今だに衰えずに会得ているので、その対応にはある程度自信をもっております。

しかし、近年はネット販売が主流となり、まず、ネット検索によってお探しのクルマの情報をキャッチしてから、そのお目当てのクルマ、お店へと行動を移すというパターンのようで店頭を訪れるユーザーの指向が替わってきました。

現在、8台程度の展示車両はすべて ”買取車” です。 車種は軽自動車からRV車まで様々です。 プライスカードで表示する価格(諸費用含めた乗出し価格)面でユーザーアピールしようと”秘かに期待しながら待受けている状態です。

販売ノルマもなく、売り込もうとする意欲もないところが、逆に来店ユーザーの心を捉えたのか?? 今のところ商談成約率100%という、ちょっと出来過ぎの状況に陥っていますが・・・。 ハイ!!

 

 

 


№683回  WBC侍ジャパンに想う

4年に一度のWBCの戦いが遂に始まりました。
緊迫した予選リーグ戦を熱狂と興奮の渦に巻きあげながら4戦全勝で突破しました。そして負けたら終わりでアメリカには行けないという緊張した準々決勝戦ではイタリアを相手に9対3で圧勝となりました。

当初から栗山監督は 侍ジャパン代表選手 でWBCランキング世界1位の日本の名誉にかけて絶対”優勝”を奪還する決意のもとに秘策の選考をしました。 その選手たちは一応に快諾して集結してくれたのです。まさにドリームジャパンチームです。

ダルビッシュ有(パドレス)、大谷翔平(エンゼルス)、吉田正尚(レッドソックス)のメジャー組を筆頭に山本由伸(オリックス)、今永昇太(DeNA)、佐々木朗希(ロッテ)など日本のトップを誇る投手陣、 昨季、最年少三冠王に輝いた村上宗隆(ヤクルト)、3年連続30本塁打 岡本和真(巨人)守備陣の要、源田壮亮(西武)打撃センスNO1、近藤健介(ソフトバンク)等々の日本のベストメンバーに加え、栗山監督が異色のアメリカ生まれ日本人2世のムートバー選手の意外な選抜などがことごとく功を奏しました。

本来ならば、このメンバーを擁して世界のどこのチームに挑んでも確実に勝てると誰もがイメージするのですが、そこは過去にWBC戦歴が物語っているように、何が起こるかわからいない一発勝負のスリルと驚嘆が潜んでいるのです。
侍ジャパン代表選手たちの毎試合における、日の丸を背負った その ”プレッシャー” がテレビ画面を通して必死必死と感じられ、我々も選手とともに戦っているかのような熱烈な声援を送ってきました。

いよいよ、あと2試合を勝ち上がれば頂点、『 優勝 』が見えてきました。
先程、メキシコがプエルトリコを5対4の ”逆転勝ち” で準決勝の相手として名乗りを上げました。 強敵チームであることは間違いありません。

WBC, 第1、2回大会で2連覇を果たした後、第3、4回大会はともに準決勝で敗退している日本。
この“壁”を14年ぶりに越えられるだろうか。決勝進出をかけた大一番が21日になりました。

3月9日から21日迄、WBC日本の一戦、一戦は野球ファンのみならず、全ての人々に夢のような至福の時間をプレゼントしてくれています。
この時間を少しでも長く、緊張と期待を込めて優勝に向かってペッパーミルパフォーマンス何度も繰り返しながら楽しみたいと思っております。・・ハイ!!

 

 

 

 

 


№682回  バトミントン談話

久しぶりに私事を語らせいただきます。
只今、バトミントンにすべてをかけ最後の高校生活を励んでいる愛しい孫のお話です。

長女の子供、4人兄妹子の次男坊で小学4年生のころから小生がバトミントンを”その孫”たちと遊びで愉しんでいたのですが、その次男坊だけがこのバトミントンに特別な興味をいだいて、その地域のクラブに入会するようになったのです。

小生も高校時代、バトミントン部で3年間下手なりに参加していた程度のものでしたが、バトミントンのイロハはある程度教えることはできるので、何とか孫のサポートをしようと勝手に思い込んで週に1度、近所のコミニティの体育館を利用して”特訓”をし始めたのです。

当初はジイジイの一方的な押しつけ指導に戸惑っていましたが、徐々に自分自身の上達が明らかにクラブのなかでも注目される存在になってきて、より一層、その”特訓”にも真剣に取り組むようになったのです。

中学進学ではもちろん、バトミントン部に入部して1年生にして対外試合、市大会、県大会へと選手として出場できるようになりました。
「井の中の蛙大海を知らず」のように大きな大会に出れば出るほど、今まで対戦したことない”強敵”に打ちのめされて意気消沈していたこともありました。

高校進学で何校から推薦入学の話もありましたが、全日本代表 桃田賢斗選手のライバルでもあって現在、高校教員としてバトミントン部で熱血指導しているその”先生”に憧れて、その”高校”に自分の意志通して入学したのです。

高校生において、強豪校であるバトミントンレベルは並大抵なものでないことを実感したようで尊敬する師(先生)のもとで容赦なくしごかれていたようです。
最後の高校生活で『インターハイ出場!!』をめざして日々努力を重ねています。

 

3年前からの ”コロナ禍” の影響で練習風景や対外試合での観戦は身内であっても禁止とあって、3年間、一度も娘も小生もその孫の雄姿を見ることが叶わなかったのです。
先日、長男息子のサークルが定期的に体育館を借りてバトミントンを催している場に、その孫が久しぶりに学校の帰りに顔をだしたそうです。(その孫は小学生の時からこのサークルにも参加していました。)娘も孫妹たちと一緒に見学に行ったそうです。

その当時から知っている ”おじさん連中” もその孫のバトミントン選手としての成長ぶりに驚嘆したみたいです。
孫も みんなの注目を浴びながら、”ドヤ顔”してその美技を披露していたそうです。

ちなみに、その孫娘たち(双子)も最近、その兄貴に魅かれてバトミントンを遅まきながら本格的に取り込むようになったのです。 小学6年生でそれこそ一からのスタートとなりますが、その辺のレベルならこの”ご老体”でもある程度教えることが出来るだろうと、身の程知らずにその役をかって出たのです。

中学生になってからは、その孫のレベルにはついていけずにバトミントンは5年以上も休止していたのです。現在、もうすぐ75歳になるご老体が、久しぶりにラケットを手にしてどこまで動けるだろうか不安でしたが、少しづつその状態にもどりつつも加減をしながら”孫娘”のために奮闘いたしております。 ハイ!!

 

 

 


№681回   ベンツからフーガへ

今までに弊社で3台のベンツを乗り継いでいただき、「この度は ”国産車” にしてみようか思います。」と、いただいた本年の年賀状にコメントとして添えてありました。

ご親戚の娘さんが交通事故で大破したクルマに搭乗していて亡くなられたことで、そのトラウマからか、万が一の事故による衝撃から身体を守ってくれる ”クルマ” はベンツだと信じて、15年近くもベンツ愛好家として乗り継いできたのです。

レクサス、クラウン、フーガという候補車から選択しようということでご相談を承りました。
只今、「年金生活」真っ只中で予算に限りがあるということで、車種には拘らずにハイブリットで程度の良い黒色車という条件での ”クルマ探し” となったのです。

これまでの3台のベンツご購入は、『 中古車ひろば 』というサイトからのAA出品車リストから意中のそのベンツが見つかれば ”お問合せ” いただき、当該車の車両詳細情報、そして”予想落札価格” 等々をご提示して、その予算内で納まるのであれば、”オークション代行” での応札、そして落札ができれば成約購入ができるという方式をとってきました。

レクサス、クラウン、フーガの出品リストからそれぞれピックアップした何台かを”お問合せ”いただきました。
同年式、同色、同程度に絞って”予想落札価格”を比較するとかなりの価格差がでてきました。
そこで、予算的にはフーガを選択することとなり、下取(ベンツ)価格を差引いた最終乗出し価格を算出してその額が決まりました。
その額内で、オークションに応札して、落札できればそのフーガの”ご成約”ということになります。

オークション当日、”予想落札価格” よりもかなりの低い額で首尾よく ”落札” することが出来ました。
お客様も大変喜んでいただき、初めて国産車 フーガの納車を心待ちにしていらっしゃいます。 ハイ!!

 

 


№680回 拝啓  交通第一課長殿

拝啓  交通第一課長 殿

平素は市民の交通安全においてご尽力頂きありがとうございます。

一市民として日頃より疑問、不信感を抱いておることがございます。
このたび敢えて身の程も顧みず諌言させていただきます。

交差点における黄、赤色時の進行時についてです。
弊店は光ヶ丘交差点に隣接する店舗において自動車販売等に関する営業を致しております。
店舗の出入り口が交差点に隣接しており、お客様がお帰りになる際は必ず安全誘導を行っております。 当然、当該信号が赤色点灯まで待っていただき、”その誘導”を行いお客様を送り出すよう励行しております。

日常の運転において、小生も ”黄色信号” に替わってもその状況においては速やかに通過してしまうことが多々あります。 もちろん、違反行為である認識はしております。その交差点を通過中には赤色に替わっていることになります。
しかし、明らかに交差点手前で赤色点灯した時点でも猛スピードで平然と通過していくクルマを唖然として見送りながらお客様を送り出しています。 これは間違いなく危険な違反行為であることは明白です。

この事故多発交差点で今までこれを特別取締対策として交通課員による実施されたことはありません。
当該交差点(光が丘交差点)の付近になると、”ナビシステム”で「この先、事故多発地域です。」とアナンスされます。 確かに過去に何度も交差点内での衝突事故が多発している”問題交差点”であります。  いつ”大事故”が起こって不思議でもない状況下にある訳です。

 

市内で信号機のない交差点で一時停止を行わなかった違反車両の取締りや、右折、進入禁止等の取締りは定期的に行っております。 それも、停止線手前で一時停止をしなかったドライバーを、近くの草むらに隠れて、”その確認”をしてから交差点先に待機している同僚警官に合図して取り締るという小癪な手段、そして多数の警官を擁して行っているのです。・・・・・・・
(先般、恥ずかしながらその ”被害者”となってしまい、永年継続してきたゴールド免許証が潰えてしまいました。)

 

交差点内での幾多の危機な違反行為の取り締まり対策ははその気になれば、幾らでも実施できるはずで、それを意図したものであればいくらでもそのアイディアは浮かんでくるのではないでしょうか・・・・
僭越ながら、市民として「交通第一課長」の英断と決意を促す次第です。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

                                 敬具

 

 

 

 


№678回    危険と隣合せ

日常の運転中に、”ハットとするような瞬間” に出遭ったことありませんか?
幸いにして事故に至らなかったにせよ、その瞬時の戦慄はドライバーにとって自らの戒めとして記憶にとどめておきたいものです。

事故多発地域、・・・やはり交差点内でのアクシデントです。
交差点内では常に危険との隣合せを感じて、その意識を強めてハンドルを握ってほしいものです。

* 交差点での左折、右折時での死角。

自らの体験から語らせていただきます。(日常の運転中に度々あるケースです。)
片側1車線(幹線道路)の信号のある交差点で右折をしようと対向車線の直進車が途切れるのを待っている状況です。 当該車は意識をしてセンターライン上をまたいでウインカーを出しています。 後続のドライバーは苛立ちを感じながらその左側をすり抜けていきます。(その時点での各々ドライバー心理というものは様々です。)

この状況をイメージしてこの右折時のドライバーの心理を考えると、何かで急いでいる時と、時間的ゆとりがある時では右折ドライバーの”行動”が違ってくるということです。

ここで、反対車線の車が左折のウインカーを点滅させているとき、その対向車の後方のバイクが死角になっている場合があり、さらに反対車線の右側道を自転車、人がその交差点を横断する場合もあります。(歩行者信号は青なので右側の横断歩道を当たり前のように横断します)

単なる、右折する際にも、以上2点のことを意識していないと大きなアクシデントに遭う可能性は大です。 特に急いでいる時には見誤ることがあります。

 

* 住宅街での一時停止表示板がない交差点での走行中のアクシデント

幹線道路での渋滞を避けるために、抜け道(住宅街)を通過して一刻も早く目的地に向かいたい気持ちはどのドライバーも思うことです。
抜け道は交通量も少なく渋滞時はかなり時間的優位になりますが、多くの危険が潜んでいます。
こちらが優先道路だと思い込んでいても、一時停止表示板がない交差点では突如、出会い頭のアクシデントに遭遇する可能性はあります。( 宝くじが当たる確率で不運な人になります。)

50年以上のドライバー歴で一度だけ、その不運にもこのアクシデントに遭ってしまいました。
その瞬間の衝撃とその戦慄は今も鮮やかに記憶の中に焼け付いています。
そのトラウマがこのような抜け道を走行する際には倍以上の危険意識をするので、時間のゆとりがあるときは幹線道路でいきます。

 

* 対向車線が渋滞列をなしていて、本車線がスムーズに走行できる時の渋滞列からの飛び出し

これも日常の運転時にはよくあることで、反対車線が渋滞列していてその車間から人が飛び出してくるという予測は、どれだけのドライバーが意識しているでしょうか?。  本車線が空いていれば50~60km以上のスピードで走り抜けていくクルマを何度も見ます。( これも宝くじが当たる確率ですが・・・)

 

* 車間隔を十分にとる習性はドライバーにとって身に着けたいマナーである

最後に車間隔を十分にとるということについて自論を申し上げます。
ドライバーそれぞれの運転感覚が違いその基準となるものはありません。
その車間隔が空き過ぎれば様々の弊害を起こす可能性も生じます。 
例えば、交差点対向車線の右折車、横道からの進入車は その車間隔 に躊躇させたり、強引に右折、または進入してくるクルマも出てきます。、その車間隔 は後車に続くクルマのイライラを招くことにもなります。

走行速度にもよりますが、通常、小生は15メートルから20メートルの間隔を空ける習性となってしまいました。年を取るごとにこの間隔は増すようです。
先日、前方を走行するクルマが3~5メートルの車間隔で前のクルマを煽るかのような走行をしていました。結局、信号停止によってどんなに焦っても後方を走行するクルマが追いついてその時間は変わらないのです。

車間隔は人それぞれですが、前車の走行するドライバーに威圧をかけるような運転は慎むべきです。小生は ”前項” で述べた片側車線が渋滞列をなしている時などは必然と速度を落とし、その予測すべき対応を意識した運転になります。 その車間隔 に後車からの苛立ちを感じることは多々あります。

 

この度挙げた4つの事例は日常運転するドライバーにとっては何気ないことかもしれません。
常に危険と隣合せているという意識はハンドルを握っている間は忘れてはならないことだと思っております。そして、時間的ゆとりある運転が事故回避になることを再確信して、この長文のブログを閉めます。 お付き合い ありがとうございました。 ハイ!!

 

 

 

 

 

「事故多発地域です。注意して下さい」とナビゲーションから

 


№677回     新年のご挨拶

新年 明けましておめでとうございます。
本年も、この拙い”ブログ書き込み” にお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

マスクを覆って人との対面が当たり前のようになってしまった昨今の様相がいつまで続くのか、ロシアの非人道的侵攻、先の見えない戦況も泥沼化してまだまだ続きそうです。

そんな不安と鬱積をそのまま抱えて2023年がスタートしました。
人々がお互いに励ましあって思いやりの心をもって平穏な生活を取り戻したいものです。

お客様のカーライフにささやかでもお役に立ちたいと鋭意努力致したいと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。   ハイ!!

 

 

 


№676回    納車へのルーティーン

ルーティーンとはちょっと大袈裟な表現ですが・・・・

当たり前のことですが、納車前にお客様の愛車をお預かりした時よりベターな状態にしてお返しする、この独自の ささやかな ”サービス” を長年継続して行ってきています。
これは、自分自身の主義主張であり、納得いくまでやってしまう自己満足の領域です。 
恐らく、ご自分では普段ここまでの洗車、クリーニングをなさらないという、気配りした作業に”プロ意識”を自負している訳ですが・・・・・  

この ささやかな ”サービス”による ”変化” に気づいて頂けるお客様は僅かではありますが、それなりの”反応”していただき帰り際に感謝の一言をいただけることに遣り甲斐を感じます。 
年々、体力低下によりこの仕事をシンドク思うようになってきましたが、体を動かし汗を流す仕事は自身の健康維持だと考えて頑張っております。   ハイ!!

 

 

 


№675回    敢えて 一言・・・

12月6日 午前2:20 PK戦、クロアチア選手の4人目のキックがゴールに決まり、この壮絶な戦いは終わりました。

この瞬間、この大会にすべてを注いだ遠大な夢のストーリーは終焉を迎えたのです。
日本の監督、すべての選手たちによって、2週間にわたりこの贅沢な時間を賜り、感動と勇気そして惜しさ満載のストーリー展開に、心よりの幸せと感謝の念に堪えません。

その後のテレビに映る様々な画像を敢えて観ることをさけていましたが、・・・・テレビ中継では映らなかったいくつかの感動シーンを集約したある番組で、監督、選手の苦闘とその悔しさを涙とともに語った本音のインタビュー、・・・・あらためて日本中のサポーターは感謝と納得の涙を流したことでしょう。

4年後、その夢のストーリー続きを妻とともに観戦できるかどうか、ちょっと心もとないですが、
この感動と興奮はいつまでも私たちの心に残ることでしょう。
敢えて、このカタールW杯記を締めるにあったて一言、語らせていただきました。  ハイ!!


№674回    ウオーターポンプ

カタールW杯、ドイツ戦に勝利の歓喜に酔いしれて、次戦のコスタリカ戦では痛恨の敗戦にもめげずに、いちずの望みを託したスペイン戦で正に奇跡の勝利をもたらしたのです。
結局、誰もが予想しえなかった欧州の強豪スペイン、ドイツを破って死の『グループE』を1位で通過して決勝トーナメント進出のチケットを手にいれたのです。

本来のブログ主旨から逸脱して申し訳ございません。・・・・

ここのところ、車検入庫のクルマで連続して、”ウオターポンプ交換” ということでユーザーにとっては大きな追加費用の負担を余儀なくされています。

両当該車とも走行距離数が100,000kmをオーバーしていることもあってやもう得ないことかもしれませんが、ディスクブレーキパットやドライブシャフトブーツみたいな分かり易い消耗パーツの交換ですと、その説明にも理解、ご了承をいただけますが、こと ”ウオターポンプ交換 ”となりますとその説明にも困惑すこともあります。

リフトアップして下廻り点検でウオターポンプからの異音、水漏れ、滲みを確認すると検査員の資格で交換を指摘されます。

車のエンジンに搭載されているウォーターポンプの役割は、エンジンの過熱を防ぐことです。
クーラント(冷却水)はエンジンの熱によって高温になり、ラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されています。ウォーターポンプはエンジンとラジエーターの間に設置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトによって動かされることでクーラントを強制的に循環させる役割を担っているのです。
ウォーターポンプが故障したり、うまく動作しなくなったりすると、エンジンを冷やすことができないので、エンジンがダメージを受けてしまいます。

ウオターポンプ交換によって、関連するタイミングベルト、ファンベルト、パッキン類等のパーツ、そして、クーラントも交換しなければなりません。
その大まかな費用(工賃を含む)は60,000円~80,000円にも及ぶこともあります。

低年式、多走行距離のクルマの車検入庫の際には、あらかじめ、その可能性があることを説明をして工場入庫後、担当整備士からのチェック診断の回答を待つことになります。

今回のお客様も、ウオターポンプ交換のほかに、フロントディスクブレーキパット交換等々で200,000円近い車検となってしまいました。
通常な運転をしていても、低年式、多走行車はその経年劣化により、同様な消耗パーツも随時交換を余儀なくされると、ユーザーにとってはその車検時における大きな費用負担をも覚悟しなければなりません。 ハイ!!

 


№673回    W杯2022年 ドイツ戦

久しぶりに、サッカー観戦で興奮、熱狂いたしました。
カタール W杯2022年の日本の一次リーグはEグループ ドイツとの対戦で始まりました。

約1年前に発表されたW杯予選グループ組み合わせで日本(24位)はスペイン(7位)ドイツ(11位)、コスタリカ(31位)という不運な組み合わせに誰もが”カタールの悲劇”再現を思いうかべたでしょう・・・

希望的観測もあり日本の勝利の可能性をサッカージャーナリスト達が唱え始め、もしかしたら、奇跡が起こるのではないかという期待と高揚感が徐々に盛り上がってきました。

 

11月23日 午後10:00 遂にキックオフの笛で運命の一戦がスタートしました。
ピッチに立っている選手よりもテレビの前で観戦しているファンのほうがより一層の緊張と戦慄を覚えたのではないでしょうか

前半戦は予想通り、日本選手はドイツの攻撃を凌ぐ一方的な展開にになって、さすが格上ドイツと思い知らされたのです。ついに、前半33分にはGK権田のゴール前でのファールでPKでの1点を献上してしまいました。
その後もドイツの猛攻は続き、あわやの追加点のゴールを奪われたかと思いや、オフサイド判定によって辛くも免れました。 この追加点ゴールがなされていれば絶望的な展開となったでしょう。

前半戦は日本のフォーメーションが機能せず、伊藤、鎌田、久保らの攻撃陣が必死な守備陣とともに防戦を余儀なくされ、その攻撃エネルギーは封じられた感じで、イメージしていた攻撃的スタイルにはほど遠いものでした。
それでも、何とか1失点に抑えて前半戦を微かな期待を抱かさせて終了したのです。

 

後半戦に入り、久保に代わって富安を入れ4バックを3バックに替えてフォーメーション変更します。ワントップの前田を浅野に替え、長友に替えて三苫、田中に替えて堂安をそして、酒井に替えて南野を起用して一気に攻撃重視の布陣を引いたのです。

これで、前半戦に見られなかった攻撃の連携が三苫、南野、堂安、伊藤、浅野によって前半戦、1度しかなかったゴールキックを、後半は浅野、伊藤らによって何度も惜しいキックを打ち放しドイツ陣営を脅かしましたが、ドイツGKノイアーによって惜しくも止めらてしまいました。

そして遂に、後半 25分、三苫がペナルティエリア内に冷静なパスを南野に送り、南野が素早くゴールキックしてGKノイアーが弾いたところを堂安によってそのゴールネットをこじ開けたのです。劇的な1点を日本にもたらしました。

その興奮も冷め止まぬ、8分後の33分に、板倉からのロングボールを浅野がトラップで受け止め右サイドから相手DFをドリブルでかわし勝利を呼び込む2点目のゴールシュートを放ったのです。

 

後半35分にして2:1と逆転劇を演じた後の残り約20分以上は、選手はもちろん、観戦している日本人全てが死守する覚悟ををもって声援を送ったのです。(長い長い時間でした。)
この間のドイツ陣営のGKをも含めた凄まじいパワー攻撃をGK権田が神懸かりの守備で守り切ったのです。 タイムアップの笛が鳴った瞬間、感動と歓喜の涙で妻ともに拍手とガッツポーズを何度も繰り返しました。(夜中なのに・・)  ハイ!!!

 

 

 


№672回    クォータパネルの修理

ダイハツ タントの左クォータのルーフに近い部分が大きく凹んで、かなりの時間が経過したと見えてその凹み部分が錆びついている状態です。その凹み損傷はルーフの一部まで及んでいて、通常あまり扱ったことのない異形な損傷状態でした。(画像参照)

一見してクォータパネルは交換としても、ルーフパネルもルーフサイドモールを挟んで複雑に凹んでいて、その損傷個所の画像を工場へ送信して鈑金スタッフへ見解を求めたのです。

鈑金スタッフの回答は「クォータパネルは交換ということになるだろう、ルーフパネルについては現車みてからの判断とする』ということで概算見積がFAX送信されました。

タントのお客様はそれなりの覚悟はなさっていた様子で、(クォータパネル交換)見積額に対してはそう驚くそぶりもなく、元通りに直れば全面的にお任せするとのことで入庫となりました。
工場へ搬送して翌日、鈑金スタッフから「クォータパネルは何とか鈑金でいけそうなので、・・・」ということで、減額された見積書が送られてきました。

 

常々、クォータパネルは出来ることなら交換せずに鈑金修復することが望ましいと思っています。お客様にもその理由説明をして、鈑金スタッフには巧みな鈑金技術を駆使して「なんとか、鈑金修復で出来ないか?」と、無理を承知でお願いすることがあります。                       
クォータパネル交換は構造上においてもその価値観、車歴評価の面からも、安易に交換してしまうことは、愛車、そしてお客様にとってもマイナス面が多いからです。

まったくその異形な凹み箇所が完璧に修復されて痕跡もなく綺麗に仕上がってきた”タント
久しぶりの愛車対面で予想外のその仕上がりに、驚きと喜びと感謝の言葉をいただきました。
ハイ!!

 

 

 


№671回    ブレーキング

以前にも、ブレーキング、アクセルの踏み方についてお話ししました。
《N0636  Dr アドバイス 》

アクセルの踏み方如何によってブレーキングも変わってきます。
私事で恐縮ですが、BMWミニをマイカーで愛用しています。ご存じだと思いますが、欧州車(輸入車)特有のブレーキシステムは日本車とはちょっと違う感触があります。
このクルマのブレーキングに慣れてしまうと、他のクルマとはかなり違和感を感じると思います。

欧州の高速道路(アウトバーン)速度無制限区間は都市周辺部の制限速度130km/hであることが多く、都市内部を走る路線では100km/h制限や、さらに遅い60~80km/h制限である場合も珍しくありません。速度無制限区間では、一番遅い走行車線でそのまま130~150km/hで巡航するドライバーも少なくないものの、200km/h前後で走行するクルマは珍しくありません。なかには、300km/h以上出ているのでは?というクルマもあるそうです。

輸入車と国産車ではブレーキ構造の違いに大差はありませんが、輸入車ではブレーキローターもパッドと一緒に摩耗しながらブレーキの制動力を上げているので、あまり摩耗しない国産車のブレーキローターと比べて非常に減りが早いのです。
輸入車のアルミホイールが”ブレーキダスト”の付着によって異常に汚れてくるのはこの摩耗度の高さによるものです。

 

ここで、ようやく本題『 ブレーキング 』の話に入りますが、あくまでも私見として語らせていただきます。
主に制限速度40~50kmの一般道での通勤にマイカー使用にはこのブレーキシステムはちょっと贅沢な感があります。
小生は通常のブレーキングを多用しない主義で特に”ミニ”を乗用するようになって更にその度は高くなりました。(ミニのブレーキ制動力に恃むところがあります。)
それは、他のドライバーより車間隔をあけて、スピードも制限速度前後しか上げず、アクセルも急激に踏み込むようなことしないので必要最小限のブレーキングで充分安全性は保てます。

ドライバーによってブレーキングは様々です。
助手席に座っている時、そのドライバーのブレーキタイミングに違和感を感じたことありませんか?・・、
ドライバーが同乗者に恐怖感を抱かせるような運転はいただけません。もちろん、それを口に出して言えないことが多々ありますが・・・
往々にして車間距離をあけず、スピードもかなり出して無謀な運転が卓越したテクニックの様に自負しているのではないかとおもいますが・・・・(小生も以前はそのようなドライバーでしたが)

先ずは、安全性、経済性(燃費、ディスクブレーキの摩耗度)、から考察するとブレーキイングの重要性は意識することだと自認しております。
歳をとるごとに、すべての動作の機敏性、決断力に衰えを感じてきます。高齢ドライバーの事故多発報道を聴く度に、運転に対する謙虚な気持ちを忘れないよう常に心がけております。  ハイ!!

 


№670回    目立たない程度に・・・

ちょっとしたスリキズ、エクボ程度の凹み、・・・・・お客様は「 目立たない程度に直ればいいですから・・・ 」 と言われる方が多いようです。
これが、一番厄介な修復依頼なのです。
そのお客様の言う 「 目立たない程度 」 のイメージとは様々で当然その満足度に相違が生じます。

”費用面”と”時間的” にはベターな方法だとおもわれますが、具体的には、”タッチペイント” か、 ”磨き作業” という応急的処置となってしまいます。
これでお客様の満足がいただければベストなんですが、もちろん、お客様のイメージしている、「目立たない程度」 とはいかないようです。 ”そのスリキズ” はしっかりと目立っています。

 

プロの職人さんであれば、そのくらいのことが出来るのではないかと思われがちですが・・・・
プロ意識の高い職人さんほど中途半端な仕事はしないようで、その仕上り の完璧度にこだわっています。 

費用面、時間的でもちろん ”タッチペイント、磨き” と ”完璧な仕上げ” では大きな差がでてきます。 結論的にはこの ”中間” がないということです。

フロント(受付人)側からすれば、お客様サイドの意向に応えて、現場の職人さんがもっと臨機応変な”仕上げ方” もできる・・・??  これぞ本物の プロ意識 をもってもらいたいと、常々おもっているいるのですが・・・・・  ハイ!!