No. 410回     ロードサービスの妙?

エンジントラブル、事故等でやむなくお世話になるのはロードサービスです。

最近の自動車保険には附帯されている”特約ロードサービス”、 そして、応急処置、緊急搬送を専業とするロードサービスにはJAF等があります。
特に、保険附帯されているロードサービスにはその保険会社に認定された ”指定工場” によって、現場よりの引取り搬送、工場入庫、そして修理、納車等までトータルのサービスが受けられます。

保険会社の ”指定工場” 認定をとる条件としてには、搬送するためのレッカー車、積載車、代車等を保有していて、”認証工場” には、塗装ブース、フレーム修正機の設備等々が必要となります。

 

さて、その指定工場にはどのような ”メリット” が生じるでしょうか・・・・
まずは、保険修理を含めたクルマのトラブルのお客様を優先的に紹介していただき、自動的に入庫誘導できることです。  コールセンターを経て保険担当者より ”状況” を説明を聞いて、受入れの有無を確認後に引取り出動となります。

保険会社も迅速な入庫をするために、お客様より事故、トラブル報告のコールを受けた際に、その地域の登録された指定工場への優先入庫を確認して誘導促進していきます。

保険会社、特に外資系通販型にとってはこの上無いシステムです。 この”サービス体制”を全国的に網羅させて、あたかも独自のサービス網のごとく、”修理保証”まで謳って宣伝アピールしていますね・・・・・・・

 

確かに、指定工場、保険会社相互がWINであるかのように思われますが、 指定工場側の ”受入れ事情” はかなり厳しいものです。
保険会社側よりの受入れ条件としてかなりきびしい ユーザー”サービス” を強いられることです。 即時の引取り、代車サービス、保険会社への修理見積、そして、完成後の”修理額”精査チェックを経て納車ということになります。

保険会社からのサービス体制の一翼を担うこの”貢献”に、どこまでユーザーは満足していただいているか、? ・・・・・・事故損傷車等の入庫確保には欠かせない営業努力を試されている感じもします。  ハイ!!

 

 

 

 

 

 

 


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