No. 429       高いクォリティとは?       

先日、ある人が 「クォリティの高い仕事をいているから・・・」 ということで、
その料金に対する”正当性”を述べたことに、ちょっと疑問を感じたのです。

鈑金、 塗装、 整備を主とする仕事をしていて、自社の ”職人さん” が施す技巧のレベル( クォリティ )について語ったつもりですが、
 この熟練した職人の技巧に高額の料金をお支払いただく側、お客様の”思い”をどう捉えべきでしょうか・・・

どこの店舗でも この仕事 をお請けする場合、フロントという受付業務をする人が、まず、お客様の意向をお聞きして専門的な見積を行います。 
この段階で、フロントはお客様のクルマに対する様々の ”意向” を把握した見積をしなければなりません。 
  まずここから、クォリティのレベルに入ってくるのだと思うのですが・・・・

 

見積の内容で受注いただいた段階で、 現場にその旨を報告して、納車日、作業内容の詳細等の他に、お客様の意向も付け加えなければなりません。 とかく、現場の職人さんは自分の技巧をいかに駆使していい仕事するかだけを考えがちです。  そこまで、考えを及ぼす職人さんは少ないようですが・・・・・

そこで、フロント、現場とのやり取りが始まります。 これはどこの店舗でも同じです。 それぞれの立場でモノ申すのでかなり白熱したやり取りをする場合もあります。 こうしたやり取りを真剣に行うこともクォリティの要素に値します

 

現場から、クォリティ の高い仕上りをしたクルマが上がってきました。 ここからが、フロントの腕の見せ所です。
お客様より依頼を請けた、”損傷個所” は完璧に修復されていますが、 そのクルマに その費用 をお支払いただいく以上の付加価値を施してあげたいのです。
洗車、ルームクリーニング、タイヤ磨き等々にかなり気合をこめて行います。 何か、入庫前と変った自分のクルマが納車時にあることを意識しているのですが・・・・・  どこまで、判っていただけるか様々ですが

こうした、 トータル的なものが クォリティの高さ( 顧客満足 ) として、お客様から評価されるのではないかと、常々思っているのですが・・・・・・  ハイ!!

 

 

 

 

 


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