No. 413回      ”安全電子機器”は・・・・ ユーザーにとって?

クルマの新機種には安全運転を担保するための電子機器システムが標準装備されてきています。
メーカーはユーザーがそれらの 装備車が損傷した場合 の”対応策”までは考えていないでしょう・・・
もちろん、ユーザーもその修復時のどれだけ大きな費用かかるか、・・・までは想定していないハズです。

 

昨日、フロントガラスが走行中の飛び石でヒビが入ったということで入庫することになりました。
27年式という高年式車で、 ”衝突防止装置付” のクルマです。 一応、車両保険で対応することで
保険会社との打合せも終わりました。

単なる、フロントガラス交換と言うことであれば、1日の作業時間で100,000円前後の費用で済みます。
ところが、”衝突防止装置付” の場合は、ガラス自体もその専用ガラスになって、その交換後には診断調整を行わないと装置機能の保証はできないということです。

一般の修理工場ではその診断器、調整作業はできないのでディーラーにいって行うしかありません。
ディーラー側もまだ、そ対応が出来ておらず時間、費用面でもまちまちの見解をしています。

 

車両物損事故で一番多い損傷パネルはバンバーです。  新機種には前後のバンバーにはガッチリと危険関知センサーが貼り巡らせてあります。 ちょっとした擦り傷でも交換を余儀なくされて、”診断調整” まで必要となるケースはあります。   《  NO, 390回  参照  》

 

このように、電子機器システムは”安全運転” の為に日々進化していますが、 同時にアフターケアの面で、どこまで、ユーザーに対して考慮したサービスが設けられているのでしょうか・・・・疑問の残るところです。  高額な車両を購入して、もしも事故等で損傷したら、さらに高額な修理費用が精求されるとしたら・・・・・・
この装置によって事故が減少されていくならのなら、いいのですが・・・?

 


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