No. 444 回     愛車を手放す時・・・・

娘の家庭ではクルマは欠かせない ”足” である。
6人家族の所帯で” その愛車” は何の文句も言わずに活躍をしてきました。 そのセレナは11年前に購入して、その後次男、双子の姉妹が誕生してこの3人の子供たちはセレナとともに成長してきた。

15年式、123,000km走行 家族のために酷使し続けた ”愛車” がとうとう悲鳴を上げ始めました。 
昨年の3月に、「これが最後のお勤めだから」と、愛車に言い聞かせて車検を何とか通して、あと2年間頑張ってもらうことにしたのですが・・・・・

この夏の家族旅行が終わった後に、以前から指摘されていた、ラジエーター水漏れ、エンジンヘッドからのオイル漏れ等々が顕著にその症状を顕わにしてきたのです。

 

親に似ず、何事もきちっ計画的に事を進める娘夫婦にとっては、想定外の出来事であったようです。
来年3月までは、何とか修理をして乗り切ろうという思惑も、予想外の修理見積でやもなくその愛車を断念することとなったのです。

子供たちの幼い思い出がいっぱい詰まったそのセレナはとうとうお役目御免と言うことになった訳ですが
双子姉妹のこの愛車に対する思い入れは一段と深く、突然、このような状況になったことへの理解が出来ず、かなり愚図ったそうです。
 セレナはどこへ行ってしまうの? 最後まで手放すことへの抵抗をつづけた二人を納得させて家族で感謝をしつつ ”お別れ” をしたのです。

早速、新しいクルマの手配をしなければならず、息子のディーラーでお世話になるということで、新しい愛車との出会いに家族揃ってその店舗に向かいました。

 


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